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      国立特別支援教育総合研究所(NISE)メールマガジン
         第61号(平成24年4月号)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NISE(ナイセ)━━━
■目次
【1】新年度を迎えて
【2】お知らせ
【3】NISEトピックス
【4】連載コーナー
【5】研修員だより
【6】研究職員の異動について
【7】アンケートのお願い
【8】編集後記
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【1】新年度を迎えて
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 いつも本メールマガジンをご愛読いただき、誠にありがとうございます。
 本研究所は、我が国唯一の特別支援教育のナショナルセンターとして、障
害のある子ども一人一人の教育的ニーズに対応した教育の実現に貢献するこ
とを使命とし、研究、研修、教育相談支援、情報普及といった各種業務に取
り組んでいます。
 この情報普及の一環として、3月には、研究所の様々な活動やその成果を
総合的に紹介する、「国立特別支援教育総合研究所ジャーナル」を電子版の
形で刊行しました。また、平成23年度末に終了した研究課題の成果をまとめ
たサマリー集も現在作成中です。
 このように研究所は情報発信に務めていますが、これらの情報媒体の中で
も、このメールマガジンは、研究所と関係者お一人お一人をつなぐ重要な役
割を担っています。
 皆様のご意見を伺いながら、本メールマガジンが、教育現場のニーズを一
層踏まえ、また、現場で更に生かされるものとなるよう、引き続き、内容等
を改善工夫していく所存です。
 本年度も本メールマガジンをよろしくお願い申し上げます。

       独立行政法人国立特別支援教育総合研究所理事長 小田 豊
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【2】お知らせ
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★NEWS★
●国立特別支援教育総合研究所ジャーナルを創刊しました
 このたび、本研究所では、「国立特別支援教育総合研究所ジャーナル」を
創刊しました。
 本研究所が行う研究や研修、さらには、教育相談といった諸活動の結果や
成果については、これまで様々な形でとりまとめてまいりましたが、平成23
年度から独立行政法人として第三期中期目標期間を迎えたことを機に、これ
らを統合し、新たに「国立特別支援教育総合研究所ジャーナル」を刊行する
こととしました。
 新しいジャーナルは、近年の情報化の流れも踏まえ、専ら本研究所Webサ
イトに掲載する様式をとるとともに、内容も工夫し、文字通り、本研究所の
情報発信における顔とすることを目指しています。
 この新しいジャーナルを、これまでの本研究所の各種刊行物同様ご利用い
ただくとともに、その内容がより充実し、我が国の特別支援教育の進展にも
資するよう、ご意見をいただければと考えます。

 ○国立特別支援教育総合研究所ジャーナル創刊号はこちら→
  https://www.nise.go.jp/cms/7,6231,32,137.html

●世界自閉症啓発デーについて
 平成19年12月の国連総会において、カタール王国王妃の提案により、毎年
4月2日を世界自閉症啓発デー(World Autism Awareness Day)とし、世界各
国で政府、NPO等が協力して自閉症の啓発を進めることが決議されました。
 これに対応するため、わが国では世界自閉症啓発デー・日本実行委員会が
組織され、国立特別支援教育総合研究所は共催機関としてこれに参加して自
閉症の啓発活動の一翼を担っています。また、4月2日~8日を発達障害啓発
週間とし、各地で発達障害についての理解啓発を進めるよう働きかけていま
す。
 世界自閉症啓発デー2012では、「私たちの育ちを信じて!愛して!」をテ
ーマに、4/7には霞が関灘尾ホールでのシンポジウムが開催されます。その他
に、東京タワーでは3/23~4/8に絵画等の展示といった企画展も行われていま
す。また、4/2には午後6時15分~タワーのブルーライトアップが行われました。
ブルーライトアップについては、日本はもとより世界各地で同時にライトアップ
が行われました。

 ○詳しくはこちら→
  http://happy-autism.com/news.html

 なかなか理解されることの難しい自閉症について、本研究所では、この機
会に多くの人たちに知ってもらえるよう、それによって支援が充実されるよう、
志を共にする多くの方々と協力して努めていきたいと考えています。

