FAQ

Q10.ICT 機器の活用について詳しく教えていただけますか?

A(加藤先生).当時担当していた学級の児童が、ICT 機器が好きだったことも活用した理由の1つです。例えば、昆虫が触るのが苦手な児童は、タブレット端末で昆虫を画像撮影して観察するなどしました。児童達は ICT 機器を使って便利だと思えば、自分で使い方をどんどん覚えていくようです。
また、ICT 機器の活用は、新たな指導機会となることもあります。Google classroom を利用している時に、児童間でチャットを介して言い争いがあった時は、リテラシー教育、道徳教育の点から指導しました。

さらに、ゲームをもって九九や漢字などに取り組めるアプリや、計測アプリなど、児童が自発的に学習するきっかけになるアプリなども使用しています。すべての使用において、あくまでも端末はツールですので、児童によっては、別の道具を使うことももあります。
ICT 機器を使用する必要性・必然性がある場面を設けて、機器の使い方を学習することもあります。


A(塩﨑先生).ICT 機器を活用するかどうかは、学習内容で判断しています。学級内の児童の実態によっては、ある児童は ICT 機器を使って、別の児童は使わない場合もあります。大事なのは児童自身が自ら学ぶために、どのような目的で ICT 機器を活用してくかを身に付けることだと思っています。