障害のある子ども一人一人の教育的ニーズに対応した教育の実現に貢献します。

拡大教科書作成システムの開発とその教育効果の実証的研究
-平成16年度の研究成果-

拡大教科書作成マニュアルの編集方針(抜粋)
  • 文字や写真・図の色については、原則として原本と同様にする。ただし、文字要素に対する背景色の処理(背景色を取り除く、同系色の濃い線で囲む)、色の違いでは分かりにくい場合には、各色に明度差を付ける、紛らわしいグラデーションは削除して均一の色にする、などの配慮は行う。
  • 「+」「-」「・・・・」などの記号は、誤読を避けるために、前後の文字などの間隔を充分にあける。
  • ルビの長いものについては、それに合わせて漢字の文字間を大きく空けることはせず、多少空けるにとどめ、漢字が読みやすいようにする。
  • 吹き出しの中の文字については、拡大して、白色長方形背景の黒文字、あるいは「エッジ」処理(文字の輪郭に沿って白い縁取りをつける)を行う。
  • 写真・図などの中の細い線や薄い線などは必要に応じて太い線で追記する。また、ガラス容器、セロハンテープなど透明なもののの写真は、境界が明確になるように輪郭を実践で追記する。
  • 写真が重なる部分は、個々の写真の区別がつくように白線の境界をつける(個々の写真を分離して示す)。
  • 図表の中の重要な文字情報について、図表を拡大しても分かりづらい場合は、その文字情報だけを抜き出して提示する補助の部分も作成する。
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