障害のある子ども一人一人の教育的ニーズに対応した教育の実現に貢献します。

障害のある子どもを支える地域の支援体制の構築と評価に関する実際的研究


研究代表者
小澤至賢
所内研究分担者
西牧謙吾,久保山茂樹,齊藤由美子
共同研究機関
横須賀市,神奈川県立保健福祉大学
関連研究班
推進班,移行支援班
研究期間
平成20年~平成21年度(2年間) 継続
概要
 「今後の特別支援教育の在り方について(最終報告)」では,障害のある子どもを支える教育,医療,福祉等の関係機関の連携と協力による,障害を見通した地域の総合的な教育支援体制を構築する必要があると明記しています。関係機関の連携の重要性についても繰り返し指摘されており,盲・聾・養護学校を中心とした実践例が報告され,「障害保健福祉圏域と整合性を」とったネットワーク作りが進んでいます。
 本研究では,市としての特別支援教育の支援体制をいち早く構築し,ネットワークを活用した体制作りを進めてきた実績のある横須賀市と共同し,保護者,指導者など各層に対して横須賀市が企画実施していく研修事業に関与し,横須賀市が独自に展開している支援システムのデザインを修正していく作業に関与していくことで,地域づくりの実践事例についてまとめる。合わせて,他地域での地域づくりの実践事例について整理し,これら収集した情報をもとに地域の支援システムの在り方について提言することを目的としています。
今回の研究では,地域づくりの在り方について調査,整理,横須賀市の行政施策の実施に関与し,それを整理することによって①地域支援の在り方の提言,②評価の在り方への提言③学校,行政機関に対するコンサルティングの在り方の提言等を行います。
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