− 第23回文化祭 −
横峯 史斗 北海道東川養護学校 作品 スポンジで作ったスタンプを使って、好きな色の絵の具を付けて押しました。土台のイラストを生かしながら、丁寧にスタンプすることができました。
川岸 駿希 北海道星置養護学校ほしみ高等学園 作品 鏡に映る自分を見つめ、「自分の中にある『燃える』『炎』をイメージしました」という本人の言葉通り、自分の中にわき上がる強い気持ちを表現しました。
菊地 優和 青森県立青森第一高等養護学校 作品 花の周りの背景をパステルをぼかすことで、淡くて優しい雰囲気に仕上がりました。
金澤 新之介 青森県立森田養護学校 作品 体育でのボール運動が好きなので、楽しんで活動している様子を版画に表しました。大きなパーツは、指でゆっくりちぎり、細かなパーツははさみで丁寧に切って制作しています。懸命にボールを追いかける一場面を切りとった生き生きとした作品に仕上がりました。
岩脇 彩明 岩手県立宮古恵風支援学校 作品 海の中を魚や貝たちが仲良く泳いでいるところを作品に表しました。オレンジ色は日の光、緑色は海藻、青色は海の色をイメージして、ローラーで色をつけました。絵の中で、タコが一番のお気に入りです。
和田 晃 岩手大学教育学部附属特別支援学校 作品 自分の顔を写真を見ながら描きました。周りは好きな模様で飾りました。
高橋 篤 宮城県立角田支援学校 作品 昨年度,職業の学習で「職場体験」したことを思い出しながら,絵に起こしました。下絵を描いたあとに,どんな色を重ねるか考えながら,とても丁寧に仕上げました。
高等部印刷班 仙台市立鶴谷特別支援学校 作品 高等部の印刷班で作成した多色刷り版画です。題材として,南アフリカにある世界遺産の「ケープ植物区保護地域群」を取り上げ,作業班の生徒全員で協力して作りました。完成した版画は,カレンダーにして,毎年開催される「しらかばフェスタ」で販売しています。これからも作業班で協力して,美しい版画を作っていきたいと思います。
保坂 柊 秋田県立秋田きらり支援学校 作品 秋田県特別支援学校文化連盟主催による「第14回秋田県特別支援学校文化祭 わくわく美術展」において最優秀賞を受賞した作品です。
福山 健太 秋田県立大曲支援学校 作品 秋田県特別支援学校文化連盟主催による「第14回秋田県特別支援学校文化祭 わくわく美術展」において最優秀賞を受賞した作品です。
結城 大嗣 山形県立鶴岡養護学校 作品 大好きなシャボン玉が、ふんわり、ゆっくり空へ飛んでいく様子を描きました。いろいろな色に変化していくシャボン玉とそれらに囲まれて嬉しくなったぼくの表情がすてきでしょう?
齋藤 滉 山形県立鶴岡高等養護学校 作品 1988年(昭和63年)日本に向かうオリエントエクスプレスをドイツの動態保存車01号機がけん引しているところを描いた作品です。画面構成を工夫し、色彩を考え細かいところまで丁寧に表現する事ができました。
齋藤 裕太 福島県立須賀川養護学校 作品 自画像という主題で木版で制作、自分が被写体のものから選んだ写真の輪郭をトレース、省略や強調を用いて輪郭、陰影、光の部分を考えて黒と灰色の二つの版をつくる。黒と灰色、白の配分や刷りの効果を考えて彫りすすめた。背景は、自画像の名作の鑑賞を通じゴッホの内面を表すような渦巻のモチーフに共感してとりいれ、人物が際立つ効果を考えて彩色して仕上げた。彫りには週に2時間の授業で約1か月を要したが、慎重に彫り、丁寧に刷り上げることで、完成した時に「自分を表現できた」と実感できる作品になったように思う。
伊東 千聖 福島県立西郷養護学校 作品 自分らしさを表すポーズをとり、一版多色刷り木版画で表現しました。人物や背景の線を大切にしながら描き、その線を彫刻刀で彫りました。刷りは彫刻刀で彫った輪郭内をポスターカラーで色を変えながら重ね塗りをすることで、 質感や立体感が表現できるようにしました。大胆な構図と色使いによって生徒の内面性まで表現する力強い作品になりました。
大野 有喜 茨城県立水戸高等特別支援学校 作品 デジタルカメラで撮影した被写体をパソコンに取り入れ、加工して作品に仕上げました。
木村 美穂 茨城県立つくば特別支援学校 作品 イチゴをモチーフに、色彩や明暗の対比を強調した作品です。イチゴの赤に対して床に映った影を青くする工夫をしました。また、イチゴの種を立体的に見せるために一つずつハイライトを描きこみました。この作品は普段の美術部の活動時間だけではなく、夏休みの部活動の時間にも集中的に取り組みました。
笹ア 宣孝 栃木県立那須特別支援学校 作品 夏休みに家族で見た、花火大会の思い出を絵にしました。暗い背景に合うように、花火の色の組み合わせを意識し、色鮮やかな花火を表現しました。
秋山 沙耶 栃木県立聾学校 作品 はじめての油彩画です。ていねいに細かな部分まで描き、時間がかかりましたが、春らしいやわらかな彩の風景の表現ができました。
福田 仁 群馬県立前橋高等特別支援学校 作品 福田君は、本校の重度障害クラスの生徒で、数を数えたり、文字を書くのが苦手です。高1の時に練習して、やっとバス通学できるようになり、工作部に入部しました。高1の時は色ぬりもぐちゃぐちゃでしたが、今は形がわかり、色をきれいにぬれるようになりました。
太田 仁美 群馬県立渋川特別支援学校 作品 想像上の畑を描きました。細かな部分まで丁寧に色塗りをしました。とても大変だったけど綺麗な作品ができて良かったです。
長谷部 航輝 埼玉県立東松山特別支援学校 作品 きれいな珊瑚礁の海の中で、お魚たちが楽しく泳いでいるところを描きました。
