障害のある子ども一人一人の教育的ニーズに対応した教育の実現に貢献します。

平成17年度第一期短期研修 視覚障害教育コース講義等内容

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講義題目等 講師氏名(所属・職名) 講義内容
専門講義・演習
弱視児の視知覚 千田耕基
(教育支援研究部・部長)
 弱視児の視知覚や視覚的認知について、弱視児の行動や弱視シミュレーションメガネを通して考えてみる。そして、その指導上の配慮事項について検討する。
視覚生理学概論 新井千賀子
(企画部・研究部)
 視機能評価、視覚の病理の講義の理解の基礎となる視覚および視機能の基礎について講義する。またこれらの知識は個別の教育支援計画や児童・生徒の実態把握に必要となるものであり、できるかぎり教育実践と結びつけた内容とする予定である。
点字の表記・指導(1)-導入期の指導- 大内進
(企画部・総括主任研究官)
 点字以前の文字・ブライユ点字・日本点字の翻案など盲人の文字の歴史について概観した上で、「点字の表記」入門編として日本点字の基本的かなづかい、数学やアルファベットを用いた語の書き表し方などについて実習を通して解説する。点 字の初期指導法や点字触読の研究成果についても紹介する。
ハプティックスによる図形知覚とその指導 志村洋
(福岡教育大学・教授)
 盲児が物の形や図形などを知覚し認知する場合に活用するハプティックス(能動触)について概説したうえで、盲児の形の知覚の特色及びハプティック知覚の特色及ハプティック技能の指導法について講義する。本講義のねらいは、盲という状 態の理解の促進である。
視覚障害教育の歴史と制度 千田耕基
(教育支援研究部・部長)
 まず我が国の視覚障害教育のあゆみについて、明治の草創期から21世紀の今日まで概説し、ついで、視覚障害教育制度の変遷について論じ、これからの視覚障害教育の動向を、受講者との協議を交えながら考える。
視覚障害児教育法(1)-乳幼児期の発達と指導- 猪平眞理
(宮城教育大学・教授 )
 視覚障害のある乳幼児の発達支援は、親を励まし育児力を高める援助を基本とし、子どもは視覚情報の不足を他の感覚で補いながら環境とかかわる方法を学ばせて育つ力を養うことである。その具体的な方法を講述する。
点字の表記・指導(2)-学校教育における指導- 澤田真弓
(教育支援研究部・主任研究官)
 点字の表記・指導( )を受け「日本点字表記法2001年度版」をもとに、「点字の分かち書き」「書き方の形式」「点字の読み書きの指導」について実習を交えながら話を進めていく。
視覚の病理 仁科幸子
(国立成育医療センター・眼科医師)
 小児の視覚障害の原因となる眼疾患のうち、特に眼の発生過程で起こるさまざまな先天眼疾患、同産期に起こる未熟児網膜症の病態について解説し、それぞれの疾患による障害の特性について指導する。
視覚障害教育の今日的課題と教育課題 池尻和良
(文部科学省初等中等教育局特別支援教育課・特殊教育調査官)
 最近の教育改革の動向、視覚障害教育の現状と課題、特殊教育における教育課程の編成、新しい学習指導要領や学力についての基本的な考え方、評価の在り方などについて説明するとともに、特別支援教育と今後の視覚障害教育の在り方について考える。
視覚障害児教育法(2)-視覚障害児の認知と指導- 木塚泰弘
(日本ライトハウス・理事長)
1. WHO国際生活機能分類と障害の捉え方
2.感覚情報障害とその補償
 ①保有する感覚の活用 ②感覚代行と視覚補強
3.感覚情報の特性に応じた活用
 ①聴覚情報の活用 ②筋感覚による運動のコン
 トロール ③嗅覚・味覚の活用
4.空間概念の形成と活用
 ①観察のストラテジー ②モデルによる図形・
 立体概念の形成 ③具対物の観察と地理的空
 間概念の形成
5.音声の聞き取りと点字の触読
自立活動の理念と展開 香川邦生
(健康科学大学・教授)
1.自立活動領域の基本的捉え方
2.教科と自立活動との関連
3.個別の指導計画の作成と評価
