メルマガ連載記事 「諸外国におけるインクルーシブ教育システム構築の状況」
第7回


NISE特別支援教育国際シンポジウム報告(全文)と今後の展望

 海津 亜希子(企画部 主任研究員)
  

 本研究所企画部の調査・国際担当職員がリレー形式で担当してきた本連載も今回が最終回です。こちらの連載は、平成28年1月21日(木)の「NISE特別支援教育国際シンポジウム」の開催に向け、カウントダウン連載の形で行ってきました。
 最終回となる今回は、過日開催されたNISE特別支援教育国際シンポジウムについて、前回(第6回)の速報版に続き、 基調講演、本研究所からのプレゼンテーション、フランス・韓国・日本のシンポジストによる報告と討論について、その全容をお伝えいたします。 
 

基調講演

「国連の障害者権利条約と教育における合理的配慮の観点-これまでの経緯を含めた日本の対応と今後の展望-」
 柘植雅義氏(筑波大学教授、内閣府障害者政策委員会委員、日本LD学会理事長、本研究所客員研究員)   

 ○柘植雅義筑波大学教授基調講演記録 [9048KB pdfファイル]
 

本研究所からのプレゼンテーション

「インクルーシブ教育システム構築に向けた特総研の取り組み」
 勝野頼彦(本研究所理事)   

 ○インクルーシブ教育システム構築に向けた特総研の取り組み」プレゼンテーション資料 [1055KB pdfファイル] 
 

「諸外国における障害のある子どもの教育の状況」
 齊藤由美子(本研究所総括研究員)   

 ○「諸外国における障害のある子どもの教育の状況」プレゼンテーション資料 [420KB pdfファイル]
 

シンポジウム

「各国のインクルーシブ教育システム構築の取組の現状と課題-初等中等教育段階を中心に-」 話題提供  

 MAUGUIN Murielle 氏(フランス国立特別支援教育高等研究所INS-HEA)  

 ○「フランスのインクルーシブ教育システム構築の取組の現状と課題-初等中等教育段階を中心に-」プレゼンテーション資料 [306KB pdfファイル]  

 ○補足資料(作成中)
 

 KIM Suk-Jin 氏(韓国国立特殊教育院KNISE)  

 ○「韓国のインクルーシブ教育システム構築の取組の現状と課題-初等中等教育段階を中心に-」プレゼンテーション資料 [616KB pdfファイル]  

 ○補足資料 [544KB pdfファイル]
 

 笹森 洋樹(本研究所上席総括研究員)  

 ○「日本のインクルーシブ教育システム構築の取組の現状と課題-初等中等教育段階を中心に-」プレゼンテーション資料 [470KB pdfファイル]
 

「各国のインクルーシブ教育システム構築の取組の現状と課題-初等中等教育段階を中心に-」 討論  

 ○基調講演者の柘植雅義氏を交えての討論記録 [211KB pdfファイル]
 

 今後もわが国のインクルーシブ教育システムの構築に資するため、フランス、韓国をはじめとした諸外国におけるインクルーシブ教育システムの構築の動向を把握する上でも、定期的にNISE特別支援教育国際シンポジウムを開催していく予定です。
 また、今回の連載を担当してきた企画部の調査・国際担当は、新年度、本研究所に開設される「インクルーシブ教育システム推進センター(仮称)」で新たなスタートを切る予定です。さらに、諸外国の有益な情報を収集・発信しながら、わが国のインクルーシブ教育の充実に向け努めてまいります。 
 

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