障害のある子ども一人一人の教育的ニーズに対応した教育の実現に貢献します。

障害のある子どもの脳機能計測技術の開発的研究-脳機能の非侵襲計測を中心に-


研究代表者
西牧 謙吾
共同研究機関
独立行政法人国立病院機構 久里浜アルコール症センター,医療法人藤田神経内科クリニック
関連研究班
在り方班
研究期間
平成19年~平成21年度(3年間) 継続
概要
 ナショナルセンターとして本研究所が「脳科学と教育」研究に取り組むために脳機能の非侵襲計測の充実が不可欠です。本研究では,非侵襲的脳機能検査であるNIRS,MRI計測技術を習得し,研究所で蓄積してきた心理教育的データのある子どもを対象に,障害に関連する脳機能の解明を目指した予備的研究を行うとともに,そのような脳機能障害のメカニズムを踏まえた指導内容・方法の検討を行います。
 隣接する独立行政法人国立病院機構久里浜アルコール症センター(以下センター)がMRIを保有しており,研究所が保有するNIRSと相互共同利用の研究協定を締結し,センターの児童精神神経科,臨床研究部専門医から脳機能解明に向けて医療面での支援を受け,行動障害等,薬物治療を必要とする子どもへの医療・教育の連携を深める共同研究テーマを検討しています。また,共同研究者である医療法人藤田神経内科クリニック西谷院長と,平成20年度よりMEGを利用した共同研究を行っています。
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