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      国立特別支援教育総合研究所(NISE)メールマガジン
         第69号(平成24年12月号)
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■目次
【お知らせ】平成24年度国立特別支援教育総合研究所セミナー参加申込みの
受付を開始しました
【お知らせ】平成25年度特別支援教育専門研修・研修員の推薦について
【お知らせ】平成24年度国立特別支援教育総合研究所公開を開催しました
【お知らせ】平成24年度交流及び共同学習推進指導者研究協議会を開催しま
した
【お知らせ】平成24年度特別支援教育コーディネーター指導者研究協議会を
開催しました
【海外情報の紹介】30th Annual Closing The Gap Conference参加報告
【研究紹介】軽度・中等度難聴児に対する指導と支援の在り方に関する研究
【研究紹介】肢体不自由のある児童生徒に対する言語活動を中心とした表現
する力を育む指導に関する研究-教科学習の充実をめざして-
【研究紹介】特別支援学校(病弱)のセンター的機能を活用した病気の子ど
も支援ネットワークの形成と情報の共有化に関する研究
【連載コーナー】特別支援教育に役立つアシスティブ・テクノロジー第9回
アシスティブ・テクノロジーの確かな活用のために-QIAT指標とは-
【研修員だより】
【アンケートのお願い】
【編集後記】
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【1】お知らせ
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★NEWS★
●平成24年度国立特別支援教育総合研究所セミナー参加申込みの受付を開始
しました
 前号で、平成24年度国立特別支援教育総合研究所セミナーの開催について
ご案内したところですが、12月1日から参加申込みの受付を開始しました。
 参加申込は、原則として、本研究所Webサイトにおいて、直接お申し込み
ください。多数のご参加をお待ちしております。

 ◆テーマ:特別支援教育の現状と課題
      -共生社会の形成に向けた特別支援教育を考える-
 ◆期日:平成25年1月29日(火)、30日(水)
 ◆会場:国立オリンピック記念青少年総合センター
 ◆申込み期間:平成24年12月1日(土)~平成25年1月10日(木)

 ○国立特別支援教育総合研究所セミナーの詳細・参加のご案内はこちら→
  https://www.nise.go.jp/cms/9,7570,22,119.html

●平成25年度特別支援教育専門研修・研修員の推薦について
 前月号でお知らせしました、「平成25年度国立特別支援教育総合研究所研
修計画」に基づき、特別支援教育専門研修(年三期制、3コース)の実施要
項を作成し、各都道府県教育委員会等に研修員候補者推薦の照会を開始しま
した。
 この「特別支援教育専門研修」(年三期制、3コース)は、障害のある幼
児児童生徒の教育を担当する教職員に対し、専門的知識及び技術を深めるた
めに必要な研修を行い、その指導力の一層の向上を図り、今後の各都道府県
等における指導者としての資質を高めることを目的としています。
 本研修においては、特別支援学校教諭の一種又は二種免許状の取得に必要
な単位の習得を目的とした、教育職員免許法に基づく免許法認定講習及び教
育職員免許状の更新講習(必修、選択領域合わせて30時間)を合わせて開設
する予定です。
 なお、本専門研修への参加は、各都道府県教育委員会等からの推薦が必要
となります。

 ◆研修期間等
  [第一期:知的障害・肢体不自由・病弱教育コース]
       知的障害教育専修プログラム、
       肢体不自由教育専修プログラム、
       病弱教育専修プログラム
       平成25年5月8日~7月9日、80名

  [第二期:視覚障害・聴覚障害教育コース]
       視覚障害教育専修プログラム、
       聴覚障害教育専修プログラム
       平成25年9月3日~11月8日、40名

  [第三期:発達障害・情緒障害・言語障害教育コース]
       発達障害教育専修プログラム、
       自閉症・情緒障害教育専修プログラム、
       言語障害教育専修プログラム、
       平成26年1月9日~3月14日、80名

 ○平成25年度特別支援教育専門研修実施要項はこちら→
  https://www.nise.go.jp/cms/9,7545,21,116.html

●平成24年度国立特別支援教育総合研究所公開を開催しました
 11月10日(土)、平成24年度筑波大学附属久里浜特別支援学校公開・国立
特別支援教育総合研究所公開を開催しました。
 研究所公開では、本研究所の概要や本研究所が取り組んだ研究の成果等を
わかりやすく紹介するとともに、さまざまな障害の疑似体験、障害のある子
どもの教育を支援するための機器等の展示、障害のある子どもに対する生活
環境面での工夫や配慮の紹介等を行いました。
 本年度の研究所公開には、全国から小・中・高等学校及び特別支援学校の
教員、福祉関係者、大学生ら162名が参加しました。参加者からは、特別支
援教育について予備知識がなかったので驚きの連続だった、発達障害の感覚
を疑似体験できたことが参考になった、お金をかけずに自分達で考えた工夫
で過ごしやすい環境を作れることはとても良いと思った、等の声が聞かれま
した。

