FAQ

Q9.言葉での表現が難しい児童に対して、授業の最後にどう思ったのかを確認するときは、どうしていますか?

A(加藤先生).児童の実態によって、例えば絵カードで選択肢を示して選んでもらう、タブレット端末上でアンケートに回答してもらい振り返るなどしています。


A(塩﨑先生).場面緘黙がある児童の例を取り上げます。ねらいによりますが、その児童に声を出して表現することをねらうとした
ら、最初は集団から距離を取って発言してもらい、少しずつ距離を近づけるなどします。また、教師の立ち位置をその児童にとって発言しやすいようにします。例えば、初めはすぐ隣、徐々にその児童との空間的距離をとりながら声も少しずつ大きくなるようにしています。
一方で、声を出すことにこだわらず何らかの方法で表現することをねらうとしたら、身振りで表現してもらうことなどを教えます。