− 第27回文化祭 −
佐藤 憂奈 北海道旭川高等支援学校 作品:白妙 「白妙」という字は、百人一首の中から選びました。「白妙」には「白い色」という意味があるため、白から雪をイメージし、細字を「天空に舞いちる雪よ」にしました。白妙を柔らかいイメージで書けたので良かったです。
木幡 千佳 北海道岩見沢高等養護学校 作品:ケ石如の篆書体 一文字一文字の大きさを調整するのが、ちょっとした力の入れ方の違いで変わってくるので難しかったです。線の太さと文字の間隔を均一にすることができました。
工藤 恒友 青森県立青森第一高等養護学校 作品:流星群 字の大きさや全体のバランスを調整するのが難しく、字が太すぎたり文字が大きすぎて紙に収まらなかったりしました。最初に太く入り、だんだん細くしていくことに気をつけながら書きました。
藤野 美穂 青森県立青森第一高等養護学校 作品:星 「星」の古代文字に挑戦しました。車いすに座ったまま、思い切り筆を運んで、迫力ある線が書けるように意識しました。特に中央の縦線がかすれのある強い線になるよう、勢いをつけて書きました。
佐々木 悠和 岩手県立盛岡みたけ支援学校奥中山校 作品:望 生活単元学習の授業で作成しました。字形を理解するための半紙練習後、大きな紙に文字を大きく太く書く練習をしました。立体的な表現を目指し墨量に変化をつけ、自由奔放に書きました。
田中 大暉 岩手県立盛岡ひがし支援学校 作品:東北 止め、跳ねを意識して頑張って書きました。大きく書くことも意識できました。
福島 勘太 秋田県立秋田きらり支援学校 作品:花 大事に育てたマリーゴールドが、プランターからあふれそうなほど花を咲かせました。うれしい気持ちを大きな字で表そうと、床に座って、腕を大きく動かして書きました。
鈴木 彩莉紗 秋田県立秋田きらり支援学校 作品:あらし 好きなものの中から歌手の「嵐」を選んで、平仮名で書きました。いつも歌で元気をくれる「嵐」に負けないくらい勢いのある字に仕上がりました。いつも笑顔を絶やさない元気な彩莉紗さんらしい作品です。
菊地 葵衣 山形県立楯岡特別支援学校 作品:友情 友達と仲良くしたいという気持ちから友情という言葉を選んで書きました。墨をつけすぎないように気をつけてゆっくり丁寧に書きました。「とめ」と「はらい」のところが上手く書けました。
栗原 菜埜 山形県立山形養護学校 作品:行雲流水 行雲流水とは、「空行く雲や流れる水のように、深く物事に執着しないで自然の成り行きに任せて行動する」という意味です。筆にたくさんの墨をのせて、力強い文字を書きました。どうぞご覧ください。
佐々木 優香 福島県立大笹生支援学校 作品:躍動 本生徒は、10代最後の今を、そして、卒業後も仕事や趣味において明るく元気に生活していきたい、という気持ちを込めて丁寧に書きました。
佐藤 和音 福島県立郡山支援学校 作品:みんなへ、そして自分へエール 新型コロナウイルス感染症感染拡大により、私達の生活は一変。しかし、私達はあきらめずに、一歩一歩、進んでいかなくてはならない。方言で「負けていられない。」がんばるみんなへのエールを一文字一文字に込めて。
松野 悠希 茨城県立境特別支援学校 作品:螢 お手本を見た時、三角や四角があって面白い字だなと感じました。たっぷり墨をつけて思い切り大きく書いたら、とてもうまくいきました。
杉本 瑞稀 茨城県立結城特別支援学校 作品:流れ星 「日本が平和になるように」と思い、この「流れ星」を力強く書きました。また、「星」を、変わった字体にし、「れ」の字も、少し上にはねているように書きました。
阿久津 大 宇都宮大学共同教育学部附属特別支援学校 作品:心技体 文字を大きく、力強く書くことがむずかしかったけど、がんばりました。
八木澤 彩乃 栃木県立特別支援学校宇都宮青葉高等学園 作品:秋光白露寒 文字の大きさや全体のバランスを考えながら、書きました。
