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本文 赤頭巾の絵本

1.触素材を貼り付ける形式

8)「赤頭巾」の絵本 (翻案)  〔台紙はA4版横〕
 <ストーリー> ビロードの赤いずきんがよく似合う女の子がいて、「あかずきん」と呼ばれていた。ある日、母親からおばあさんの家にお見舞いに行くように言われたあかずきんが、途中、悪いオオカミにだまされて花を摘んでいる間に、オオカミはおばあさんの家に先回りしておばあさんを飲み込み、おばあさんになりすます。そこへやって来たあかずきんは、おばあさんになりすましているオオカミの大きな耳、大きな目、大きな手、大きな口を怪しむが、結局オオカミに飲み込まれる。満腹して寝込んでいたオオカミを、狩人がみつけて、オオカミのお腹を切って二人を助け出す。そして、3人で石をオオカミのお腹に詰め込んで、オオカミをやっつける。あかずきんがお見舞いに持ってきたお菓子とワインでおばあさんはすっかり元気になる。 
 <絵> (1)〜(11)
(1)絵 (2)絵
(3)絵 (4)絵
(5)絵 (6)絵
(7)絵 (8)絵
(9)絵 (10)絵
(11)絵
 :写真の(3)では、あかずきんの頭巾である三角の赤いビロードの布が欠けている。
 <絵の説明> (1)ページの中央にあかずきんが正面を向いて立っている絵(頭にずきんとして三角形のビロードの布を貼ってある。高さ7cm)。 (2)左側にあかずきん、右側に母親(その身体にはエプロンとして他と区別できる素材の布を貼ってある。高さ10cm)がいて、向かい合っている絵。 (3)左側にあかずきん、右側にオオカミの絵(毛の素材。大きさ8cm×12cm)。 (4)左側に花を一本持ったあかずきん(右向き)、右側に5本の花を間を空けて並列。 (5)ベッド(長方形の木の板、3cm×12cm)にふとん(長方形の布の素材をベッドの上に)をかけて寝ているおばあさん(顔だけふとんから出ていて、つるつるの布の帽子をつけている)の絵(その周囲を家を示す輪郭線で囲んである)。 (6)ベッド、ふとん、家の輪郭線は先のページと同じで、顔の部分だけがオオカミになっている絵。 (7)台紙いっぱいにオオカミの顔(大きな耳。目と口は大きくくりぬいて地の台紙を露出。15cm大)と、左右下にオオカミの手(5cm大)。 (8)左側に仰向けに寝ているオオカミ(お腹を非常に大きく長円状にふくらませてある)、右側に狩人(服の部分を皮の素材、手に鉄砲を持っている、鉄砲の素材はざらざらのプラスチック。高さ10cm)。 (9)左側にあかずきん、右側におばあさん(高さ10cm)。 (10)仰向けに寝ているオオカミ(お腹は平らになっている)、その上に石(実物の小石)を散在させて貼りつけた絵。 (11)左側にあかずきん、右側におばあさん、二人の真ん中にテーブル(木の素材、5cm×7cm)、その上にワインのビンとお菓子(ワインのビンはつるつるのプラスチック、お菓子は厚紙)。 
 <文章> 

   既存の通常の絵本を元にして、上記の絵に合わせて、各自で文章を作って下さい。

 
注:人物の造形については、服を一枚のフェルトで作製し、顔をコミュニケーションボード(発泡スチロールの両面にケント紙が貼ってあるもの)で作製することを基本とした。顔については、特に目鼻はつけていない。横向きの顔には鼻を突出させたものもあるといった程度である。また、手足をコミュニケーションボードでつけたものもある。

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