第22回アジア・太平洋特殊教育国際セミナー
当研究所では,11月11日から16日までの6日間にわたって,第22回アジア・太平洋特殊教育国際セミナーを開催した。 同セミナーは,当研究所が日本ユネスコ国内委員会との共催で昭和56年から主催しているもので、今年は「視覚障害及び聴覚障害のある子どもに関する教育実践の現状と課題-各国の教育支援の実際とその効果-」をテーマとして,横浜市の横浜シンポジア議場において,オーストラリア・中国・インド・インドネシア・マレーシア・ネパール・ニュージーランド・パキスタン・フィリピン・韓国・スリランカ・タイの12カ国の研究者や教育官等が参加した。
開会式には細村理事長の挨拶に引き続き,日本ユネスコ国内委員会を代表して文部科学省の浅井 孝司国際統括官補佐が挨拶された。 また、ウェルカムパーティには初等中等教育局の鈴木篤視学官が文部科学省を代表して歓迎のスピーチを行った。
12日,13日の各国の研究発表に続き,14日は「視覚障害あるいは聴覚障害のある子どもの教育の場と,個々のニーズに応じた教育実践の現状及び課題」をテーマに3名のシンポジストを中心に,シンポジウムが行われ,全国の大学・教育委員会・教育センター・特殊教育諸学校の職員及び学生等も参加し,熱心な討議が行われた。
また,海外からの参加者は,15日午前は当研究所や国立久里浜養護学校,午後は横浜市立聾学校及び横浜市立盲学校を見学した。
- 開会の挨拶をする細村理事長
- 日本ユネスコ国内委員会を代表して挨拶される浅井国際統括官補佐
- 細村理事長(前列中央),中山理事(前列左から5人目)を囲んだ海外からの参加者等
- シンポジウム風景
- 国立特殊教育総合研究所玄関前に集合した海外からの参加者と中山理事(右端)
- 国立久里浜養護学校玄関前での海外参加者と辻村教頭(左端)