羽山 望愛 学校法人大出学園 支援学校 若葉高等学園 作品:金魚 書道クラブでの時間に書きました。夏をテーマに書きました。色紙に書く前に何度も練習をし、緊張しながら色紙に書いていました。本人は「練習の方がよかったかも」と言いましたが、「でもこれもまあいいかな」と納得はしており、緊張感のある作品に仕上がっております。
渡邊 悠 群馬県立渡良瀬特別支援学校 作品:家 高等部に入学して、新しい学校生活が始まろうとしている中、休校が二ヶ月続きました。その間、家時間がたくさんできました。家時間の色々な思いがあり、作品名は、「家」となりました。
曽我部 沙菜 埼玉県立上尾かしの木特別支援学校 作品:幽玄 「幽玄」は、自分の持っている美術や書道などの芸術的な力が、はかり知れないものであるという、希望の気持ちから言葉を選び制作しました。淡墨を用いて限りない力を表現しています。
金子 周平 千葉県立印旛特別支援学校 作品:月見 選択書写の授業で、「秋」をイメージする作品作りに取り組みました。中筆を使って、墨をたっぷりつけ、筆遣いに気をつけながら書き上げました。薄墨と絵の具を使って、お月様の挿絵も描きました。
内田 百香 東京都立あきる野学園 作品:「ぱんぷきん」 自分の好きな食べ物がメジャーになる時期でもあり、迷わずこの文字を選んでいました。ためらわずにグイグイ筆を進めていました。何枚か書きました中の一枚、納得のいく作品を選びました。
山本 心夏 東京都立あきる野学園 作品:「楽しい気分」 筆を持つ手をヒジの部分で支えてもらい、一気に腕を動かし、想いを書いてみました。一気に仕上げていくスタイルでたくさん書きました。その中の一枚。本人もとっても良い表情で選んでいました。
大久保 秋希穂 新潟県立川西高等特別支援学校 作品:希望の扉 望みをかなえる希望の扉が開きますように。そう思って書きました。
丹吳 優輝 新潟県立東新潟特別支援学校 作品:「勝利宣言」 文化祭の作品として取り組みました。「勝利宣言」は、好きな歌の中に出てくるフレーズで、いつもその曲に元気をもらっています。学校生活も残りわずかになりましたが、卒業の日まで全力で走り抜きたいと思います。
金丸 未来 山梨大学教育学部附属特別支援学校 作品:許棐詩 中国の詩人許棐の詩です。「青山は陰を楼中に送って好句の材料となり、人をうかがう月は窓に入ってきて昼に見残した本を読むと友となる。」という意味です。短期間の練習でしたが、最後の応募となる作品が仕上がりました。貴重な経験を有り難うございました。
植原 侑紀 山梨県立かえで支援学校 作品:碧水丹楓 自分で納得がいくまで何枚も何枚も取り組み、できあがった作品です。文字の意味は「緑の水と紅葉した楓の葉」です。私が通う、かえで支援学校をイメージして書きました。
木下 泰一 福井大学教育学部附属特別支援学校 作品:花 書道教室で一生懸命練習しました。僕は毛筆で漢字を書くのが好きです。「花、人間、臆病」が上手く書けるように頑張りました。
平田 剛大 福井県立奥越特別支援学校 作品:獲 好きな文字を自分で選んで楷書で書き上げました。勢いよく筆を動かし、大胆なかすれを出したり、紙からはみ出すくらいの大きさで書いたりすることができました。
程塚 麗矢 富山県立富山聴覚総合支援学校 作品:不撓不屈 「不撓不屈」の言葉を自分で選び、言葉のイメージから、力強さと流れを意識して一画一画丁寧に書き上げました。
若林 詩音 富山県立ふるさと支援学校 作品:夢と希望 高等部卒業後も「夢と希望をもち続け、前進していきたい。」という思いからこの文字を選びました。自分の表現したいイメージを探りながら取り組み、伸びやかな運筆で一字一字丁寧に書きました。
山ア 竣介 岐阜県立飛驒特別支援学校 作品:無題 美術部の活動で清書しました。半切は初挑戦です。