4.視覚障害領域における幾つかの中心的指導内
  容とその展開
 (1)手による探索操作活動と空間のイメージ作り
 (2)歩行地図の基礎指導
 (3)視覚認知の基礎指導
弱視学級における指導と学習支援 田中良広
( 教育支援研究部・総括主任研究官)
 実態調査の結果をもとに、弱視学級及び通級指導教室の現状と課題について概観するとともに、弱視学級等における教育課程、指導内容・方法、施設・設備、教材・教具等について講述します。また、今後の特別支援教育への転換へ向けて、 弱視学級等が担うべき役割について受講者との協議をとおして考えていきたいと思います。
点字学習とコンピュータ 大内進
(企画部・総括主任研究官)
金子健
(企画部・主任研究官)
田中良広
(教育支援部・総括主任研究官)
澤田眞弓
(教育支援部・主任研究官)
 コンピュータ上で点字を扱うために機器類としては点字プリンタ、ピンディスプレイ、点字電子手帳など、ソフトとしては点字エディタ、自動点訳ソフト、点字OCRなど様々なものがある。この講義では、これらの活用法をデモンストレーションおよび実習を交えて解説する。視覚障害教育情報ネットワークについても紹介する。
視覚障害児の心理検査法 大内進
(企画部・総括主任研究官 )
金子健
(企画部・主任研究官)
視覚障害児の実態把握のために用いることができる心理学的な検査について、現在利用可能なものを中心に概説する。これらの検査のうちの幾つかについては、実習を行いながらそれらの検査の実施方法、評価方法、利用上の留意点などについて具体的に考察する。
重複障害児の指導(1)-子どもとの出会いとその係わり- 中野尚彦
( 群馬大学・教授)
 障害児に対する特別な係わり方があるのではない。障害児に係わることで人と人の係わりについてあらためて考え直さねばならないときがある。いくつかの実践事例からそのことについて考察する。
視機能評価法(1) 新井千賀子
(企画部・研究員)
 乳幼児から成人、単一障害から重複障害まで幅広い範囲における視機能評価の目的、方法、その教育実践への活用について講義する。また、医療情報の解釈および医療機関との連携についてのテクニックについても言及する。
弱視用補助具概論 田中良弘
(教育支援研究部・総活主任研究官)
 本講義では、弱視の児童生徒のための拡大システムについて、それぞれの長所・短所を整理した後、それらの中で最も手軽で活用範囲の広い弱視レンズについて、種類と特徴、選定の手順と方法の指導のプロセスについて理解を深めます。
聴覚機能とその検査法 佐藤正幸
(教育支援研究部・総括主任研究官)
 本講義では、外耳・中耳・内耳などの聴覚器官の構造及びその役割について概説する。そして、これらの基礎知識を踏まえて、どのような聴覚機能の評価を行うかについて検討し、その検査(評価)法の1つである純音聴力検査について実習を 行いながら概説する。
教科別指導法(1)-点字・国語教育を中心に- 小林一弘
(日本社会事業大学・非常勤講師)
 視覚障害児の言葉の指導を、事物・事象や動作と言葉との対応、点字表記の体系的指導、点字常用者に対する漢字・漢語の指導等について、障害の理解を踏まえた指導のあり方、学ぶ者の立場に立った指導のあり方を考える。
視覚障害関連教材の作成と活用 大内進
(企画部・総括主任研究官)
金子健
(企画部・主任研究官)
新井千賀子
(企画部・研究員)
田中良広
(教育支援研究部・総括主任研究官)
澤田眞弓
(教育支援研究部・主任研究官)
 視覚障害教育における、点字教材や触図教材などの盲児用教材、拡大教材などの弱視児用教材について、各種の作成方法、作成用の機器、作成上の留意点、活用方法などについて講義する。講義は、これらの教材を実際に作成する実習を含む。
視機能評価法(2) 佐島毅
(筑波大学・助教授)
 主に重複障害児および視覚障害乳幼児の視機能評価の基本的な考え方と実際について、事例のビデオを紹介しながら理解を深める。また、アセスメントの結果からどのようにアプローチへつなげたらよいか、その糸口と視点についても触れる。
