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      国立特別支援教育総合研究所(NISE)メールマガジン
         第112号(平成28年7月号)
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熊本地震で被災された皆様に、心からお見舞い申し上げます。
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■目次
【お知らせ】
・「特別支援学級に在籍する自閉症のある児童生徒の自立活動の指導に関す
 る研究」 公開研究成果報告会の開催について
・研究活動に関する意見募集について
【NISEトピックス】
・業務部の活動紹介(2)研修事業部の活動について 
【海外情報の紹介】
・CEC 2016 Annual Conference and Expoの参加報告及びセントルイス市内
 特別学校の視察報告
【特総研ジャーナルの紹介】
・諸外国における障害のある子どもの教育及びNISEトピックスについて
【連載コーナー】
・「地域実践研究」って何?
 第2回 「地域におけるインクルーシブ教育システム構築に関する研究」
     の紹介
【NISEダイアリー】
【研修員だより】
【アンケートのお願い】
【編集後記】

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【1】お知らせ
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●「特別支援学級に在籍する自閉症のある児童生徒の自立活動の指導に関す
 る研究」公開研究成果報告会の開催について

 本研究所自閉症研究班では、平成26~27年度に小・中学校の自閉症・情緒
障害特別支援学級、及び知的障害特別支援学級に在籍する自閉症のある児童
生徒の学習上又は生活上の困難を改善・克服することを目的とした「自立活
動の指導」について研究を行いました。本報告会では、上記の研究成果を報
告するとともに、研究協力者及び研究協力機関として本研究にご協力いただ
きました筑波大学の野呂文行先生のご講演や小・中学校特別支援学級での自
立活動の指導の実践報告を踏まえて、自閉症のある児童生徒の自立活動の指
導について理解を深めます。皆様のご参加をお待ちしております。

◇日時:平成28年8月10日(水)9時30分~16時(9時より受付開始)
◇会場:独立行政法人 国立特別支援教育総合研究所 研修棟 大研修室
◇定員:50名程度(参加費無料)
◇参加対象:小・中学校の自閉症・情緒障害特別支援学級、または知的障害
      特別支援学級で自閉症のある児童生徒を担当している先生方
      小・中学校の特別支援学級に対してセンター的機能として支援
      を行っている特別支援学校(知的障害)の先生方
◇申込締め切り:平成28年7月22日(金)
 本報告会に関する具体的な内容や参加申込等の詳細は、研究所Webページ
をご覧ください。
○公開研究成果報告会のWebページはこちら
 案内チラシ→
  http://www.nise.go.jp/cms/resources/content/11839/20160525-092811.pdf
 募集要項→
  http://www.nise.go.jp/cms/resources/content/11839/20160621-132657.pdf

●研究活動についての意見募集について
 研究課題の精選や研究計画・内容の改善を図るため、「平成28年度研究課
題」と「第4期中期目標期間における研究計画」(平成28年度~平成32年度
の研究計画)について、7月6日よりご意見を募集する予定です。この意見
募集は、研究所Webサイト等にて実施する予定ですので、ご協力お願いいた
します。

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【2】NISEトピックス
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●業務部の活動紹介(2)研修事業部の活動について
             小林 倫代(研修事業部長/上席総括研究員)
 研修事業部には、本研究所が実施する研修事業の企画及び立案、研修修了
者へのフォローアップ等の業務を行う研修担当と、インターネットによる講
義配信、免許法認定通信教育等の業務を行う資質向上支援担当があります。
 本研究所で実施する研修は、各都道府県等における指導者を養成すること
を目的として行っています。今年度実施する研修の特徴として、特別支援教
育専門研修ではインクルーシブ教育システム構築に関する内容や研修成果の
還元に関するプログラムを組み込んでいます。また、これまで、知的障害・
肢体不自由・病弱教育コースとして実施していたコースを知的障害教育の単
独のコースとして、受入人数を増やし地域のニーズに応じました。専門研修
は、第一期:知的障害教育コース、第二期:視覚障害・聴覚障害・肢体不自
由・病弱教育コース、第三期:発達障害・情緒障害・言語障害教育コースで
実施します。国の政策的課題や教育現場の課題に対応した指導者研究協議会
では、インクルーシブ教育システムの充実に向けた研修として、就学相談・
支援指導者研究協議会、発達障害教育指導者研究協議会、交流及び共同学習
推進指導者研究協議会、特別支援教育におけるICT活用に関わる指導者研究
協議会を実施します。

