廣瀬 尚之 群馬県立赤城養護学校
作品
週2回の入浴を楽しみにしています。シャワーをあび「シャンプーでいっぱいになり気持ちよかったよ」と話してくれました。感情といきいきとした線描を生かすため余分な色塗りはせず,より直接的な表現になりました。
奥村 泰臣 群馬県立渡良瀬養護学校
作品
赤城山へみんなで登山に行った時の絵です。運動が得意な奥村君は一番に頂上に着きました。絵の中で山頂にいるのは本人です。その隣りにいる人たちは後から登ってきた友だちや先生です。着彩は,普段から使っているマジックで人間を描きました。山は広い面積なので,水彩絵の具で色を造りながら丁寧に塗りました。
北枝 里子 愛媛県立松山聾学校
作品
水彩絵の具を使用し,港の風景を光を意識して描きました。
明上 泰友 愛媛県立宇和聾学校
作品
秋にブドウ狩りをしている様子が,黒白のバランスよく表現されている。
田中 栄一 三重県立養護学校玉城わかば学園
作品
数字が大好きで,いつも数字をたくさん書いてくれる栄一君ですが,写生会の日,春の日ざしの中で,担任の先生がぐるぐる回してくれた自転車のタイヤを見て,力強く筆を動かして描きました。今にも走り出しそうな自転車です。
冨田 裕一 山口大学教育学部附属養護学校
作品
一生けん命,画用紙にむかってがんばった心が作品いっぱいにあふれています。
中嶋 久勝 福岡県立養護学校福岡高等学園
作品
木版カレンダーのために作った作品です。主題の「万里の長城」は作者の憧れであり,何度もオリジナルスケッチをくり返して構図がまとまりました。細かい部分の彫りに苦労したので摺り上げた時の喜びは最高でした。
岡本 匡介 大阪府立生野聾学校
作品
近くで見る大阪城の石垣の大きさにおどろいたり,歴史を感じたりしながら,初夏の暑さの下,根気よく写生しました。
大坂 拓也 静岡県立天竜養護学校
作品
はじめて馬に乗った感動を一気に描きあげた。
静岡県立浜松養護学校
作品
美術担当の先生を見て見たままにゆっくり線を引いていきました。味わいのある作品です。
田野 賀子 石川県立明和養護学校
作品
一版多色刷りの木版画作品である。
源田 沙知乃 石川県立明和養護学校
作品
本校作業学習での紋紙をリサイクルして作ったものである。
菅木 淳弘 岡山県立西備養護学校
作品
本人にとって静物写生は初めてのことではなかったかと思います。人形の大きさや文様をよく見て描いています。絵の具はあらかじめパレットに出して固めた物を水でとかしながらつけました。集中できる時間が短いのですが,この作品を描く時はとても落ち着いて取り組みました。見る者をやすらいだ気持ちにしてくれる暖かい素敵な作品だと思います。
太田 健二(高橋利幸) 岡山県立健康の森学園養護学校
作品
染色液は学園内にある梅の木を間伐し,5〜6cmに切断したものを材料にしました。染色を3回したあと媒染し,最後に4回目の染色をしています。染色はのべ16回に及びます。4色あるのは媒染液の違いによるものです。
杉山 智 香川県立高松養護学校
作品
丁寧な作業をする生徒であり,画面のすみずみまで気をつかった作品である。
中里 巧 栃木県立益子養護学校
作品
細かな所を丁寧に仕上げ,特に柔かな表情が出るように線の美しさを意識して制作してあります。また,着物の立体感を出すために千代紙を後ろに貼ったり,明暗を意識してバランスよく仕上げ,人物が生きているかのような動きのある作品に仕上がっています。いつも優しくしてくれる母親のことを想いながら心を込めて集中して制作しました。
武関 理可 栃木県立栃木養護学校
作品
登校時に履いている靴を水彩画で描きました。靴の細かい部分をよく観察して柔らかい質感を出すように工夫しました。
塩田 英幸 栃木県立栃木養護学校
作品
作業学習で“さをり織り”を覚え,経糸の配色を考え整経し,筬通し,綜絖通し,織りつけまで自分でできるようになりました。学校の前の山のような美しい紅葉を表現したかったので,配色を工夫しました。
高見澤 信彦 長野県立長野盲学校
作品
大きな粘土の塊を叩きながら成形し,素焼後着色した。
笠原 祐子 長野県寿台養護学校
作品
大きな牛の様子を画面にダイナミックに描いている。また思い思いのかっこうでくつろいでいる牛の姿がのびのびと描かれている。
