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インクルセンター活動日記

グループ 地域支援事業「交流スペース」:7回目のご報告と1年間の振り返り

7回目の「交流スペース」の報告と1年間の振り返りです。

(令和5年1月31日、火曜日、16:30-17:30)

 

今回は5自治体の先生方が参加してくださいました。今年度の「交流スペース」は今日で最後になります。

そのラストの追い込みのおかげでしょうか。今日は「●●市さんではどうしていますか?」といった

具体的な質問が、序盤から積極的にありました。読みの指導、副学籍、自立活動、研修、ネットワークづくりなどなど、

たくさんの話題があげられ、議論はこれまでで一番盛り上がったように思います。

会の終盤には、「交流スペースのような気軽な情報交換の場を、自分のところ(自治体)でも作っていきたい」といった提案もあり、

みんなで「うん、うん、そうだね」と共感し合いました。

 

過去7回の交流スペースを振り返り、「本当に続けてきた甲斐があった」と今、スタッフ一同、素直に喜びを感じております。

各自治体の先生方には1年間継続してご協力いただけたこと、そして、たくさんの学びをいただけたこと、この場をお借りして心より感謝申し上げます。

来年度も「交流スペース」から「インクルの輪」をさらに広げていく予定です!皆さまと、またこのスペースでお会いできることを楽しみにしております。

グループ 地域支援事業「交流スペース」:6回目のご報告。

 6回目の「交流スペース」(令和4年11月29日、火曜日、16:30-17:30)の報告です。

2自治体の先生方が参加してくださいました。

 今回は、それぞれの自治体の進捗状況の他に、個別の相談事例などの貴重なお話を聞くことができました。

 また、地域支援事業やその成果普及について、自治体や先生方のニーズを窺うこともできました。

先生方のお話を聞く中で、地域のインクルの活性化のためには、交流スペースのように、気軽にお話したり、

相談したりする場や機会をうまく作り出していくことが、大切なのではないかと、改めて考えさせられました。

今年の交流スペースは、今回が最後になります。来年(2023年)は、自治体の先生方がもっと参加しやすいように、

会の持ち方などを工夫できたらいいなぁと思います。

特総研において「日韓特別支援教育協議会」を開催しました。

 令和4年11月18日(金)、特総研において「日韓特別支援教育協議会」を開催しました。この協議会は、韓国国立特殊教育院と本研究所との交流協定によって毎年実施することとしています。今回は本研究所を主催者として実施し、テーマは「日韓における教育課程に係る政策」でした。
 協議会前日の午前中、韓国国立特殊教育院の皆様は、筑波大学附属視覚特別支援学校を訪問し、星祐子校長先生の案内で、授業参観や児童生徒の皆さんとの交流を行いました。午後は、文部科学省を訪問し、日本の特別支援教育の動向について同省初等中等教育局特別支援教育課長山田泰造氏から説明を受けました。質疑応答では、韓国と日本の特別支援教育の動向が似ていることから、同じような良さや課題があることを確認し、課題解決のための方策について情報を交換しました。
 協議会は、日韓両国における出入国規制の緩和を受け、対面での開催となりました。両国あわせて39名が参加しました。
 開会式では、本研究所理事長中村信一及び韓国国立特殊教育院長イ・ハンウ氏の挨拶がありました。
 続いて、韓国国立特殊教育院教育課程政策チーム教育研究士キム・ヒョンテ氏から韓国の特殊学校に係る教育課程の制度、知的障害特殊学校の教育課程、特殊学校教育課程に係る研究動向についてご発表がありました。日本からは、文部科学省初等中等教育局特別支援教育課特別支援教育調査官加藤宏昭氏から、学習指導要領等の改訂の方向性について、特総研の横尾俊総括研究員から知的障害のある児童生徒に対する特別支援教育を中心に特別支援学校学習指導要領とその実践について、特総研の吉川知夫上席総括研究員から学習指導要領に基づく教育課程の編成・実施・評価・改善に関する研究についての発表がありました。
 これらの発表を踏まえた総括協議では、両国の特別支援教育制度において異なる取組について互いに関心を寄せるとともに、意見交換しました。
 閉会式では、特総研の梅澤敦理事より、閉会の挨拶として、感謝の意を表しました。続いて韓国国立特殊教育院教育研究官オ・ヨンスク氏から次回の協議会は韓国側をホストとして開催する旨が宣言され閉会しました。今後も本研究所は海外の研究機関との積極的な交流を継続するとともに、情報収集に努めて参ります。

グループ 地域支援事業「交流スペース」:5回目のご報告。

5回目の「交流スペース」(令和4年10月25日、火曜日、16:30-17:30)の報告です。

今回も、自治体と特別研究員の先生方にご参加いただきました。

初めは恒例?のお天気ネタから。

地域によってはもう暖房が入っているなど、日本列島の長さを感じるお話からスタートしました。

話題の中心は、研修会の周知や内容の工夫、通級指導教室の位置付けや子供にとっての

必要性についてでした。

研修会で実施したアンケート結果の共有もあり、それぞれの自治体の取組を紹介し合う中、

質問も多く出され、気づけば終わりの時間というあっという間のひとときでした。

 

交流スペースは、この後、報告書の作成に向けた連絡などもあるため、11月、1月にも

開催することにしました。

また先生方にお会いできるのを楽しみにしています。

グループ 地域支援事業「交流スペース」:4回目のご報告

4回目の「交流スペース」(令和4年9月27日、火曜日、16:30-17:30)の報告です。

今回も自治体,そして特別研究員の先生方が参加してくださいました。

前半は,夏(8月25日)の「推進プログラム」の感想やその後の進捗状況の話,

後半は少し砕けて,ご当地グルメの話で盛り上がりました。

4月に地域支援事業が始まってからおよそ半年。ちょうど折り返し地点になりましたね。

今回,地域支援事業が自治体の取組の後押しとなっている,という嬉しい声もいただきました

(ありがとうございます)。

各自治体の皆さまからのご意見や感想等もお待ちしています。ぜひ交流スペースにお立ち寄りください