 ○世界自閉症啓発デー公式サイトはこちら→
  http://www.worldautismawarenessday.jp/

 ○本研究所の世界自閉症啓発デー特設サイトはこちら→
  https://www.nise.go.jp/waad/

●世界自閉症啓発デー2012 in横須賀のご案内
 本研究所においては、知的障害のある自閉症の子どもの教育を行っている
筑波大学附属久里浜特別支援学校とともに「世界自閉症啓発デー2012 in横
須賀」を開催いたします。
 このイベントでは、横須賀市の自閉症の親の会等の協力や横須賀市の後援
を得て、「自閉症の世界を知ろうよ~ちいさな つながりを ひろげよう~」
をテーマに、自閉症の方とその家族の地域とのつながりについて考えます。
 皆様、どうぞふるってご参加ください。

[日時] 4月21日(土)13:00~16:30
[会場] 横須賀市立横須賀総合高等学校 SEAホール
[主催] 国立特別支援教育総合研究所、筑波大学附属久里浜特別支援学校
[共催] 横須賀地区自閉症児・者親の会「たんぽぽの会」
    筑波大学附属久里浜特別支援学校PTA
[後援] 横須賀市、横須賀市教育委員会
[主なプログラム]
・映画「ちづる」上映
 自閉症の妹をもつ兄が制作したドキュメンタリー映画です。
・自閉症のある子どもたちの学校「筑波大学附属久里浜特別支援学校」の 
 実践紹介
・自閉症のある方からのメッセージ
[申し込み方法]
・FAXによるお申し込み
 氏名、所属、職種、電話番号、住所を明記の上、下記のFAX番号にお送り
ください。情報保障の必要がある方は、その旨もお書きください。
 送り先のFAX番号 →046-839-6938(教育情報部内)
 申し込み用紙はこちらからダウンロードできます。
  →https://www.nise.go.jp/waad/2012/inyokosuka2012.pdf
  ※この申し込み用紙を使用しなくてもお申し込みいただけます。
・Webサイトからのお申し込み
 詳しくはこちらをご覧ください。→https://www.nise.go.jp/waad/
[その他]
・参加費は無料です。
・定員は280名です。申し込み締切りは、4月9日(月)17時です。ただし、
定員になり次第、締め切らせていただきます。
・会場に駐車場を用意しておりませんので、お越しの際は、公共交通機関を
ご利用ください。

●平成23年度特別支援教育研究研修が修了しました
 さる3月16日(金)、平成23年度特別支援教育研究研修が修了しました。
この研修は、本研究所が実施する研究に直接参画するとともに、各研修員が
個々に有する課題について、研究職員の指導を受けながら、自立的に研究に
取り組む研修制度です。
 平成23年度は、6都道県から7名の先生が受講し、3月6日(火)に成果報
告会を行いました。今後、それぞれの地域でのご活躍を期待いたします。

●平成24年度に実施する各研究協議会について(開催のお知らせ)
 平成24年度に本研究所が実施する各研究協議会への参加者の推薦について
都道府県教育委員会等に照会を行っています。

 ◆平成24年度特別支援学校寄宿舎指導実践指導者研究協議会
  期日    平成24年7月25日(水)~26日(木)の2日間
  募集人員等 宿泊研修、募集人員70名
  実施要項  https://www.nise.go.jp/cms/9,0,21,113.html

 ◆平成24年度発達障害教育指導者研究協議会
  期日    平成24年8月2日(木)~3日(金)の2日間
  募集人員等 宿泊研修、募集人員100名
  実施要項  https://www.nise.go.jp/cms/9,0,21,117.html

 ◆平成24年度交流及び共同学習推進指導者研究協議会
  期日    平成24年11月15日(木)~16日(金)の2日間
  募集人員等 宿泊研修、募集人員70名
  実施要項  https://www.nise.go.jp/cms/9,0,21,112.html