杉山 鴻希 岐阜県立揖斐特別支援学校 作品:自分らしく生きる 障がいを受け入れ、堂々と生きている女性の生き方に感銘を受けたときの心情を作品に込めて創作しました。「生きる」という文字が一本調子にならないよう、力強く荒々しい表現にしました。
城森 遊馬 静岡県立浜松視覚特別支援学校 作品:「夢」 これからの進路に向かって、「夢」を持って進んでいきたいという思いを込めました。大きく、力強く、生き生きと書きました。
八木 優希 静岡県立藤枝特別支援学校焼津分校 作品:感謝 「自分の好きな字を、自分の好きな書体で書こう」と取り組んだ授業で、初めて隷書という書体に挑戦しました。親への感謝、先生への感謝、友達への感謝…今までのいろいろな思いを込めて書いた作品です。
小岩屋 遥菜 愛知県立名古屋特別支援学校 作品:書道「自分のなまえ」 筆の動きをしっかり見ながら思いっきりよく書きました。
中村 航也 愛知県立一宮特別支援学校 作品:「明」 好きな文字をテーマに、「明」を書きました。明るく過ごしたいという願いが込められています。水墨画のような感覚で、線のにじみや太さなどを楽しみながら作成することができました。
落合 寛哉 三重県立特別支援学校玉城わかば学園 作品:疫病退散 今年は新型コロナウイルス感染症の影響で、入学式後すぐに臨時休業となり、我慢の日々が続きました。早く感染症がなくなり通常の生活に戻ってほしいという強い気持ちをこめて選んだ文字に妖怪アマビエも添えました。
太田 琥太朗 京都府立聾学校 作品:笑 いつも自分が笑顔でいたいと思っていることと、卒業までにいろいろなことがあると思うけど、笑顔を忘れず、何事にも挑戦し、卒業を笑顔で迎えたい。書く所では、笑って見えるように、はねるところを工夫しました。
谷 和輝 京都市立西総合支援学校 作品:「より立派により美しく」 構内掲示板(授業の成果物、作品)を作るとき、立派で美しいものを作りたいといつも思っています。その気持ちを文字で表現しました。
中野 蕾華 和歌山県立和歌山ろう学校 作品:大地の恵み 自分が植えた野菜が「大地の恵み」を受けて育ちますように、という思いを込めて書きました。
馬上 蓮 和歌山県立みはま支援学校 作品:篆書「風雲」 高等部に入学して3年間、選択美術の授業で書道に取り組みました。篆書(てんしょ)の書体を好み、運筆、リズムも体得して、安定した線でバランス良く作品を仕上げています。
仲曽 千夏 鳥取県立鳥取聾学校 作品:百花繚乱 「いろいろな花が咲き乱れるように、すぐれた才能がたくさん現れる」という意味があり、大好きな言葉で何度も練習して書きました。
奥之薗 明加 鳥取県立琴の浦高等特別支援学校 作品:成長 就職を目指しがんばった高校生活を振り返り書きました。
上野 空 島根県立江津清和養護学校 作品:愛 好きな一文字を選んで書きました。何枚も練習をして集中して書き上げました。
須々木 康平 岡山県立岡山支援学校 作品:ぼくのすきな字 教師の手本を見て、書き方がわかると「やる」と言って進んで筆を持ちました。筆先を見ながら腕を大きく動かして、用紙いっぱいに思いっきり書きました。力強い作品になりました。
竹内 陽奈穂 岡山県立西備支援学校 作品:心 〜雲のように〜 うれしい気持ち、楽しい気持ち、わくわくする気持ち、不安な気持ち・・・。いろいろな気持ちを、墨の線に乗せて表しました。にじんで広がっていく様子は、雲のようで、私の心によく合っていました。
鳥越 侑莉 広島県立広島南特別支援学校 作品:私の好きな言葉 私が苦しい時、どんな毎日が自分にとって幸せなんだろうと考え、思い浮かんだ言葉です。苦しい日々が続き、自分がわからなくなっている時にこの言葉を思い出して、明日への自分へつなげています。
