障害のある子ども一人一人の教育的ニーズに対応した教育の実現に貢献します。

我が国の病気のある子どもの教育の在り方に関する研究 -病弱教育と学校保健の連携を視野にいれて-

研究期間
平成18年度~平成19年度
研究代表者
西牧謙吾(教育支援研究部上席総括研究員)
所内研究分担者
滝川国芳
特任研究員
加藤忠明(国立成育医療センター研究所 成育政策科学研究部長)
研究研修員
  • 19年度 研修期間:平成19年4月16日~平成20年3月14日
       西牧辰典(福島県立須賀川養護学校)
  • 障害種別
    病弱
    概要
     全国で病気による長期欠席者が4万人以上おり、多くが通常教育を受けているにもかかわらず、病弱教育からのアプローチが希薄でした。また、全国的にみて病弱教育を専門に研究する大学教官も少なく、日本における研究体制自体に大きな課題が残されています。そこで、新しい試みとして病弱教育を一貫したテーマにしながら、その中の柱としていくつかの具体的な研究課題を設定し、総合的な病弱教育研究体制の構築を図ります。テーマは、中教審の院内学級のあり方に関する課題に対応して、病気による長期欠席者を支える体制整備に関する研究と、病弱養護学校の教育機能強化に関する研究(教育課程、指導法の組み立て方、慢性疾患児の自己管理に関する現在進行中の研究を含む)です。進め方は、研究所が総合的なマネージメントを行い、養護学校、(特殊)教育センター、大学と連携しながら進める予定です。また、稀少疾患に関する情報センター構想の準備的研究を行います。
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