●平成24年度交流及び共同学習推進指導者研究協議会を開催しました
 11月15日(木)及び16日(金)の2日間、本研究所において、文部科学省
の協力を得て交流及び共同学習推進指導者研究協議会を開催しました。
 本研究協議会は、各都道府県等において障害のある児童生徒と障害のない
児童生徒との交流及び共同学習を推進する立場にある教職員による研究協議
等を通じ、各地域における交流及び共同学習と障害の理解推進に資すること
を目的として、毎年開催しているものです。
 本年度は全国から68名の教職員が参加し、行政説明、実践報告に続き、分
科会別研究協議が行われました。

●平成24年度特別支援教育コーディネーター指導者研究協議会を開催しまし
た
 11月28日(水)から30日(金)までの3日間、本研究所において、特別支
援教育コーディネーター指導者研究協議会を開催しました。
 本研究協議会は、各都道府県等において、特別支援教育コーディネーター
の研修・活動等に関して指導的立場にある教職員による研究協議等を通じ、
各地域におけるコーディネーターの研修や活動の充実に資することを目的と
して、開催したものです。
 本年度は全国から76名の教職員が参加し、コーディネーターの活動、研修
及びコーディネーターを支える取組について、講演、関係研究活動報告、参
加者からの話題提供を受けた研究協議が行われました。

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【2】NISEトピックス
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★海外情報の紹介★
●30th Annual Closing The Gap Conference参加報告
                梅田 真理(教育情報部 総括研究員)

 10月17日(水)から19日(金)までの3日間、アメリカのミネアポリスで
行われたClosing The Gapの第30回大会に参加しました。Closing The Gapは
障害児者が生活や学習に使用する支援機器に関するカンファレンスです。主
に子ども(幼稚園段階から大学生)に焦点を当てており、教育に関する報告
が多いことが特徴です。また、自閉症やLDに関する報告が多く、感覚障害に
ついての報告が比較的少ないことも特徴です。
 ミネアポリスはアメリカの北部、ミネソタ州にあります。厳冬期はマイナ
ス20度を超える寒さの地域で、9月を過ぎると季節は秋から冬に移ります。
訪問した時期は、日本でいえば初冬という感じで、木枯らしが吹き息が白く
見える天気でした。
 会場はホテルを貸し切って行います。アメリカではこの形が多いようです
が、ウォーターサーバーがどの会場にも置いてあったり、午後3時頃にはア
ップルタイムと称して、名産のリンゴやチョコレートが提供されるなど、日
本の学会とは違う部分もたくさんあります。
 セッションは3日間で220を超えます。1セッション1時間で、会場が14
もありますから、十分に下調べをしておかないと、聞き逃してしまうことに
なります。自閉症のセッションでは、支援機器について、VOCAや短い動画を
撮影保存できるレコーダー(安価なもの)、一日のスケジュールを子どもに
合わせて作成し提示できるソフトウェア(iPadで使用)などが紹介されてい
ました。読み書きについては、多くのフリーソフトの紹介とともに、読み上
げ機能やハイライト表示、辞書機能などをパッケージにしたソフトウェアの
開発に関わるセッションや、国際標準形式と言われているEPUB3の形式での
テキストデータの作成の仕方のセッションなどに参加しました。それぞれの
セッションでは、疑問があれば話の途中でも手を挙げて質問し、話者も話を
中断してそれに答えるというやりとりもあり、これも日本の学会との違いを
感じました。

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【3】研究紹介
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●軽度・中等度難聴児に対する指導と支援の在り方に関する研究(平成22~
23年度)
     研究代表者 原田 公人(教育研修・事業支援部 総括研究員)