大久保 美優 埼玉県立上尾特別支援学校 作品 文化祭で劇を発表した時の絵を描きました。写真を見ながら、うさぎの耳や警察官の衣装、バトンを回して演技をしている自分の姿を描きました。とても楽しかった思い出を、クレヨンと絵の具で表現しました。
神ア 大助 千葉県立四街道特別支援学校 作品 鏡で自分の顔を観ながら水彩絵の具を使い、こつこつと地道に点描技法で描きあげました。水彩筆の代わりに、薄く削った竹の棒の先端に筆の毛先だけを取り付けて、竹の持つスプリング効果を利用し、指先の力と微妙な動きだけで、パレットから絵の具をつけて画面に塗るという一連の動きを一人で行えるように考案された道具を使用しています。着彩の全行程を自分の力で行い完成した力作です。
タブノ・クリステル・ウバルト 千葉県立松戸特別支援学校 作品 大好きな紫色が、とってもきれいなパンジーの花を選びました。土があり、根があり、葉がたくさん重なっているということを観察しながら、幾重にも絵の具を塗り重ねました。また、描きたいパンジーの花びらには、花脈があることに気付き、様々な筆の中から毛が固い筆を選んで、花びらの雰囲気が出るように筆を動かしました。
佐藤 圭昭 東京都立志村学園 作品 木炭を使っています。まず、画面全体を暗くしてから、指と木炭で形を描きました。毛の柔らかさや、目の光の表現を頑張りました。
大橋 朋佳 神奈川県立茅ヶ崎養護学校 作品 大きくたなびく雲は、うねるように運ばれた筆使いで表現されています。絵具のチューブから絞り出した色彩を何度も塗り重ね、作品を完成させました。画面からはパワフルな作者のエネルギーが溢れ、鮮やかな色で描かれた富士山が見る人の目に飛び込んできます。
関口 実莉 神奈川県立三ツ境養護学校 作品 2学期始めに本校で行われる「レインボーコンテスト」への出品に向け、この夏休みに多くの感動をもらった「RIO オリンピック」の様々な競技をイラストにしました。各競技をそれぞれ1枚の用紙に描き、多くの競技を集めた鮮やかで躍動感あふれる作品です。
小倉 大知 山梨県立ろう学校 作品 小学部の宿泊学習で、愛宕山自然の家にいきました。夜になってみんなで、木を囲むと、火の神様がきて、火をつけてくれました。火がボウボウと燃え上がり、全体が明るくなっている様子を描きました。マジックと絵の具を使って描きました。
久北 拓海 石川県立いしかわ特別支援学校 作品 修学旅行で行った東京を思い出しながら、点描で表現しました。背景を暗い色にして、スカイツリー周辺に花火が打ちあがった風景を想像し、描きました。
岡部 将大 福井県立嶺北特別支援学校 作品 日頃から昆虫を観察したり、鳥類や恐竜などの図鑑を見たりするなど、動物の生態への興味・関心が高く、様々な生き物をモチーフにした多くの書画作品を制作している。今回の「Modern鳥獣戯画」では、墨、朱墨、毛筆を用い、独特の構図と筆遣いで、思いのままに独自の世界観を表現した。次々とオリジナルのキャラクターを創出し、そのユニークな造形美のキャラクターたちを絶妙なバランス感覚で紙面に配置していく。小気味よいリズミカルな筆致で完成された線描「Modern鳥獣戯画」は、様々なキャラクターたちが生命力を放ち、今にも賑やかに会話を始め動き出しそうな雰囲気を醸し出し、鑑賞者の目を引きつける。姉妹作である「Living naturally」は、昨年、「第1回アール・ブリュットふくい展(書画の部)」で、みごと最高賞に輝いた。
中山 茂都 福井県立奥越特別支援学校 作品 修学旅行でいった美ら海水族館の思い出を描きました。たくさんの魚たちの泳ぐ姿が一つ一つ丁寧に描かれています。一緒に水族館を見て回った友達や、たくさんの人も表情豊かに表現しました。
境 康成 富山県立富山聴覚総合支援学校 作品 あくびをしている自分の顔をよく見て、ダイナミックに描きました。目や歯、睫毛等、細かいところもよく見て、丁寧に描きました。色を選んで、混ぜて塗るのが楽しかったです。
宮本 昇汰 富山県立高岡支援学校 作品 宮本さんは中学部1年で美術部に入部して以来、乗り物とXmas、七夕を題材に絵を描いてきました。特に乗り物に対するこだわりは強く、はがき大から畳大までの様々な大きさの紙に、自転車からロケットまでありとあらゆる乗り物が行き交う街の風景を、数え切れないくらい描き続けてきました。どの作品でも、乗り物はいつも同じ方向に向かっています。乗っているのはかわいらしい宇宙人のような人たち。そして全体に漂うハッピーな空気感。彼が夢想する理想の街の風景なのでしょう。
山内 美月 長野県安曇野養護学校 作品 中学部生活単元学習で取り組んだ「マイカレンダー作り」での冬の絵です。お正月のイメージの原画を切りました。色づけでは、自分で色を作ってぬりました。屋根には、少し雪を降らせてみました。
藤野 りえ 岐阜県立揖斐特別支援学校 作品 ジャングルの中で、恐竜の赤ちゃんがたまごから生まれた瞬間のうれしい様子を表現しました。
見座田 達也 岐阜県立下呂特別支援学校 作品 スクラッチの技法を美術の授業で学んだ時の作品です。丸と三角と四角を二つずつ使うことをテーマに作成しました。削っているとき、黒く塗った「ろう」が手についたりして大変でした。工夫したところは、形に添って削り方を変えたことです。
バウボ クリスチャン ポール マドッグ 静岡県立藤枝特別支援学校焼津分校 作品 歴史を感じさせる彫像をじっくり見て描きました。筆で描いた黒い形の上に色をのせると、今までにはなかった色合いが生まれました。自分で考えた手法にやりながら手ごたえを感じ、とびっきりお気に入りの作品になりました。