○研修に関するWebページはこちら→
 http://www.nise.go.jp/cms/9,0,21.html

 インターネットによる講義配信は、今年度から新たなシステムで稼働して
います。変更した点として、これまでは機関登録でしたが、個人登録としま
した。また、タブレットやスマートフォンでの視聴も可能となりました。特
別支援学級の担任になったらお勧めしたい講義の紹介など、5つの研修プロ
グラムの提案をしています。特別支援学級や通級指導教室などの指導の場を
分けて検索することもできるようになりました。個人での自主的な研修に、
研修会での利用にと、さまざまにご活用ください。

○講義配信に関するWebページはこちら→
 http://www.nise.go.jp/cms/9,0,20.html

 4月1日に教育職員免許法施行規則等の一部を改正する省令が施行され、
研究所が免許法認定通信教育を実施することが認められました。今年度の開
設科目は、視覚障害教育領域の教育課程及び指導法に関する科目(1単位)
です。10月1日から開講する予定で、7月4日から受講の受付をします。平成
29年度以降、聴覚障害教育領域の教育課程及び指導法に関する科目、その後、
視覚障害教育領域及び聴覚障害教育領域の心理、生理・病理に関する科目を
順次開設していく予定です。Webページに免許法認定通信教育情報総合サイ
トを近々開設する予定です。是非、ご覧ください。

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【3】海外情報の紹介
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●CEC 2016 Annual Conference and Expoの参加報告及びセントルイス市内
 特別学校の視察報告
                  神山 努(情報・支援部 研究員)

 平成28年4月13日(水)~16日(土)にアメリカ合衆国ミズーリ州セント
ルイスで開催された、Council for Exceptional Children(CEC)の年次大
会に参加しました。CECは、障害のある子どもや、ギフテッド(生まれつき
優れた能力がある)の子どもの、教育や生活の質を改善することを目指して
おり、例年、研究者や支援者など様々な立場の方が研究発表しています。
 今年度の年次大会では、820件の研究発表が行われ、昨年度よりも100件以
上増えており、活発な議論が行われていました。それぞれの研究発表は、指
導方法や教育行政に関するものなど27個のテーマに分類されていました。今
年度は昨年度と比較して、自閉症に関する研究や、RTI(response to 
intervention)という学習のつまずきに対する支援モデルに関する研究が、
多く発表されていました。発表内容は例えば、通常の学級内で自閉症のある
生徒が他の生徒と共に学ぶ実践の研究や、教員の専門性向上に関する大規模
な研究プロジェクトの報告などがありました。
 また、欧米のみでなく、アジア諸国からの参加者もおり、国別の特別支援
教育に関する実態を比較した研究発表もありました。そのような発表に関し
て、ポスター発表の時間などにおいて、様々な国の参加者と、その国々にお
ける特別支援教育に関する現状について意見交換できました。
 年次大会終了後には、セントルイス市内の教育事務所を訪問しました。セ
ントルイス市は大きく7つの学区に分かれています。教育事務所のデータに
よると、2016年では20,000人以上の児童生徒が特別教育(special education)
のサービスを受けており、そのうちの9割以上の児童生徒は地域の学校で教
育を受けています。その一方で、市内に6校の特別学校(special school)
があり、そこで教育を受ける児童生徒もいます。
 また、教育事務所の訪問の後に、高等学校段階の障害のある生徒を対象と
した特別学校(special school)である、ニューウナー高等学校(Neuwoehner
 High School)を訪問しました。在籍生徒の障害種は知的障害や肢体不自由
など多岐にわたっており、生徒の教育的ニーズに応じて5学級が編制されて
いました。この学校は、生徒の気になる行動上の問題や社会的な行動に対す
る支援モデルであるPBIS(positive behavior intervention and support)
に取組んでいることを特徴としており、学校内に生徒の適切な行動を促すた
めの様々な工夫が行われていました。また、個々の生徒が自らの教育目標を
理解し、その目標に関して生徒自身で評価する取組も行われていました。
 なお、次年度のCECの年次大会は4月19日~22日にボストンで開催される
予定です。

