障害のある子ども一人一人の教育的ニーズに対応した教育の実現に貢献します。
障害のある子どもの教育に応用できる脳科学に関する研究
- 研究代表者
- 西牧謙吾
- 所内研究分担者
- 渥美義賢,金子健,渡辺哲也,玉木宗久
- 所内研究協力者
- 藤本裕人
- 研究班
- 在り方班(研究班長 藤本裕人)
- 研究期間
- 平成19年~平成20年度(2年間)
- 研究の概要
- 脳科学に基づくと称する教材教具が数多く開発され,教育現場の脳科学に対する関心が高まっている一方で,必ずしも正確とはいえない情報が流布している状況もみられています。当研究所の使命としては,正確な特別支援教育と関連する脳科学の普及と,障害のある子どもの教育への脳科学の応用可能性を研究する必要があります。そこで,①特別支援教育に関連する脳科学関連情報の収集と,セミナー等を通じた特別支援教育の関係者への適切な情報提供を行います。②教育系大学等との情報交換,NIRS(近赤外線分光法)の利用を中心とした共同研究を実施し,国のセンター的機能を担っていきます。③所内において,感覚障害等の研究成果を生みやすい課題を中心に障害のある子どもの教育に利用できる脳科学研究を行って,脳科学の応用可能性を明かにします。④これらの研究により,障害のある子どもの教育に役立つ脳科学研究の在り方を施策的に提言します。
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