小野田 貢輝 静岡県立吉田特別支援学校 作品 入院中に描いた絵です。言葉にできない自分の気持ちを絵に描いて表しました。ペンを使って1筆1筆丁寧に描きました。
佐藤 七菜 愛知県立大府特別支援学校 作品 校歌の一節をテーマにして、部活動を共に頑張ってきた仲間と嵐に耐えながら練習に励んでいる姿を描きました。背景の嵐の部分は美術の教科書に載っていた葛飾北斎の「男波・女波」を参考にアレンジして描きました。
内藤 洋充 愛知県立豊橋特別支援学校 作品 空想の世界を一版多色刷り版画で表現しました。美術の授業で制作しました。
坂本 翔太 三重県立稲葉特別支援学校 作品 図書室で本をみていたら、消防車の本を見ていて「かっこいい!」「描きたい!」と言い始めました。その本の絵をみて描きましたが、放水する水の表情や彼らしい独特なものが描けました。
藤堂 国広 滋賀県立甲良養護学校 作品 鏡にうつる自分のかををじっくり見て 伸び伸びとした線で描いています。特に水彩絵の具の色の使い方に工夫をしながら 洋服や顔の表現を豊かなタッチで着彩しています。自由な時間は、話をしながら集中して描くことを楽しんでいます。
小野 未奈 滋賀県立長浜北星高等養護学校 作品 自分でパネル・額を作りました。油絵の下塗り、下絵を重ねて描きました。特に、チューリップ・蝶・空と雲については、自分の想いを感じて描き、気に入っています。山道は自分が歩いていく人生を表しています。
武安 俊哉 京都府立向日が丘支援学校 作品 鬼の顔を迫力ある作品に仕上げました。
中田 啓瑛 京都府立呉竹総合支援学校 作品 初めてチャレンジした油絵の作品です。2週間ほどで書き上げ、1週間寝かせたあと、最後にナイフで丸くピンクの色を入れました。タイトルは作品完成後に決めました。
上村 亮太 大阪府立泉南支援学校 作品 春の遠足(永楽ゆめのもり公園)の思い出を描きました。ジャンボトランポリンやすべり台、ブランコで友だちとたくさん遊んだよ!
阪井 和洋 大阪府立東大阪支援学校 作品 動物や身近な道具、家具、それから作品にあるように乗り物などなどを画面にカタログのように几帳面に配列するのが、阪井くん得意の表現方法です。写真や図を見本に描く場合もありますが、たいていはオリジナル。阪井くんの頭の中から次々にイメージが広がってきます。キュートでカラフルな阪井ワールドをお愉しみください。
小林 奈菜子 兵庫県小野市立小野特別支援学校 作品 農園で育てたサツマイモを収穫しました。おいしそうなお芋がカゴにいっぱい。「わたしは、これがいいわ。」いちばん大きいのを選びました。「早く食べたいな!」
平田 優希 奈良県立奈良西養護学校 作品 僕は電車が好きなので、好きな電車風景を描きました。奈良の電車の風景では、コスモスの中を近鉄電車が走る風景が美しかったので描きました。また、関西だけでなく関東の電車も好きで、関東の電車というとまっさきに山手線を思い浮かべ、朝の7時〜8時ごろの通勤ラッシュでの人混みが山手線らしい風景だと思って描きました。
寺田 悠樹 奈良県立大淀養護学校 作品 美術の授業で写真を見ながら自画像を描いた。鉛筆画で淡い色・濃い色などを表現した。日常生活のなかで、本人からの発信は少ない方だが、絵画を通して自分自身を力強く表現した作品だと思う。数ある旅行パンフレットの中から「行きたい所はどこ?」「どれがいい?」等の質問に対して本人が選択したものをバック絵にした。今後、様々な人や物・場所とふれあうことにより、本人がより豊かな生活を送ることができるように願っている。
下村 侑美 和歌山県立ろう学校 作品 私は、今までハロウィンパーティをしたことがないのですが、自分の世界でハロウィンパーティをしている気持ちで作りました。見る人も一緒に楽しい気持ちになってくれたら嬉しいです。
平井 光 和歌山県立きのかわ支援学校 作品 コスモスの花とトンボです。図工の授業で作成しました。
松岡 玲那 鳥取県立白兎養護学校 作品 私の大好きな花や庭をイメージして描きました。私は今年、絵を立体的に描くことに挑戦しています。水彩やペンなどいろいろな道具を使って描きました。細かいところが難しかったです。
小谷 励大 鳥取大学附属特別支援学校 作品 ふれあいまつりでは、小学部6人全員で、ゲームのお店をしました。お店の宣伝のために、おみこしを作って、ねり歩きました。みんなでがんばったので、6人みんなを描きました。工夫した所は、おみこしの実物を見て、下がきや色塗りを丁寧にしたことです。
和田 龍一 島根県立石見養護学校 作品 修学旅行で甲子園に行き、初めて野球観戦をしました。ジェット風船飛ばしで、たくさんの風船が飛んでいく様子や音がすごくて、自分も飛んでいきそうな気持ちを表しています。
國谷 美海 島根県立松江ろう学校 作品 不思議な見え方をする図形を応用して、道を登る猿が少しずつ人間へ進化していくが元に戻り、それがいつまでも繰り返される様子を表現しました。
岡本 大貴 岡山県立岡山東支援学校 作品 人では見ることができないトカゲが見た景色や、トカゲの思いを、トカゲになったつもりで表現しています。1枚の絵の中にあるストーリーを想像しながら絵を見てほしいです。1匹1匹のトカゲの目線が、工夫したところでもあり、苦労したところでもあります。
橋口 凪 倉敷市立倉敷支援学校 作品 修学旅行で行った姫路セントラルパークのサファリの動物を描きました。僕が一番見たかったのは、強そうなライオン!
