平成19年度自閉症教育推進指導者研修実施要項
主 催:独立行政法人
国立特別支援教育総合研究所
共 催:筑波大学附属久里浜特別支援学校
- 目的
各都道府県及び政令指定都市において自閉症教育推進の指導的立場にある者に対して、専門的知識及び技能を高め、各学校に在学する自閉症のある子どもに対する指導力の向上を図ることを目的とする。 - 期間
平成19年11月19日(月)から11月30日(金)までとする。 - 会場
独立行政法人国立特別支援教育総合研究所
〒239-8585 神奈川県横須賀市野比5-1-1
電話 046-839-6827~9(研修情報課研修係ダイヤルイン)
筑波大学附属久里浜特別支援学校
〒239-0841 神奈川県横須賀市野比5-1-2
電話 046-848-3441 - 研修内容
本研修は、本研究所と筑波大学附属久里浜特別支援学校が共同で企画・実施するものである。自閉症教育推進の指導的立場にある者に対する研修として位置付け、基礎的な知識・技能を踏まえ、「授業の実践演習」として班別に各教室の授業に参加するなど、以下のより高度な内容について、演習、研究協議、講義を行う。- 自閉症のある子どもの個別の指導計画の作成・実践・評価について
- 関係者との連携・協力による自閉症のある子どもの支援について
- 自閉症のある子どもの教育課程の編成について
- 自閉症のある子どもの行動上の問題への対応について
また、受講者及び推薦した各教育委員会等においては、受講後の研修成果をより一層活用する観点から、受講者は「研修成果の活用等に関する事前計画書」を作成し、教育委員会等は、その計画書をとりまとめ、本研修の開始までに送付することとする。
なお、レポート等の書式等を含め、受講に当たっての連絡事項は受講者決定の後、推薦者を経由し、別途通知する。 - 受講者の推薦等
- 受講資格
以下の4つの条件を原則として全て満たす者であることとする。- 特別支援学校等において自閉症のある子どもの教育の経験が3年以上ある者
- 本研究所の研修事業受講若しくはそれに相当する専門研修履歴(累計1か月以上)があり、自閉症のある子どもの教育に関する基礎的な知識・技能を有している者
- 自閉症のある子どもの自己の指導事例を研究協議で発表が可能な者
- 特別支援学校教諭免許状(知的障害)を有する者
- 募集人員
募集人員は50名とする。 - 推薦手続
- 次の者を推薦者とする。
- 国立大学の附属学校の教員については、当該国立大学法人の長とする
- 公立学校の教員及び教育委員会、特別支援教育センター等の教職員については、当該都道府県・政令指定都市の教育委員会教育長とする。
- 私立学校の教員については、当該都道府県知事とする。
- 推薦者は、受講候補者を選定し、別紙推薦様式により国立特殊教育総合研究所の理事長(以下「理事長」という。)に推薦する。
- 推薦期限は、平成19年5月21日(月)とする。
- 次の者を推薦者とする。
- 受講者の決定
理事長は、推薦のあった者の中から受講者を決定し、その結果を推薦者に通知する。
- 受講資格
- 受講の中止等
研修の開催に先だって受講を取り止める場合又は研修期間中に受講を中止する場合は、その理由を付した書面を速やかに理事長に届け出て承認を得るものとする。 - 修了証書の授与
所定の課程を修了した者には、修了証書を授与する。 - 研修修了後のレポート提出
受講者は研修修了後、年度末に本研修の成果を生かしたレポートを提出するものとする。 - 宿泊施設の利用
受講者は、原則として、研究所の研修員宿泊施設に宿泊するものとする。 - 研修期間中に要する経費
受講料は徴収しないが、宿泊に伴う経費及び別途必要な経費を要する(別紙参照)。 - この要項のほか,本研修に関し必要な事項は,別に定める。
(別紙)
研修期間中に要する経費
宿泊に伴う経費- 宿泊に伴う経費
- 光熱水料等<1日(1泊)> -------- 200円(※11泊で 2,200円)
- 寝具類のリース,クリーニング代等 -------- 4,000円程度
- 宿泊室退去に伴う清掃費 -------- 5,000円程度
(カーペットクリーニング,バス・トイレ消毒等) - その他日常生活にかかる費用 -------- 各自負担
(トイレットペーパー,シャンプー,洗剤,ごみ袋等)
- コピー維持費 -------- 400円程度
- 合計 11,600円程度
その他
- 当研究所食堂を利用した場合の定食料金(平成19年3月現在)
朝食 360円、 昼食 500円、 夕食 600円