土田 樹 広島県立広島北特別支援学校 作品:伝えたいきもち 家族や友だち、お世話になっている人たちへの感謝の気持ちを筆にのせて表現しました。暖かいきもちが伝わるように、優しい顔文字や、色をアクセントに入れました。
今井 悠稀 徳島県立徳島視覚支援学校 作品:ドォーン! 「スーッ」長い線を引いたり、「トン」筆の先で優しく点を書いたり、「ドォーン」筆全体で力強く点を書いたりすると・・・墨が跳ねたりにじんだりしました。墨と水を使い分けて、紙いっぱいに書きました。
塩田 悠 香川県立聾学校 作品:手話 ぼくがいつも友だちと話すときに使う「手話」という文字を書きました。大きな紙なので思い切り書きました。
山口 諒子 香川県立香川丸亀養護学校 作品:やればできる 部活動や毎日の自主通学など、不安なときやへこたれそうなとき、やってみたいけど自信がないときはいつも、「やればできる。」と声に出し、チャレンジしてきました。「やればできる」は、今、頑張る私を未来に描く理想の私へとつなぐ、魔法の言葉です。この言葉を、思い切り紙面にぶつけてみました。
長野 裕一郎 愛媛大学教育学部附属特別支援学校 作品:生きる力 生きる力を書道で書きました。ハネや止め、筆の持ち方を数十枚と練習し、納得がいくまで書きました。最後は思い切りの良い、堂々とした字が書けたと思います。
佐野 姫砂 愛媛県立しげのぶ特別支援学校 作品:未来の夢 「未来」の横線の始めと終わりを見てください。私の書の長所は、線の力強さ、鋭さです。
岩本 龍勝 高知県立盲学校 作品:生活様式 コロナ禍の中「新しい生活様式」からこの文字を選びました。様々な変化があった今年、彼が一番印象に残った文字であり、これからきちんと対応していこうとする意気込みが感じられる作品に仕上がりました。
近藤 把矢斗・杉山 輝・森本 楓 高知県立高知若草特別支援学校子鹿園分校 作品:自然の響き 毛筆に取り組みはじめて半年、「始筆と終筆」、「おれ」に気を付けながら一画一画気持ちを込めて作品を作りました。クラスメイトの仲間との共同作品にすることで一体感のある作品が出来上がりました。
古賀 旬 福岡市立南福岡特別支援学校 作品:「日」 「日」を選んで書きました。何度もやり直しをしましたが、あきらめずに最後まで書くことができました。書きたい場所に筆を動かすことや、曲がりを書くことが難しかったです。
𠮷竹 汰成 福岡県立福岡特別支援学校 作品:「池」 四肢に麻痺があり、書字の学習が難しいですが、左手で紙の端を押さえ、一画一画手本を見て筆順を確認しながら、一人で書きあげました。六画目の勢いのある送筆、ハネに作者の思い切りの良さが出ています。
松尾 祐弥 佐賀県立中原特別支援学校 作品:座右の銘 国語の授業の一環として、暑中見舞いを書く前に色紙に座右の銘を筆ペンで書きました。西瓜の絵が得意で、暑中見舞いにも入れていました。
山本 航平 長崎県立川棚特別支援学校 作品:釋迦弥陀 この言葉は、祖父が好きな言葉です。週1回通っている書道の先生にお手本を書いてもらい、自宅で2時間程掛けて書き上げました。
吉岡 夏輝 熊本県立盲学校 作品:輝く未来 もうすぐぼくは卒業します。進路先を決めようと、4ヶ所の事業所で実習をしてきました。ぼくの未来が輝くものになるように「輝く未来」と書きました。
樺島 唯 熊本県立熊本かがやきの森支援学校 作品:明 甲骨文字の「明」を参考にして書きました。紙全体を使って、力強い線で書くことができました。渇筆を出し、勢いある立体的な作品に仕上がりました。
木附 菜々音 大分県立竹田支援学校 作品:九成宮醴泉銘(臨書) 初めて、半切に挑戦しました。楷書の中で最も新しい書体であり、初唐の三大家の楷書のなかでも楷書の極則といわれる「九成宮醴泉銘」をこれまで学習した筆法・技法を生かして臨書しました。紙面をとらえるのが難しく約50枚を1週間かけて練習しました。まだまだ上手く書くことができるようになりたいです。