点字の表記・指導(3)-専門点字入門- 加藤俊和
(京都ライトハウス点字図書館・館長)
1.点配列と点字配列の科学性
2.自動点訳の限界と変換率向上の方法
3.数学・理科の2次元的拡がりの点字表現
4.世界共通の点字楽譜と変換ソフトウェア
5.触図は1文字の電光掲示板
重複障害児の指導(2)-「盲ろう」障害との係わり- 菅井裕行
(宮城教育大学・助教授)
 感覚障害を伴う重複障害児は、それぞれに多様で、かつ複雑なニーズがあると考えられています。特に視覚と聴覚の両方に障害がある場合は、それ自体として独自のニーズに着目することが重要です。このような状況にある子どもとの係わり合いの例を紹介し、情報の保障や、環境の工夫といった観点を盛り込みながら教育的課題を考えてみたいと思います。
重複障害児の指導(3)-重度・重複障害児との係わり- 石川政孝
(教育支援研究部・総活主任研究官)
 重度の肢体不自由のある重複障害児の教育相談事例を中心に、人とのかかわり合いや探索活動を促す際の基本的な視点について述べると共に、身近な人やものへの自発的な働きかけを支援する教材教具を紹介し、人との相互性及びものの応答性からなる「応答する環境」をつくることの重要性について考える。
視覚障害児教育法(3)-職業教育- 長岡英司
(筑波技術短期大学・教授)
 視覚障害者の職業、盲学校卒業後の進路、専門教育、高等教育等の現状、さらに、それらの背景にあるものについて具体的に紹介したうえで、職業や自立生活に関連する技術の課題、今後のあり方等を考える。
視覚障害者の情報処理―音声・画面拡大- 岡田伸一
(障害者職業総合センター・主任研究員)
視覚障害者のパソコン利用に不可欠なスクリーンリーダと画面拡大ソフトについて、その開発経験もまじえ、概説する。また、拡大読書器の変遷についても言及する。
歩行指導の理論と演習(1) 赤池信夫・左振恵子
(筑波大学附属盲学校・教諭)
所内関係研究職員
 盲学校における初期段階(小学部)の歩行指導の考え方と白杖導入前の指導の重要性を、①手引き指導、②関連領域の指導、③保護者との連携など具体的な例を挙げながら解説する。
 また、手引き歩行、屋内単独歩行の方法とその指導法を説明し、実技を行う。
歩行指導の理論と演習(2) 赤池信夫・左振恵子
(筑波大学附属盲学校・教諭)
所内関係研究職員
 盲学校における歩行指導(白杖歩行)についての考え方を最近の動向を踏まえながら現状と課題を解説する。また白杖に関する知識、処方方法、諸技術を解説と指導法を説明し、基本的な白杖操作技術(スライドテクニック、タッチテクニック、ガイドラインテクニック、階段昇降)の練習を行う。
歩行指導の理論と演習(3) 牟田口辰巳
(広島大学大学院・助教授)
所内関係研究職員
 歩行指導における指導計画の作成と留意点について解説する。その後、受講者それぞれに出発地点とゴール地点を指定し、そのコースを単独歩行できるようにするための指導計画を作成してもらう。
歩行指導の理論と演習(4) 牟田口辰巳
(広島大学大学院・助教授)
所内関係研究職員
 (3)で作成した指導計画を基に、アイマスクをした受講者を生徒に見立て指導の実践を体験する。なお受講者は、指導者と生徒の両者をそれぞれ体験できる。
拡大教科書の作成とその活用-拡大教科書作成マニュアルを中心に- 遠藤赫子
(神奈川県ライトセンター拡大写本・代表)
金子健
(企画部・主任研究官)
 「拡大教科書」について、拡大写本ボランティアによる作成の実際や、当研究所によるDTPを用いたカラー版の作成などに関して、その作成方針及び活用方法も含めて、デモンストレーションを交えて講義する。
視覚障害者の福祉とリハビリテーション 坂本洋一
(和洋女子大学・教授)
 障害者福祉のサービス利用に係る社会福祉基礎構造改革と支援費制度の仕組みに触れ、視覚障害福祉の課題となっている地域生活支援システムを紹介し、視覚障害者のリハビリテーション、特に社会適応訓練の現状と課題を解説する。
