伊賀 くるみ 北海道帯広聾学校
作品
ミニトマトの新鮮さや秋晴れの高い空がよく表現されています。また、人物がミニトマトをのぞくように収穫している様子も生き生きと描かれています。全体の構成や色調もすばらしく収穫の喜びが表れている作品です。
福田 涼介 札幌市立豊明高等養護学校
作品
子鹿の振り向いた構図が良く、また、全体のラインからも立体感が感じられデッサン力が伺えます。毛並みや植物の特徴を出すように丁寧に彫られていて表情が生き生きとしています。
高橋 力斗 青森県立盲学校
作品
マヒがある左手を触ったりよく見たりしながら作品を作り上げたそうです。力強く躍動感のある作品です。
橋本 政輝 青森県立青森第二養護学校
作品
鋭い目をしたねぶたを人々が見上げています。豊かな配色でねぶたが夜景に浮かび上がるように明るく灯されているようにも見えます。画面全体から祭りの雰囲気が伝わってくる作品です。
百岡 忍 岩手県立盛岡青松支援学校
作品
週に1時間「絵を描くこと」に取組んでいるそうです。絵に対して苦手意識がありましたが、今は楽しめるようになったそうです。作品は、三原色と白の絵の具を効果的に使い描かれています。やさしい光の表現が印象的です。
藤澤 来未 岩手県立盛岡となん支援学校
作品
ぐいぐいと引いた力強い線とふわーと画面にふりかけたパステルの色を調和させて作者の世界を表現しています。作品を描いている時の臨場感が伝わり、見る人のイメージを膨らます作品です。
岩渕 海 宮城県立光明支援学校
作品
写真を見ながら下書きをしたとのことです。線からはみ出さないように細い筆を使い根気強く色を塗り、優しい目をしたゾウの作品になっています。
杉山 茉矢 宮城県立気仙沼支援学校
作品
画面いっぱいに大きなユニコーンをのびのびと力強いタッチで表現した作品です。
草階 望 秋田県立能代養護学校
作品
外に出て写生したそうです。弱いタッチで棒と円だけで表現していますが、一つ一つ同じものがなく美しいリズムをうっています。
藤井 円 秋田県立大曲養護学校
作品
ぽつぽつと描いた点が下から上へと上がる表現が特徴的です。力強いストロークが絵の具の顔料の美しさを引き出している作品です。
佐藤 玄宜 山形県立酒田特別支援学校
作品
車が迫ってくる驚きを一瞬の顔の表情で表現しています。作者の驚いた様子やその場の臨場感が伝わってくる作品です。
山 怜那 山形県立鶴岡高等養護学校
作品
学年劇の一場面を木版画で表した作品です。仲間と一緒にメイドの役になりきって楽しく演技をしている様子が画面から伝わってきます。
大堀 誠眞 福島県立郡山養護学校
作品
木製パネルに壁材と漆喰をコテで塗り、アクリル絵の具で描いています。赤、群青、金色の配色が鮮烈であり、重厚感のある絵肌との相乗効果で神秘性を強く感じさせる作品です。
加藤 悠柄 福島県立郡山養護学校
作品
作品は、製図用ペンによる点描を用い、緻密で根気の要る製作です。点の密度、集積による明暗の描き分けが巧みな仕上がりになっています。
飯田 紘武 茨城県立結城養護学校
作品
窓から月が見える部屋で好きなダンス曲を口ずさみながら「お月様」「さるはねてる」などストーリー性をもちながら描いたそうです。絵を描くことが大好きという気持ちが表れている作品です。
近松 友絵 茨城県立水戸高等養護学校
作品
繊細な作業を2ヶ月も続けてようやく出来上がった切り絵の力作です。台紙の白と切り絵の黒のバランスを活かしながら神秘的な世界をよく表現した作品です。
塩塚 諒 栃木県立盲学校
作品
海底の様子を思い浮かべ、そこからさらに想像をふくらませて渦を巻く海底とその色調をイメージしたそうです。かわいらしい魚が作品全体のアクセントになってます。
原田 慎之助 宇都宮大学教育学部附属特別支援学校
作品
初めて食べた旭川ラーメンやクラスメートと一緒に見学した観光地などをたくさん描いています。修学旅行の思い出がいっぱい詰まった作品です。
宮澤 和樹 群馬県立太田高等養護学校
作品
植物の特徴をとらえようと一生懸命描いた作品です。背景も美しく見えるように色合いを工夫しており素晴らしいと思います。
本多 優也 群馬県立渡良瀬養護学校しろがね分校
作品
感情のこもったやわらかな表情をもつドライポイントの線で描いた素敵な版画です。インクの黒、インクを拭き残した中間調子、それらと紙の白をからみ合わせながら作者の内面を巧に表現した作品です。
伊藤 埼玉県立上尾特別支援学校
