松下 由季 奈良県立ろう学校
作品
「牛[木厥]造像記」臨書作品の制作を通して、「牛[木厥]造像記」は,激しい用筆,鋭角的な三角線右肩上がりの強い構成を特徴としている作品です。こういうところに私は,一番興味をひかれました。この作品は夏休みいっぱいかけて書きあげた作品です。又この作品は,私のお気に入りなので,インターネット掲載の依頼をうけた時は,とても嬉しく思いました。
比嘉 亮麻 沖縄県立泡瀬養護学校
作品
ぼくは,習字がとっても大好きです。夢中になって書いた後は,心もすっきりします。
K.K. 滋賀県立盲学校
作品
墨と筆を使って,自分のイメージするものを自由にのびのびと描きました。
大串 寿生 神奈川県立平塚ろう学校
作品
彼の目,腕を通すと文字が無限の夢と趣を持って広がる。
岡田 沙織 神奈川県立平塚ろう学校
作品
既成概念にとらわれず伸々と運筆し,味わいのある造形を生み出す。
堀江 美妃 愛知県立佐織養護学校
作品
小学校の4年生から両親の勧めで書道を始める。以来7年間,両親や書道の先生に励まされながら途中でやめることなく続けている。本人は大変明るく,人なつこい性格で書道の他,ピアノや水泳,エアロビクスも楽しんでいる。最近いろいろな字体の作品に挑戦しているが,この作品は楽しく書道に取り組んでいる中で作り上げられたもので,本人のおおらかでのびのびとした性格がよく表れている作品である。
川端 清一 青森県立青森第一高等養護学校
作品
この「花雪」は何枚も何枚も数えきれないほど書きました。途中構成が変わったりしてどうなるのかなと思いましたが,「文化連盟会長賞」に選ばれてとてもうれしかったです。授賞式出席で東京に行けたのもいい思い出になりました。
今橋 亜湖 高知大学教育学部附属養護学校
作品
お習字は大好きです。一字一字をとても丁寧に書きます。今回は自分の好きな文字の一つをじっくりとかきあげました。
徳永 意 高知大学教育学部附属養護学校
作品
高等部の特活の時間(書道クラブ)に,秋をテーマに書く字を決め,自由にのびのびと書きました。
中井 知佳 神戸市立青陽高等養護学校
作品
篆書「笑」をお手本に,何回も練習を重ねてやっと,仕上がった作品です。 両手,両足を思いっきり広げて,楽しそうに歩いている人のようにも,笑っている人の顔のようにも見えるこの作品。8画目の両腕の,勢いよく伸びたカーブが,偶然のかすれと見事に調和して,本当に字そのものが「笑って」いるようです。 「笑う門には福来る」,まさにその境地ですね。
渡邉 恵 神戸市立青陽高等養護学校
作品
篆書「生」は画数が少なく簡単なようで,実はなかなか味の出せない,てごわい文字です。1画目は,もう少し弓なりの曲線がきついのですが,今回はあまり形にとらわれることなく,自分の筆の勢いに任せてグイグイと書き進めました。それが見事成功したのか,とても伸びやかでパワフルな「生」になりました。魂の鼓動が,中から聞こえてきそうですね。
尾崎 美子 神戸市立青陽高等養護学校
作品
篆書「家」は,文字全体の丸い形がポイントです。ウかんむりの曲線に苦心のあとが見られます。筆が途中でさばけて,後半部分に特徴のある線が並びましたが,それがかえって印象的で,作品に不思議な味を醸し出しています。懐かしいような,ほっと心が和むような,そんな「峠のわが家」になれるでしょうか。
O.N. 宮城県立角田養護学校
作品
ぼくの大好きな「猫」をかきました。やさしく,愛きょうの良いネコです。「猫」の文字から,やさしいネコの様子が伝わるのではないでしょうか?
K.S. 宮城県立角田養護学校
作品
修学旅行で,夏休みに富士登山に行きました。日本一の山,ふじ山は,とても偉大でみんなをつつみ込むような,やさしさがありました。クラスの仲間たちと協力して登ったふじ山の堂々とした様子が,みる方たちに伝わるでしょうか?
一色 早耶香 愛媛県立第一養護学校
作品
書道を始めて丸六年になります。風信帖は最初苦手でしたが,今では好きになれました。これからもいろいろな字を書いていこうと思います。
松本 幸子 愛媛県立第一養護学校
作品
私は小学校六年生の卒業と同時に,七年間習っていた習字をやめました。しかし,高等部3年の4月,今の学校に習字クラブができ,習字クラブに入りました。今まで,見た事のない字や聞いたことのない言葉が沢山あって覚えるのが大変でしたが,練習してきたかいあってこのような賞をもらえてうれしく思っています。
中村 公香 長野県寿台養護学校
作品
滑らかな運筆。鋭いバランス感覚。柔らかな線に繊細な人柄が伺えます。
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