○CECのWebサイトはこちら→
 https://www.cec.sped.org/

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【4】特総研ジャーナルの紹介
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●諸外国における障害のある子どもの教育及びNISEトピックスについて
 本研究所では、本研究所の研究をはじめとする様々な活動内容を紹介する
「特総研ジャーナル」を毎年作成し、Webサイトに掲載しています。
 今号では、諸外国における障害のある子どもの教育及びNISEトピックスと
して掲載されている内容を紹介します。

-諸外国における障害のある子どもの教育-
 本研究所が、毎年度行っている諸外国の障害のある子どもの教育に関する
基礎情報の調査結果として、オーストラリア、中国、フィンランド、フラン
ス、ドイツ、イタリア、ノルウェー、韓国、スウェーデン、イギリス、アメ
リカの計11か国の状況について掲載しています。
-NISEトピックス-
 本研究所が平成27年度に情報普及・理解啓発活動として実施した各種イベ
ントや研究協議会等の様子を紹介しています。

○諸外国における障害のある子どもの教育及びNISEトピックスに関する記事
はこちら→
 http://www.nise.go.jp/cms/resources/content/11473/20160330-155609.pdf#page=99

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【5】連載コーナー
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●「地域実践研究」って何?
 第2回 「地域におけるインクルーシブ教育システム構築に関する研究」
の紹介
                      研究代表者 牧野 泰美
        (インクルーシブ教育システム推進センター総括研究員)

 地域実践研究について、今回は「地域におけるインクルーシブ教育システ
ム構築に関する実際的研究」の概要を紹介するとともに、この研究に参画し
ている地域実践研究員の声をお届けします。
 この研究は、地域実践研究の二つのメインテーマのうち「インクルーシブ
教育システム構築に向けた体制整備に関する研究」のサブテーマの一つとい
う位置づけで、平成28年度から2年間の計画で実施するものです。
 インクルーシブ教育システムの構築に向けては、本研究所のこれまでの研
究を通して、どの市町村においても重視すべき事項が整理されてきたところ
です。しかし、それを地域において実効性のあるものとするためには、地域
の状況や地域の有する課題に応じた方策が必要であり、本研究では、指定研
究協力地域において実際的な検討を行います。
 地域の状況によって、その地域が有する学びの場(特別支援学級、通級指
導教室等)の機能を検討し最大限活用する工夫、それらの相互の連携の在り
方の検討、地域内の教育資源の組合せの在り方やコーディネーターの役割の
検討、各関係機関や学びの場が有する知見の共有化、市町村の取組を支える
体制づくり等が重要であり、地域の実態、抱える課題に応じて、それらを進
める方法を見つけていくことが求められています。
 本研究は、これまでの知見の整理、各地の課題や取組の収集、指定研究協
力地域の状況調査、地域への仕掛け(ワークショップ等)と実践等を通して、
地域での推進方策を考察し、各地域がインクルーシブ教育システムの構築を
進めていく上で参考となる取組、及び取組を進めるための関係機関等の役割
についての知見を提供するものです。
 本研究の今年度の指定研究協力地域は青森県であり、現在、地域の現状分
析、取り組むべき視点の整理を行っているところです。以下、この研究に青
森県から参画いただいている地域実践研究員の声をお届けします。