佐藤 颯斗 大分県立別府支援学校石垣原校 作品:大我 「大我」とは仏教用語で悟りの境地という意味です。この作品を書くときに、他のことに惑わされずに集中して書くことができたと思うので、タイトルは「大我」という言葉をつけました。
福水 龍星 宮崎県立都城さくら聴覚支援学校 作品:龍の星 自分の名前をテーマに授業で書きました。お父さんやお母さんがどんな思いを込めて自分の名前を考えてくれたのかをいろいろ考えました。龍のような強くて、光輝く星のような男になってもらいたいという気持ちだったのかと思いました。かっこよく書けたと思います。
工藤 壮獅 宮崎県立清武せいりゅう支援学校 作品:美しい海 「し」の曲線の部分は手の震えに負けないように集中力を高めて仕上げました。最初は上手くいかなかったけど、練習を重ね書けるようになりました。「海」は、止めるところ、筆を動かすところを一つ一つ確認し、筆圧のコントロールをしながら書き上げることができました。余白を見ながらバランスを取りました。この言葉を選んだ理由は密かに大好きな人の名前が、「美海」だからです。書く前に、かわいい笑顔を思い出し、深呼吸し心を整えていました。・・・秘密ですけど。
窪田 朗洋 鹿児島県立串木野養護学校 作品:秋空の柿 国語の時間に習字に取り組んできました。最初は筆で書くことに慣れず苦労してきましたが、練習を続けることで、楽しんで書けるようになりました。本作品も大きな紙に筆を大きく動かしダイナミックに書くことができました。
鹿子木 虎雅 鹿児島県立串木野養護学校 作品:照島海岸(てるしまかいがん) 照島海岸へ行くはずの楽しみにしていた春の遠足が、コロナ過により中止になってしまいました。学校内で画像を通して照島海岸を見ることはできましたが、「行きたかったなぁ・・・。よーし、来年の遠足は、絶対行ってやるぞ!」って気持ちを込めて書道で海の波や海風、魚たちを創造しながら書いて表現してみました。
比嘉 華乃 沖縄県立沖縄高等特別支援学校 作品:「博学而篤志」 この作品は、『論語』子帳篇に登場する子夏の「学問をするときの心構え」を述べた言葉です。今後も生涯に渡って、何事も学び続けて成長していきたいという思いを込めて一生懸命書き上げました。
「白妙」という字は、百人一首の中から選びました。「白妙」には「白い色」という意味があるため、白から雪をイメージし、細字を「天空に舞いちる雪よ」にしました。白妙を柔らかいイメージで書けたので良かったです。
一文字一文字の大きさを調整するのが、ちょっとした力の入れ方の違いで変わってくるので難しかったです。線の太さと文字の間隔を均一にすることができました。
字の大きさや全体のバランスを調整するのが難しく、字が太すぎたり文字が大きすぎて紙に収まらなかったりしました。最初に太く入り、だんだん細くしていくことに気をつけながら書きました。
「星」の古代文字に挑戦しました。車いすに座ったまま、思い切り筆を運んで、迫力ある線が書けるように意識しました。特に中央の縦線がかすれのある強い線になるよう、勢いをつけて書きました。
生活単元学習の授業で作成しました。字形を理解するための半紙練習後、大きな紙に文字を大きく太く書く練習をしました。立体的な表現を目指し墨量に変化をつけ、自由奔放に書きました。
止め、跳ねを意識して頑張って書きました。大きく書くことも意識できました。
大事に育てたマリーゴールドが、プランターからあふれそうなほど花を咲かせました。うれしい気持ちを大きな字で表そうと、床に座って、腕を大きく動かして書きました。
好きなものの中から歌手の「嵐」を選んで、平仮名で書きました。いつも歌で元気をくれる「嵐」に負けないくらい勢いのある字に仕上がりました。いつも笑顔を絶やさない元気な彩莉紗さんらしい作品です。
