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国立特別支援教育総合研究所メールマガジン 第44号
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 国立特別支援教育総合研究所メールマガジン 第44号(平成22年11月号) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NISE ━━━ ■目次 【1】お知らせ 【2】NISEトピックス 【3】研究紹介 【4】研修員だより 【5】アンケートのお願い 【6】編集後記 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【1】お知らせ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★NEWS★ ●平成22年度 国立特別支援教育総合研究所セミナーIのご案内 標記セミナーについて、本年度は下記のとおり実施いたします。多数のご 参加をお待ちしております。 ◆平成22年度国立特別支援教育総合研究所セミナーIのテーマ 特別支援教育のさらなる進展へのチャレンジ -学習指導要領改訂にあわせて- 期日 平成23年 1月27日(木)・ 1月28日(金) 会場 国立オリンピック記念青少年総合センター 申込み期間 平成22年11月15日(月)~12月 3日(金) ○国立特別支援教育総合研究所セミナーIの詳細・参加のご案内はこちら→ http://www.nise.go.jp/blog/2010/10/post_388.html ●第30回アジア・太平洋特別支援教育国際セミナー開催のお知らせ ○国際セミナーの詳細や参加のご案内はこちら→ http://www.nise.go.jp/blog/2010/09/nise_2010.html ●学校授業公開・研究所公開のご案内 ○学校授業公開・研究所公開についての詳細はこちら→ http://www.nise.go.jp/blog/2010/09/post_373.html ●平成23年度国立特別支援教育総合研究所研修計画について 本研究所の次年度(平成23年度)の研修事業について、今年度同様に実施 することとし、10月中旬に平成23年度研修計画を決定し、各都道府県教育委 員会等に通知しています。 引き続き、特別支援教育に関し各地域における指導的立場にある教職員の 専門的研修の機会として活用されますよう、お願いいたします。 なお、各研修の受講者の募集については、実施要項を決定したのち、改め て、各都道府県教育委員会等に通知することとしております。 ○平成23年度国立特別支援教育総合研究所研修計画はこちら→ http://www.nise.go.jp/PDF/H23kensyukeikaku101021.pdf ●「情報通信技術を活用した研修コンテンツ」を追加しました。 本研究所では都道府県・市等の特別支援教育センターや学校等の機関を対 象に、「研修コンテンツ」を配信し、各機関での教職員研修等にご利用いた だいています。 このたび、「特別支援教育における重複障害教育の現状と課題」を追加し ましたので、お知らせします。このコンテンツは、本研究所の大崎博史主任 研究員が、複数の障害を併せ有することについての概念の拡がりや複数の障 害種を対象とする特別支援学校の増加などの現状を踏まえて多様化する重複 障害教育の課題と対応について述べています。 なお、視聴には、ID及びパスワードが必要です。利用機関の代表の方(担 当者)に発行しておりますので下記から申請ください。 ○詳細説明・申請方法等はこちら→ http://www.nise.go.jp/blog/e-learning.html ※この研修コンテンツは、都道府県・市等の特別支援教育センターや学校等 の教職員を対象としております。あらかじめご了承ください。 ●NISE職員の表彰受賞等のご紹介 ◇日本特殊教育学会平成22年度研究奨励賞受賞 本研究所の海津亜希子主任研究員が日本特殊教育学会の第22回研究奨励賞 を受賞しました。 本賞は、同会が発行する機関誌(特殊教育学研究)の前年度掲載論文のなか で、大変優れていると認められた1、2編に対して授与されるものです。 受賞論文: 特殊音節の読みに顕著なつまずきのある1年生への集中的指導 -通常の学級での多層指導モデル(MIM)を通じて- 掲載巻号: 「特殊教育学研究」 第47巻第1号 論文の概要: 多層指導モデルMIM(ミム)は、まずは通常の学級において効果的な指導 が実施される1stステージ、それでも伸びが乏しい子どもへ通常の学級内で 補足的な指導の2ndステージ、それでも依然、伸びが乏しい子どもに対し、 より柔軟な形態で集中的な指導として実施される3rdステージからなります。 本論文では、読みに深刻なつまずきがみられ、3rdステージ指導に進んだ小 学校1年生の子ども9名に対して行われた指導の効果を検証しました。その 結果、指導後に得点の上昇が有意にみられ、さらには、読みに対する子ども の捉え方も肯定的なものへと変化したことがわかりました。 