━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
      国立特別支援教育総合研究所(NISE)メールマガジン
         第81号(平成25年12月号)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NISE(ナイセ)━━━
■目次
【お知らせ】平成25年度国立特別支援教育総合研究所セミナーの参加申込み
について
【お知らせ】世界自閉症啓発デー2013 in 横須賀のご案内
【お知らせ】平成26年度特別支援教育専門研修・研修員の推薦について
【お知らせ】平成25年度国立特別支援教育総合研究所公開を開催
【お知らせ】平成25年度交流及び共同学習推進指導者研究協議会を開催
【NISEトピックス】「インクルーシブ教育システム構築支援データベース」
の開設について
【NISEトピックス】発達障害教育情報センター教材・教具展示室をリニュー
アルオープンしました
【海外情報の紹介】平成25年度北米・欧州地区日本人学校校長研究協議会参
加、見聞録
【特別支援教育関連情報】平成25年度自閉症教育実践研究協議会のご案内(
筑波大学附属久里浜特別支援学校)
【研修員だより】
【アンケートのお願い】
【編集後記】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【1】お知らせ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●平成25年度国立特別支援教育総合研究所セミナーの参加申込みについて
 前号で、平成25年度国立特別支援教育総合研究所セミナーの開催について
ご案内したところですが、12月1日から参加申込みの受付を開始しました。
 参加申込みは、原則として、本研究所Webサイトにおいて、直接お申込み
ください。多数のご参加をお待ちしています。

 ◆テーマ:インクルーシブ教育システム構築に向けた特別支援教育の推進
      -学校・地域の取組に視点を当てて-
 ◆期日:平成26年1月30日(木)、31日(金)
 ◆会場:国立オリンピック記念青少年総合センター
 ◆申込期間:平成25年12月1日(日)~平成26年1月10日(金)

 ○国立特別支援教育総合研究所セミナーの詳細・参加のご案内はこちら→
  https://www.nise.go.jp/cms/9,8799,22,119.html

●世界自閉症啓発デー2013 in 横須賀のご案内
 前号でもご案内しましたが、「世界自閉症啓発デー2013in横須賀」を下記
のとおり開催します。
 11月1日より参加申込みの受付を開始しました。FAXまたはWebサイトから
お申込みいただけます。まだお席の余裕がございます。当日受付もございま
すので、是非ご参加ください。

 ◆日時:平成25年12月7日(土)13:00~16:30
 ◆会場:横須賀市総合福祉会館5階ホール
 ◆主催:国立特別支援教育総合研究所
     筑波大学附属久里浜特別支援学校
 ◆共催:横須賀地区自閉症児・者親の会「たんぽぽの会」
     筑波大学附属久里浜特別支援学校PTA
 ◆後援:横須賀市
     横須賀市教育委員会

 ◆主なプログラム
 ・映画「海洋天堂」上映(海外映画、日本語字幕あり)
  俳優ジェット・リーが自閉症の子の父親を切々と演じる感動の映画
 ・自閉症についてのミニ講義
 ・自閉症のある方からのメッセージ

 ◆申込方法
  氏名、職種、連絡先等を明記の上、FAXあるいはWebサイトにてお申込み
  ください。

 ○申込FAX番号はこちら→ 046-839-6938(教育情報部内)
 ○申込Webサイトはこちら→ https://www.nise.go.jp/waad/
 ◆その他
 ・参加費は無料です。
 ・定員は400名です。定員になり次第、締め切らせていただきます。
 ・会場に駐車場はございません。公共の交通機関をご利用ください。

●平成26年度特別支援教育専門研修・研修員の推薦について
 平成26年度国立特別支援教育総合研究所特別支援教育専門研修の実施要項
を作成し、各都道府県教育委員会等に研修員候補者推薦の照会を開始しまし
た。
 この特別支援教育専門研修は、年3期、3コース(下記参照)で実施し、
障害のある幼児児童生徒の教育を担当する教職員を対象に、専門的知識及び
技術を深めるために必要な研修を行い、その指導力の一層の向上を図り、今
後の各都道府県等における指導者としての資質を高めることを目的としてい
ます。
 本研修においては、特別支援学校教諭の一種又は二種免許状の取得に必要
な単位の習得を目的とした、教育職員免許法に基づく免許法認定講習及び教
育職員免許状の更新講習(必修、選択領域合わせて30時間)を合わせて開設
する予定です。
 なお、本専門研修への参加は、各都道府県教育委員会等からの推薦が必要
となります。

