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平成16年度情報手段活用による教育的支援指導者講習会講義等内容

講義等内容

講義題目等 講師氏名(所属・職名) 講義内容
1.特殊教育における情報手段活用の意義 中村均
(教育研修情報部・部長)
 特殊教育における情報手段活用の意義について論じる。
2.情報手段活用を推進するための施策について 島治伸
(文部科学省初等中等教育局特別支援教育課・特殊教育調査官)
 特殊教育における情報機器利用の位置づけとその課題について論じる。
( 学習指導要領における情報教育)
(情報化対応事業の概要)
(3)特殊教育における情報手段の活用
(IT)の実際とその意義
(4)特殊教育における情報手段の活用
(IT)と今後の課題
3.福祉施策と情報機器活用 畠山卓朗
(星城大学・教授)
 障害をもつ人々のために福祉施策と情報機器利用について論じる。
4.職業教育における情報教育カリキュラム 平澤鋼
(東京都立南大沢学園養護学校・教論)
 知的障害養護学校高等部における一般就労を想定した情報教育カリキュラムについて論じる。
5.特殊教育用学習ソフトウェアの利用法 大杉成喜
(教育研修情報部・主任研究官)
 特殊教育現場では様々な教材ソフトウェアが利用されている。本講義では内外の様々な特殊教育ソフトウェアを紹介する。また,国内の自作教材についてまとめた「MES 自作教材集 CD-ROM」やWebデータベース「FPSECSL」について紹介し、それからの利用について論じる。
6.重度・重複障害教育における情報手段活用の実態
(講義・演習)
大杉成喜
(教育研修情報部・主任研究官)
佐久間栄一
(千葉県立市川養護学校・教論)
小松敬典・金森克浩
(東京都立光明養護学校・教論)
 授業づくりの観点から教材・教具のポイントについて論じる。スイッチトイを中心に様々な実践例について紹介するスイッチトイの制作演習を行う。
7.肢体不自由教育における情報手段活用の実際 渡邉章
(教育研修情報部・総括主任研究官)
 肢体不自由教育における情報手段を活用した支援について,コミュニケーション支援を中心に,その実際と配慮点について述べる。
8.病弱教育における情報手段活用の実際 小川雅夫
(千葉県立四街道養護学校・教頭
 特病弱教育における情報手段による支援について,その障害特性と支援方法について論じる。補充指導,ネットワークによる社会参加を中心に,その現状と問題点,今後の方向性について論じる。
9.自閉症教育における情報手段活用の実際 土井靖之
(筑波大学附属久里浜養護学校・教諭)
自閉症教育における情報手段による支援について,筑波大学附属久里浜養護学校の実践を紹介し,その障害特性と支援方法について論じる。
10.知的障害教育における情報手段活用の実際 大杉成喜
(教育研修情報部・主任研究官)
 知的障害教育における情報手段による支援について,その障害特性と支援方法について論じる。認知・記憶・学習支援,社会参加に向けての指導等の観点から考察する。また,知的障害者のネットワーク活用について論じる。
11.聴覚言語障害教育における情報手段活用の実際 細矢義伸
(京都府立聾学校・教論)
 聴覚言語教育における情報手段による支援について,その障害特性と支援方法について論じる。コミュニケーション支援・言語指導を中心に,その現状と問題点,今後の方向性について論じる。
12.LD,ADHD,高機能自閉症教育における情報手段活用の実際 西谷淳
(滋賀県甲西町立(湖南市立)三雲小学校・教諭)
 LD,ADHD,高機能自閉症教育における情報手段による支援について,その障害特性と支援方法について論じる。
13.個別の指導計画と情報手段の活用 西谷淳
(滋賀県甲西町立(湖南市立)三雲小学校・教諭)
 特別支援教育推進体制モデル事業にかかる指定地域の実例と個別の指導計画について紹介し,その運営における情報ネットワークの活用について論じる。
14.障害者のインターネット利用と情報機器のアクセシビリティ 小野龍智
(教育研修情報部・主任研究官)
渡辺哲也
(教育支援研究部・研究員)
渡邉正裕
(教育研修情報部・研究員)
 高齢者・障害者が,Webサイトや情報機器を支障なく利用できるために配慮されるべき事項や,工夫について論じる。
15.アシスティブ・テクノロジーの導入と評価 棟方哲弥
(企画部・総括主任研究官)
 WATIのアセスメントツールを用いたアシスティブ・テクノロジーの導入方法並びに国際生活機能分類F を用いた評価手法について検討す。(IC
16.情報関連支援機器操作演習 棟方哲弥
(企画部・総括主任研究官)
渡邉章
(教育研修情報部・総括主任研究官)
金子健
(企画部・主任研究官)
大杉成喜
(教育研修情報部・主任研究官)
 研究所のiライブラリーにおいて,市販の支援機器を中心に,基本操作,設定やメンテナンス方法の実習を行う。
17.盲ろう(二重障害)ネットワーク 中澤惠江
(教育支援研究部・総括主任研究官)
 盲ろう(二重障害)ネットワークについて紹介し,演習を通して盲ろう二重障害の特性について論じる。
18.情報手段活用における医学的な配慮とフィティングの工夫
(講義・演習)
田中栄一
(国立病院機構八雲病院・作業療法士)
 医療現場における情報手段の活用について,病弱・肢体不自由等を中心に医学的な観点からその配慮すべき事項や工夫について論じ,フィッティングの工夫について演習を行う。
19.障害者の高等教育における情報手段活用の実際-UCバークレー校の事例から- 磯田真一
(磯田医院・理事)
 米国の教育における障害者支援と制度の実態について論じる。カリフォルニア大学バークレー校(UCB)の実際について同校学生の立場から紹介する。
20.視覚障害教育における情報手段活用の実際 金子健
(企画部・主任研究官)
 視覚障害教育における情報手段活用による支援について,その障害特性と支援方法について論じる。
21.AAC入門 中邑賢龍
(香川大学・助教授)
 コミュニケーションエイドについてその歴史と背景理論と実践について論じる。
22.アシスティブ・テクノロジーの導入と評価 棟方哲弥
(企画部・総括主任研究官)
 WATIのアセスメントツールを用いたアシスティブ・テクノロジーの導入方法並びに国際生活機能分類(ICF) を用いた評価手法について検討する。
23.情報関連支援機器操作演習 棟方哲弥
(企画部・総括主任研究官)
渡邉章
(教育研修情報部・総括主任研究官)
金子賢
(企画部・主任研究官)
大杉成喜
(教育研修情報部・主任研究官)
 研究所のiライブラリーにおいて,市販の支援機器を中心に,基本操作,設定やメンテナンス方法の実習を行う。
24.障害者のインターネット利用と情報機器のアクセシビリティ 小野龍智
(教育研修情報部・主任研究官)
渡辺哲也
(教育支援研究部・研究員)
渡邉正裕
(教育研修情報部・研究員)
 高齢者・障害者がWebサイトや情報機器を支障なく利用できるために配慮されるべき事項や,工夫について論じる。
25.情報教育研修の企画と運営 小野龍智
(教育研修情報部・主任研究官)
 校内および地教委で行われる情報教育研修会に関して,その企画と運営について論じる。特殊教育の情報化をいかに推進するか,研修会の在り方について考察する。
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