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聾学校におけるコミュニケーション手段に関する研究 -教職員の手話活用能力の向上と,これを用いた指導の在り方の検討-

研究の実施計画

  1. 研究の趣旨及び目的
  2.  近年,聾学校においては,多様なコミュニケーション手段の活用が進みつつあり,特に聾学校教職員の手話の活用能力の育成が大きな課題となってきていることから, 聾学校教職員の手話活用能力の向上を目指し,聾学校における手話を活用した授業や教材活用の実態を踏まえ,効果的なプログラムの開発や指導方法等の検討を行う。

  3. 研究全体の概要
  4.  聾学校における手話の活用については,多様なコミュニケーション手段の一つとして行われてきたが,近年,より早期から手話活用を試みる実践が見られるようになってきたことにより,幅の広い手話の機能を生かした授業方法等の検討の具体的な研究がなされるようになってきた。 とりわけ,言語習得やコミュニケーションに係わる機能面,障害認識に関連する機能等が手話の活用能力と深く係わって論じられてきており,手話活用能力向上に係わる様々な社会資源の活用など,これらの背景を踏まえ,手話コミュニケーションに関した指導方法や,聾学校教職員の手話活用能力が重要とされている。

    1. 聾学校教職員の手話活用能力向上のための研修プログラムの開発
    2. 手話コミュニケーションを用いた言語や教科の指導方法の在り方の検討
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