 ◆平成24年度特別支援教育コーディネーター指導者研究協議会
  期日    平成24年11月28日(水)~30日(金)の3日間
  募集人員等 宿泊研修、募集人員70名
  実施要項  https://www.nise.go.jp/cms/9,0,21,114.html

 ○平成24年度国立特別支援教育総合研究所研修計画一覧はこちら→
  https://www.nise.go.jp/cms/resources/content/274/20111221-112011
.pdf

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【3】NISEトピックス
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★トピックス★ 
●平成24年度の研究活動について
                      企画部 総合企画調整担当

 本研究所の研究活動は、第三期中期目標に示された研究活動に係る内容を
踏まえ、(1)国として特別支援教育政策上重要性の高い課題に対する研究、
(2)教育現場等で求められている喫緊の課題に対応した実際的研究に、一層精
選、重点化して実施することとしています。本年度は、平成24年2月に改訂し
た研究基本計画に基づき、また、様々な研究ニーズを見極めつつ、以下の研
究活動を年度計画に位置付けて実施します。

1.基幹研究(研究所が主体となって実施する研究で、運営費交付金を主た
る財源とするもの)
(1)専門研究A(特定の障害種別によらない総合的課題、障害種別共通の課
題に対応した研究)5課題
(2)専門研究B(障害種別専門分野の課題に対応した研究)5課題
(3)専門研究D(専門研究A、専門研究Bにつなげることを目指して実施す
る予備的、準備的研究等)3課題

※専門研究A、専門研究Bのうち、特に重要度の高い研究を「重点推進研究
」として5課題、また、特別支援教育全体に関わる重点的な課題を総合的に
解決するため、中期目標期間を見通して特定の包括的研究テーマ(領域)を
設定し、複数の研究課題から構成された研究を進める「中期特定研究」とし
て5課題を位置付けています。なお、研究課題により、「重点推進研究」と
「中期特定研究」は、重複して位置付けられています。

2.共同研究(本研究所と大学や民間などの研究機関等と共同で行う研究)
2課題

 ◆平成24年度研究課題一覧
 1.基幹研究
 (1)専門研究A
・特別支援学校及び特別支援学級における教育課程の編成と実施に関する研

(平成24~25年度)(重点推進研究)
・デジタル教科書・教材の試作とガイドラインの検証-アクセシブルなデジ
タル教科書の作成を目指して-(平成24~25年度)(中期特定研究)
・インクルーシブ教育システムにおける教育の専門性と研修カリキュラムの
開発に関する研究(平成23~24年度)(中期特定研究)(重点推進研究)
・インクルーシブ教育システムの構築に向けた特別な支援を必要とする児童
生徒への配慮や特別な指導に関する研究(平成23~24年度)(中期特定研究)
(重点推進研究)
・特別支援教育を推進する学校マネジメントと校長のリーダーシップの在り
方に関する研究(平成23~24年度)
 (2)専門研究B
・特別支援学校(視覚障害)における教材・教具の活用及び情報の共有化に
関する研究-ICTの役割を重視しながら-(平成24~25年度)(中期特定研究)
・ことばの遅れを主訴とする子どもに対する早期からの指導の充実に関する
研究-子どもの実態の整理と指導法の効果の検討-(平成24~25年度)
・特別支援学校(肢体不自由)のセンター的機能を活かしたAT活用の促進に
関する研究-ICTの役割を重視しながら-(平成24~25年度)(中期特定研究)
・自閉症・情緒障害特別支援学級における自閉症のある児童生徒の算数科・
数学科の学習上の特徴と課題に対応した教科指導の在り方に関する実際的研
究(平成24~25年度)(重点推進研究)
・高等学校における発達障害等の特別な支援を必要とする生徒への指導・支
援に関する研究-授業を中心とした指導・支援の在り方-(平成24~25年度)
(重点推進研究)
 (3)専門研究D
・特別支援学校(知的障害)における学習評価に関する研究(平成24年度)
・聴覚障害教育における教科指導等の充実に資する教材活用に関する研究
(平成24年度)
・重度・重複障害のある子どもの教育目標、内容の設定および評価に関する
研究(平成24年度)
 2.共同研究
・墨字と併記可能な点字・触図作製技術を用いた視覚障害児・者用アクセシ
ブルデザイン教材の作製(平成23~24年度)
・弱視児童生徒の特性を踏まえた書字評価システムの開発的研究(平成23~
24年度)

