障害のある子ども一人一人の教育的ニーズに対応した教育の実現に貢献します。

パーソナルロボットの特性を利用した障害者向けインターフェースの開発Ⅱ-パーソナルロボットとネットワークを活用した教材群-


研究代表者
棟方哲弥
所内研究分担者
共同研究機関
日本電気株式会社
関連研究班
情報・支援機器/知的班
研究期間
平成19年~平成20年度(2年間)
概要
 本研究は平成16年度~平成18年度の共同研究成果をベースとして,パーソナルロボットとネットワークを活用した先導的ICT学習環境について,ロボットの開発者である日本電気株式会社との共同研究を行うものです。先の共同研究(国立特殊教育総合研究所, 2007)におけるパーソナルロボットとインターネットを活用した教材「パペロとメール」を用いた授業実践の結果,知的障害養護学校に在籍する自閉症児3名とダウン症児1名の国語の授業において,授業で自ら発表する発話の分量と統語的な特性の向上,コンピュータへの入力文字数が継続的に増加したこと,学習や行動に関する困難が改善したことが明らかになりました。本研究期間においては,支援の対象となる対象を病弱養護学校に広げ,ニーズに応じ,実際に教室で利用可能な教材群を作成します。
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