|  友田 愛理  山口県立聾学校
作品 
 サファリランドに行ってライオンを見ていたら,寝ていたライオンが目を覚まして,びっくりしました。感動をのびのびと描き上げました。
 
  筒井 静香  高知大学教育学部附属養護学校
作品 
 秋をテーマに自分の好きな絵を描きました。絵の具の色がまざらないように注意深く熱心に取り組みました。
 
  松浦 勝也  香川県立善通寺養護学校
作品 
 自分の好きな昆虫や木を大きく描きました。黒一色だったので少しむつかしかったです。
 
  芳賀 洋明  岡山県立健康の森学園養護学校
作品 
 このテーブルセンターは,学園内にある樫の葉を採取し,木綿の布を4回染色しました。また,白い部分は染色した後に色抜きをしました。
 
  櫨原 良明  奈良県立奈良養護学校
作品 
 工夫したところは背景です。がんばってゆっくりこまかくしあげました。
 
  宮本 圭太  奈良県立七条養護学校
作品 
 僕は車が好きですが,その中で一番憧れている車ポルシェを描きました。
 
  西平 直樹  沖縄県立森川養護学校
作品 
 森川養護学校の玄関前にある沖縄の代表的な魔除けのシーサーを題材に選びました。立体感を出すために,色を濃くしたり,薄くしたりして鉛筆の塗り方を工夫しました。ガラスを描くとき,ピカピカ光って見えるように消しゴムで線を入れました。たくさんの葉っぱは一つ一つていねいに描きました。森川養護学校の守り神シーサー。カッと目を見開いて,大きな口を開け「おれが学校を守っているんだぞ。」という感じが出るように描きました。
 
  下地 忠信  沖縄県立鏡が丘養護学校
作品 
 実在しない色鮮やかなアロワナが特徴です。
 
  小茂田 淳  埼玉県立毛呂山養護学校
作品 
 全国盲・ろう・養護学校文化連盟主催のコンテストにおいて,小茂田淳君が,造形美術部門で特別最優秀賞を受賞することになりました。今回の受賞は,各都道府県から選抜された造形美術部門の優秀作品の中から,さらにトップクラスの賞としていただいた大変価値のある賞です。作品は,昨年度の美術クラブで描いたもので,東京の地下鉄を数度下見して,丹念に描いたものです。表情豊かに,しかも細部にわたって細かく描きあげた本人渾身の作品です。授賞式は,1月29日に国立教育会館で行われ,たくさんのカメラのフラッシュの中,「今までで一番緊張した。」とは本人の弁。今後も期待しています。
 
  N.M.  滋賀県立盲学校
作品 
 わりばしに墨をつけて,ふじの花の下描きをしました。色をつける時には,ひとつひとつの花の色の違いが出るように,工夫して描きました。
 
  中山 麻由  神奈川県立湘南養護学校
作品 
 三原色と白の絵の具だけを用いて,実際に実物に触れてみたりしながらよく観察し描かせました。海の中を生き生きと泳いでいる姿をイメージしながら大胆でのびのびとした筆使いで,躍動する生命感を上手に表現できました。
 
  星野 則夫  神奈川県立湘南養護学校
作品 
 三原色と白の絵の具だけを用いて,季節感を大切にしながら,実物をよく観察し,スイカの部分によって異なる色の変化を筆使いに工夫させながら描かせました。新鮮でみずみずしい様子が上手に表現できました。
 
  山崎 太史  大阪府立盲学校
作品 
 強度弱視で色をつくる時もしっかり見て,少し赤味がたりないとか,努力しました。えのぐが,かわいてから手で触って濃色で線描もよくがんばりました。盲学校の子どもたちにとって,えのぐを使うことは,大変な努力が必要です。
 
  山口 恵実  愛知県立三好養護学校
作品 
 修学旅行で鴨川シーワールドへ行きました。大きなシャチがジャンプしたり,水がとんできたりしてびっくりしました。舞台へ上がったら,シャチがプールの中からにゅーと出てきて,私のほっぺにキスをしてくれました。シャチはとっても大きくて,ちょっとこわかったけど,うれしかったです。また,鴨川シーワールドへ行きたいです。
 