 ◆推薦締切 平成26年1月31日(金)

 ◆研修期間等
  [第一期:視覚障害・聴覚障害教育コース]
       視覚障害教育専修プログラム、
       聴覚障害教育専修プログラム
       平成26年5月8日~7月9日、40名
  [第二期:発達障害・情緒障害・言語障害教育コース]
       発達障害教育専修プログラム、
       自閉症・情緒障害教育専修プログラム、
       言語障害教育専修プログラム
       平成26年9月2日~11月7日、80名
  [第三期:知的障害・肢体不自由・病弱教育コース]
       知的障害教育専修プログラム、
       肢体不自由教育専修プログラム、
       病弱教育専修プログラム
       平成27年1月8日~3月13日、80名

 ○平成26年度特別支援教育専門研修実施要項はこちら→
   https://www.nise.go.jp/cms/9,8801,21,116.html

●平成25年度国立特別支援教育総合研究所公開を開催
 さる11月9日(土)、平成25年度国立特別支援教育総合研究所公開を開催
しました。
 研究所公開では、本研究所の概要や最新の研究成果等をわかりやすく紹介
するとともに、様々な障害の疑似体験、障害のある子どものためのICTを活
用した教育支援機器の展示・実演、障害のある子どもに対する生活環境面で
の配慮や工夫についての紹介等を行いました。
 本年度の研究所公開には、各地から特別支援学校、幼稚園・保育所、小・
中・高等学校の教職員、教育委員会の職員、大学教員をはじめとする教育関
係の方、保健・医療・福祉関係の方、大学生・大学院生の方等、合計206名
が参加しました。参加された方からは、様々な支援機器や体験型の展示が多
くあり参考になった、特別支援教育について一層興味を持つことができた、
インクルーシブ教育についてもっと知りたかった等の声が聞かれました。ま
た、「参加者の数が思ったより少なくて、もったいない気がした。素晴らし
い施設なのでもっと宣伝して、多くの方々に見てほしいと思う」といったご
意見もいただきました。
 これらの参加された方からの声やご意見を生かして、来年度はより充実し
た内容の研究所公開を開催したいと思います。どうぞご期待ください。

●平成25年度交流及び共同学習推進指導者研究協議会を開催
 11月21日(木)及び22日(金)の2日間、文部科学省の協力を得て交流及
び共同学習推進指導者研究協議会を本研究所において開催しました。
 本研究協議会は、各都道府県等における交流及び共同学習と障害の理解推
進に資することを目的として、各地域で障害のある児童生徒と障害のない児
童生徒との交流及び共同学習について指導的立場にある教職員を対象に、毎
年開催しているものです。
 本年度は全国から67名の教職員の参加を得て、行政説明及び実践報告に続
き、分科会別研究協議を行いました。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【2】NISEトピックス
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●「インクルーシブ教育システム構築支援データベース」の開設について
         インクルーシブ教育システム構築支援データベース担当

 平成24年7月に中央教育審議会初等中等教育分科会において、「共生社会
の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育の推
進」が報告されました。
 これを受けて、インクルーシブ教育システム構築に関連する様々な情報を
掲載した標記Webサイトを文部科学省の協力を得て、下記のとおり開設しま
したので、お知らせします。
 なお、文部科学省では、平成25年度から、各学校の設置者及び学校が、障
害のある子どもに対して、その状況に応じて提供する「合理的配慮」の実践
事例の収集等を行う「インクルーシブ教育システム構築モデル事業」を実施
しており、本研究所では、このモデル事業等で得られた事例についてデータ
ベース化を行い、平成26年7月に公表することを予定しています。
 是非本Webサイトをご活用くださいますよう、よろしくお願いします。