 聴覚障害教育における課題として、聴力の程度にかかわらず、保護者の難
聴に関する理解が不十分であったり、専門家の意見が異なること等が挙げら
れています。
 本研究では、教育機関及び療育機関等における軽度・中等度難聴児(者)
に対する指導・支援の実際に焦点を当て、アンケート調査を実施し、現状と
課題を明らかにしました。
 聴覚特別支援学校における軽度・中等度難聴児に対する教育的支援に関す
る実態調査では、年齢の低い学部においては、軽度・中等度難聴児への対応
が比較的なされていますが、年齢の高い学部に上がるほど、これに特化した
対応の割合が減少する傾向が見られました。聴覚障害者情報提供施設におけ
る軽度・中等度難聴者に対する支援に関する調査では、「障害の受け止め」
や「仲間集団の形成」等について、高い割合で支援の必要性が指摘され、具
体的な課題が多く挙げられました。全国難聴言語障害学級及び通級による指
導教室における実態調査では、きこえの不安定さに起因するコミュニケーシ
ョン上の課題に対する保護者の理解不足が挙げられ、保護者支援の必要性が
示唆されました。
 なお、研究の一環として、軽度・中等度難聴児をはじめて担当される先生
を対象とした、理解・啓発リーフレットを作成しました。下記のWebサイト
よりダウンロードできますので、ご利用ください。

 ○本研究の詳細はこちら→
  https://www.nise.go.jp/cms/8,126,52,273.html

●肢体不自由のある児童生徒に対する言語活動を中心とした表現する力を育
む指導に関する研究 -教科学習の充実をめざして-(平成22~23年度)
            研究代表者 長沼 俊夫(企画部 総括研究員)

 肢体不自由のある児童生徒が「生きる力」を育むためには、各教科等の指
導においても障害による経験の不足や障害特性から生じる学びにくさを踏ま
えた配慮や工夫が必要です。
 本研究では、肢体不自由のある児童生徒の教科指導において言語活動を中
心とした表現する力の育成を図るという観点から、指導法、教材教具、配慮
や工夫点等について、特別支援学校及び特別支援学級の実情を把握し、児童
生徒一人一人のニーズに応じた適切な指導の在り方について考究しました。
特別支援学校(肢体不自由)及び特別支援学級(肢体不自由)において児童
生徒が、じっくり考え、考えを伝え合う、言語活動を重視した授業づくりを
進める際に必要な配慮や工夫の視点を以下の5つに整理し、併せて実践事例
とともに示しました。
 1)体験的な活動を計画的に確保すること
 2)基礎的・基本的な知識及び技能を活用して、自主的、自発的な学習を促
すこと
 3)児童生徒が学習の見通しを立てたり、学習したことを振り返ったりする
活動を取り入れること
 4)児童生徒の障害の状態や学習の進度等を考慮して、個別指導を重視する
とともに、授業形態や集団の構成を工夫すること
 5)個別の指導計画を活用し、学習の状況や結果を適切に評価すること

 ○本研究の詳細はこちら→
  https://www.nise.go.jp/cms/7,7054,32,142.html

 ○肢体不自由特別支援学級の指導に関する調査の詳細はこちら→
  https://www.nise.go.jp/cms/7,5437,32,142.html

●特別支援学校(病弱)のセンター的機能を活用した病気の子ども支援ネッ
トワークの形成と情報の共有化に関する研究(平成22~23年度)
          研究代表者 西牧 謙吾(企画部 上席総括研究員)

 本研究では、現在の病弱教育の諸課題を解決する手立てとして、特別支援
学校(病弱)のセンター的機能を強化し、病弱教育に携わる教員間の日常的
な情報交換を全国的に可能にするために、特別支援学校(病弱)で行われて
いる学校教育活動に関する情報の共有システムを構築しました。
 教育情報共有システムは、国立情報学研究所が開発したNetCommonsにより
構築し、その管理運営は、各地区病連から選出されたICT担当者で行うこと
としました。2011年度からは、全病連においてICT特別研究を立ち上げ、加
盟校すべてでICT担当学校代表者を指定し、病気の子どもの教育を推進する
全国規模の体制が整いました。各地区病連ホームページには、加盟する学校
の一覧と各校ホームページへのリンク集、地区病連研究協議会の案内、相談
機関一覧等が掲載されています。そのうち指導事例や領域・教科の学習指導
案は、「病気の子どもの教育支援」のグループスペースに蓄積することで、
ある一定のアクセス制限を設定して限られた関係者間で情報共有できるよう
にしました。2010年以降の公開授業、研究授業等資料をPDF形式ファイルで
蓄積しているところです。

 ○本研究の詳細はこちら→
  https://www.nise.go.jp/cms/8,123,52,273.html

 ○精神疾患等のこころの病気のある児童生徒の指導と支援の事例集はこち
ら→
  https://www.nise.go.jp/cms/resources/content/123/20121113-132547.pdf

