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      国立特別支援教育総合研究所(NISE)メールマガジン
         第138号(平成30年9月号)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NISE(ナイセ)━━━
大阪府北部地震及び西日本豪雨で被災された皆様に、心からお見舞い申し上
げます。
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■目次
【お知らせ】
・研究所公開のお知らせ
・平成30年度特別支援学校寄宿舎指導実践協議会の開催(終了報告)
・平成30年度発達障害教育実践セミナーの開催(終了報告)
・研究職員の公募について
【NISEトピックス】
・業務部の活動紹介(5) インクルーシブ教育システム推進センターの活動
について
【研究紹介】
・特別支援学校(知的障害)に在籍する自閉症のある幼児児童生徒の実態の
把握と指導に関する研究-目標のつながりを重視した指導の検討-
【連載コーナー】
・知的障害のある子どもの交流及び共同学習の実践
 第2回 事例1 小学校音楽
【NISEダイアリー】
【研修員だより】
【アンケートのお願い】
【編集後記】

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【1】お知らせ
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●研究所公開のお知らせ
 本研究所の一般公開を11月10日(土)に開催します。
 本年度の研究所公開は、「発見、体験、特総研!~深めよう知識・広げよ
う理解~」を全体テーマとして、学校や生活環境における、障害のある子ど
もと共に学ぶための様々な配慮や工夫等をわかりやすく体験していただきな
がら紹介します。
 また、パラリンピックの正式種目であるボッチャの体験会や、特別支援学
校の生徒によるあんまマッサージ体験、障害者福祉施設等と連携した昼食販
売等を実施する予定です。詳細は、次号にてお伝え致します。
 皆様お誘い合わせの上、お気軽にお越しください。

●平成30年度特別支援学校寄宿舎指導実践協議会の開催(終了報告)
 7月31日(火)、標記協議会を本研究所において、全国特別支援学校長会
との共催により開催しました。寄宿舎指導員の全国レベルでの研修会、情報
交換の場は非常に少なく、各都道府県教育委員会等から推薦された67名の寄
宿舎指導員等が参加しました。
 午前中は文部科学省特別支援教育課による行政説明に続いて、熊本県立菊
池支援学校長中島徹氏による「安心・安全な寄宿舎指導の在り方~熊本地震
から学ぶこと~」と題した基調講演を行っていただきました。
 午後からは、視覚障害教育、聴覚障害教育、知的障害教育、肢体不自由教
育・病弱教育の各障害種に分かれて部会別協議を行いました。寄宿舎生の多
様化(障害の重度・重複化、年齢幅)、入舎生数の減少、避難訓練の実施方
法、寄宿舎だからこそできる指導、寄宿舎指導員が日頃抱えている課題やそ
の工夫などについて協議されました。

●平成30年度発達障害教育実践セミナーの開催(終了報告)
 8月3日(金)に一橋大学一橋講堂において「発達障害教育実践セミナー」
を開催しました。今年で2回目になります。
 このセミナーは、教員及び教育委員会等の関係者に対し、広く発達障害教
育の理解推進と実践的な指導力向上を図ることを目的とした事業です。昨年
度に引き続き、全体テーマを「通級による指導に期待されること」とし、特
に通級による指導の担当者を主たる対象として300名の定員で募集を行い
ました。
 午前は、基調講演とシンポジウム、午後は分科会に分かれてグループ協議
を行いました。
 基調講演では、東京学芸大学名誉教授の上野一彦氏より、「これからの通
級による指導に望まれること」をテーマに、通級による指導が担う役割の大
きさや、特別支援教育の今後の方向性について提言をいただきました。
 シンポジウムでは、中学校時代に通級による指導を受けていたAさん(高
校生)と、通級による指導の担当であった近藤幸男氏をシンポジストとして
迎えました。Aさんの現在の状況や、通級による指導を受けていた当時を振
り返り、現在の学習や生活に繋がっている学習内容等についての話がありま
した。午後は3つの分科会に分かれ、それぞれ「的確な実態把握に基づく自
立活動」、「通常の学級と通級指導教室との連携」、「中学校・高等学校に
おける通級による指導」をテーマにグループ協議を行いました。いずれの分
科会においても、講師による話題提供を受けて活発な協議が行われました。
 また、昼食休憩の時間帯には、本研究所が実施した発達障害、情緒障害、
言語障害に関する研究成果のパネル紹介を行いました。多くの参加者が研究
成果の説明に耳を傾け、各研究班の研究員と活発に意見交換を行う様子が見
られました。