★海外情報の紹介★
●第35回東アジア・大洋州地区日本人学校長研究協議会へ参加して
               笹本 健(客員研究員/元教育相談部長)

 教育相談部(現、教育支援部教育相談担当)では、日本人学校等への特別
支援教育に関する支援事業を行っています。今回は、東アジア・大洋州地区
日本人学校長研究協議会(平成23年11月9日~11日開催)に参加しました。
この研究協議会は、教育水準の向上や学校の円滑な運営を図る目的で、当該
地区の日本人学校における教育課程や指導上の諸問題、あるいは運営上の諸
課題について研究協議を行い、毎年1回、当番校を設定して行われているも
のです。今回の当番校はシンガポール日本人学校小学部チャンギ校で、当該
地区の日本人学校37校の校長をはじめ、外務省、文部科学省、海外子女教育
振興財団の関係者等が参加しました。
 今回の当番校であるシンガポール日本人学校小学部チャンギ校は、児童数
610名、22学級の学校です。その規模に大きな開きのある日本人学校の中に
おいては、おおよそ中規模程度の学校といえます(ちなみに、バンコク日本
人学校は児童生徒数2,571名、73学級、マレーシアのコタキナバル日本人学
校は児童生徒数13名、4学級)。特別支援教育に関しては、チャレンジ1
(体験学習を中心とした支援を行う)、チャレンジ2(取り出し学習で教科
の支援を中心に行う)、グローイング(取り出し学習で、教科の補充指導を
行う)の学習コースが設定されており「個別の教育支援計画」「個別の指導
計画」に基づき、一人一人の児童に応じた指導が行われています。今回の研
究協議会では、第1日目に当校の見学が行われ、発達障害のある児童に対す
るグローイングコースでの授業を見学する機会を得ました。リラックスした
雰囲気の中で、学習課題に集中している児童の真剣な表情が印象的でした。
 第2日目と3日目には、それぞれ校長の派遣年度別および学校規模別に分
科会が行われ、参加各校における諸課題やそれに対する対処や工夫等に関す
る話題提供と協議が行われました。それぞれの分科会に参加しましたが、新
しい学習指導要領への対応、現地採用教員の研修の充実、人材の確保、現地
日本人会との連携等に関するさまざまな課題を巡って活発な協議が展開され
ていました。特に注目されたのは、特別支援教育に関する話題提供が前述の
新しい学習指導要領への対応に次いで多かったことです。このことからも、
日本人学校における特別支援教育への関心の高さがうかがえました。また、
特別支援教育に関する具体的な現地情報について各校の校長先生方とフェイ
ス・トゥー・フェイスで収集することができたことは、今後の日本人学校支
援の充実を図るにあたり、大きな収穫となりました。
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【4】連載コーナー
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●特別支援教育に役立つアシスティブ・テクノロジー
            ICT・AT班 棟方 哲弥(企画部 総括研究員)

 第1回 アシスティブ・テクノロジーの定義

 アシスティブ・テクノロジー(Assistive Technology)とは、障害による物
理的な操作上の不利や、障壁(バリア)を、機器を工夫することによって支
援しようという考え方であり、そのための支援技術を指しています(文部科
学省「教育の情報化に関する手引」p.195-196より)。狭義には機器を指す
ことが多いのですが、広義には機器にとどまらず、その利用技術やサービス
までを含みます。本連載では、基本的な事項の説明に始まって、代表的な支
援機器などを大きく括ってグループ毎に紹介していきます。
 第1回目は、本連載の紹介に加えて、20年以上にわたり一貫して一言一句
変わっていない米国のアシスティブ・テクノロジーの定義を紹介します。

