障害のある子ども一人一人の教育的ニーズに対応した教育の実現に貢献します。

第27回アジア・太平洋特別支援教育国際セミナー

概要
 27回目を迎えた今回のセミナーでは、障害のある子どものインクルーシブな教育を展開するために重要なポイントとなる「学校と地域社会との連携」を趣旨として取り上げ、「地域の社会資源と連携した、特別なニーズのある子どものための学校運営~その工夫と課題~」というテーマを掲げ、開催しました。
 プレカンファランスとして、今年度の開催テーマにそった場所として小学校を訪問すると共に研究所の施設見学等を行った後、横浜シンポジアにおいて3日間セミナーを開催しました。
 参加国は、昨年同様、日本を含めオーストラリア、バングラデシュ、中国、インド、インドネシア、マレーシア、ネパール、ニュージーランド、パキスタン、フィリピン、韓国、スリランカ、タイの14カ国でした。また、セミナー開催期間中、日本側からは文部科学省、本研究所、特別支援学校、大学の関係者等、延べ約210名の参加者があり、本テーマにそった報告、議論が行われました。
 本セミナーは「障害者週間」にかかる一環の事業としても位置づけられており、セミナー会場に本研究所の研究活動紹介のパネルを展示し、本研究所の事業や特別支援教育について、一般参加者への広く周知する取り組みも行いました。また、JICA(国際協力機構)横浜の後援を受け、施設を活用するなど、国際交流関連分野との運営面での連携も行っています。 
セミナーの日程と内容
12月3日(月)
プレカンファランス
  • 午前 テーマ関連機関 「茅ヶ崎市立茅ヶ崎小学校」見学
  • 午後 レジストレーション
        研究所見学及びオリエンテーション
12月4日(火)
  • 午後 
    • 開会式
    • 基調講演 「公立小学校における特別支援教育の現状と課題」
      (財団法人教育調査研究所 研究部長 寺崎千秋氏)
    • 各国基礎情報に関するプレゼンテーション
      (本研究所企画部 総括研究員 徳永豊)
    • 各国からの報告
      (フィリピン、韓国、スリランカ)
12月5日(水)
  • 終日 各国からの報告(タイ、オーストラリア、バングラデシュ、中国、インド、インドネシア、日本、マレーシア、ネパール)
12月6日(木)
  • 午前 
    • 各国からの報告(ニュージーランド、パキスタン)
    • 総括討議
    • 閉会式
各国からの代表者と研究所職員
各国からの代表者と研究所職員の写真
各国からの報告
各国からの報告
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