岡野 譲 広島県立広島特別支援学校 作品 カラフルな色をまず画用紙いっぱいに塗り,最後に自分の好きな茶色と黒色を混ぜて色を作り,上からペインティングナイフを使用して重ねて塗りました。時間いっぱい集中して作業を行って完成させることができました。
末廣 麻美 広島県立三原特別支援学校 作品 雲がぽっかりと浮かんだ空を何羽ものペンギンが自由に飛び回っています。シュールな風景に思えますが,ペンギンに思いを馳せるととても気持ちが良さそうに感じます。作者の自由への憧れか,飛躍に向けての決意か,そんなものがこの絵からは感じ取れ,観ている人に勇気を与えますね。
藤井 沙羅 山口県立周南総合支援学校 作品 ピンク、水色、緑の配色がきれいに調和されている。細部にまで色鉛筆、コンテ、水彩で重ね塗りすることで、花びらや葉の色の深みが出て立体感、質感を表現している。病弱で視覚障害がありながら、モチーフと向き合い、しっかりと観察し描かれている。時間をかけて丁寧に作品制作に取り組んでいった授業風景が思い浮かび、生徒の気持ちが伝わってくる。
石川 大剛 山口県立山口南総合支援学校 作品 宇宙ステーションというタイトルとおり、白い空間に浮かぶ三角形や四角形がエネルギッシュに描かれ、不思議な空間を演出している。色画用紙に色をしっかり塗り込むことで作品にボリューム感をだし、白と黒のコントラストによって作品にインパクトを与えている。対象を独自の観点でとらえていて、生徒の想像性や発想性の豊かさを感じることができる。
田中 碧 鳴門教育大学附属特別支援学校 作品 油絵をはじめて2年目です。母にプレゼントをする作品として、花瓶に生けたチューリップを描きました。光りのあたる方向を薄い色で塗り,影を意識して、濃い色を付けて、仕上げをしました。混色の学習もふまえて、独自の色彩を塗ることが出来ました。高等部の美術の授業で制作しました。
多田 光児 鳴門教育大学附属特別支援学校 作品 油絵制作で2回目の作品になります。油絵の工程を学びながら、4回の重ね塗りをして仕上げました。紫陽花の葉をよく見て、活き活きとした色彩で緑化を表現しました。美術科の時間で制作をしました。
大西 春華 香川県立聾学校 作品 自分の目や鼻の形をじっくりと観察して描きました。
原 大樹 香川大学教育学部附属特別支援学校 作品 現場実習で機械の解体をしている先輩を描きました。道具を使って真剣に仕事をしている様子が描けたと思います。手袋の汚れや工場の様子など細かなところまでがんばって描きました。
佐伯 主人公 愛媛県立しげのぶ特別支援学校 作品 下半身麻痺で車いすで移動する生徒である。手にも硬直があり、伸ばすことができないため、和紙を折り曲げて少しずつ描いた作品である。絵を描くことが好きで、日本画の絵の具の美しさに感動し「いい色だ」と言いながら、鏡に映った硬直のある手が上手に表現できた作品になった。
曾根 葵 愛媛大学教育学部附属特別支援学校 作品 地域での湯築市にゲームコーナーを出店し、お客さんと応対したことを思い出して描きました。ゲームやくじの道具、人物の様子を丁寧に描き着彩しました。
松 竜幸 福岡県立田主丸特別支援学校 作品 けん玉が大好きな友だちをかきました。その友だちは、休み時間になると、いつもけん玉をしています。かくのがむずかしかったところは、けん玉の形と手の形です。まわりのゆかをかくのも大変でした。長い時間をかけてかきあげることができました。
川崎 大輝 佐賀県立唐津特別支援学校 作品 作業学習で被服班に所属し、バックのひも付けを担当しています。ミシンで根気強く、丁寧に縫い付けている自分の姿を版画で表現しました。真剣に、集中して作業をしている様子が印象的です。縫い上げたバックが目立つように彫り出しました。
川中 拓輝 長崎県立佐世保特別支援学校 作品 穏やかな九十九島の海の様子と、パールクイーンがゆっくり進んでいる風景を描きました。海の青の重なりをよく見て表しました。
長尾 陽路 長崎県立ろう学校 作品 美術の授業「樹木のスケッチ」で松の木を描きました。ベニヤ板にアクリル絵の具を塗り重ね、松の幹の木肌や枝張りの特徴を表現しました。
