障害のある子ども一人一人の教育的ニーズに対応した教育の実現に貢献します。

障害のある子どもの教育における情報手段活用についての知識・技能の効果的な普及方策に関する実際的研究

研究期間
平成19年度
研究代表者
渡邉 章(教育研修情報部総括研究員)
所内研究分担者
中村 均・松村勘由・太田容次・横尾 俊・渡邉正裕・柳澤亜希子
概要
 本研究は、障害のある子どもの教育における情報手段活用に関する知識・技能をどのようにすれば効果的・効率的に普及できるかを、研究所で実施する平成19年度「情報手段活用による教育的支援指導者研修」の企画・実施・評価・フォローアップを通じて検討することを目的としています。
 この研究では、PDCAサイクルの考え方に基づき、平成19年度「情報手段活用による教育的支援指導者研修」について、研修の「企画→実施→評価→改善」の各プロセスについて検討し、さらに研修実施後の効果についてインターネットを利用したフォローアップにより検討を行います。
 本研究により、情報手段活用に関する研修において、講義、実習、演習、遠隔学習をどのように組み合わせて実施すればよいかについての知見が得られ、効果的・効率的な研修の実施方法や改善点についての知見が得られます。
実施計画
平成19年度実施計画
第1回研究協議会(平成19年9月)
成果報告
  • 日本特殊教育学会45回大会自主シンポジウム
     主体的な参加を促す研修のあり方を考える
     -情報手段活用による教育的支援指導者研修を通して-
    企画者・司会者渡邉 章(独立行政法人国立特別支援教育総合研究所)
    話題提供者太田容次(独立行政法人国立特別支援教育総合研究所)
    福島浩之(長崎県立希望が丘高等養護学校)
    今村典宏(福井県立南越養護学校)
    指定討論者渡邉正裕(独立行政法人国立特別支援教育総合研究所)
    丹羽 登(文部科学省)
    [企画趣旨]
     国立特別支援教育総合研究所では、「情報手段活用による教育的支援指導者研修」において、受講者の主体的な参加を促す研修のあり方について検討してきた。この取組では、電子会議室等の利用を通じて、受講者の主体的な参加を促す工夫を行ってきた。本自主シンポジウムでは、これまでの取組を踏まえて、電子会議室等の研修支援システムの活用、受講者のモティベーションの維持、受講後の継続的な研修、評価の仕方等の課題に対し、今後どのように対応していくことによって、受講者の主体的な参加を促進することができるのかについて議論する。
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