平成17年度特別支援教育コーディネーター指導者養成研修講義等内容
講義等内容
講義題目等 | 講師氏名(所属・職名) | 講義内容 |
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1.講義 | ||
特別支援教育コーディネーター概論 (講義1) |
柘植雅義 (文部科学省特別支援教育課・特別支援教育調査官) |
校内や地域での支援体制づくり、特別支援教育コーディネーターに期待される役割や機能、資質・スキル等について概観する。 |
特別支援教育コーディネーター養成研修実施状況調査の報告 小・中学校の特別支援教育体制の進捗状況調査の報告 盲・聾・養護学校の特別支援教育体制の進捗状況調査の報告 (講義2) |
国立特殊教育総合研究所 プロジェクト研究「特別支援教育コーディネーターに関する実際的研究」推進研究グループ 松村勘由 澤田真弓 大杉成喜 横尾俊 |
特別支援教育コーディネーター養成研修実施状況調査、小・中・養護学校の調査もとに、特別支援教育体制の進捗状況について検討する。 |
特別支援教育体制の推進における成果と課題1 (実践報告1) |
今川恵美子 (大阪府教育委員会教育振興室障害教育課・指導主事) 森山眞治 (島根県教育庁高校教育課特別支援教育室・指導主事) 杉山 春記 (愛知県教育委員会特殊教育課・指導主事) |
特別支援教育推進体制の構築と特別支援教育コーディネーター養成研修の関連、その成果と課題について、実践報告をもとに検討する。 |
特別支援教育体制の推進における成果と課題2 (実践報告2) |
国立特殊教育総合研究所 特別支援教育コーディネーター指導者養成研修実行委員会スタッフ |
ポスター発表により、各都道府県政令指定都市の特別支援教育推進体制の構築と特別支援教育コーディネーター養成研修の関連、その成果と課題について情報交換・議論を行う。 |
特別支援教育体制の推進における成果と課題3 | 特別支援教育コーディネーター指導者養成研修実行委員会スタッフ | ポスター発表の内容をもとに、よく似た課題を持つ自 |
組織・チームでの問題解決1 【ファシリテーション演習】 (演習1) |
堀公俊 (日本ファシリテーション協会・会長) 三田地真実(日本ファシリテーション協会・会員) 国立特殊教育総合研究所 特別支援教育コーディネーター指導者養成研修実行委員会スタッフ |
組織・チームでの問題解決スキルを身につけるための研修の実際を演習により体験的に学ぶ。 |
組織・チームでの問題解決1 (講義3) |
堀公俊 (日本ファシリテーション協会・会長) 三田地真実(日本ファシリテーション協会・会員) 国立特殊教育総合研究所 特別支援教育コーディネーター 指導者養成研修実行委員会スタッフ |
特別支援教育コーディネーターに求められる組織・チームでの問題解決の基本的な考え方、必要なスキルの概要を論述する。 |
組織・チームでの問題解決2 【ファシリテーション演習】 (演習2) |
組織・チームでの問題解決スキルの演習を通して、特別支援教育の推進における応用を考える。 | |
校内体制の構築と機能的な活用について (講義4) |
廣瀬由美子 (国立特殊教育総合研究所・総括主任研究官) |
特別支援教育の推進における校内体制の構築とその機能的な活用についてについて論述する。 |
個別の教育支援計画が目指すもの (講義5) |
西牧謙吾 (国立特殊教育総合研究所・総合研究官) |
プロジェクト研究の成果を中心に、その意義、目指すべきもの、医療福祉その他との連携の必要性について論述する。 |
個別の教育支援計画策定を推進するための意義と課題(自治体や学校現場の立場から) (演習3) |
安藤 正紀 (神奈川県教育庁・指導主事) 三浦 昭夫 (横須賀市教育委員会・指導主事) 佐野 享子 (横須賀市立山崎小学校・校長) |
プロジェクト研究の研究協力者である神奈川県、横須賀市の指導主事、現場の校長より、個別の教育支援計画に関連した話題提供を受け、議論を行う。 |
2.協議 | ||
特別支援教育体制の推進における成果と課題3 (班別協議1) |
参加者のポスター発表の内容を、各都道府県政令指定都市の特別支援教育体制の推進と特別支援教育コーディネーター養成に関する情報交換をし、成果と課題・改善点について整理する。 (アウトプット:模造紙にまとめ、電子化したものをシェアする。) | |
個別の教育支援計画会議のすすめ方 (班別協議2) |
「個別の教育支援計画会議のすすめ方1」を受け、市町村教育委員会、学校現場の立場から、個別の教育支援計画策定にどのような研修が必要かを班別で議論する。 (アウトプット:A4版手書き1枚の記録を提出し、シェアする。) |
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特別支援教育体制構築をめざした特別支援教育コーディネーターフォローアップ研修プログラム案の発表・協議 (班別協議3・全体協議) 講師 帝京大学教授 大南英明 |
各班で特別支援教育コーディネーター・フォローアップ研修プログラム案を作成し,その後,全体で発表,協議を行う。助言者からの講評,課題提起を受ける。 (アウトプット:模造紙にポスターを作成・発表するとともに電子化したものをシェアする。) |