寺川 桂司 熊本県立芦北支援学校佐敷分教室 作品 家が建っていく様子を思い出して描きました。
福田 衣純 熊本県立熊本支援学校 作品 美術の時間に鉛筆で人物画に挑戦しました。校長先生を描きました。
眞鍋 拓矢 大分県立南石垣支援学校 作品 自分の写真を見ながら、ひもを使って顔の輪郭を作り、顔のパーツを描き加えました。その後、筆やクレヨン、スポンジを使って色を塗り重ねました。自分の手に色を塗って紙に押し当てるなど、最後まで色付けを楽しみながら、図工の時間に作成しました。本人の雰囲気が感じられる作品ができました。
瀬戸山 海音 宮崎県立明星視覚支援学校 作品 視覚障がいのある生活の中で、家族や学校の友だちとの出来事を振り返りながら自分自身を見つめている姿と、家族や友だちのあたたかく優しい心で育ち、花を咲かせている様子を描いている。
隅元 吏貴 宮崎県立清武せいりゅう支援学校 作品 ビニール袋をはめた手でキャンバスに下地剤(ジェッソ)を塗り広げ、紙コップやスポンジ等の素材を使って、表面に凸凹を作りました。絵のモチーフは、まず校内をタブレット端末で撮った写真を見ながら画用紙に下書きをし、それをカーボン紙でキャンバスに転写してからアクリル絵の具で色を付けていきました。背景には草や落ち葉、窓を丁寧に描き、オレンジ色の犬のベンチと緑のコントラストがきれいな印象に残る作品に仕上げることができました。
比地黒 颯人 鹿児島県立桜丘養護学校 作品 運動会のかけっこで,お友達と競争して,1番になった自分を大きく表現した作品です。作品制作中は,かけっこで1番になったことがうれしく「1番,1番」と言いながら笑顔で描いていました。
小牟田 菜摘 鹿児島県立桜丘養護学校 作品 「海」と言う言葉から,ペンや筆を使って楽しく描画しました。色も自分で選び,楽しく塗りました。
保海 花蓮 沖縄県立沖縄高等特別支援学校 作品 園芸コースで栽培しているコスモスが、ピンク色で可愛かったので描きました。工夫したところはコスモスが置いてある網を細かく表現したことです。
スポンジで作ったスタンプを使って、好きな色の絵の具を付けて押しました。土台のイラストを生かしながら、丁寧にスタンプすることができました。
鏡に映る自分を見つめ、「自分の中にある『燃える』『炎』をイメージしました」という本人の言葉通り、自分の中にわき上がる強い気持ちを表現しました。
花の周りの背景をパステルをぼかすことで、淡くて優しい雰囲気に仕上がりました。
体育でのボール運動が好きなので、楽しんで活動している様子を版画に表しました。大きなパーツは、指でゆっくりちぎり、細かなパーツははさみで丁寧に切って制作しています。懸命にボールを追いかける一場面を切りとった生き生きとした作品に仕上がりました。
海の中を魚や貝たちが仲良く泳いでいるところを作品に表しました。オレンジ色は日の光、緑色は海藻、青色は海の色をイメージして、ローラーで色をつけました。絵の中で、タコが一番のお気に入りです。
自分の顔を写真を見ながら描きました。周りは好きな模様で飾りました。
昨年度,職業の学習で「職場体験」したことを思い出しながら,絵に起こしました。下絵を描いたあとに,どんな色を重ねるか考えながら,とても丁寧に仕上げました。
高等部の印刷班で作成した多色刷り版画です。題材として,南アフリカにある世界遺産の「ケープ植物区保護地域群」を取り上げ,作業班の生徒全員で協力して作りました。完成した版画は,カレンダーにして,毎年開催される「しらかばフェスタ」で販売しています。これからも作業班で協力して,美しい版画を作っていきたいと思います。
秋田県特別支援学校文化連盟主催による「第14回秋田県特別支援学校文化祭 わくわく美術展」において最優秀賞を受賞した作品です。
秋田県特別支援学校文化連盟主催による「第14回秋田県特別支援学校文化祭 わくわく美術展」において最優秀賞を受賞した作品です。
大好きなシャボン玉が、ふんわり、ゆっくり空へ飛んでいく様子を描きました。いろいろな色に変化していくシャボン玉とそれらに囲まれて嬉しくなったぼくの表情がすてきでしょう?
