平成17年度第三期短期研修講義等内容
講義等題目 | 講師氏名(所属・職名) | 講義等内容 | 認定講習 |
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理事長講話 | 小田豊 (国立特殊教育総合研究所・理事長) |
学校教育の課題について | |
学校における安全管理 | 湯川秀樹 (聖徳大学短期大学部・助教授) |
学校における障害児の健康と安全について講義する。 | |
図書室利用案内 | 総務部研修情報課情報サービス係 | 研究所図書室の利用方法について、実際に閲覧室、書庫を案内しつつ、説明を行う。 | |
コンピューター端末利用実習 | 総務部研修情報課情報管理係 | 研究所固有のコンピュータ端末の利用について説明会を行い、実際に操作することにより、スムーズな端末利用を行えるよう実習する。 | |
特別支援教育の現状と課題 | 萩 明 (文部科学省初等中等教育局特殊教育課課長補佐(併)軽度発達障害支援専門官) |
特別支援教育の現状と課題について講義し,特別支援教育の理念と基本的な考え方,その背景など,特別支援教育施策の理解を深める。 | |
LD・ADHD・高機能自閉症等の教育 | 柘植雅義 (兵庫教育大学・教授前文部科学省特別支援教育調査官) |
小・中学校等におけるLD(学習障害),ADHD(注意欠陥/多動性障害),高機能自閉症等の児童生徒への教育的対応について,これまでの経過や現状,これからの方向等について,諸外国の状況も参考にしながら検討する。 | 特殊教育制度 |
重複障害教育の現状と課題 | 後上鐵夫 (企画部・総合研究官) |
重複障害教育とは何かを,ヘレン・ケラーとサリバン先生との教育の営みを概括しながら考える。また,特別支援教育の流れの中で,取り組むべきこととこれまで果たしてきた役割を整理して,今後の課題について考える。 | 特殊教育制度 |
学校における医療的ケア | 飯野順子 (前筑波大学・教授) |
養護学校等における医療的ケア体制の整備の動向を紹介するとともに,医療的ケアの課題や子どもの心に寄り添う医療的ケアの教育的意義を考え,安心できる医療的環境づくりについて述べる。 | 知的障害児指導法 |
知的障害のある子どもと人権 | 野沢和弘 (全日本手をつなぐ育成会・権利擁護委員会) |
知的障害のある人の権利擁護に関する基本的な考え方を論述するとともに,各地で取り組まれている権利擁護システムづくり等,知的障害のある人の人権をめぐる動きを紹介し,その在り方を考える。 | |
教育と福祉・医療・労働の連携 | 小林繁市 (伊達市地域生活支援センター・所長) |
知的障害のある人への地域生活支援について,福祉制度やサービスの活用に関する現状と課題とともに,伊達市の地域生活支援の取り組みを紹介し,教育と福祉,医療,労働の連携の在り方について概説する。 | |
障害のある人の余暇活動とスポーツ | 藤崎真一 (東京都立府中朝日養護学校・副校長) 井上一仁,阿部隆行 ( 同 ・教諭) |
知的障害のある人の余暇活動とスポーツの現状と課題について実践例を紹介し,支援の在り方について論ずる。 | |
重複障害教育の教育課程 | 大崎博史 (企画部・主任研究官) |
法令や学習指導要領上の特例等を解説し,重複障害のある子どもの教育課程編成のあり方に関する基本的な考え方,留意点等を述べる。また,現行の学習指導要領の自立活動のとらえ方についても概説する。さらに,今後の特別支援教育に向けた,子ども一人一人の教育的ニーズに応じた教育課程とは何かについても考える。 | 知的障害児指導法 |
特別なニーズと情報機器活用 | 大杉成喜 (教育研修情報部・主任研究官) |
文部科学省の「情報教育の手引」をもとに特別な教育ニーズのある子どもたちへの情報化と支援について概説する。アシスティブ・テクノロジー(AT:支援技術)について具体的な機器や利用について紹介するとともに,「障害者・高齢者等情報処理機器アクセシビリティ」について考察する。 | 知的障害児指導法 |
講義等題目 | 講師氏名(所属・職名) | 講義等内容 | 認定講習 |
