障害のある子ども一人一人の教育的ニーズに対応した教育の実現に貢献します。
第11回日韓特別支援教育セミナー
- 概 要
- 平成23年3月10日(木)、第11回日韓特別支援教育セミナ-が開催されました。
本セミナ-は、独立行政法人国立特別支援教育総合研究所(NISE,Japan)
と韓国国立特殊教育院(KNISE,Korea)が平成 7年11月に研究協力協定を締結したことに基づき、
両機関における特別支援教育の発展のための協力と交流を推進するために、平成12年度より毎年両機関の共催で開催しているものです。
今回は、韓国から、
鄭 民 鎬(ジョン・ミンホ)教育科学技術部(※日本の文部科学省に相当) 教育研究士、金 鍾 武(キム・ジョンム)
国立特殊教育院 情報支援課長、金 泰 俊(キム・テジュン)国立特殊教育院 教育研究士の3名を迎え、
日本側の発表者として丹羽登文部科学省初等中等教育局特別支援教育課特別支援教育調査官、
西牧謙吾本研究所教育支援部上席総括研究員、棟方哲弥本研究所企画部総括研究員が参加し、
「障害のある子どもの教育におけるICTの活用」をメインテ-マとして、本研究所を会場に開催されました。
セミナーでは、サブテーマ毎に日本側、韓国側からそれぞれの発表と研究協議を行い、最後に総括協議が行なわれました。
セミナーには当研究所職員、研修員及び外部からの参加者合計約60名の参加者がありました。
まずサブテ-マ1として、「日本と韓国における特別支援教育の今後の展望と課題、及びICT活用に関連した政策」について
韓国側発表者:鄭 民鎬氏、日本側発表者:丹羽登の発表がそれぞれ行われました。
次にサブテ-マ2として、「日本と韓国における特別支援教育でのインターネットを活用した実践及び研究」について、
韓国側発表者:金 鍾武氏、日本側発表者:西牧謙吾の発表がそれぞれ行われました。
最後にサブテーマ3として、「日本と韓国における特別支援教育でのアシスティブテクノロジーを活用した実践及び研究」について、
韓国側発表者:金 泰俊氏、日本側発表者:棟方哲弥の発表がそれぞれ行われました。
総括協議では、徳永亜希雄本研究所企画部主任研究員が司会を行い、
日韓のそれぞれの発表者によるセミナーを総括する意見を中心に協議が行われました。
- 第11回日韓特別支援教育セミナ-参加者
- メインテ-マ
- 「障害のある子どもの教育におけるICTの活用」
- サブテーマ
- 1.「日本と韓国における特別支援教育の今後の展望と課題、及びICT活用に関連した政策」
2.「日本と韓国における特別支援教育でのインターネットを活用した実践及び研究」
3.「日本と韓国における特別支援教育でのアシスティブテクノロジーを活用した実践及び研究」
- 日 程
- 平成23年3月10日(木)
- 10:30-10:40 開会式
- 10:40-12:20 テーマ1 発表
- 13:30-15:10 テーマ2 発表
- 15:30-17:10 テーマ3 発表
- 17:10-17:40 総括協議
- 17:40-17:50 閉会式
- 会 場
- 本研究所 研修棟 大研修室
- 発表者 韓国側
- 鄭 民 鎬 (JEONG MIN HO) 教育科学技術部 教育研究士
- 金 鍾 武 (KIM JONG MOO) 国立特殊教育院 情報支援課長
- 金 泰 俊 (KIM TAE JUN) 国立特殊教育院 教育研究士
- 発表者 日本側
- 丹羽 登 文部科学省初等中等教育局特別支援教育課特別支援教育調査官
- 西牧 謙吾 本研究所 教育支援部上席総括研究員
- 棟方 哲弥 本研究所 企画部総括研究員
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