1988年(昭和63年)日本に向かうオリエントエクスプレスをドイツの動態保存車01号機がけん引しているところを描いた作品です。画面構成を工夫し、色彩を考え細かいところまで丁寧に表現する事ができました。
自画像という主題で木版で制作、自分が被写体のものから選んだ写真の輪郭をトレース、省略や強調を用いて輪郭、陰影、光の部分を考えて黒と灰色の二つの版をつくる。黒と灰色、白の配分や刷りの効果を考えて彫りすすめた。背景は、自画像の名作の鑑賞を通じゴッホの内面を表すような渦巻のモチーフに共感してとりいれ、人物が際立つ効果を考えて彩色して仕上げた。彫りには週に2時間の授業で約1か月を要したが、慎重に彫り、丁寧に刷り上げることで、完成した時に「自分を表現できた」と実感できる作品になったように思う。
自分らしさを表すポーズをとり、一版多色刷り木版画で表現しました。人物や背景の線を大切にしながら描き、その線を彫刻刀で彫りました。刷りは彫刻刀で彫った輪郭内をポスターカラーで色を変えながら重ね塗りをすることで、 質感や立体感が表現できるようにしました。大胆な構図と色使いによって生徒の内面性まで表現する力強い作品になりました。
デジタルカメラで撮影した被写体をパソコンに取り入れ、加工して作品に仕上げました。
イチゴをモチーフに、色彩や明暗の対比を強調した作品です。イチゴの赤に対して床に映った影を青くする工夫をしました。また、イチゴの種を立体的に見せるために一つずつハイライトを描きこみました。この作品は普段の美術部の活動時間だけではなく、夏休みの部活動の時間にも集中的に取り組みました。
夏休みに家族で見た、花火大会の思い出を絵にしました。暗い背景に合うように、花火の色の組み合わせを意識し、色鮮やかな花火を表現しました。
はじめての油彩画です。ていねいに細かな部分まで描き、時間がかかりましたが、春らしいやわらかな彩の風景の表現ができました。
福田君は、本校の重度障害クラスの生徒で、数を数えたり、文字を書くのが苦手です。高1の時に練習して、やっとバス通学できるようになり、工作部に入部しました。高1の時は色ぬりもぐちゃぐちゃでしたが、今は形がわかり、色をきれいにぬれるようになりました。
想像上の畑を描きました。細かな部分まで丁寧に色塗りをしました。とても大変だったけど綺麗な作品ができて良かったです。
きれいな珊瑚礁の海の中で、お魚たちが楽しく泳いでいるところを描きました。
文化祭で劇を発表した時の絵を描きました。写真を見ながら、うさぎの耳や警察官の衣装、バトンを回して演技をしている自分の姿を描きました。とても楽しかった思い出を、クレヨンと絵の具で表現しました。
鏡で自分の顔を観ながら水彩絵の具を使い、こつこつと地道に点描技法で描きあげました。水彩筆の代わりに、薄く削った竹の棒の先端に筆の毛先だけを取り付けて、竹の持つスプリング効果を利用し、指先の力と微妙な動きだけで、パレットから絵の具をつけて画面に塗るという一連の動きを一人で行えるように考案された道具を使用しています。着彩の全行程を自分の力で行い完成した力作です。
大好きな紫色が、とってもきれいなパンジーの花を選びました。土があり、根があり、葉がたくさん重なっているということを観察しながら、幾重にも絵の具を塗り重ねました。また、描きたいパンジーの花びらには、花脈があることに気付き、様々な筆の中から毛が固い筆を選んで、花びらの雰囲気が出るように筆を動かしました。
木炭を使っています。まず、画面全体を暗くしてから、指と木炭で形を描きました。毛の柔らかさや、目の光の表現を頑張りました。
大きくたなびく雲は、うねるように運ばれた筆使いで表現されています。絵具のチューブから絞り出した色彩を何度も塗り重ね、作品を完成させました。画面からはパワフルな作者のエネルギーが溢れ、鮮やかな色で描かれた富士山が見る人の目に飛び込んできます。
2学期始めに本校で行われる「レインボーコンテスト」への出品に向け、この夏休みに多くの感動をもらった「RIO オリンピック」の様々な競技をイラストにしました。各競技をそれぞれ1枚の用紙に描き、多くの競技を集めた鮮やかで躍動感あふれる作品です。
小学部の宿泊学習で、愛宕山自然の家にいきました。夜になってみんなで、木を囲むと、火の神様がきて、火をつけてくれました。火がボウボウと燃え上がり、全体が明るくなっている様子を描きました。マジックと絵の具を使って描きました。
修学旅行で行った東京を思い出しながら、点描で表現しました。背景を暗い色にして、スカイツリー周辺に花火が打ちあがった風景を想像し、描きました。
日頃から昆虫を観察したり、鳥類や恐竜などの図鑑を見たりするなど、動物の生態への興味・関心が高く、様々な生き物をモチーフにした多くの書画作品を制作している。今回の「Modern鳥獣戯画」では、墨、朱墨、毛筆を用い、独特の構図と筆遣いで、思いのままに独自の世界観を表現した。次々とオリジナルのキャラクターを創出し、そのユニークな造形美のキャラクターたちを絶妙なバランス感覚で紙面に配置していく。小気味よいリズミカルな筆致で完成された線描「Modern鳥獣戯画」は、様々なキャラクターたちが生命力を放ち、今にも賑やかに会話を始め動き出しそうな雰囲気を醸し出し、鑑賞者の目を引きつける。姉妹作である「Living naturally」は、昨年、「第1回アール・ブリュットふくい展(書画の部)」で、みごと最高賞に輝いた。
修学旅行でいった美ら海水族館の思い出を描きました。たくさんの魚たちの泳ぐ姿が一つ一つ丁寧に描かれています。一緒に水族館を見て回った友達や、たくさんの人も表情豊かに表現しました。
あくびをしている自分の顔をよく見て、ダイナミックに描きました。目や歯、睫毛等、細かいところもよく見て、丁寧に描きました。色を選んで、混ぜて塗るのが楽しかったです。