  堀内 沙利恵  宮城県立角田養護学校
作品 
 タントン・タントン・タントントンと肩をたたいて遊んだことをかきました。楽しく遊んだことがつたわってくる絵です。
 
  鈴木 慎一  兵庫県立高等養護学校
作品 
 下描きはていねいに描きました。色をぬる時は実際の様子をよく見て描きました。色使いが難しかったです。土や木の葉の色を工夫したのでよく見て下さい。
 
  小田 真実(坂本明日香、白土真伍、高倉和久、田原健、西田淑恵、渡辺晃平)  福岡県立福岡高等盲学校
作品 
 7名の生徒が,ポスターカラーやペンキによるデカルコマニー,スパッタリング,ひもやビーズ,着色した紙によるコラージュ等の技法を活用しながら,分担して制作しました。さらにその分担作品を張り合わせて一つの作品に仕上げています。ひもやビーズ,作品の張りつけによる凹凸によって,生徒は構成内容を具体的に考えながら配置等の工夫を行うことができました。絵の中の”走る姿”は,生徒ひとりひとりの”挑戦”を意味します。
 
  草野 裕一(越川喬、柴田貴一郎、末廣観嗣、花田歩、花田憲一、平山知明、山本秀一、行武伸悟)  福岡県立養護学校北九州高等学園
作品 
 木版画に水彩絵の具で色をつけ,クラスで協力して1つの作品にまとめました。
 
  森本 尚弘  石川県立養護学校
作品 
 ぼくは,体調に気をつけながら,毎日絵を描いています。松井選手を描いていると勇気がわいてきます。
 
  小森 昭  長崎県立鶴南養護学校
作品 
 美術の時間だけでは足りずに,毎日昼休みに絵を描きに美術室にやって来る小森くん。はじめて木炭を使ってから,その味をしめて,たくさん木炭の絵ができました。これはそのうちの一枚で小森君本人が一番気に入っている絵です。友達を見ながら描いたのですが,背景に描かれたのが何か訊ねても,本人も首をかしげています。
 
  川原 孝則  長崎県立鶴南養護学校
作品 
 初めて木炭を使って描きました。腕を上げるのが困難なため,画面上の腕の可動域の部分がこすれていますが,そのこすれが画面に力強さを与えています。「先生の髪の毛はそんなに薄いの?」と訊ねたら,こんなにふさふさになりました。
 
  川畑 愛奈  岐阜県立東濃養護学校
作品 
 社会見学で動物園へ行った時に,ながーい首と,ながーい足のきりんを見たよ。
 
  森田 裕介  岐阜県立長良養護学校
作品 
 学校に近くにある,長良公園へ行きました。大きな木に聴診器をあてて耳をすますと,ガサゴソガサゴソと音が聞こえてきました。きっと,木の中にたくさんの虫がいて,動いているんだと思いました。
 
  小野木 教江  岐阜県立長良養護学校
作品 
 同じ形のくりかえしと組み合わせで,美しい模様をデザインしました。配色も,まとまりが感じられるように工夫しました。
 
  藤原 昇  三重県立養護学校玉城わかば学園
作品 
 スチロール板による多色版画です。ボールペンで自分の名前をのびのびほりました!
 
  日堂 めぐみ  長野県立松本盲学校
作品 
 大雪が降った時,外に出て雪の感触にふれてその思いを作品に表しました。貼り絵で,雪と作者の顔と両手を画面に表しています。色画用紙を手でちぎり,形をつくり,のりで1つ1つていねいに貼りました。
 
  小松 祐樹  長野県立松本盲学校
作品 
 「横顔を描く」という題材です。担任の先生にモデルになっていただいて,手で顔をさわらせてもらいながら,紙の上にフエルトペンで表現したものです。横顔を平面に表す時の視点や形などに注意して描かれています。
 
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