作品
ハブラシやタンポを用いて秋の紅葉をイメージして表現し、その上に自分の好きな文字を描いたそうです。木々が様々な色に変化していく様子が伝わってくる作品です。
鈴木 純介 千葉県立八日市場特別支援学校
作品
生まれて初めて出場した紅白リレーの絵です。一生懸命走っている自分が楽しそうに描かれている作品です。
関口 里奈 千葉県立松戸特別支援学校
作品
作品は、大好きな学校の思い出の風景です。アクリル絵具を使い何度も重ね塗りをし、3ヶ月かけて描き上げた力作です。
中野 雄介 学校法人聖坂養護学校
作品
毎年取組んでいる木版画です。来年の目標や楽しみな行事をテーマに製作したそうです。とても丁寧な仕上がりの作品になっています。
門傳 亜依 神奈川県立中原養護学校
作品
点描を用い、微妙な光の当たり具合を意識するとともに影の表現を工夫し、質感のある立体的なシーサーに仕上げた作品です。
丸山 美紀子 新潟県立上越特別支援学校
作品
構図を考え穂や葉をじっくり観察し、下書きの上に何度も水彩絵具を塗り重ねたそうです。穂の柔らかさが表現されています。
藤澤 玄行 新潟県立上越特別支援学校
作品
学習室から見える南葉山を描いたそうです。雄大な山と流れ行く雲の様子が太い輪郭線と大胆な筆遣いで豊かに伸び伸びと表現されています。空気が澄んでいる様子が伝わってくる作品です。
山宮 叶子 山梨県立盲学校
作品
ロウで描いた輪郭線の強弱やクレヨンのタッチから触感を感じさせる作品です。さくらの花や色調の軽やかさは春を感じさせます。
加賀 颯 山梨県立かえで支援学校
作品
マビーマーカー、色鉛筆等を併用しています。様々な種類の鳥たちの様子を一つの画面の中に配置し、遠近感が感じられる構成を考えて製作されている作品です。
玉井 柾孝 石川県立明和特別支援学校
作品
身体のパーツを分割して一つの作品に構成しています。一版多色刷りの技法を使い既成の色にとらわれず自由に色を重ねた作品です。
河崎 未佳 石川県立錦城特別支援学校
作品
色々な素材と技法を使って勢い良く表現している作品です。心の中の様々な感情やパワーが伝わってくる見る人に元気を分けてくれそうな生命感あふれる作品です。
久保 香奈子 福井県立嶺南西養護学校
作品
いくつかの素材から自分の描きたい花を選び、直接的な印象を大切にしながら製作したとのことです。素直な気持ちが表現されている秀作です。
梶原 一晃 福井県立嶺北養護学校
作品
活気がありながらしっとりとした色調がきれいです。画面を分割することで車のスピード感を出すことで作者のスポーツカーに対する思いをよく表現しています。
林 実沙季 富山県立高志支援学校
作品
とろみををつけた絵具を樹脂板に塗り広げ、線を描いたりマーブル模様を作ったりしたとのことです。線の動きと色の変化によるリズム感が吹き渡る秋の風を感じさせる作品です。
藪 茂翁 富山県立となみ総合支援学校
作品
左右対称に触覚一本一本にいたるまで精密に描かれた昆虫が奥行きのある虹のような背景によって一層引き立てられています。完成度の高さと美しさが表現されている作品です。
山本 千暁 長野県立若槻養護学校
作品
発想が面白いです。画面の中心に顔を、その外側にスプーンの一部を入れることで画面構成を複雑にしています。顔の表情や色彩、版画の質感で作者の内面を強く表現した作品です。
小根山 拓人 長野県立若槻養護学校
作品
教室のストーブを細部まで丁寧に観察して描かれています。強い線で堂々と形をとった、重厚な色合いの存在感が伝わってくる作品です。
前川 裕規 岐阜県立岐阜盲学校
作品
様々な素材を用いて版を作り、色は三原色を版上で拭いて表現したそうです。三原色がバランスよく混じって生まれたチョコレート色が画面全体の雰囲気を固め少しずつ残った赤、青、黄色がアクセントになっています。
中村 雅也 岐阜県立岐阜希望が丘特別支援学校
作品
紙を使って表現した花々と外からとってきた草木や自分の手に絵の具をつけてスタンプした色が調和し、画面全体をやさしくさわやかな雰囲気にしています。”そとが好き”な作者の気持ちが伝わってくる作品です。
ファン フン ウィン 静岡県立沼津聴覚特別支援学校
作品
モノタイプの技法を用いて自画像を描いています。直接版に描画し、色彩豊かな作品に仕上げています。
関谷 早央 静岡県立藤枝特別支援学校
作品