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研究・研修の組織づくりと運営 (ワークショップ形式) |
西直人 (NISHIプランニングオフィス・代表) 木村宣孝 (教育支援研究部・総括主任研究官) 小澤至賢 (教育相談センター・主任研究官) 涌井恵 (教育支援研究部・研究員) |
特別支援教育を推進するに当たって求められる,学校における研究・研修の組織づくりの在り方について,研修員の現状と課題を整理し,企画づくりや組織づくりのノウハウを演習によって学ぶ。 研究協議班の運営や研究協議のまとめとして予定しているミニ研修会の企画・運営に生かす。 |
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就労をめぐる課題と対応 | 小塩允護 (教育支援研究部・総合研究官) |
知的障害のある人の社会参加の実態を「働くこと」に焦点を当てて概観し,就労を支える個人的条件,制度的条件,学校教育の役割を論じ,知的障害教育における当面の課題とその対応策について移行教育という視点から考える。 | 特殊教育制度 |
自閉症教育におけるTEACCHの理論と実際 | 佐々木正美 (川崎医療福祉大学・特任教授) |
自閉症児への総合的な支援の在り方について,TEACCHの理論と実践例を論ずる。 | 知的障害児指導法 |
演習:ノンバーバル・コミュニケーション | 緒方登士雄 (東洋大学・教授) |
ノンバーバル・コミュニケーションに焦点をあて,研修員相互によるレッスン・プログラムでの体験を通し,自らの行動を振り返り,子どもたちとのコミュニケーションを深めるためのかかわりについて共に探る試みを行いたい。 | |
諸外国における知的障害教育の現状 | 徳永豊 (企画部・総括主任研究官) |
諸外国(主としてOECD等の国際機関やイギリス,フィンランド)の特殊教育の考え方やシステム,現状について述べ,教育実践を見直しながら,知的障害教育を含めた障害のある子どもの教育について,今後の方向性を考える。 | 特殊教育制度 |
ニーズのとらえと対応-障害観の変遷- | 渡部匡隆 (横浜国立大学・助教授) |
ノーマライゼーション理念に基づく障害観や支援のとらえ方の変遷について解説を加えた上で,知的障害のある児童・生徒のQOLの向上をめざした教育的支援を進めていくにあたって,児童・生徒のWANTSをどのように育み,それらに応えるための資源づくりをどのように進めていくか考察する。 | 特殊教育論 |
高等部教育の現状と課題 | 大南英明 (帝京大学・教授) |
高等部における多様な進路に対応した教育課程,職業教育を中心とした教育課程の編成,個別移行支援計画づくり,進路支援のための教育,福祉,医療・保健,労働のネットワークづくり等について,その基本的な考え方,取り組みの現状と今後の課題について論述する。 | 特殊教育制度 |
脳のはたらきと障害 | 西牧謙吾 (教育支援研究部・総合研究官) |
正常な脳の仕組みや発達を概説し,感覚障害,発達障害等と関連する「感覚と運動」「思考と言語」「学習と記憶」「感情と人格」「社会性と道徳性」などについて,現在の脳科学の知見を概観し,さらに,最新の脳の形態・機能検査法を提示し,「脳科学と障害のある子どもの教育」研究の近未来について言及する。 | 知的障害児生理・病理学 |
重複障害のある児童生徒の指導-コミュニケーションを中心に- | 石川政孝 (教育支援研究部・総括主任研究官) |
肢体不自由のある重複障害児の自立を考える場合,コミュニケーションの指導が極めて重要である。障害の重い人とのコミュニケーションを多様な方法を用いて確保する方法としてAAC(拡大代替コミュニケーション)がある。指導場面を紹介し,AACの考え方や基本原則,教材教具の活用及び障害の重い子どもの指導上配慮すべきことなどについて述べる。 | 知的障害児指導法 |
授業研究の理論 | 竹林地毅 (広島県教育委員会・障害児教育室長) |
知的障害児教育における授業研究の歴史と方法論について概観し,組織的・効果的な授業研究の進め方や授業づくりの在り方について論述する。 | 特殊教育論 |