                    地域実践研究員 佐々木 恵
                    (青森県立八戸第二養護学校)

 「久里浜に来てよかったなぁ」と、こちらに来てまだ2か月半ですがそう
思います。その理由は、大きく3つあります。
 一つは、多くの人との素敵な出会いがあること。
 二つは、自身を振り返り、考える時間がたくさんあるということ。
 三つは、研究所の先生方と一緒に、地域の課題解決に向けた実際的な研究
ができるということです。
 久里浜に来る前の私は、この研究に参画し地域に還元するに足る人間かと
いう不安を多く抱いていました。しかし、研究所の先生方の下で意見を交わ
すにつれ、青森県の子どもたちのためにという想いが日に日に増しています。
それは、研究所の先生方や他の地域実践研究員と過ごす日々そのものが勉強
になり、楽しく得難い経験をしているからにほかなりません。
 この1年は、地域で自分にできることは何かということについて真摯に向
き合う年になるかと思います。研究で得られた知識や経験、たくさんの人と
の貴重な出会いを地域にお返しできるよう、研究に励みたいと思っています。


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【6】NISEダイアリー
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        「日常生活の出来事」を授業に生かす
           宍戸 和成(国立特別支援教育総合研究所理事長)

 特別支援学校では、「日常生活での様々な出来事を授業に生かすことが大
切ですよ。」と、若い先生などに話すことがある。しかし、どうも実感をも
って受け止めてもらえていないような気がしていた。何か事例を基に伝える
ことがいいと思っていたが、なかなかそんな場面に出くわさなかった。たま
たま、隣の学校の授業研が始まった。授業を見せていただこうと思って出掛
けた折に、こんなことに出くわした。
 授業を見せてもらうのは、私にとって原点を思い出すようなもの。そして、
幼稚部で出会った子どもがどんなふうに成長したかを確かめる貴重な機会で
もある。子どもの変化に自分の気持ちを和ませてもらえる瞬間でもある。
 小学部低学年のあるクラス。朝の会が始まるまで、まだ時間があった。あ
る男の子が水筒から何かをふたのコップに注ぎ、飲んでいた。久し振りに会
い、つい、声を掛けてしまう。「○○ちゃん、なに、のんでるの?」と。す
ると、予想に反して、小さい声ながら、「おちゃ。」という返事。幼稚部の
頃から声を掛けてきたが、反応してくれたのは初めて。驚いて、次の言葉が
出るのに時間が掛かってしまった。そして、「おいしい?」と訊ねる。する
と、小さく頷いてくれた。
 ちょうど喉が渇いていて、口にしたお茶がとても美味しかったのか。朝、
学校に来る時に何かいいことがあったのか。ここ一、二年、担当の先生の関
わりが功を奏し、久し振りに会った人間とも動揺せず話ができるようになっ
たのか。応じてくれた理由は分からないが、私の問い掛けに声を出して答え
てくれたことは事実だ。それを考えながら、授業を見せてもらった。
 生活の中で、「何を飲んでいるの?」に答えられるということは、「何を
食べているの?」、「何を見ているの?」というやり取りにも答えられるだ
ろうし、いずれ、「何をしたいの?」、「今日は何をしたの?」、「明日は
何をするの?」「今日は何を勉強したの?」にも、返事ができるようになる
だろう。ただ、そのためには、家庭でお母さんとのやり取りも必要になる。
お母さんが、「給食で食べた物を家で話してくれるようになった。」と連絡
帳で知らせてくれたと、担当の先生が嬉しそうに話してくれた。
 生活場面でのやり取りは、このように子どもの言語力を話し手が推し量る
機会でもあるが、何より子どもの興味・関心を把握する絶好の機会でもある。