●研究職員の公募について
 研究職員を下記のように募集しています。

◇採用予定職種 主任研究員(研究職3級)又は 研究員(研究職2級)
◇任  期 任期なし。ただし、経歴等を勘案し、任期付(任期は3年以内
      とする)となることもある。
◇募集人員 1名
◇担当職務  主として、下記の全ての職務に従事することとなるが、他の
      業務も担当することもある。
 (1)主として病弱・身体虚弱分野における特別支援教育に関する研究
 (2)本研究所が実施する研修等における講義・実習等及び本研究所が
    実施する諸事業の担当
 (3)所属部署における業務
◇応募資格
 (1)修士以上の学位(採用予定日までに取得見込みを含む)又はそれと
    同等の研究業績を有すること。
 (2)病弱・身体虚弱分野における特別支援教育に関する研究業績がある
    ことが望ましい。
 (3)病弱・身体虚弱のある子どもの教育経験(特別支援学校以外の教育
    経験、医療的ケアに関する教育経験、教育行政の経験を含む)があ
    ることが望ましい。
◇採用予定日 平成31年4月1日
◇応募期限  平成30年10月1日(月)(必着)

○提出書類や問い合わせ先など詳細はこちら→
 http://www.nise.go.jp/nc/about_nise/recruit

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【2】NISEトピックス
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●業務部の活動紹介(5) インクルーシブ教育システム推進センターの活動
について
                              星 祐子
    (インクルーシブ教育システム推進センター長/上席総括研究員)

 インクルーシブ教育システム推進センター(以下、センター)では、地域
が直面する課題に対応した研究(地域実践研究)の推進、国際的動向の把握
や諸外国の最新情報の収集及び海外との研究交流、インクルーシブ教育シス
テム構築事業を支援するデータベースの整備・情報提供と支援を行っていま
す。
1.地域実践研究事業の推進
 地域や学校が直面する課題を研究テーマに設定し、その解決を目指して、
研究所の研究員と各教育委員会より派遣された地域実践研究員が協働して研
究に取り組んでいます。今年度は、13県市の教育委員会に参画いただき、以
下のテーマについて14件の課題に取り組んでいます。
 ・教育相談、就学先決定に関する研究
 ・インクルーシブ教育システムの理解啓発に関する研究
 ・多様な教育的ニーズに対応できる学校づくりに関する研究 
 ・学校における合理的配慮及び基礎的環境整備に関する研究
 来年度の地域実践研究についても、同テーマに取り組む予定ですので、各
自治体(都道府県・指定都市・市区町村教育委員会)からの参画について是
非ともご検討ください。先日、平成28・29年度の地域実践研究の成果報告書
を各教育委員会に送付させていただきましたので、検討する上での参考にし
てください。
2.国際的動向の把握と情報発信
 障害者の権利に関する条約の批准を踏まえた国際的動向の把握と情報発信、
海外の研究機関との交流等を進めています。
 今年度のNISE特別支援教育国際シンポジウムは、韓国に焦点をあてます。
理解啓発を含む障害のある子どもの人権教育の実施、障害のある子どもを通
常の学級に在籍する子どもがサポートするピア・サポーターの運営、高等学
校における特別な学級の運営などの特徴をもっている韓国から研究者、学校
現場の先生をお招きし、取組を紹介いただき、討論をしていきたいと考えて
います。

○NISE特別支援教育国際シンポジウムの詳細についてはこちら→
 http://www.nise.go.jp/nc/training_seminar/special_symposium/h30

3.情報発信・相談支援事業について
 インクルーシブ教育システム構築支援データベース(インクルDB)にお
いて、合理的配慮の実践事例を紹介しています。事例については、ポイント
が分かる概要版の掲載とともに、保育所、幼稚園、認定こども園、小学校、
中学校、高等学校の先生方、関係者など、多くの方に閲覧・活用いただける
よう、利便性を図っているところです。