認知の発達と障害 | 宇佐川浩 (淑徳大学・教授) |
知的障害のある子どもへの認知発達臨床アプローチの意義とその果たす役割について概観し,知的障害のある子どもの認知発達過程とその子どもの認知発達に応じて必要とされる臨床アプローチについて論述する。 | 知的障害児心理学 |
<選択>A:養護学校における授業研究の実際 | 小倉京子 (千葉大学教育学部附属養護学校・教諭) |
知的障害養護学校と知的障害特殊学級における授業研究の実践例を紹介する。授業づくりを深めるための校内の研究組織作り,授業研究会の運営,授業構成の基本的な考え方等について論述する。 | 特殊教育論 |
<選択>B: 特殊学級における授業研究の実際 | 山下仁志 (花巻市立花巻小学校・教諭) |
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社会性の発達と障害 | 涌井恵 (教育支援研究部・研究員) |
社会性の発達を概観するとともに,知的障害のある子どもの社会性の発達の支援を進める為に,社会的スキルの評価,具体的指導・支援方法などについて論述する。 | 知的障害児心理学 |
行動障害の分析と対応 | 肥後祥治 (熊本大学・助教授) |
行動障害をどのように捉え,どのように取り組むかに関するテーマは,臨床心理学の中心的な課題である。応用行動分析の立場から行動障害のとらえ方,行動障害の分析とそれに基づく対応について論述する。 | 知的障害児心理学 |
知的障害教育における教育課程と個別の教育支援計画・個別の指導計画 | 石塚謙二 (文部科学省初等中等教育局特別支援教育課・特殊教育調査官) |
学習指導要領について解説するとともに,知的障害養護学校と知的障害特殊学級における教育課程編成や領域・教科を合わせた指導,領域別・教科別の指導,及び個別指導計画,個別の教育支援計画の在り方について述べる。 | 特殊教育論 |
言語・コミュニケーションの発達と障害 | 松村勘由 (教育研修情報部・総括主任研究官) |
言語発達の基本的な考え方や言語発達に関わる諸要因について整理し,言語発達の道すじや特徴,言語の機能,評価等を概観し,言語に障害のある子どもの指導の要点について解説する。 | 知的障害児心理学 |
発達障害の診断と療育 | 渥美義賢 (教育支援研究部・総合研究官) |
「発達障害」という用語は近年しばしば用いられている。その用語の持つ意味や概念を理解するとともに,一般的に発達障害と考えられている障害の診断について,基本的な知識を得る。また,いわゆる軽度発達障害の子どもを中心に,どのように理解し,どのように支援することが望ましいかについての基本的な知識を得る。 | 知的障害児生理・病理学 |
行動障害への医療的対応 | 原仁 (横浜市中部地域療育センター・所長) |
行動障害の定義,診断,原因等,医学的な問題について概説し,療育方針の立て方等医療的対応について論ずる。 | 知的障害児生理・病理学 |
ダウン症の特性と対応 | 玉井邦夫 (山梨大学・助教授) |
ダウン症の原因や諸特徴,合併症等に代表される医学的特性とコミュニケーションや問題となる行動等の心理的特性への対応方法を論述する。また,思春期・成人期に生じる問題を取り上げ検討する。 | 知的障害児指導法 |
自閉症の特性と対応 | 園山繁樹 (筑波大学・教授) |
自閉症の障害特性と学習特性を概観し,コミュニケーション行動の形成,生活スキルの形成,自己管理行動の形成,挑戦的行動の改善等について高機能の児童生徒を含め,行動論的立場から援助方法を論ずる。 | 知的障害児指導法 |
発達障害のアセスメント理論と実際 | 佐藤克敏 (教育支援研究部・主任研究官) 斎藤宇開 (教育支援研究部・研究員) 大崎博史 (企画部・主任研究官) |
発達障害のある児童生徒に対するアセスメントについて概観し,心理検査法,観察法,インタビュー法等の各手法について少人数のグループ毎に実習をする。 | 知的障害児心理学 |
自閉症の病理 | 中根晃 (東京都精神医学研究所・客員研究員) |
自閉症の概念と診断,情報処理過程の障害や行動障害への対処等について,発達援助の方法を含めて解説する。 | 知的障害児生理・病理学 |