作者は、描く際にクワガタ虫の形をすぐに捉えて画面いっぱいに表現したそうです。触覚や足などの細かい表現から虫への愛情が伺えます。迫力のある構図とカラフルな中にも落ち着きのある配色で魅力ある作品になっています。
福岡 佑紀 愛知県立三好養護学校
作品
遠足で行った水族館の思い出を作品にしたそうです。様々な動物の愛くるしさや色彩豊かな表現、丁寧な着彩が魅力的な作品です。
稲垣 快飛 愛知県立春日台養護学校
作品
ポストとバイクの赤、木々と配達員さんの洋服の緑が画面の中でバランスよく調和しており、明るくさわやかな作品となっています。配達員さんの表情や電柱などの細かい部分まで丁寧に表現されています。
長谷川 哲也 三重県立特別支援学校玉城わかば学園
作品
作者は、カブト虫を飼育しているそうです。卵から成虫まで育つ過程を一枚の絵に墨絵で表現しています。
中川 未来 滋賀県立甲良養護学校
作品
スクラッチという技法を用いた作品です。カラフルに着彩し、丁寧に細かい模様が描かれています。クレパスの色も新鮮に見え、色の美しさや伸び伸びとした線が楽しさを表現しています。
田村 真人 滋賀県立新旭養護学校
作品
楽しい、悔しい、嬉しいなど、いろいろな思いを感じた運動会だったそうです。その時の様子が、細かく描写されている作品です。
山本 末和 京都府立宇治支援学校
作品
桜の木を大きく観る眼と木の細部を観察する作者の繊細さが調和した力強い作品です。目には見えない木が育った歳月や季節、木のまわりの空間まで想像させます。
田 美貴 京都市立東総合支援学校
作品
読み聞かせの後、わくわくした気持ちで画用紙に向かい、下絵を一気に描きあげたそうです。クレヨンの色を選びながら少しずつ丁寧に色を塗り3週間かけて完成させた作品です。
上西 順平 大阪市立思斉特別支援学校
作品
一番気に入った顔と体をはさみで切り抜き、建物を描いた絵に貼り付けたとのことです。自分を表現した力強い作品です。
岩野 将大 大阪府立泉北高等支援学校
作品
袋にボンドと絵具を入れて絞り出し自分の顔を表現したとのことです。タンポやステンシルで絵具を塗り重ねることで躍動感のある作品になっています。
篠原 由佳 神戸市立青陽西養護学校
作品
クリスマスソングを聞きながら曲に合わせて筆を走らせたそうです。作者の楽しい気持ちを表現した作品です。
鐡 陸央 兵庫県立姫路特別支援学校
作品
動物の絵本に興味を持ち、自分なりのイメージで描きあげたそうです。動物たちのかわいい表情に作者の気持ちが表れている作品です。
土井 将也 奈良県立盲学校
作品
夏休みに家族旅行に行った時の思い出の一場面を描いたそうです。新幹線から見えた富士山とそれに驚いた自分が生き生きと表現されている作品です。
里崎 萌子 奈良県立大淀養護学校
作品
画面いっぱいに桜のはなやかさを表現した作品です。こつこつと丁寧に描くことで作者の桜に対する思いが伝わり、春の空気感までも感じさせる力作です。
石井 咲菜 和歌山県立和歌山ろう学校
作品
作者は、本を読むことと花が大好きで、この二つを合わせた空想画を作品にしています。色鉛筆の優しい色使いが暖かさを感じる作品となっています。
山脇 貴文 鳥取県立白兎養護学校
作品
バスを待つ動物たちの様子が鉛筆やサインペンを用いて丁寧に描かれています。ストーリー性を感じる作品です。
阪本 こゆき 鳥取県立鳥取聾学校
作品
蝶と人物の前後関係など細部まで配慮しながらバランスよく構成されています。また、羽の表現も美しく思いを込めながら描いた様子が伺えます。鉛筆と透明水彩を材料の特徴を活かしながら効果的に活用することができています。
川本 和輝 島根県立松江清心養護学校
作品
雨や寒さに負けず、美しく咲いたチューリップを描いた作品です。自分の気持ちも詩を通して表現しています。
田本 隆輝 島根県立益田養護学校
作品
学園祭の発表を思い出しながら描いたそうです。ドラムサークルの楽しい様子が伝わってくる作品です。
中西 俊助 岡山県立岡山西支援学校
作品
初めて木工作業を体験する友達の様子を描いた作品です。クレヨンや色鉛筆を水彩絵具の上に描き加え、奥行きを表現させています。
殊井 直人 岡山県立岡山南支援学校
作品
修学旅行で博多に行き、屋台でラーメン、ぎょうざ、から揚げを食べたそうです。楽しかった修学旅行の様子が伝わってくる作品です。
谷口 隆明 広島県立広島北特別支援学校
作品
作者は、山間部から通学している生徒で「山」というモチーフは、もっとも身近に感じるものだそうです。作品は、鮮やかな色彩をのびのびと使い表現しています。
