自閉症・情緒障害教育の対象は、(1) 発達障害に分類される自閉症及びそれに類する障害のタイプと、(2) 選択性かん黙や不登校など心理的要因の関与が大きいとされるタイプのおおよそ二つに分けられます。この二つは、社会的適応が困難である原因や障害特性が異なっているので、当然、特別な教育的な配慮や指導内容も異なります。このため、通級による指導については、学校教育法施行規則が一部改正され、その対象として自閉症と情緒障害が別々に規定されました。また、従前の情緒障害特別支援学級は、自閉症という障害を明確にする必要があることや、児童生徒が情緒障害の状態を示す児童生徒より多く在籍していることなどを踏まえて、自閉症・情緒障害特別支援学級と名称を変更しています。