個別の教育支援計画・指導計画の作成と協力関係の推進 | 干川隆 (熊本大学・助教授) |
授業に生かすための個別の指導計画の作成システム等を紹介し,担任教師と関係者との協力関係を推進する個別の教育支援計画・個別の指導計画の作成方法(PATH)を実習する。 | 特殊教育論 |
障害児の性教育 | 蓮香美園 (東京学芸大学附属養護学校・教諭) |
性教育に関する内外の動向を踏まえ,学校教育のなかで性教育を進めていく上での諸課題や指導法,評価の在り方について論述し性教育のプログラムについて紹介・検討する。 | |
知的障害教育における自立活動の理論と実際 | 小田浩伸 (大阪府教育センター・指導主事) |
知的障害養護学校における自立活動の指導体制,指導の実際について実践を紹介する。 | 知的障害児指導法 |
発達障害の医療と本人主体の支援 | 田中康雄 (北海道大学・教授) |
発達障害者に対する治療プランについて概説するとともに,特に環境調整に視点を当てたアプローチを中心に紹介し,本人主体の支援の在り方について検討する。 | 知的障害児生理・病理学 |
重複障害のある児童生徒の指導-身体の動きを中心に- | 徳永豊 (企画部・総括主任研究官) |
実態把握,目標設定,指導内容・方法,評価において,動きに不自由がある場合の課題や工夫について考える。特に,行動の基礎となる対人意識や運動,社会性の発達を促すために,からだの動きを題材にした取組とその基本的考え方について紹介する。 | 知的障害児指導法 |
交流及び共同学習による教育 | 涌井恵 (教育支援研究部・研究員) 佐藤恒幸 (山形県立鶴岡養護学校・教諭) |
交流教育の意義や歴史的変遷について概説し,また,交流教育についての調査結果や実践事例から,今後の交流教育の課題について考える。 | 特殊教育論 |
<選択>A:楽しい授業づくりにつながる養護学校の個別の教育支援計画・個別の指導計画 | 志村克美 (北海道教育大学附属養護学校・教諭) |
知的障害養護学校と知的障害特殊学級において実際に作成している個別の指導計画とその実施の様子を紹介する。個別の指導計画を作成し実践する上で留意する事項や授業に生かすための諸課題へのアプローチの実際等について述べる。 | 知的障害児指導法 |
<選択>B: 楽しい授業づくりにつながる特殊学級の個別の教育支援計画・個別の指導計画 | 久嶋泰子 (豊川市立代田中学校・教諭) |
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<選択>A:養護学校の地域におけるセンター的機能と特別支援教育コーディネーターの役割 | 小澤至賢 (教育相談センター・主任研究官) (青森県立むつ養護学校・教諭) |
養護学校では地域のセンター的機能を担うために,地域の特殊学級等へ直接出向いて,指導に関する支援をするなど,様々な地域支援の取り組みを行っている。養護学校が担うべき地域支援機能の在り方と特別支援教育コーディネーターの役割について,実践例を紹介し,今後の実践の在り方を検討する。 | |
<選択>B:小・中学校の校内支援体制づくりと特別支援教育コーディネーターの役割 | 佐藤克敏 (教育支援研究部・主任研究官) 松原弘治 (熊本県菊池郡西合志町立西合志南小学校・教諭) |
小・中学校の(校内)支援体制の整備状況について,全国的な動向と実践例を概説した後,小学校での実践例を紹介し,今後の小・中学校の(校内)支援体制の在り方や特別支援教育コーディネーターの役割について検討する。 | |
<選択>A:特別支援学校(仮称)に向けた取り組み | 朝野浩 (京都市立西総合養護学校・校長) |
先進的に取り組んでいる総合養護学校の取り組みを紹介し,今後の特別支援学校(仮称)の在り方について検討する。 | 特殊教育制度 |
<選択>B:特別支援教室(仮称)に向けた取り組み | 藤本裕人 (企画部・総括主任研究官) 廣瀬由美子 (教育支援研究部・総括主任研究官) |
