上野 聖香 北海道旭川盲学校
作品
本児は、全盲児であるが、書く位置や運筆の方法等、指導者と一緒に触察して確かめ、豪快に書き上げることができた。
佐藤 謙太郎 北海道札幌市立山の手養護学校
作品
書道部の部長として活動しています。各種大会に積極的に参加し、数多くの受賞をしています。学校の隣の病院に入院しているので夕食までの限られた時間を利用して練習している。手足がマヒしているため字を書くのには苦労するが、良く頑張っている。
貝森 正利 青森県立青森第一高等養護学校
作品
本生徒は3年間、書道を選択し、意欲的に書に取り組んでいる。3年間の書への思いを込めて、今回この作品を完成させた。
吉田 トオル 岩手県立前沢養護学校
作品
本人が昨年(2年)制作したものです。魚釣りが大変大好きな生徒であり、その思いが書に表現できました。
吉田 トオル 岩手県立前沢養護学校
作品
本人が昨年(2年)制作したものです。指導者の手本を参考にして、本人が伸び伸びと、自由に表現したものです。
石崎 将樹 秋田県立盲学校
作品
線の躍動感、空間の処理に優れている。
青木 優香里 山形県立山形聾学校
作品
一点一画がていねいに書いてあり、全体的にバランスのとれた作品としてまとめられている。
松浦 広典 山形県立山形聾学校
作品
「上昇したい」という気持ちを行書体で色紙いっぱいに伸びやかに表現している。
中野 諒 栃木県立盲学校
作品
大変熱心に取り組み、力強く立派な作品に仕上げることができました。見えにくい漢字の細かい部分も、自分でよく調べて、画の長さや方向、外形に留意しながら書くことができました。
薄井 友孝 宇都宮大学教育学部付属養護学校
作品
一文字一文字、丁寧に書き上げました。、丸味を帯びた字で趣のある作品となりました。裏打ちの紙は本人が紙すきによって制作したものです。
竹林 香奈 富山県立高志養護学校
作品
自立という文字にふさわしく自信をもって勢いよく書ききっている。墨によるかすれも効果的で、それが書全体に緊張感を漂わせている。落款の朱も決まっており、作品全体を引き締めている。
河原 雅康 富山県立となみ養護学校
作品
我々が思い描く鯛のイメージを、素直に力強くダイナミックな筆跡で書き上げている。たっぷりとした墨ののりも良く、おおらかさが感じられる。
酒井 幸一 福井県立嶺北養護学校
作品
題字「雷神」は、以前からイメージを膨らませてきた文字。暗雲を裂く稲妻、轟く雷鳴。筆元を割り、立体的な二重線構造の渇筆で、闇をつんざく圧倒的な稲妻の迫力を遺憾なく表現した。中国、エジプトetc世界の古代文明に関心を持ち常に独自の表現を試み創意と工夫を重ねている。
野原 茉莉 福井県立福井南養護学校高等部清水分教室
作品
太く、粘りのある線質で一文字一文字丁寧に書きあげた作品。「ともだち」と連なって共に学んでいる場面が表現され、おおらかな作品に仕上がっている。
中村 広実(古山芙由美、佐藤 昌志) 静岡県立浜松盲学校
作品
弱視、全盲の生徒が協力して、書道という芸術作品に挑戦した。型にはまった字ではなく、一人一人の個性が文字に表れ、のびのびとした、広がりを感じさせる作品になっている。
山本 長美 静岡県立浜名養護学校
作品
書道部に所属し、まじめに活動に取り組んでいる生徒である。数多くの作品の中から自分で最もよい作品を選んだ。「大地」の文字を用紙いっぱいに力強く書いた作品である。
山田 晃大 愛知県立佐織養護学校
作品
途中であきらめることなく、こつこつと練習し、今までの成果が十分に表れている作品である。
伊藤 得泰 愛知県立豊川養護学校
作品
なぐり書きの指導の一環で鉛筆とかマジックを使う中で毛筆を使用したところ強く押すことができ、勢いのある作品になった。
森 加奈江 奈良県立奈良東養護学校
作品
こだわりが強く、一文字書くのにかなり時間がかかる生徒であるが、納得がいくまで時間をかけて練習をし、仕上げた作品である。
田端 舞 奈良県立奈良東養護学校
作品
自分に対して、自信をもつことができない生徒であるが、熱心に何度も練習をくり返し、仕上げた作品である。
小林 綾子 鳥取県立皆生養護学校
作品
運筆の勢いがあり、のびのびと書けている。また、自分の持つ「輝」のイメージを堂々と表現している。
粟田 広美 島根県立出雲養護学校
作品
とても楽しかった修学旅行の思い出を書道で表現。ワクワクドキドキ感がしっかりと伝わる作品です。
福代 和也 島根県立出雲養護学校
作品
友達 大好きな和也君 友達 思いの和也君 友達を支え支えられている和也君 思いをしっかりとこめて力いっぱい、愛情いっぱい書いた作品です。
澤田 佑紀 徳島県立鴨島養護学校
作品
書くことを、自己表現のひとつとして取り組んでいる。ハガキ大のサイズが精いっぱいの大きさであるが、それをうまく使って表現できている。楽しい作品になった。
伊藤 一馬 香川県立高松養護学校
作品
上肢に不随意運動を伴いながらも書道制作に対する意欲が高く、筆の持ち方を工夫しながらけん命に練習に取り組んだ。作品には腕を可能な限り動かすことによる躍動感があり、前向きで明るい内面も表れている。
山口 かおり 福岡県立北九州盲学校
作品
「やさしく吹く春風もいいけれど 冬に吹く強い風が好き。」と言う山口さん。内に秘めた力強さが感じられる作品です。
図師 眞弓 福岡県立福岡高等盲学校
作品
本生徒は、入学してから読みやすい文字(ひらがな)を書く練習をしてきた。漢字は(一、二、三などの漢数字)を練習した。「紙が足りないときは、足せばいいし、あまったら切ればいいよ」と言ってあるので、のびのびと筆を動かしている。三年生になってクラスメイト六人の存在の大きさをじゅうぶん感じとっての作品である。
大津留 国秋 宮崎県立盲学校
作品
普段、自分の気持ちは後まわしで人にあわせがちな彼が書きたいことばに選んだのが「自信」ということばでした。もっと自信をもっていろいろなことにチャレンジしたいという気持ちが字にこめられ表現されている作品になりました。
日高 瑠衣 宮崎県立日南養護学校
作品
腕を大きく動かして、丸を書く練習を重ねました。その動き自体を楽しみながら、リズミカルに筆を動かせるようになり、この強い筆勢も表現できるようになりました。
田中 風水親 鹿児島県立中種子養護学校
作品
本人の伸びやかな感性がよくあらわれている作品です。潮の香り、波の音がいまにもしてきそうな文字になりました。
濱田 健太 鹿児島大学教育学部付属養護学校
作品
本児の好きな言葉「いいんだよ」を題材に元気一杯、伸び伸び書いてある作品です。
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