                記

 1.Webサイトアドレス
   http://inclusive.nise.go.jp/
 2.今回開設したコンテンツ
   ・関係用語の解説
   ・障害のある子供の就学に関する手続き
      ・平成24年度早期からの教育相談・支援体制構築事業成果報告書(概
    要)(文部科学省HP)
   ・インクルーシブ教育システム構築に関する研究成果
   ・障害のある子供の教材・支援機器等に関する情報
   ・諸外国における障害のある子供の教育に関する情報
   ・文部科学省による実施事業の情報(文部科学省HP)
 3.順次開設予定のコンテンツ
   ・障害者の権利に関する条約への対応(これまでの経緯)
   ・関連する法令・施策
   ・インクルーシブ教育システム構築に関するQ&A
 4.平成26年7月開設予定のコンテンツ
   ・「合理的配慮」実践事例データベース

●発達障害教育情報センター教材・教具展示室をリニューアルオープンしま
した
                梅田 真理(教育情報部 総括研究員)

 発達障害教育情報センターでは、平成20年8月のWebサイト開設以来、コン
テンツの一つとして「教材・教具データベース」を公開しています。このデ
ータベースには、発達障害のある子どもの指導・支援に役立つと思われる教
材・教具の情報を掲載しています。このデータベースに掲載している教材・
教具を、実際に展示している場所が「教材・教具展示室」です。
 今回、この「教材・教具展示室」がリニューアルオープンしました。今ま
では研究所2階の会議室を活用していたのですが、1階の一部を新たに展示
室として改装しました。内装は、隣にある「iライブラリー」と同じ色調と
し、統一感のある展示を目指しました。以下に、改装や展示にあたって工夫
した点を挙げてみます。
1.見やすい色調
 展示室全体の色調は、木目調の棚、アイボリーの壁とし、落ち着いた色合
いにしました。また、部屋の看板や各展示領域を示すパネルは、本研究所の
ロゴマークと同じ緑色を基調としています。
2.見て触れられる展示
 展示棚は、実際に触れてみることができるように、大人の腰の上辺りの高
さに揃え、棚の幅も広くしました。また、上段には書籍等も展示できるよう
な棚を設置し、手を伸ばせばいくつもの教材・教具に触れられるようになっ
ています。書籍専用の展示棚もあり、手にとって読んでいただけます。
3.カテゴリに分けた展示
 教材・教具は、「教材・教具データベース」のカテゴリに従って分類し、
展示しています。カテゴリは、「聞くこと」「話すこと」「読むこと」「書
くこと」「計算すること」「推論すること」「運動と姿勢、不器用」「不注
意」「多動・衝動性」「社会性」「教科学習」の11種類に分かれています。
カテゴリ毎にパネルで表示してあるので、この教材は何のために使うものか
がわかりやすくなっています。
4.ハイテクとローテク
 これは以前から心がけていたことですが、教材・教具は、一人ひとりの子
どもの状態に応じて使いますから、紙でできたカードやゲームもあれば、D
AISYリーダーやタブレット等もあります。ハイテクやローテクを、子どもの
ニーズに応じて使い分けることが大切です。新しい展示室では、そのどちら
もが気軽に触って体験できるようになっています。漢字カードやカルタから
電子黒板まで、いろいろなものがあります。
 本研究所にお越しの際は、これらの教材・教具に、ぜひ一度見て触れて、
そのよさを味わってください。

 ○発達障害教育情報センターWebサイトへのリンクはこちら→
  http://icedd.nise.go.jp/index.php?action=pages_view_main&page_id=97

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【3】海外情報の紹介
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
平成25年度北米・欧州地区日本人学校校長研究協議会参加、見聞録
                新平 鎮博(企画部 上席総括研究員)