プロジェクト研究「小・中学校における障害のある子どもへの教育的支援体制に関する研究」結果をふまえて,現行の特殊学級の弾力的運用の現状や,特別支援教室(仮称)のイメージ案等について述べる。 | |
演習:楽しい体育の指導 | 佐藤賢 (愛知県立港養護学校・教頭) |
体育科の指導の基本的な考え方,児童生徒の体力特性のとらえ方,体育指導の実際,生涯にわたるスポーツライフにつながる指導の在り方について論述する。また,いくつかの運動やゲームなどの実習も行う予定である。 | |
領域・教科を合わせた指導の理論 | た指導の理孝 (教育支援研究部・総括主任研究官) |
知的障害教育における教育課程編成の在り方を概説するとともに,特に領域・教科を合わせた指導の考え方及び子ども主体の学習活動の展開の在り方について述べる。 | 知的障害児指導法 |
演習:領域・教科を合わせた指導1・2・3 | 小塩允護 (教育支援研究部・総合研究官) 木村宣孝 ( 同 ・総括主任研究官) 佐藤克敏 ( 同 ・主任研究官) 大杉成喜 (教育研修情報部主任研究官) 徳永豊 (企画部・総括主任研究官) 小澤至賢 (教育相談センター・主任研究官) 齊藤宇開,涌井恵 (教育支援研究部・研究員) |
領域・教科を合わせた指導の授業改善の視点を明らかにし,各学校の事例をもとに課題を整理するとともに指導計画の改善を図るための演習を行う。 | |
生活に生きる国語の指導の実際 | 坂田佳美 (福岡市立高宮小学校・教諭) |
国語科の指導内容のとらえ方や指導の基本的な考え方を論述し,生活の中で生きる力となるための国語の指導の実践例を紹介する。 | 知的障害児指導法 |
演習:楽しい音楽の指導 | 木村敦子 (広島文教女子大学・助教授) |
音楽科の指導の意義,音楽指導をするうえで配慮すること等,指導の在り方について論述し,音楽的な表現を育て情緒の安定や豊かな情操を養うための実践例を紹介し,実習を行う。 | |
演習:楽しい図工・美術の指導 | 石丸良成 (東京都立七生養護学校・教諭) |
知的障害のある人の芸術活動の多様さをいかに輝かせるかが問われている。実習を通じて一人一人の発想の豊かさを楽しみながら,学校における図工・美術の指導の在り方を考える。 | |
<選択>A:養護学校における総合的な学習の時間の指導 | 杉本恵理 (福岡県立養護学校「北九州高等学園」・教諭) |
知的障害養護学校における総合的な学習の時間の実践例を紹介し,養護学校におけるねらいのとらえ方等,今後の実践の在り方を検討する。 | 知的障害児指導法 |
<選択>B: 特殊学級における総合的な学習の時間の指導 | 福岡いつみ (横浜市立市沢小学校・教諭) |
子どもの思いを生かした学習の展開等,特殊学級における総合的な学習の時間の実践例を紹介し,今後の実践の在り方を検討する。 | |
生活に生きる算数・数学の指導の実際 | 髙橋玲 (群馬大学教育学部附属養護学校・教諭) |
算数・数学科の指導内容のとらえ方や指導基本的な考え方を論述し,生活の中で生きる力となるための算数・数学の指導の実践例を紹介する。 | 知的障害児指導法 |
演習:教材・教具の工夫 | 大久保直子 (筑波大学附属久里浜養護学校・教諭) |
教育的ニーズに応じた教材・教具の工夫とその実際について紹介し,その意義,基本的な考え方,授業等で効果的に活用するための視点を紹介する。 |
題目等 | 研修先 | 研修内容 |
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就学前・卒業後の生活の実際 | ①町田市内の就学前等施設 町田市すみれ教室 言語聴覚士 石井茂雄 ②町田市内の通所授産施設 社会福祉法人すみれ福祉会 ニーズセンター花の家 施設長 石田キヨシ 副施設長 志村佳奈子 ③横浜市内の就学前等施設 横浜市中部地域療育センター 福祉相談室長 大野伸之 福祉相談室 羽ヶ崎真希 福祉相談室 青野宏城 ④川崎市の特例子会社 株式会社富士電機フロンティア 取締役兼業務部長 阿久澤雄司 業務部指導課長 岩間一彦 業務部業務主 任金田豊子 ⑤横浜市内の就学前等施設 横浜市南部地域療育センター 副施設長 守谷裕次 通園部主任 小幡保夫 通園部主任 三山匡 ⑥横浜市の卒業後の施設 社会福祉法人 電機神奈川福祉センター 専務理事センター長 土師修司 ・通所授産施設 ぽこ・あ・ぽこ ・横浜市南部就労援助センター |