友達と仲良くしたいという気持ちから友情という言葉を選んで書きました。墨をつけすぎないように気をつけてゆっくり丁寧に書きました。「とめ」と「はらい」のところが上手く書けました。
行雲流水とは、「空行く雲や流れる水のように、深く物事に執着しないで自然の成り行きに任せて行動する」という意味です。筆にたくさんの墨をのせて、力強い文字を書きました。どうぞご覧ください。
本生徒は、10代最後の今を、そして、卒業後も仕事や趣味において明るく元気に生活していきたい、という気持ちを込めて丁寧に書きました。
新型コロナウイルス感染症感染拡大により、私達の生活は一変。しかし、私達はあきらめずに、一歩一歩、進んでいかなくてはならない。方言で「負けていられない。」がんばるみんなへのエールを一文字一文字に込めて。
お手本を見た時、三角や四角があって面白い字だなと感じました。たっぷり墨をつけて思い切り大きく書いたら、とてもうまくいきました。
「日本が平和になるように」と思い、この「流れ星」を力強く書きました。また、「星」を、変わった字体にし、「れ」の字も、少し上にはねているように書きました。
文字を大きく、力強く書くことがむずかしかったけど、がんばりました。
文字の大きさや全体のバランスを考えながら、書きました。
書道クラブでの時間に書きました。夏をテーマに書きました。色紙に書く前に何度も練習をし、緊張しながら色紙に書いていました。本人は「練習の方がよかったかも」と言いましたが、「でもこれもまあいいかな」と納得はしており、緊張感のある作品に仕上がっております。
高等部に入学して、新しい学校生活が始まろうとしている中、休校が二ヶ月続きました。その間、家時間がたくさんできました。家時間の色々な思いがあり、作品名は、「家」となりました。
「幽玄」は、自分の持っている美術や書道などの芸術的な力が、はかり知れないものであるという、希望の気持ちから言葉を選び制作しました。淡墨を用いて限りない力を表現しています。
選択書写の授業で、「秋」をイメージする作品作りに取り組みました。中筆を使って、墨をたっぷりつけ、筆遣いに気をつけながら書き上げました。薄墨と絵の具を使って、お月様の挿絵も描きました。
自分の好きな食べ物がメジャーになる時期でもあり、迷わずこの文字を選んでいました。ためらわずにグイグイ筆を進めていました。何枚か書きました中の一枚、納得のいく作品を選びました。
筆を持つ手をヒジの部分で支えてもらい、一気に腕を動かし、想いを書いてみました。一気に仕上げていくスタイルでたくさん書きました。その中の一枚。本人もとっても良い表情で選んでいました。
望みをかなえる希望の扉が開きますように。そう思って書きました。
文化祭の作品として取り組みました。「勝利宣言」は、好きな歌の中に出てくるフレーズで、いつもその曲に元気をもらっています。学校生活も残りわずかになりましたが、卒業の日まで全力で走り抜きたいと思います。
中国の詩人許棐の詩です。「青山は陰を楼中に送って好句の材料となり、人をうかがう月は窓に入ってきて昼に見残した本を読むと友となる。」という意味です。短期間の練習でしたが、最後の応募となる作品が仕上がりました。貴重な経験を有り難うございました。
自分で納得がいくまで何枚も何枚も取り組み、できあがった作品です。文字の意味は「緑の水と紅葉した楓の葉」です。私が通う、かえで支援学校をイメージして書きました。
書道教室で一生懸命練習しました。僕は毛筆で漢字を書くのが好きです。「花、人間、臆病」が上手く書けるように頑張りました。
好きな文字を自分で選んで楷書で書き上げました。勢いよく筆を動かし、大胆なかすれを出したり、紙からはみ出すくらいの大きさで書いたりすることができました。
「不撓不屈」の言葉を自分で選び、言葉のイメージから、力強さと流れを意識して一画一画丁寧に書き上げました。
