特別支援教育に役立つアシスティブ・テクノロジー
特別支援教育に役立つアシスティブ・テクノロジー
棟方 哲弥 (企画部 総括研究員)
アシスティブ・テクノロジー(Assistive Technology)とは、障害による物理的な操作上の不利や、障壁(バリア)を、機器を工夫することによって支援しようという考え方であり、そのための支援技術を指しています(文部科 学省「教育の情報化に関する手引」p.195-196より)。狭義には機器を指すことが多いのですが、広義には支援機器にとどまらず、その利用技術やサービスまでを含みます。本連載では、基本的な事項の説明に始まって、代表的な支援機器などを大きく括ってグループ毎に紹介していきます。
- 第1回: アシスティブ・テクノロジーの定義―その1:米国のIDEAから―
- 第2回: アシスティブ・テクノロジーの定義-その2:ISOからユニバーサル・デザインまで-
- 第3回: アシスティブ・テクノロジーの用途と分類-ローテクからハイテクまで-
- 第4回: 特別支援教育に役立つ支援機器の紹介-その1:コンピュータへのアクセス-
- 第5回: 特別支援教育に役立つ支援機器の紹介-その2:コミュニケーション-
- 第6回: 特別支援教育に役立つ支援機器の紹介-その3:読むこと、書くこと-
- 第7回: 特別支援教育に役立つ支援機器の紹介-その4:日常の生活のさまざまな活動-
- 第8回: アシスティブ・テクノロジーの導入手法-SETTフレームワークを中心に-
- 第9回: アシスティブ・テクノロジーの確かな活用のために-QIAT指標とは-
- 第10回: これから出現が期待されるアシスティブ・テクノロジー

登録日: 2012年3月22日 /
更新日: 2012年12月19日