「盲ろう」障害の理解と支援(講義・演習) 中澤惠江
(教育支援研究部・総括主任研究官)
藤鹿一之
(東京盲ろう者友の会・理事)
新井千賀子
(企画部・研究員)
 盲ろうの代表的な困難は「外部からの情報摂取」「コミュニケーション」「移動・方向定位」にある。ここでは、全盲ろうの疑似体験によって、コミュニケーション能力や情報収集能力を著しく低下させ、その低下が自分の行動や思考や感情に何をもたらすのかを体験し、共感・理解を試みることで、盲ろうという重複障害の理解とともに、自らの児童・生徒とのかかわり合いについて見つめ直すきっかけを提供することを目的としている。(聴覚コースと共通)
弱視児のための情報処理と教材の電子化 氏間和仁
( 愛媛県立松山盲学校・教諭)
 ロービジョンの見えにくさを考えPC利用上の解決策を具体的に探ります手元のレジュメとPPTを元に講義を進め、実技ではWindowsの設定やフリーソフトの利用を実際に行いインストールから設定・利用までの演習を行います。
PC操作に慣れた方の御協力をお願いします。
教科別指導法(2)-観察と実際の指導- 鳥山由子
(筑波大学・教授)
 観察と実験の意義と、基礎的な内容の指導法について、講義と実習を行う。特に、感覚の活用、観察内容の言語化、見通しを持って主体的に学習するための全体像の把握の重要性、時間配分、安全対策などについて、具体的な理解を図る。
教育相談・早期相談とネットワーク 千田耕基
(教育私怨研究部・部長)
 障害がある子どもたちに対する早期教育相談の必要性について考え、盲学校や弱視学級の役割、特に地域における相談のセンターとしてどのよう、、な支援ができるのかその支援のあり方について受講者との協議を行いながら考える。
重複障害児の指導(4)-盲学校における重複障害児の指導- 神尾裕治
(東京都立久我山盲学校・校長)
1  教育課程と個別の指導計画の作成
2  概念形成の指導
3  コミュニケーションの指導
4  日常生活習慣の指導
5  環境構成と教材・教具の開発
乳幼児期の触覚の活用 金子健
(企画部・主任研究官)
 視覚障害児の乳幼児期における触覚の活用について、まず、触覚の特性について他の感覚との比較をまじえて論ずる。その上で、環境の把握、物の操作、絵・図形・文字(点字)情報の入手などのそれぞれにおける触覚の活用についての考え方と具体的対処方法について述べる。
視覚障害教育における情報のアクセシビリティ 渡辺哲也
(教育支援研究部・主任研究官)
 教育現場で利用される各種電子文書(テキスト、PDF、HTML、Wordファイル)へのアクセシビリティについて、スクリーンリーダを用いた実習を通じて学習する。
乳児と幼児期のロービジョンケア 川瀬芳克
(愛知淑徳大学・教授)
 乳幼児期は視覚発達の大切な時期であり、疾病の管理とともに、適切な屈折矯正やまぶしさの軽減などが必要です。講義ではロービジョン児の長期経過を示し視覚管理の効果を掲示するとともに屈折異常の体験的解説や遮光眼鏡の機能の視覚的掲示を行います。
教科別指導法(3)-算数・数学科を中心に- 大内進
(企画部・総括主任研究官))
 視覚障害教育における算数・数学科の内容の取扱いと留意点について全体的に整理した上で、基本的な留意事項、教材・教具とその活用法、自作教材作成上の配慮点などについて各領域毎に概説する。計算や図形などの重要な教具について実習する。新教科書の編集方針についても解説する。
バリアフリー時代のモノ・サービス・生活環境そして遊び-視覚障害を中心に- 星川安之
(財団法人共用品推進機構・専務理事)
1981年の国際障害者年のテーマ「完全参加と平等」以来、国内外、公的・民間機関を問わず「障害の有無に係わらず共に使いやすい製品・サービス・生活環境」に関しての普及が進んできています。今回は、視覚障害を軸に「共用品・UD・アクセシブルデザイン」を紹介していきます。
 また、1990年から日本玩具協会を中心に行われている「共遊玩具」に関しても、その始まりからの経過について紹介していきます。