高等部卒業後も「夢と希望をもち続け、前進していきたい。」という思いからこの文字を選びました。自分の表現したいイメージを探りながら取り組み、伸びやかな運筆で一字一字丁寧に書きました。
美術部の活動で清書しました。半切は初挑戦です。
障がいを受け入れ、堂々と生きている女性の生き方に感銘を受けたときの心情を作品に込めて創作しました。「生きる」という文字が一本調子にならないよう、力強く荒々しい表現にしました。
これからの進路に向かって、「夢」を持って進んでいきたいという思いを込めました。大きく、力強く、生き生きと書きました。
「自分の好きな字を、自分の好きな書体で書こう」と取り組んだ授業で、初めて隷書という書体に挑戦しました。親への感謝、先生への感謝、友達への感謝…今までのいろいろな思いを込めて書いた作品です。
筆の動きをしっかり見ながら思いっきりよく書きました。
好きな文字をテーマに、「明」を書きました。明るく過ごしたいという願いが込められています。水墨画のような感覚で、線のにじみや太さなどを楽しみながら作成することができました。
今年は新型コロナウイルス感染症の影響で、入学式後すぐに臨時休業となり、我慢の日々が続きました。早く感染症がなくなり通常の生活に戻ってほしいという強い気持ちをこめて選んだ文字に妖怪アマビエも添えました。
いつも自分が笑顔でいたいと思っていることと、卒業までにいろいろなことがあると思うけど、笑顔を忘れず、何事にも挑戦し、卒業を笑顔で迎えたい。書く所では、笑って見えるように、はねるところを工夫しました。
構内掲示板(授業の成果物、作品)を作るとき、立派で美しいものを作りたいといつも思っています。その気持ちを文字で表現しました。
自分が植えた野菜が「大地の恵み」を受けて育ちますように、という思いを込めて書きました。
高等部に入学して3年間、選択美術の授業で書道に取り組みました。篆書(てんしょ)の書体を好み、運筆、リズムも体得して、安定した線でバランス良く作品を仕上げています。
「いろいろな花が咲き乱れるように、すぐれた才能がたくさん現れる」という意味があり、大好きな言葉で何度も練習して書きました。
就職を目指しがんばった高校生活を振り返り書きました。
好きな一文字を選んで書きました。何枚も練習をして集中して書き上げました。
教師の手本を見て、書き方がわかると「やる」と言って進んで筆を持ちました。筆先を見ながら腕を大きく動かして、用紙いっぱいに思いっきり書きました。力強い作品になりました。
うれしい気持ち、楽しい気持ち、わくわくする気持ち、不安な気持ち・・・。いろいろな気持ちを、墨の線に乗せて表しました。にじんで広がっていく様子は、雲のようで、私の心によく合っていました。
私が苦しい時、どんな毎日が自分にとって幸せなんだろうと考え、思い浮かんだ言葉です。苦しい日々が続き、自分がわからなくなっている時にこの言葉を思い出して、明日への自分へつなげています。
家族や友だち、お世話になっている人たちへの感謝の気持ちを筆にのせて表現しました。暖かいきもちが伝わるように、優しい顔文字や、色をアクセントに入れました。
「スーッ」長い線を引いたり、「トン」筆の先で優しく点を書いたり、「ドォーン」筆全体で力強く点を書いたりすると・・・墨が跳ねたりにじんだりしました。墨と水を使い分けて、紙いっぱいに書きました。
ぼくがいつも友だちと話すときに使う「手話」という文字を書きました。大きな紙なので思い切り書きました。
部活動や毎日の自主通学など、不安なときやへこたれそうなとき、やってみたいけど自信がないときはいつも、「やればできる。」と声に出し、チャレンジしてきました。「やればできる」は、今、頑張る私を未来に描く理想の私へとつなぐ、魔法の言葉です。この言葉を、思い切り紙面にぶつけてみました。