人口約38.5万人の町田市内の就学前・卒業後の施設(町田市すみれ教室,花の家),人口約360万人の横浜市内の就学前療育施設(中部地域療育センター,南部地域療育センター)及び卒業後の施設(電機神奈川福祉センター,ぽこ・あ・ぽこ,南部就労援助センター),川崎市にある特例子会社(富士電機フロンティア)で就学前の地域療育の実際と卒業後の生活の実際を実地に研修し,その在り方について考える機会とする。 1班:①② 2班:③④ 3班:⑤⑥ ①町田市すみれ教室 ②ニーズセンター花の家 〒194-0202 東京都町田市下小山田町3160 ③横浜市中部地域療育センター 〒232-0007 神奈川県横浜市南区清水ヶ丘49 ④富士電気フロンティア 〒210-9530 神奈川県川崎市川崎区田辺新町1-1 ⑤横浜市南部地域療育センター 〒235-0033 神奈川県横浜市磯子区杉田5-32-20 ⑥電気神奈川福祉センター ・通所授産施設ぽこ・あ・ぽこ ・横浜市南部就労援助センター 〒235-0032 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8-7 |
高等教育及び福祉施設と連携した教育の実際 | ①東京都立青鳥養護学校 校長 山口幸一郎 教頭 田添 ②横浜市立港南台ひの養護学校 校長 石橋勝廣 教諭 今村信行 ③横浜市立高等養護学校 校長 吉野京視 ④(財)鉄道弘済会 総合福祉センター弘済学園 委嘱 飯田雅子 園長 三島卓穂 福祉研究員 大永篤 ・神奈川県立秦野養護学校 訪問教育課程弘済学園 主任 竹内正幸 |
普通科と都市園芸科が設置されている青鳥養護学校,比較的障害の重い生徒が在籍している港南台ひの養護学校及び軽度の生徒が在籍している横浜市立高等養護学校において,知的障害養護学校教育の実際を実地に研修し,その教育のあり方について考える機会とする。 また,弘済学園では,学校と福祉施設とが連携した教育の実際を実地に研修し,その教育のあり方について考える機会とする。 1班:① 2班:②③ 3班:④ ①東京都立青鳥養護学校 〒154-0001 東京都世田谷区池尻1-1-4 ②横浜市立港南台ひの養護学校 〒234-0054 神奈川県横浜市港南区港南台5-3-2 ③横浜市立高等養護学校 〒234-0053 神奈川県横浜市港南区日野中央2-25-3 ④(財)鉄道弘済会総合福祉センター弘済学園 神奈川県立秦野養護学校訪問教育課程弘済学園 〒257-0006 神奈川県秦野市北矢名1195-3 |
自閉症の指導の実際 | 筑波大学附属久里浜養護学校 | 自閉症に特化した養護学校として実践研究に取り組んでいる学校である。 久里浜養護学校主催の平成17年度自閉症教育実践研究協議会の第一日目に参加することにより,知的障害を併せ有する自閉症の教育の実際を実地に研修し,その教育のあり方について考える機会とする。 ・筑波大学附属久里浜養護学校 〒238-0841 神奈川県横須賀市野比5-1-2 |
講義題目等 | 内容等 |
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研究協議 | 各研修員の「協議したいテーマ」に基づき班を編成する。各班員の話題提供の仕方やまとめの仕方(報告書,報告会を兼ねたミニ研修会の企画・運営など),司会や記録の順番等の協議の進め方,各班で決める。自主的,積極的に協議を重ね自己啓発されることを期待する。研究協議(11)(12)(13)(14)は,報告会を兼ねたミニ研修会として,各班が企画・運営をする予定である。 当研修コース実施グループから1名ずつ各班の相談に応じる担当者を決めて,協議 の進行の支援や情報提供をするのでご活用願いたい。 全体で14コマを設定している。 |
課題研究 | 研修員それぞれの課題の解決に向け,図書館での資料収集,他機関への訪問等,受講者が主体的に計画を立てて取り組む研修の時間である。 全体で12コマを設定している。 所外での研修を行う場合は,所定の手続きによる。(24ページ参照) |