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【4】連載コーナー
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●特別支援教育に役立つアシスティブ・テクノロジー
            ICT・AT班 棟方 哲弥(企画部 総括研究員)
 
 第9回 アシスティブ・テクノロジーの確かな活用のために
     -QIAT指標とは-

 前号では、子ども(S)を中心に置いて、特定の具体的な場(E)を想定して、
ある活動(T)を実現させるツール(T)を決定する“SETTフレームワーク”の考
え方を紹介しました。これは一人一人の子どものニーズに応じたアシスティ
ブ・テクノロジーの選定や活用を進める方法でしたが、このような個別の導
入手法の充実のみで学校全体のアシスティブ・テクノロジーの活用を推進す
ることはできません。そこで今回は、学校全体でアシスティブ・テクノロジ
ーの確かな活用を推進するための「質の高いアシスティブ・テクノロジー活
用の指標」について紹介します。

 ・・・・・・続きはこちら→
  https://www.nise.go.jp/cms/6,7657,13,257.html

 ・・・・・・全10回の連載内容はこちらのリンクへ→
  https://www.nise.go.jp/cms/6,6204,13,257.html

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【5】研修員だより
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 今号は、平成21年度第二期特別支援教育専門研修修了の木村禎子先生か
らお寄せいただきました。

「感動と興奮の日々から挑戦の日々!」
                                   木村 禎子(青森県立青森聾学校)

 聴覚障害教育に対する先生方のひたむきな熱い思いを感じ、大きく心が揺
さぶられたあの感動と興奮の日々。何かを掴みたくて夢中になって、時間が
過ぎるのを忘れて勉強したり、聴覚障害教育についてもっともっと知りたく
て特殊教育時代の財産がたくさんつまった図書室に惜しげなく通ったりした
日々。打ち寄せる波と本音で語り合える仲間との充実した日々から、2年以
上の月日が過ぎました。
 心に深く刻まれたものの中に、筑波大学附属久里浜特別支援学校長をされ
ている宍戸先生(当時は文部科学省初等中等教育局視学官)が専門研修の講
義の中で話されていた「教師の情熱」があります。このことは特総研の先生
はじめ、出会った先生方に感じました。そして、自分もそうでありたいと、
日々奮闘しています。興味を持った「捨て言葉」、「言葉の種まき」は、後
に獲得させたい言葉へとつながる大切で有効なものであることが実践から分
かりました。また、ターゲットとなる語は、チャンスを逃さずに他の教科等
との連携を図ったり、学習の場から日常の生活の中に取り込んだりして育ん
でいます。
 今後も、感謝と研修させていただいた「知識」や「教育に対する情熱」を
胸に仲間とともに、聴覚障害教育の灯火を絶やさないという思いで邁進して
いきたいと思います。

 ○青森県立青森聾学校のWebサイトはこちら→
  http://www.tosei-w.asn.ed.jp/~sd/

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【6】アンケートのお願い
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 今号の記事について、以下のアンケートにご回答いただきたく、ご協力の
ほどよろしくお願いいたします。

 ○アンケートはこちら→
  https://www.nise.go.jp/limesurvey/index.php?sid=14864&lang=ja

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【7】編集後記
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 北国からは雪の便りが届き、年の瀬を実感する時節になりました。
 本研究所では11月8日、第二期特別支援教育専門研修視覚障害・聴覚障害
教育コースが無事終了し、36名の先生達はそれぞれの勤務校にお戻りになり
ました。冬の到来と併せて所内には一抹の寂しさが漂っております。
 さて、本研究所の使命の一つに、専門的・リーダー的教員の養成がありま
す。教師の専門性にはspecialistとgeneralistの両面が必要であると言われ
ています。2か月にわたる本研究所での研修を終えた先生達の清々しい表情
を見ていると、改めて感じさせられたことがありました。教師の専門性の基
本として、人間性や人間愛を重んじるhumanistであることが何よりも大切で
あると。
                    (第69号編集主幹 原田公人)

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次号も是非ご覧ください。
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国立特別支援教育総合研究所メールマガジン 第69号(平成24年12月号)
       発行元 独立行政法人国立特別支援教育総合研究所内
           国立特別支援教育総合研究所メールマガジン編集部
           E-mail a-koho[アットマーク]nise.go.jp
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     https://www.nise.go.jp/cms/6,3646,13.html

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