生きる力を書道で書きました。ハネや止め、筆の持ち方を数十枚と練習し、納得がいくまで書きました。最後は思い切りの良い、堂々とした字が書けたと思います。
「未来」の横線の始めと終わりを見てください。私の書の長所は、線の力強さ、鋭さです。
コロナ禍の中「新しい生活様式」からこの文字を選びました。様々な変化があった今年、彼が一番印象に残った文字であり、これからきちんと対応していこうとする意気込みが感じられる作品に仕上がりました。
毛筆に取り組みはじめて半年、「始筆と終筆」、「おれ」に気を付けながら一画一画気持ちを込めて作品を作りました。クラスメイトの仲間との共同作品にすることで一体感のある作品が出来上がりました。
「日」を選んで書きました。何度もやり直しをしましたが、あきらめずに最後まで書くことができました。書きたい場所に筆を動かすことや、曲がりを書くことが難しかったです。
四肢に麻痺があり、書字の学習が難しいですが、左手で紙の端を押さえ、一画一画手本を見て筆順を確認しながら、一人で書きあげました。六画目の勢いのある送筆、ハネに作者の思い切りの良さが出ています。
国語の授業の一環として、暑中見舞いを書く前に色紙に座右の銘を筆ペンで書きました。西瓜の絵が得意で、暑中見舞いにも入れていました。
この言葉は、祖父が好きな言葉です。週1回通っている書道の先生にお手本を書いてもらい、自宅で2時間程掛けて書き上げました。
もうすぐぼくは卒業します。進路先を決めようと、4ヶ所の事業所で実習をしてきました。ぼくの未来が輝くものになるように「輝く未来」と書きました。
甲骨文字の「明」を参考にして書きました。紙全体を使って、力強い線で書くことができました。渇筆を出し、勢いある立体的な作品に仕上がりました。
初めて、半切に挑戦しました。楷書の中で最も新しい書体であり、初唐の三大家の楷書のなかでも楷書の極則といわれる「九成宮醴泉銘」をこれまで学習した筆法・技法を生かして臨書しました。紙面をとらえるのが難しく約50枚を1週間かけて練習しました。まだまだ上手く書くことができるようになりたいです。
「大我」とは仏教用語で悟りの境地という意味です。この作品を書くときに、他のことに惑わされずに集中して書くことができたと思うので、タイトルは「大我」という言葉をつけました。
自分の名前をテーマに授業で書きました。お父さんやお母さんがどんな思いを込めて自分の名前を考えてくれたのかをいろいろ考えました。龍のような強くて、光輝く星のような男になってもらいたいという気持ちだったのかと思いました。かっこよく書けたと思います。
「し」の曲線の部分は手の震えに負けないように集中力を高めて仕上げました。最初は上手くいかなかったけど、練習を重ね書けるようになりました。「海」は、止めるところ、筆を動かすところを一つ一つ確認し、筆圧のコントロールをしながら書き上げることができました。余白を見ながらバランスを取りました。この言葉を選んだ理由は密かに大好きな人の名前が、「美海」だからです。書く前に、かわいい笑顔を思い出し、深呼吸し心を整えていました。・・・秘密ですけど。
国語の時間に習字に取り組んできました。最初は筆で書くことに慣れず苦労してきましたが、練習を続けることで、楽しんで書けるようになりました。本作品も大きな紙に筆を大きく動かしダイナミックに書くことができました。
照島海岸へ行くはずの楽しみにしていた春の遠足が、コロナ過により中止になってしまいました。学校内で画像を通して照島海岸を見ることはできましたが、「行きたかったなぁ・・・。よーし、来年の遠足は、絶対行ってやるぞ!」って気持ちを込めて書道で海の波や海風、魚たちを創造しながら書いて表現してみました。
この作品は、『論語』子帳篇に登場する子夏の「学問をするときの心構え」を述べた言葉です。今後も生涯に渡って、何事も学び続けて成長していきたいという思いを込めて一生懸命書き上げました。