宮本さんは中学部1年で美術部に入部して以来、乗り物とXmas、七夕を題材に絵を描いてきました。特に乗り物に対するこだわりは強く、はがき大から畳大までの様々な大きさの紙に、自転車からロケットまでありとあらゆる乗り物が行き交う街の風景を、数え切れないくらい描き続けてきました。どの作品でも、乗り物はいつも同じ方向に向かっています。乗っているのはかわいらしい宇宙人のような人たち。そして全体に漂うハッピーな空気感。彼が夢想する理想の街の風景なのでしょう。
中学部生活単元学習で取り組んだ「マイカレンダー作り」での冬の絵です。お正月のイメージの原画を切りました。色づけでは、自分で色を作ってぬりました。屋根には、少し雪を降らせてみました。
ジャングルの中で、恐竜の赤ちゃんがたまごから生まれた瞬間のうれしい様子を表現しました。
スクラッチの技法を美術の授業で学んだ時の作品です。丸と三角と四角を二つずつ使うことをテーマに作成しました。削っているとき、黒く塗った「ろう」が手についたりして大変でした。工夫したところは、形に添って削り方を変えたことです。
歴史を感じさせる彫像をじっくり見て描きました。筆で描いた黒い形の上に色をのせると、今までにはなかった色合いが生まれました。自分で考えた手法にやりながら手ごたえを感じ、とびっきりお気に入りの作品になりました。
入院中に描いた絵です。言葉にできない自分の気持ちを絵に描いて表しました。ペンを使って1筆1筆丁寧に描きました。
校歌の一節をテーマにして、部活動を共に頑張ってきた仲間と嵐に耐えながら練習に励んでいる姿を描きました。背景の嵐の部分は美術の教科書に載っていた葛飾北斎の「男波・女波」を参考にアレンジして描きました。
空想の世界を一版多色刷り版画で表現しました。美術の授業で制作しました。
図書室で本をみていたら、消防車の本を見ていて「かっこいい!」「描きたい!」と言い始めました。その本の絵をみて描きましたが、放水する水の表情や彼らしい独特なものが描けました。
鏡にうつる自分のかををじっくり見て 伸び伸びとした線で描いています。特に水彩絵の具の色の使い方に工夫をしながら 洋服や顔の表現を豊かなタッチで着彩しています。自由な時間は、話をしながら集中して描くことを楽しんでいます。
自分でパネル・額を作りました。油絵の下塗り、下絵を重ねて描きました。特に、チューリップ・蝶・空と雲については、自分の想いを感じて描き、気に入っています。山道は自分が歩いていく人生を表しています。
鬼の顔を迫力ある作品に仕上げました。
初めてチャレンジした油絵の作品です。2週間ほどで書き上げ、1週間寝かせたあと、最後にナイフで丸くピンクの色を入れました。タイトルは作品完成後に決めました。
春の遠足(永楽ゆめのもり公園)の思い出を描きました。ジャンボトランポリンやすべり台、ブランコで友だちとたくさん遊んだよ!
動物や身近な道具、家具、それから作品にあるように乗り物などなどを画面にカタログのように几帳面に配列するのが、阪井くん得意の表現方法です。写真や図を見本に描く場合もありますが、たいていはオリジナル。阪井くんの頭の中から次々にイメージが広がってきます。キュートでカラフルな阪井ワールドをお愉しみください。
農園で育てたサツマイモを収穫しました。おいしそうなお芋がカゴにいっぱい。「わたしは、これがいいわ。」いちばん大きいのを選びました。「早く食べたいな!」
僕は電車が好きなので、好きな電車風景を描きました。奈良の電車の風景では、コスモスの中を近鉄電車が走る風景が美しかったので描きました。また、関西だけでなく関東の電車も好きで、関東の電車というとまっさきに山手線を思い浮かべ、朝の7時〜8時ごろの通勤ラッシュでの人混みが山手線らしい風景だと思って描きました。
美術の授業で写真を見ながら自画像を描いた。鉛筆画で淡い色・濃い色などを表現した。日常生活のなかで、本人からの発信は少ない方だが、絵画を通して自分自身を力強く表現した作品だと思う。数ある旅行パンフレットの中から「行きたい所はどこ?」「どれがいい?」等の質問に対して本人が選択したものをバック絵にした。今後、様々な人や物・場所とふれあうことにより、本人がより豊かな生活を送ることができるように願っている。
私は、今までハロウィンパーティをしたことがないのですが、自分の世界でハロウィンパーティをしている気持ちで作りました。見る人も一緒に楽しい気持ちになってくれたら嬉しいです。
コスモスの花とトンボです。図工の授業で作成しました。
私の大好きな花や庭をイメージして描きました。私は今年、絵を立体的に描くことに挑戦しています。水彩やペンなどいろいろな道具を使って描きました。細かいところが難しかったです。
ふれあいまつりでは、小学部6人全員で、ゲームのお店をしました。お店の宣伝のために、おみこしを作って、ねり歩きました。みんなでがんばったので、6人みんなを描きました。工夫した所は、おみこしの実物を見て、下がきや色塗りを丁寧にしたことです。
修学旅行で甲子園に行き、初めて野球観戦をしました。ジェット風船飛ばしで、たくさんの風船が飛んでいく様子や音がすごくて、自分も飛んでいきそうな気持ちを表しています。
不思議な見え方をする図形を応用して、道を登る猿が少しずつ人間へ進化していくが元に戻り、それがいつまでも繰り返される様子を表現しました。
人では見ることができないトカゲが見た景色や、トカゲの思いを、トカゲになったつもりで表現しています。1枚の絵の中にあるストーリーを想像しながら絵を見てほしいです。1匹1匹のトカゲの目線が、工夫したところでもあり、苦労したところでもあります。
修学旅行で行った姫路セントラルパークのサファリの動物を描きました。僕が一番見たかったのは、強そうなライオン!