鈴木 恭輔 千葉県立千葉養護学校
作品
版木に下描して彫り,画用紙には色塗りしておき,最後に刷っています。
奥井 恵一 富山県立しらとり養護学校
作品
画面一杯に描かれたこの作品は,鏡に映る「ぼく」を伸び伸びとした線で表現している。また水彩の柔らかな色づかいは「ぼく」の表情を生き生きと描き出している。
森山 太久磨 島根県立石見養護学校
作品
よく描く好きなものを画面いっぱいに配して,好きな色彩をつけていきました。きっちりとした線,きっちりとした色ぬりは彼のもち味で,知ったものに囲まれた本人(画面中央)が楽しそうに描かれています。
山田 真之 長崎県立希望が丘高等養護学校
作品
普賢岳噴火から9年がたち,やっと麓から中腹にかけ,薄い緑の草が見られるようになりましたが頂上はまだものすごい熱気です。草木染した木綿糸と毛糸を使って表現しました。
堤 マサ子 長崎県立希望が丘高等養護学校
作品
紙版画による作品。画面いっぱいを写真と考えたら......りんごちゃんがVサインのポーズをとっています。
植木 幹尋 愛知県立一宮東養護学校
作品
部活動で静物画を描いている自分を描きました。服や部屋の様子を工夫しました。
森 健治 愛知県立三好養護学校
作品
勢いのある力強い線と,鮮やかな色彩を使って伸び伸びと描くことができました。画面に動きも感じられ,迫力のある表現ができました。
雀部 元子 奈良県立西の京養護学校
作品
自分の好きな虫や動物を主題にした作品です。レースや布などを素材にして,張りつけた物を凹版にして刷りました。
園田 志保 奈良県立西の京養護学校
作品
自分が遊んでいるところを主題にして,布・レース・紙粘土など様々な素材を使って張りつけた物にインクをぬり,ふきとってからプレスした凹版です。
二村 貞光 岐阜県立中濃養護学校
作品
オランダの建物が印象に残り,細かいところまで描きました。
永田 翔悟 岐阜県立岐阜希望ヶ丘養護学校
作品
プールで友だちと楽しく泳いだ様子を画面いっぱいにのびのびと描いています。既製のプールの形にとらわれず,友達と泳いだ楽しさを自由に表現しています。明るい色使いと軽いタッチで絵の具を塗りました。
田原 舞子 宮崎県立盲学校
作品
クロッキー・鉛筆・友達をモデルに何十枚も描いた中の1枚です。リトグラフにするというので緊張して描きました。
樋口 和弥 宮崎県立宮崎養護学校
作品
いくつかの技法(しわ描き,和紙のコラージュ,水彩など)を自由に組み合わせ,不思議な世界をつくり出した。
長友 秋幸 宮崎県立宮崎養護学校
作品
ビニールシートを窓ガラスに貼り,窓から見える景色を大胆なタッチで表現しました。
緒方 駿介 滋賀県立聾話学校
作品
遊園地へ行ってちょっとスリルがあって,とっても楽しかった事を思い出して,クレパスで描きました。
中島 隆介 滋賀県立聾話学校
作品
運動会後,すぐに描いたので,とても迫力がありがんばった様子がでています。
小谷 武嗣 福井県立福井南養護学校高等部清水分教室
作品
ぐんぐんと空高く上っていくさまを表現しました。幾重にも重なっている絵の具の色が作品全体をとてもきれいに見せています。筆で描いた下絵を型紙として,ステンシルにしました。絵筆やマジックを手に持ち,紙にトントンとたたくのが得意なので,それを生かして絵の具のついたタンポでトントンとしました。無理をすることなく描くことができたので,とてもきれいな色で伸び伸びと表現できた作品になりました。
中村 恭寛(藪下 真也) 福井県立福井養護学校
作品
学校祭の看板制作のデザイン。二人の合同のデザインをコンピューターアートに表現した。
出月 香穂 山梨県立甲府養護学校
作品
発泡スチロールにマジックやラッカー溶液を筆につけて描いた。描いた部分が溶けて版を形成する。和紙にあらかじめ色をつけておいてその上に刷った。
深沢 博貴 山梨県立甲府養護学校
作品
発泡スチロールにマジックやラッカー溶液を筆につけて描いたりマジックで描いた。(投げたり落としたり・・・)和紙に色をつけておいてその上に刷った。
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