■NISEトピックス

★トピックス★

●企画部の活動 ―研究活動を中心に―
 企画部は、企画部長の下に、総合企画調整担当、国際担当、評価担当の各上席総括研究員が配置され、8名の研究職員を合わせて総勢12名が所属しています。
 担当業務は、研究計画の立案等を行う研究計画調整担当、政府の政策と研究所活動を連携させる政策連携担当、特別支援教育に関する行財政について情報収集等を行う行財政担当、国際的な事項を扱う国際交流・国際比較担当、独立行政法人評価や研究評価への対応などを行う評価担当です。
 研究活動については、総合企画調整担当の上席総括研究員と研究計画調整担当の研究職員により、総合的な研究の企画・立案、研究基本計画や年度計画の立案、また、研究課題を設定する際の調整等を行っています。
 
 ○企画部の具体的な所掌事務についてはこちら→
 http://www.nise.go.jp/kenshuka/josa/kankobutsu/pub_d/d-282/d-282_p10_11.pdf
 
 本研究所では、長中期的展望を持ち研究課題を遂行していくために、平成20年度に今後5ヵ年に取り組むべき研究を整理した「研究基本計画」を策定し、これに沿って研究活動を進めています。
 また、本研究所では様々な研究を行っていますが、政策的に必要とされる課題や学校等の現場における喫緊の課題に対応する研究を「基幹研究」と位置づけ、必要とされる専門性に対応できる研究者により構成した研究班を中心に「研究基本計画」に沿って研究課題を設定し、研究を実施しています。なお、「基幹研究」のうち、障害種別によらない研究で、特別支援教育推進のための総合的研究、障害種別の共通のテーマの研究などを「専門研究A」、障害種別に対応した専門的研究を「専門研究B」と区分しています。また、業務上必要でかつ全所的に取り組むことが求められる研究として「専門研究C」、先駆的、試験的、萌芽的研究として「専門研究D」の区分があります。その他、「共同研究」「調査研究」などの区分で研究活動を行っています。
 
 ○研究区分・研究種別及び研究班の概要についてはこちら→
http://www.nise.go.jp/blog/2008/05/post_816.html

★研究紹介★

●専門研究B
 「聾学校における授業とその評価に関する研究-手話活用を含めた指導法の改善と言語力・学力の向上を目指して-」(平成20~21年度)
 
 本研究は、聴覚障害児の教育を主とする特別支援学校(以下「聾学校」)の授業のあり方を探ったものです。聾学校では近年、在籍児の減少や多様化、コミュニケーション手段の多様化、学力・言語力向上に対する保護者等の強い期待、専門性の維持・継承・発展に関する課題、等のもとで“多様性の中で機能する聾学校の授業づくり”が求められています。
 本研究では、主に国語の授業実態を把握するために全国聾学校調査を行いました。ここでは、国語の授業がきわめて少人数のグループで行われていることや、学年が上がるにつれて視覚的手段中心の授業グループが多くなっていることなどが分かりました。さらに外部の研究協力者(聾学校教員)とともに、学校全体で取り組む授業改善の試み、教員が使いやすい授業評価法の試作、授業改善のための職員研修や研究活動、話し合い活動を大切にした授業、等のテーマを設定し、実践報告を行いました。これらが聾学校の授業に役立つことを望みます。

◆ちょっと一息 季節のたより
 本格的な夏を迎えて、海、山、川へと自然が人々を誘い出す季節となりました。全国津々浦々では、花火大会や盆踊り等が盛んに開催されていることと思います。横須賀では、例年8月に“よこすか開国祭「開国花火大会」”が催され、1万発の多彩な花火が真夏の夜空を華やかに彩っています。この夏、皆さんが自然の美しさと人と人との温かいふれあいを、多く体験できることを願っています。
 (教育相談部 藤井 茂樹 記)