カラフルな色をまず画用紙いっぱいに塗り,最後に自分の好きな茶色と黒色を混ぜて色を作り,上からペインティングナイフを使用して重ねて塗りました。時間いっぱい集中して作業を行って完成させることができました。
雲がぽっかりと浮かんだ空を何羽ものペンギンが自由に飛び回っています。シュールな風景に思えますが,ペンギンに思いを馳せるととても気持ちが良さそうに感じます。作者の自由への憧れか,飛躍に向けての決意か,そんなものがこの絵からは感じ取れ,観ている人に勇気を与えますね。
ピンク、水色、緑の配色がきれいに調和されている。細部にまで色鉛筆、コンテ、水彩で重ね塗りすることで、花びらや葉の色の深みが出て立体感、質感を表現している。病弱で視覚障害がありながら、モチーフと向き合い、しっかりと観察し描かれている。時間をかけて丁寧に作品制作に取り組んでいった授業風景が思い浮かび、生徒の気持ちが伝わってくる。
宇宙ステーションというタイトルとおり、白い空間に浮かぶ三角形や四角形がエネルギッシュに描かれ、不思議な空間を演出している。色画用紙に色をしっかり塗り込むことで作品にボリューム感をだし、白と黒のコントラストによって作品にインパクトを与えている。対象を独自の観点でとらえていて、生徒の想像性や発想性の豊かさを感じることができる。
油絵をはじめて2年目です。母にプレゼントをする作品として、花瓶に生けたチューリップを描きました。光りのあたる方向を薄い色で塗り,影を意識して、濃い色を付けて、仕上げをしました。混色の学習もふまえて、独自の色彩を塗ることが出来ました。高等部の美術の授業で制作しました。
油絵制作で2回目の作品になります。油絵の工程を学びながら、4回の重ね塗りをして仕上げました。紫陽花の葉をよく見て、活き活きとした色彩で緑化を表現しました。美術科の時間で制作をしました。
自分の目や鼻の形をじっくりと観察して描きました。
現場実習で機械の解体をしている先輩を描きました。道具を使って真剣に仕事をしている様子が描けたと思います。手袋の汚れや工場の様子など細かなところまでがんばって描きました。
下半身麻痺で車いすで移動する生徒である。手にも硬直があり、伸ばすことができないため、和紙を折り曲げて少しずつ描いた作品である。絵を描くことが好きで、日本画の絵の具の美しさに感動し「いい色だ」と言いながら、鏡に映った硬直のある手が上手に表現できた作品になった。
地域での湯築市にゲームコーナーを出店し、お客さんと応対したことを思い出して描きました。ゲームやくじの道具、人物の様子を丁寧に描き着彩しました。
けん玉が大好きな友だちをかきました。その友だちは、休み時間になると、いつもけん玉をしています。かくのがむずかしかったところは、けん玉の形と手の形です。まわりのゆかをかくのも大変でした。長い時間をかけてかきあげることができました。
作業学習で被服班に所属し、バックのひも付けを担当しています。ミシンで根気強く、丁寧に縫い付けている自分の姿を版画で表現しました。真剣に、集中して作業をしている様子が印象的です。縫い上げたバックが目立つように彫り出しました。
穏やかな九十九島の海の様子と、パールクイーンがゆっくり進んでいる風景を描きました。海の青の重なりをよく見て表しました。
美術の授業「樹木のスケッチ」で松の木を描きました。ベニヤ板にアクリル絵の具を塗り重ね、松の幹の木肌や枝張りの特徴を表現しました。
家が建っていく様子を思い出して描きました。
美術の時間に鉛筆で人物画に挑戦しました。校長先生を描きました。
自分の写真を見ながら、ひもを使って顔の輪郭を作り、顔のパーツを描き加えました。その後、筆やクレヨン、スポンジを使って色を塗り重ねました。自分の手に色を塗って紙に押し当てるなど、最後まで色付けを楽しみながら、図工の時間に作成しました。本人の雰囲気が感じられる作品ができました。
視覚障がいのある生活の中で、家族や学校の友だちとの出来事を振り返りながら自分自身を見つめている姿と、家族や友だちのあたたかく優しい心で育ち、花を咲かせている様子を描いている。
ビニール袋をはめた手でキャンバスに下地剤(ジェッソ)を塗り広げ、紙コップやスポンジ等の素材を使って、表面に凸凹を作りました。絵のモチーフは、まず校内をタブレット端末で撮った写真を見ながら画用紙に下書きをし、それをカーボン紙でキャンバスに転写してからアクリル絵の具で色を付けていきました。背景には草や落ち葉、窓を丁寧に描き、オレンジ色の犬のベンチと緑のコントラストがきれいな印象に残る作品に仕上げることができました。
運動会のかけっこで,お友達と競争して,1番になった自分を大きく表現した作品です。作品制作中は,かけっこで1番になったことがうれしく「1番,1番」と言いながら笑顔で描いていました。
「海」と言う言葉から,ペンや筆を使って楽しく描画しました。色も自分で選び,楽しく塗りました。
園芸コースで栽培しているコスモスが、ピンク色で可愛かったので描きました。工夫したところはコスモスが置いてある網を細かく表現したことです。