聴覚障害乳幼児に対する早期からの教育的支援
研究を進めるにあたっての今後の見通し
今後は、発達支援(子育てをする中でみられる子どもの言語面・運動面発達に関する助言など)及び聴覚障害に関する説明(補聴器のフィッティングを含めた)に関する事例を中心とした研究協議を行う。最終年度である平成 17 年度には、聾学校乳幼児教育相談担当者の現状と課題(初回の相談、多方面連携など)について乳幼児教育相談部門のある聾学校を訪問調査する。
これらの研究協議をもとに、聴覚障害児乳幼児に対する教育的支援プログラム(聾学校幼稚部及び通級指導教室などのアプローチを含めた)の構築を行う。さらに、聴覚障害乳幼児教育相談担当者が実際に教育相談・教育的支援活動を行うための手がかりとなる手引きを作成する予定である。