障害のある子ども一人一人の教育的ニーズに対応した教育の実現に貢献します。

養護学校における動物とのふれあいに関する教育活動ガイドブックの作成-ガイドブックの内容

ガイドブックの内容

 ガイドブックで取り上げることを予定し、準備している内容は次のようなものです。養護学校の先生方ばかりでなく、子どもたちを含め多くの人々に使ってもらえるような冊子を目指したいと考えています。

ガイドブック:動物とのふれあいを教育に活かす(予定)
~「馬」とのふれあいに焦点をあてて~
  1. 馬という大型動物の特徴と人間への寄与
    • 人間の歴史の中で馬がどのように位置づけられてきたかについて取り上げます。
  2. 馬を障害のある子どもたちの教育に活かす-「治療的乗馬」の世界-
    • 障害のある人へのアプローチとして馬を用いる領域について概観します。
  3. 馬そして馬のいる場所
    • 馬という大型動物の種類や特徴、身体各部位の名称などを紹介します。
    • 馬のいる場所(牧場、乗馬クラブ)について厩舎や放牧地など施設・設備を紹介します。
    • 馬具や手入れ道具、厩務作業に用いる道具などを紹介します。
    • 馬のいる場所の特徴をどのように教育に活かすかについて説明します。
  4. 馬とのふれあい
  5. 馬とふれあうための基礎的な知識や技術を紹介します。

    • 馬とふれあうための知識:馬という動物の性格、馬の行動の見方、接近の仕方など
    • 馬の世話:厩舎の掃除、給餌、手入れの方法
    • 馬の健康管理:病気やけがの見つけ方、対応について
    • 馬とのふれあいの教育的な意味について説明します。
  6. 乗 馬
    • 馬への乗り方や馬に乗って行う様々な活動を紹介します。
    • 馬に乗ることの教育的な意味について説明します。
  7. 教育活動としての馬の活用(事例)
    • 養護学校が教育課程に位置づけて行っている活動の例を紹介します。
    • 研究所で行っている馬を用いた指導の例を紹介します。
    • 地域活動として行っている馬を用いた活動の例を紹介します。
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