○インクルーシブ教育システム構築支援データベース(インクルDB)につ
いてはこちら→
 http://inclusive.nise.go.jp/

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【3】研究紹介
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●特別支援学校(知的障害)に在籍する自閉症のある幼児児童生徒の実態の
把握と指導に関する研究-目標のつながりを重視した指導の検討-
                      研究代表者:柳澤 亜希子

 自閉症教育研究班では、平成28~29年度に標記研究課題に取り組みました。
本研究では、全国の特別支援学校(知的障害)を対象に、自閉症教育の取組
状況について調査しました。その結果、全国的に自閉症の特性を踏まえた学
習環境の工夫が定着していることが分かりました。また、本研究では、個別
の教育支援計画や個別の指導計画等における指導目標間のつながりに焦点を
当て、教師がどういった視点や意図で自閉症のある子どもの指導目標を設定
しているのか実践的に検討しました。実践研究による教師と自閉症のある子
どもの変容を踏まえて、目標間のつながりを重視した指導の意義と指導目標
の設定のポイントをまとめました。当研究班では、現場の先生方に研究成果
を活用いただくことを目指して、研究成果報告書の内容を分かりやすくリー
フレットにまとめています。ぜひ、ご覧ください。

○研究成果報告書はこちら→
 http://www.nise.go.jp/cms/resources/content/7412/20180628-102001.pdf

○調査報告(速報版)リーフレット「特別支援学校(知的障害)での自閉症
教育の取組状況と課題」はこちら→
 http://www.nise.go.jp/cms/resources/content/7412/b_309.pdf

○リーフレット「自閉症のある子どもの指導目標の設定・見直しにおけるポ
イント―子どもの主体的な学びを引き出すために―」はこちら→
 http://www.nise.go.jp/cms/resources/content/385/D_356.pdf

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【4】連載コーナー
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●共同研究「インクルーシブ教育場面における知的障害児の指導内容・方法
の国際比較~フィンランド、スウェーデンと日本の比較から~(平成28-29
年度)」の研究成果報告書から
 第2回 「事例1 小学校6年生の音楽の交流及び共同学習の実践」
                    知的障害教育研究班 横尾 俊
       (インクルーシブ教育システム推進センター 主任研究員)

 この事例は、知的障害のある小学校6年生のAさんが交流及び共同学習と
して、通常の学級で音楽の学習をする際に、Aさんの実態に応じた個別の目
標や交流の目的を達成するために、特別支援学級担任と交流学級の担任が連
携しながら、指導内容や指導方法等の工夫・改善を図った実践です。
 Aさんの知的障害の程度は比較的軽く、教師が教室で同学年の児童に投げ
掛ける質問等の意味は、複雑な表現を用いない限り、ある程度正確に理解で
きています。また、教師からの質問にも、支援なしに応えることができます。
 研究では数回の授業観察を行いましたが、観察4回目の授業では、「ゆれ
るリズムにのって、表情豊かに演奏しよう」をテーマに、リコーダーによる
「ス ワンダフル」の合奏に取り組んだものでした。これまでの学習では、
曲の作りや曲調について意見を出し合う学習をしており、この授業では振り
返りを行うことと、曲調に応じてどのように演奏するかについて、教師と児
童同士で意見交換や確認を行い、演奏をどのようにするかが学習の目標でし
た。
 話合いの中では、教師が何を発問しているのかが分かるような板書や資料
の掲示の工夫とともに、理解しておくべき曲の構造に関わる情報なども児童
たちに分かりやすく提示する工夫が図られていました。また、リコーダーの
演奏では、あらかじめ用意した楽譜をスクリーンに投影し見やすく配慮した
り、その時のAさんの判断で、どのパートを演奏しても良いようにしたりと、
演奏がしやすいような配慮がされていました。
 また、授業の構成として、個人や小グループで活動する時間と全体で合奏
する時間が交互に組まれ、課題点を見いだした上で練習するという行うべき
内容を意識しやすいものとなっています。
 この事例では、学習目標の達成に向けた授業づくりにおいて、どの児童に
とっても分かりやすい教材の提示や指導方法を用いるとともに、交流及び共
同学習の成果を最大化するための工夫をカリキュラム・マネジメントの視点
から検討し改善に取り組んでいます。知的障害のある児童が交流及び共同学
習に参加し個別の学習課題に取り組むだけではなく、他者と協働しながら音
楽を表現したり鑑賞したりする喜びをより一層深める際に、どのような手立
てや支援を用意すべきかについて参考になる事例となっています。
 この事例が詳しく掲載されている研究成果報告書は以下のURLからダウン
ロードすることができます。