 ドイツのデュッセルドルフで開催されました北米・欧州日本人学校の校長
会に参加し、日本人学校を訪問させていただきました。デュッセルドルフと
いうと、あまりなじみがないかと思いますが、ライン川に接した町で、日本
企業の欧州における拠点で、人口の約1%が日本人です。日本人学校は閑静
な住宅街にあります。
 さて、日本人学校の設立主体は様々であり、地域によって様相が異なりま
すが、どこも文部科学省からの派遣教員が中心になり、在外で活躍される方
の子どもたちの教育を担っている大切な学校です。授業参観しましたが、多
くの授業ではレベルの高さを感じ、子どもたちも熱心に勉強していました。
最近、日本でも英会話の授業風景も見られますが、それ以上に、英語、現地
語に取り組んでいました。なお、特別支援学級については、設置できている
学校は多くはありません。上記で「レベルの高い授業」の中に、ユニバーサ
ルデザインとして対応されている例もあり、インクルーシブ教育システムと
して、わが国が取り組む上で参考になる授業もありました。ただ、本国に比
べると様々な制約もあり、先生方の苦労を感じました。苦労もありますが、
やりがいのある派遣教員に、機会があれば、ぜひ応募してみてください。
 日本人学校は、日本の学校とは違い、教育委員会もなく、それぞれが独立
した経営、教育をされており、また、運営委員会が経営を担っておりますの
で、校長先生は相当な手腕が必要とされるようです。熱心な協議の中で、小
規模校、大規模校の悩み、現地との交流や保護者からの要望等について情報
交換をされており、短い時間でしたが、多くの情報を仕入れてきました。
 本研究所が参加しているのは、特別支援教育を念頭に、唯一のナショナル
センターとして、国際的な対応の一環として行っている教育相談を充実させ
るためです。時間を頂き、わが国の特別支援教育の説明や日本人学校におけ
る特別支援教育の実態調査の報告等をさせていただきました。時間の合間を
ぬって、各校における事例の相談も可能な限り行ってきました。本研究所が
行っている国別の調査による各国の特別支援教育の情報も意見交換の中では
有用でした。現地校との関係について、今後の教育相談に役立てることがで
きます。
 当日、「日本人学校は、今後、世界に通じるグローバルな人材育成の一つ
と考える」という講演もあり、ますます重要な役割を担いつつある反面、財
政的な面や特別支援教育の充実等、いくつかの課題を抱えております。その
中で、本研究所も教育相談を通じて、わが国の施策に協力できると実感いた
しました。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【4】特別支援教育関連情報
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●平成25年度自閉症教育実践研究協議会のご案内
                 (筑波大学附属久里浜特別支援学校)

 ◆期日
  平成26年2月6日(木) 9:15 ~15:00(授業公開及び授業研究会等)
  平成26年2月7日(金) 9:30 ~16:10(研究協議会)

 ◆会場
  『授業公開』  筑波大学附属久里浜特別支援学校
  『研究協議会』 ヨコスカ・ベイサイド・ポケット
          (横須賀芸術劇場小ホール)
          ○Webサイトはこちら→
           http://www.yokosuka-arts.or.jp/index.html

 ◆主題
  知的障害を伴う自閉症幼児児童の「表現する力」を育てる指導

 ◆内容
 (1日目)
  ◇全校の授業公開、授業研究会、教材・教具展示等
 (2日目)
  ◇報告 「本年度の研究について」
  ◇事例発表
   (1)幼稚部の事例(年長)
   (2)小学部低学年の事例(小2)
   (3)小学部高学年の事例(小6)
   (4)寄宿舎の事例(小1)
   指導助言者:前川 久男 先生(茨城大学特任教授・前筑波大学教
   授)
   指導助言者:野呂 文行 先生(筑波大学教授)
  ◇講演
   テーマ①「これからの自閉症教育に求められるもの(仮題)」
   テーマ②「自閉症児の表現力を高める指導の在り方(仮題)」
   講演者:前川 久男 先生(茨城大学特任教授・前筑波大学教授)
   講演者:野呂 文行 先生(筑波大学教授)
  ◇ポスター発表
   全教職員によるポスター発表

 ◆参加費:4,000円(資料代として)

 ◆参加定員:研究協議会は先着350名。授業公開は先着270名。
      (授業公開のみの参加は受け付けておりません。)