 ・・・・・・続きはこちら→
  https://www.nise.go.jp/cms/6,6205,13,257.html
 ・・・・・・全10回の連載内容はこちらのリンクへ→
  https://www.nise.go.jp/cms/6,6204,13,257.html
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【5】研修員だより
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 今号は、平成22年度第二期特別支援教育専門研修修了の内田藍先生からお
寄せいただきました。

「自分だからできること」
                  内田 藍(名古屋市立大手小学校)

 私は教員生活8年目に専門研修を受講しました。受講する前の私は、日々
の指導に追われながら自分なりに努力をしていたつもりでした。ですが、専
門研修を受講したことで、それは“それなり”の努力であったことに気付き
ました。研修が始まった頃は、自分の知識のなさや、日々取り組んでいるこ
とへの自信のなさ、何より、学ぶ努力が足りなかったことを実感し、戸惑い
ました。
 そんな私が前向きになれたのは、研修の仲間のおかげでした。皆の志の高
さに「自分がこの場にいるのは相応しくない」と感じることもありました。
それでも、深く話をするうちに、皆同じように悩み、苦しみ、その悩みを
「何とかしたい!」という気持ちで、日々の講義に向かっていることを知り
ました。私も目の前の課題に目を向け「やれることをやろう」と、前向きに
捉えられるきっかけを与えてくれたのは仲間の姿でした。
 専門研修を終えた今、「自分だからできること」を模索し、取り組んでい
ます。困った時には相談できる仲間や、研究所の先生もいます。自分にでき
ることに取り組み続けることがいまの私の目標です。

 ○名古屋市立大手小学校のWebサイトはこちら→
  http://www.ote-e.nagoya-c.ed.jp/
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【6】研究職員の異動について
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 この度、研究所を退職及び着任する研究職員を紹介します。
[3月31日付け退職]
・笹本 健  教育相談部長・上席総括研究員
・中村 均  教育研修・事業部長・上席総括研究員
・小田侯朗  企画部総括研究員
・井上昌士  教育支援部総括研究員
・大城政之  教育情報部総括研究員
・猪子秀太郎 教育研修・事業部主任研究員
[4月1日付け着任]
・尾崎祐三  教育支援部上席総括研究員
・庄司美千代 教育研修・事業部主任研究員
・岡本邦広  教育情報部主任研究員
・神山 努  企画部研究員
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【7】アンケートのお願い
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 今号の記事について、以下のアンケートにご回答いただきたく、ご協力の
ほどよろしくお願いいたします。

 ○アンケートはこちら→
  https://www.nise.go.jp/enquete/fm/haisin/maga61
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【8】編集後記
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 平成24年度がはじまりました。今年の冬は例年に比べ寒い日が多く、桜の
開花も遅れているようです。皆様方の地域ではいかがでしょうか?
 4月は新たな始まりや小さな変化に期待と不安でいっぱいの季節かと思い
ます。学校では入学や進級と大きく生活が変わる時期です。慣れないことに
向き合うことは大変かもしれませんが、笑顔で過ごす子どもが増えていけば
いいなと思っています。
 また、新年度は、新たなことに取り組むことの大切さだけでなく、今まで
の成果を振り返り、必要なことを継続して取り組み続ける大切さを再確認す
る機会にもなります。
 メルマガも皆様に特別支援教育に関する最新の情報、ご活用いただける情
報を提供できるよう、内容の検討や充実を図っていきたいと思います。ご意
見、ご感想などお聞かせいただければ幸いです。今年度もどうぞよろしくお
願い申し上げます。
                    (第61号編集主幹 伊藤由美)
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次号も是非ご覧ください。
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発行元 独立行政法人国立特別支援教育総合研究所内
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([アットマーク]を@にして送信してください。)

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