 そして、それを授業の場で活用することが大切である。もしかしたら、そ
れが根拠のある指導(やり取り)に繋がるのではないか。
 生活の場での子どもとのやり取り(一緒の活動)をどのように授業に生か
すか。私が聾学校出身なので、どうしてもコミュニケーションという視点に
なってしまうが、子どもに合わせて、個々に工夫することはできると思う。
 日常生活の出来事をどのように授業に生かすか、子どもとの関わりで得た
確かなネタが沢山あればあるほど、授業において、こんなふうに扱ってみた
いという想像が、次々に膨らむと思うが・・・。

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【7】研修員だより
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 今号は、平成26年度第三期特別支援教育専門研修を修了された柳井田智子
先生からお寄せいただきました。

「帰りたい場所」
           柳井田 智子(宮崎県立都城さくら聴覚支援学校)

 きらきら輝く野比の海と、真っ青な空、そして白い研究所の建物。平成27
年1月8日。初めて特総研を訪れた日、それらのコントラストが余りにも眩
しく美しかったのを、昨日のことのように思い出します。
 それから始まった専門研修は、狭くなりがちだった自身の視野や考え方を
一変させるものになりました。時代や社会の変化という大きな流れの中で、
特別支援学校がどのようにその役割を果たしていくかということ、また、子
どもたちが一生涯にわたって幸せであるために、私たち教員が今やるべきこ
とは何かということを、真剣に考え仲間たちと語り合うことができた2か月
間だったと思います。その学びを支えてくださった研究所の先生方や、全国
から集まった102人の仲間たちには、本当に感謝の思いでいっぱいです。
 美しい景色、大切な思い出、そして今でも温かく見守ってくださる研究所
の先生方と、変わらず励まし合いながら全国で頑張っている仲間たち。私に
とって、特総研は第二の母校であり、久里浜は第二の故郷になりました。何
度でも帰りたい場所です。

○宮崎県立都城さくら聴覚支援学校のWebサイトはこちら→
 http://cms.miyazaki-c.ed.jp/9821/

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【8】アンケートのお願い
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 今号の記事について、以下のアンケートにご回答いただきたく、ご協力の
ほどよろしくお願いいたします。

○アンケートはこちら→
 https://www.nise.go.jp/limesurvey/index.php?sid=95583&lang=ja

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【9】編集後記
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 7月となりました。研究所がある関東の梅雨明けは、平年7月21日ごろの
ようです。沖縄ではすでに梅雨明け、関東や東北の梅雨明けはまだまだ先で
すが、梅雨が終われば夏本番ですね。
 梅雨というと「しとしと降る」「雨足の強くない雨や曇天」と穏やかな雨
のイメージを持っていましたが、九州や沖縄の方にとっての梅雨は、もっと
激しいもののようです。一つの事柄に対して、それぞれの人が持つイメージ
は様々で、背景情報などを上手に勘案しないとうまく伝わらないことも多そ
うです。
 さて、当研究所で開催されている、第1期特別支援教育専門研修は、もう
すぐ修了です。全国の様々な地域から集まった先生たちは、互いの考え方を
認め合い、多様性を大事にしながら研修されています。大人数の集団が、2
か月間真摯に研修に取り組み、豊かな人間関係を築くというのは、とても稀
有なことのように思われます。それに加えて、研修を終えられて地元に帰っ
ても、お互いに連絡を取りあっている方も多く、研究所職員もその輪に入れ
てもらえることもあり、とてもありがたいことです。
 我々も、様々な立場の人と豊かな関係を築きながら共通理解を深め、特別
支援教育に貢献できるような情報発信を目指していきたいと考えております。
今後ともこのメールマガジンをよろしくお願いいたします。
                    (第112号編集主幹 横尾 俊)

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次号も是非ご覧ください。
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国立特別支援教育総合研究所メールマガジン 第112号(平成28年7月号)
       発行元 独立行政法人国立特別支援教育総合研究所内
           国立特別支援教育総合研究所メールマガジン編集部
           E-mail a-koho[アットマーク]nise.go.jp
          ([アットマーク]を@にして送信してください。)

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いてはこちら→
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