 ◆問い合わせ先
  筑波大学附属久里浜特別支援学校
  自閉症教育実践研究協議会を推進する会 総務係(副校長 雷坂)
   〒239-0841 神奈川県横須賀市野比5丁目1番2号
   TEL:046-848-3444 FAX:046-848-3740
   E-mail:wschool[アットマーク]kurihama.tsukuba.ac.jp
  ([アットマーク]を@にして送信してください。)

 ○筑波大学附属久里浜特別支援学校のWebサイトはこちら→
  http://www.kurihama.tsukuba.ac.jp

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【5】研修員だより
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 今号は、平成25年度第一期特別支援教育専門研修を修了された西山雅代先
生からお寄せいただきました。

「自分の持ち場で」
               西山 雅代(香川県立香川丸亀養護学校)

 研修に向かう私に尊敬する先生が言いました。「自分の感性を信じて、今
していることの理論付けをしておいで。」と。
 学校の中で求められることが変化してきており、「チームで思いや支援の
方法をどう共有するか」、「中堅として自分がどのように役割を果たしてい
くのか」という悩みをもっていました。自分が正しいと思う方法や考えの根
拠が経験値だけでは、チームの中で説明することも理解を得ることもできま
せん。私には今実践していることの理論付けが必要でした。2か月の講義の
中で、実践と理論が結び付く瞬間は、雲が晴れていくようでした。仲間と情
報交換するうちに新しい発見や気付きが得られ、自分の考えもはっきり見え
てきました。また、他者と意見を交わしながら、チームとして方向性を探っ
ていくことの難しさと大切さを改めて学びました。
 研修を終え、私は私の持ち場で新たな気持ちで頑張っていけそうです。新
しい実践に取り組む度に、その理論付けをしたいと思います。その時、研修
で得たスキルと仲間が私を助けてくれるでしょう。

 ○香川県立香川丸亀養護学校のWebサイトはこちら→
  http://www.kagawa-edu.jp/maruyo01/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【6】アンケートのお願い
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 今号の記事について、以下のアンケートにご回答いただきたく、ご協力の
ほどよろしくお願いいたします。

 ○アンケートはこちら→
  https://www.nise.go.jp/limesurvey/index.php?sid=86695&lang=ja

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【7】編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 国立特別支援教育総合研究所は、東京湾の出口近くの海を望む場所にあっ
て、左手に房総半島、右手に三浦半島が海の彼方に向かって突き出している
のを、南側の窓から眺めることができます。研究所の目の前の海岸は、金田
湾という、東京湾よりだいぶ小振りで、ハートの半分のようなかたちをした
湾の一部をなしています。
 ゆるやかなカーブを描く海岸沿いに道が伸びていて、潮騒を聞きながら、
ゆっくりと歩いていける。そういう場所は、日本のいろいろなところにある
ように思います。研究所から遠く離れた場所を舞台にした映像作品を見てい
るときに、ふと、研究所の辺りに似ている、と、親しみを感じることもあっ
たりします。
 日本各地の、研究所周辺にどこか似た景色をもつ地域でも、それとは全く
違った表情を見せる地域でも、子どもたち、先生方の毎日が、生き生きと充
実したものであってほしいと願ってやみません。そのためのお手伝いを、本
研究所が少しでもできたら、と念じつつ、今年最後のメルマガをお届けしま
す。
                    (第81号編集主幹 小松幸恵)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
連載「サバン-自閉症の不思議で大きな可能性-」は、今号はお休みとさせ
ていただきます。

次号も是非ご覧ください。
「メールマガジン」へのご意見・ご感想はこちら

国立特別支援教育総合研究所メールマガジン 第81号(平成25年12月号)
       発行元 独立行政法人国立特別支援教育総合研究所内
           国立特別支援教育総合研究所メールマガジン編集部
           E-mail a-koho[アットマーク]nise.go.jp
          ([アットマーク]を@にして送信してください。)

研究所メールマガジンの利用(登録、解除、バックナンバーを含む)につい
てはこちら→
     https://www.nise.go.jp/cms/6,3646,13.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━