○本共同研究の研究成果報告書はこちら→
 http://www.nise.go.jp/nc/study/intro_res/joint

次回は中学1年生の音楽の交流及び共同学習の実践を紹介する予定です。ど
うぞお楽しみに。

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【5】NISEダイアリー
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            「実践報告」
           宍戸 和成(国立特別支援教育総合研究所理事長)

 学校が夏休みに入り、七月の終わりから八月にかけて、研究所でも様々な
研究協議会などが予定されていた。子どもにとっては、待ちに待った夏休み
だが、先生方にとっては、自分なりに研鑽を積む絶好の機会である。しかし、
今年は台風の襲来等で予定されていた研究協議会が中止になるなど、思い掛
けないことがあった。それでも、幾つかの催しに顔を出す機会があり、そこ
で、改めて思い起こしたことがある。学校現場にいた頃、耳にたこができる
くらい聞かされたことを。「事例研究の大切さ」についてだ。
 ここのところ、毎年、盲ろう教育の研究会が、研究所を会場として開催さ
れている。そこでの実践報告を聞いた。鹿児島県の離島で盲ろうの子どもが
生まれた。その子が一歳の頃であろうか、テレビで取り上げられた。専門的
な指導・支援をどのように提供するかという問題提起である。その後、その
子と保護者は、鹿児島市にある視覚障害者を教育する特別支援学校へ定期的
に通い、相談をするとともに、指導・支援を受けた。全国盲ろう教育研究会
の方々も、定期的に離島を訪ね、家庭での関わり方について、直接、指導・
支援をした。その子の相談や指導を担当した先生は、5年間にわたり、関わ
りの記録をとり続けた。この四月、離島にある特別支援学校の小学部一年生
になったとのことである。
 つまり、5年間に及ぶ関わりの記録を実践報告として、この夏の研究会で
発表した訳である。まさに試行錯誤の連続である。記録していた映像を適宜
盛り込み、指導の流れが紹介された。私が共感したのは、子どもの思いを必
死で想像しているところだ。それが見事に当たる時もあれば、外れる時も。
その姿は、「子どもから学ぶこと」と言い換えることもできよう。子どもの
小さな反応から、様々なことを類推している。意思疎通の成立が、徐々に多
くなっていく。5年間という歳月は、子どもと担当する先生の間に確かな繋
がりを形成する。そんなことが分かる実践報告だった。
 私が、昔、勤めた聾学校の小学部は、担任が3年間持ち上がることを原則
としていた。高学年を二度、そして低学年を二度、それぞれ3年間ずつ担任
した。持ち上がりはいいこともあるが怖いこともある。それは、自分の考え
が子どもにしっかり伝えられる反面、自分の“色”も子どもに反映してしま
う。でも、3年間じっくり子どもと付き合えることは、自分にとっていい勉
強でもあった。ある時、先輩から「3年間指導しても、なかなか上手く育て
られないこともある。そんな事例を紹介してみては?」と言われた。それで、
3年間の指導経過を事例研究としてまとめたことがある。あれやこれやと苦
心しても、なかなか子どもの言語力を伸ばすことは難しいという事例だった。
それを通して、指導の難しさと醍醐味を体験することができた。その子とは、
今は年賀状でのやり取りしかないが、家庭人として幸せに暮らしている。
 指導事例は、学校現場だからこそまとめることのできる研究である。うま
くいったことばかりではなく、なかなか思い通りにいかない実践事例につい
ても、事例研究として実践報告することが大切だし、それを積み上げていく
ことが、回り道かもしれないが、今、特別支援教育において求められている
ことのような気がする。

