インクルセンター活動日記
令和5年度地域支援事業交流スペース2回目の報告
交流スペース2回目の報告です。今回は、多くの自治体の方が参加し、
非常に活気にあふれた会となりました(写真をご覧ください)。
会では、合理的配慮、インクルーシブ教育、研修、交流・共同学習、副籍、ICT活用、
そして来年度の計画など、幅広いトピックが活発に議論されました。
夏に行われた推進プログラムで既にお互いが顔見知りだったため、
リラックスした雰囲気の中で、内容の濃いディスカッションや情報共有が行われました。
日頃感じている課題や悩みを率直に共有し合う姿勢も印象的でした。
このようなお互いの共感が、次のステップに向けたモチベーションを高めることでしょう。
次回の交流会は10月31日(火曜日)の16:30~17:30に予定されています。
次回は、昨年度まで地域支援事業に参加されていた自治体の皆様にも声をかけ、
昨年度と今年度の参加自治体の合同で開催されます。
合同での交流スペースは初めての試みですが、どのような会になるか、今から楽しみです。
「令和5年度地域支援事業推進プログラム」の報告
令和5年度の「地域支援事業推進プログラム」が、8月24日金曜日(10:00~16:00)に開催されました。
このプログラムは、地域支援事業に参加する自治体が一堂に会し、これまでの取り組み(途中経過)を
発表・協議することにより、お互いに刺激し合うことを目的としています。
今年度も「対面」と「オンライン」の両方で行うハイブリッド形式で開催しました(写真をご参照ください)。
参加自治体からは、それぞれ特色ある取り組みが発表されました。インクルーシブ教育の実践において直面するさまざまな課題、
そしてそれらを乗り越えるためのヒントが多く共有されたように思います。
また、協議の時間では、アットホームな雰囲気の中で、実り多い情報交換が行われました。
アドバイザーであるノートルダム清心女子大学の青山新吾先生、そしてオブザーバーとしてご参加いただいた
文部科学省特別支援教育課の加藤典子調査官からは、各自治体の取り組みに共通するポイントがわかりやすく整理され、
貴重なアドバイスをいただきました。
最後に猛暑の中、ご参加いただいた皆様に心より感謝申し上げます。
本プログラムで共有された情報が9月からの実践にお役立ていただければ幸いです。
写真1 Zoomでの記念撮影
写真2 会場の様子
写真3 協議の様子
※ 活動日誌のアイコンを令和5年度バージョンに更新しました。こちらもぜひご覧ください。
https://www.nise.go.jp/nc/about_nise/inclusive_center
令和5年度の「交流スペース」が始まりました
今年度の「交流スペース」が始まりました。
「交流スペース」は、地域支援事業参加自治体の方々が、自由にそして気がるに参加し、
楽しくおしゃべりをしながら、情報交換等を行う場です(Zoomによるオンライン)。
1回目の今回(7月25日火曜日16:30~17:30)は、3自治体の先生方が参加してくださいました。
それぞれの取組状況や普段感じている課題等について活発な意見交換ができ、有意義な時間となりました。
交流スペースは、これから月に1回程度のペースで開催していく予定です。
次回は9月を予定しております。
交流スペースの場でみなさんとお会いできるのを楽しみにしています。
令和5年度地域支援事業「説明会」を開催しました!
令和5年4月28日(金)に今年度の地域支援事業の「説明会」を開催しました。
(Zoomによるオンライン開催 写真参照)
地域支援事業は、各自治体が推進するインクルーシブ教育システム(インクル)の事業について特総研が
支援を行うものです。今年で3年目になります。
本年度は全国各地から16もの自治体(5県9市1区1町[栃木県、山梨県、広島県、宮崎県、沖縄県、
名古屋市、一戸町、宮古市、下野市、鴻巣市、吉川市、豊島区、飯田市、犬山市、阿久根市、枕崎市])が
応募してくださいました(図の地図参照)。
説明会では、各自治体から事業の計画をご紹介いただきました。
短い時間でしたが、各地のインクルの取組についてたくさんの情報を得ることができました。
5月からいよいよ本格スタートですね。皆様、今年度もどうぞよろしくお願いいたします。
写真 地域支援事業「説明会」 Zoomによるオンライン開催の様子
図 令和5年度地域支援事業参画16自治体(●)
令和4年度地域支援事業「報告会」の終了報告
令和4年度地域支援事業「報告会」の終了報告
令和5年3月10日(10:30-16:30)に「報告会」を開催しました(Zoom開催)。
この報告会は、1年間の成果を共有していく今年度最後の活動になります。
どの自治体からも熱のこもった発表があり、それぞれの地域の特色や課題について活発な意見交換や質疑応答が行われました。
たくさんの学びがありました。年度当初は「インクルーシブ教育システム(インクル)って何?」
「何をすればインクルになるの?」といった声もあり、不安や戸惑いを感じていた自治体もあったのではないでしょうか。
でも、今回の報告会を通じ、お互いに、インクルが何かについてより具体のイメージを膨らませることができたように思います。
アドバイザーであるノートルダム清心女子大学 青山新吾先生、神奈川県立総合教育センター 笹谷幸司先生からは、
学校のことだけでなく、子ども、保護者・家庭、地域を含め、幅広い視点から包括的に事業を総括していただきました。
子どもを中心とし、地域全体で支えていく。当たり前のことだけど、そうした基本をきちんと意識していくことの大事さを
改めて痛感することができました。
今回の報告会には、来年度(令和5年度)の地域支援事業への参加自治体からも多く方が出席してくださいました。
来年度は、今年度の13自治体から3つ増え、16自治体になる予定です。
来年度はどんな年になるでしょうか? いずれにせよ、来年度もたくさんの学びが得られる場にしていきたいと、
スタッフ一同切に願っています。
令和4年度地域支援事業参加自治体の皆さまと一緒に記念撮影!
たくさんの学びをありがとうございました!!