小林 大輝 広島市立広島特別支援学校
作品
輪郭を竹ペンを用い黒絵具で力強く描いています。また、水彩のもつ透明感と重ね塗りからできる色の変化を使い、顔や服の着色に濃淡をつけ上手に影を表現している作品です。
棟近 美優 山口県立周南総合支援学校
作品
作者は、大好きなローラー遊びを行った後にこの虹を表現したそうです。配色やカーブの加減を注意しながら慎重に描いた様子が伺えます。虹の上を楽しそうに渡る仲間たち。これからどこに行くのでしょうか。
西嶋 友秀 山口県立下関南総合支援学校
作品
単なる写実表現ではなく、独自の感性で配色されています。丁寧に仕上げられた作品です。
井上 之徳 徳島県立池田支援学校
作品
将来の自分への戒めの言葉でしょうか。画面からはみ出すかぼちゃの大胆な構図が特徴的です。
杉江 翔磨 徳島県立池田支援学校
作品
カラフルな円や四角形を組み合わせて機関車を表しています。今にも夢の世界へ出発していくようです。
木下 慶重 香川県立高松養護学校
作品
作品は、光をデザインするというテーマで取組み、自ら素材を粘土に求めたといいます。素朴でありながら繊細かつ強さも感じる作品となっています。
原 大樹 香川大学教育学部附属特別支援学校
作品
水の勢いや手足の動きの表現などから夏のキャンプ学習で海水浴を楽しんでいた様子が伝わってきます。友達の声や水しぶきの音が伝わってきそうな楽しい作品です。
中矢 玲音 愛媛県立新居浜特別支援学校
作品
にぎやかで活気のある公園の池です。作者が好きな魚、亀、鳥をとおして遠足の楽しさをよく描いています。筆触や色がそれを強調しています。
山田 美里 愛媛県立松山聾学校
作品
鏡に映った自分を描いた作品です。竹ペンやグラフィックデザインで用いるペンを使い、細部まで描かれています。学生服の質感がよく表現できています。
上林 怜央 福岡県立古賀特別支援学校
作品
イメージをもとに得意のきり絵で一気に作り上げたそうです。数頭の恐竜がいるように見えますが、大きな恐竜一頭にも見える作品です。
五十嵐 司 福岡県立直方聾学校
作品
ピカソが用いた「キュビズム」という手法を使った自画像です。顔の左半分は明るい色を使用し、右半分に暗い色を使用しているのが配色の特徴です。
向井 真菜 長崎県立虹の原特別支援学校
作品
細いペンを使って画面を埋め尽くす作品が多かった作者にとって大画面での制作は大きな挑戦となったそうです。この作品は、全てフリーハンドで制作しました。
山本 照 長崎県立桜が丘特別支援学校
作品
サッカーの一瞬の動きをよく捉えた動作や顔の表情、構図が面白いです。観客の表情は、単純化されていますが、その場の歓声が聞こえてきそうな作品です。
西村 紗希 熊本県立黒石原養護学校
作品
筆やタンポ持って描いたそうです。違う道具を活用したり色や手の動きを変えたりすることで、しっかり静と動が表現されています。
渡邊 健太 熊本県立黒石原養護学校
作品
大好きな先生と一緒にケーキを食べたいという想いで描いていたそうです。その想いが伝ってくる優しさが伝わってくる作品です。
久士目 菜摘 大分県立別府支援学校
作品
大胆な配色と構図でまだ見たこともない宇宙を旅しているような気持ちにさせる作品です。
香川 智紀 大分県立臼杵支援学校
作品
休み時間も使い頑張って仕上げたそうです。遠近法を理解して校舎の形を正確に表現することができています。
中武 卓 宮崎県立みやざき中央支援学校
作品
夏の花が咲いている様子を思い浮かべながら描いたそうです。色鉛筆で何度も塗り重ね夏らしい感じを表現しています。
柿内 陽華 宮崎県立明星視覚支援学校
作品
作者は、歯磨き中の大きく口をあけた自分の顔を手で触ることで特徴をつかみ、鮮やかな色づかいでダイナミックに表現しています。
永井 伴哉 鹿児島県立指宿養護学校
作品
大切に育ててきた2匹のカブト虫を戦わせる日。その時の興奮が伝わってきます。期待に満ち溢れた様子が力強く表現されている作品です。
木村 真太郎 鹿児島県立鹿児島養護学校
作品
学校から見える風景を自分で選び、野外で写生した作品だそうです。建物の細部までよく見えて丁寧に描かれています。配色もバランスよく、まとまりのある画面となっています。
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