視覚障害教育課程と通級による指導 千田耕基
(教育支援研究部・部長)
 盲学校及び弱視特殊学級・弱視通級指導教室の教育課程を説明し、視覚障害児の学習指導の現状と課題について、それぞれの取り組みを紹介し、通級による指導の教育的支援及び援助の視点について論じる。併せて、特別な指導の場の今後の動向を受講者と協議する。
視覚障害児の進路 皆川春雄
(筑波大学附属盲学校・校長)
Ⅰ.視覚障害児の進路を、平成16年度の全国盲学校の動向調査から考える。
Ⅱ.これからの盲学校の在り方について
 特別支援教育体制における盲学校の今後について、保護者の意見等も考慮して考える。
視覚障害児者の教育・医療・福祉の連携 渡辺文治
(神奈川県総合リハビリテーションセンター七沢ライトホーム・副技幹)
視覚障害者は年齢も、障害の状況も大きく異なる。そのためニーズは多様で教育・医療・福祉・職業等々様々な分野にまたがっている。これに応えるためには、個々の分野の努力だけでは不十分で各分野の連携が必要となる。神奈川の現状を例に説明する。
実地研修
題目等 研修先 研修内容
筑波大学附属久里浜養護学校の指導の実際 筑波大学附属久里浜養護学校
副校長 馬場信明
小学部主事 浜津平一
幼稚部主事 吉川明守
 平成16年度より国立大学法人筑波大学付属久里浜養護学校となる。知的障害を伴う自閉症の児童の教育についての研修を行い、自閉症教育のあり方について考える機会とする。
筑波大学附属久里浜養護学校
〒239-0841 神奈川県横須賀市野比5-1-2
弱視通級指導教室及び盲学校における指導の実際 横浜市立神奈川小学校
教諭 坂下恵子

横浜市立盲学校
校長 齋藤政和
副校長 田辺政美
横浜市神奈川小学校 教務主任 太幡慶治
 横浜市立神奈川小学校は、我が国で唯一、弱視特殊学級と弱視通級指導教室とを併設している小学校です。神奈川小学校では他校通級という指導形態で実施している実際の指導の様子を見学し、教材・教具の工夫、教室環境、指導方法について研修を行います。
また、横浜市立盲学校は、早期教育相談から幼稚部・小学部・中学部・高等部普通科・専攻科理療科・専攻科保健理療科の各課程を設置しています。施設設備も充実しており、情報教育や図書室の運営等においても特徴のある実践を行っています。授業場面を実際に見学し、盲学校における指導の実際について研修を深めます。 横浜市立神奈川小学校 〒221-0044 神奈川県横浜市神奈川区東神奈川2-35-1
横浜市立盲学校
〒221-0005 神奈川県横浜市神奈川区松見町1-26
視覚障害情報提供施設における活動の実際 神奈川県ライトセンター
指導課長 宗知英
主事 堀川菜穂美
 神奈川県ライトセンターでは、点字・録音図書などの情報提供や各種の相談・指導、またボランティアの育成等も行っている。実際にそれらの活動と施設設備を見学しながら研修を深めていく。
神奈川県ライトセンター
〒241-8585 神奈川県横浜市旭区二俣川1-80-2
研究協議・自己研修
講義題目等 内容等
研究協議  ここでは、各自が持ち寄った課題について協議をし、課題解決に向け研修を 深めていく。そして9週間にわたる研修のまとめとして「短期研修視覚障害教育コースレポート集」を作成していく。全8回の研究協議を予定している。(1)は、各研修員の持ち寄った課題について協議を行う。そして(1)を受けて課題別にグループ分けをし(2)(3)(6) では、そのグループごとに協議を深める。(4)は全体で研究成果レポートに向けた中間報告を行う、(5)については、テーマを「歩行」に絞り、(5)の日程前までに行われる歩行指導理論や演習の総括を行う。(7) (8)は成果報告会とし,総括協議を行う。
自己研修  自らの課題解決に向け、図書室等での資料収集や、他機関の見学など、主体的に研修できる時間である。全体で10コマ設定している。他機関の見学を希望する場合は所定の手続きによる。
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