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【6】研修員だより
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 今号は、平成22年度第三期特別支援教育専門研修を修了された若林紀公子
先生からお寄せいただきました。

            「貴重な思い出」
               若林 紀公子(京都市立北総合支援学校)

 6月18日、大阪に震度6弱の地震が発生し京都市も震度5強の揺れ。市内
の学校は臨時休校に。思い出したのは平成22年度の特別支援教育専門研修終
了間際に起こった東日本大震災でした。停電、断水状態にもなり、日が暮れ
るまでグラウンドに避難。東北からの参加者の中にはご家族との連絡が夜中
にやっとついたという方もおられました。毛布や非常食を始め、研究所の皆
様にたくさんご配慮いただいたことを含め、忘れられない出来事です。
 「日本中にネットワークができる」と聞いて参加した専門研修。多くの方
と貴重な思い出を刻みました。講義は内容が濃く、受講できる喜びを感じて
毎日が充実していました。研究グループの仲間とは、集まることが楽しくて
しかたなくなっていきました。その仲間と研究成果を報告したポスター発表。
思い出のつまったそのポスターは今も大事に持っています。専門研修終了後
は、担当の菊地先生も入ってくださるグループメールで時々近況を伝え合い、
皆さんの頑張りに刺激をもらっています。
 専門研修の翌年、研究主任として校内研究を進めることになり、方法に悩
んだ時、同期の皆さんにメール配信し各校の取組を尋ねました。寄せてくだ
さったご意見を参考にできたことが大変ありがたかったと感謝しています。
 日進月歩の特別支援教育、まだまだ学びが必要な私ですが、障害のある子
どもが生き生きと前向きに生きていけるお手伝いができるよう、精いっぱい
努めたいと思っています。

○京都市立北総合支援学校のWebサイトはこちら→
 http://cms.edu.city.kyoto.jp/weblog/index.php?id=400107

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【7】アンケートのお願い
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 今号の記事について、以下のアンケートにご回答いただきたく、ご協力の
ほどよろしくお願いいたします。

○アンケートはこちら→
 https://www.nise.go.jp/limesurvey/index.php?sid=11228&lang=ja

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【8】編集後記
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 夏の日差しの厳しさが和らぎ始め、空の雲や虫の音から、秋の気配が感じ
られるようになってきました。自然の雄大さとともに、台風や地震、豪雨等、
自然の厳しさを実感する出来事が続き、被災された方々もたくさんおられま
す。心からお見舞い申し上げます。
 さて、京都市立北総合支援学校の若林先生にお寄せいただいた「研修員だ
より」の中で、東日本大震災の出来事が書かれています。ご苦労されたこと
や、その中で感じられた人の温かさなど、お話を聞いて初めて知ることがで
きました。情報を得ることで気づき、その気づきから、想像力を働かせ、ご
苦労やお気持ちに思いを馳せることができます。この度の大阪府北部地震及
び西日本豪雨等で被災された方々のことも、テレビやインターネットなどで
知ることができる便利な時代になりました。しかし、被災した知人の話を聞
くと、自分が想像していた以上の苦労があることを知りました。
 私は障害のある子どもたちと関わる中で、子どもの思いが分からず、モニ
ターに子どもの思いが映し出されたらいいのにと思うことが多々あります。
しかし、いくら技術が発達しても、人を理解しようとする熱意や、人には自
分が想像できる以上の思いがあることを心に留めておくことの大切さを、こ
の度の災害を通して改めて考えるようになりました。
 子どもの思いを知るために「小さい」心の声に耳を傾けること、足を運び
目で確かめること、そして「子どもから学ぶこと」を大切にして、これから
も教育に携わっていきたいと思います。
                   (第138号編集主幹 藤田 昌資)

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次号も是非ご覧ください。
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国立特別支援教育総合研究所メールマガジン 第138号(平成30年9月号)
       発行元 独立行政法人国立特別支援教育総合研究所内
           国立特別支援教育総合研究所メールマガジン編集部
           E-mail a-koho[アットマーク]nise.go.jp
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