受賞者の言葉: 論文として形になったのは、ほんの一部です。その周りで、多くのお子さ んたち、先生方が支えてくださいました。何よりも、『研究って楽しいな』 と思わせてもらえたのは、活かせる場所があったからだと思います。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【2】NISEトピックス ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●教育相談部の紹介 笹本 健(教育相談部長・上席総括研究員) 本研究所の教育相談部は、(1)特別支援教育のナショナルセンターとし て行う教育相談、(2)各都道府県等における教育相談機能の質的向上に関 する支援、(3)教育相談に関する研究の推進、以上の事業を行っています。 そして、それらの活動を展開するために、相談連携・普及担当と日本人学校・ 企業支援担当が設けられています。今回は、これらの担当が関わっているさ まざまな活動から、「教育相談データベース」と「海外日本人学校支援」に 関する2つの活動について紹介いたします。 <教育相談データベース> 本データベースは、都道府県教育センター等の教育相談担当者、および障 害のある子どもの教育相談活動に関わる担当者に役立つ内容を提供し、活用 して貰うことを目的としています。そこに包含される内容には、(1)教育 相談・コンサルテーションに関する基礎知識や基礎情報、(2)教育相談・ コンサルテーションの事例、(3)教育相談の文献情報等があります。現在、 本研究所を含め全国の18の教育相談機関からなる「教育センタ-相談連携連 絡協議会」を立ち上げ、これら内容の充実と有効な活用方法の検討を行って います。 さらに、本データベースを補完するものとして、教育相談に関する情報や 意見の交換等をWeb 上で行えるシステムを構築し、その実用化に向けて活動 を行っています。 なお、本データベースの閲覧ならびにシステムの活用は、現在のところ特 別支援教育センターの一部を対象として、登録制により運用しています。 <海外日本人学校支援> 教育相談部では、海外にある日本人学校・補習授業校に対し、障害のある 子どものための教育相談ならびに関連機関に対するコンサルテーションを展 開しています。実際的には、(1)ICTを活用した海外日本人学校・補習授 業校への教育相談やコンサルテーション活動、(2)海外日本人学校・補習 授業校に在籍する子どもの夏期休業期間を利用した来所教育相談活動、 (3)海外に支社等を有する企業との教育相談ネットワーク構築に関する活 動等です。 特に、上記の(3)に関わる活動では、海外に派遣される企業社員家族へ の事前の支援活動として、現地の障害児教育に関わる情報提供、日本人学校・ 補習授業校における特別支援教育の情報提供ならびに企業内における教育相 談専門員との情報交換等を行っています。また、その支援の一環として、 「障害のある子どもの海外生活を支援するガイドブック-社員の海外赴任を サポートするために-」を刊行しました。 ○上記で紹介しているガイドブックはこちらから御覧になれます→ http://www.nise.go.jp/kenshuka/josa/kankobutsu/pub_d/d-288.pdf ●海外情報の紹介 ◇ICF北米協力センター会議に参加して 徳永亜希雄(企画部・主任研究員) 平成22年 6月23日、24日にアメリカ合衆国メリーランド州において、ICF (国際生活機能分類)北米協力センター会議(North American Collaborating Center Conference on ICF)が開催され、併せて翌25日には、WHO(世界保 健機関)の国際分類ファミリーネットワークによるICFに関する e-ラーニ ングについての会合が開かれました。筆者は、科学研究費補助金(基盤研究 (C))「特別支援教育における国際生活機能分類児童青年期版活用のため の研修パッケージ開発(平成20~22年度)研究代表者=徳永亜希雄」での研 究成果の発表と、関連資料の収集を目的として同会議に参加しました。今年 の同会議のテーマは、ICFについての理解啓発の促進が掲げられ、北米のみ ならず、世界各国からの参加者からこのテーマに関連した報告が行われ、活 発な意見交換が行われました。なお、同会議の概要は以下のWebサイトから ご覧になれます。 ○同会議のWebサイトはこちら→ http://www.ncvhs.hhs.gov/icf/index.html ◇第12回特別なニーズのある人々のためのコンピュータに関する国際会議の 参加報告 大内 進(教育支援部長・上席総括研究員) 平成22年 7月13日から16日にかけて、オーストリアのウィーンで第12回 ICCHP2010(International Conference on Computers Helping People with Special Needs :第12回特別なニーズのある人々のためのコンピュータに 関する国際会議)が開催されました。この会議は、特別なニーズがある人々 のための支援技術や情報コミュニケーション技術に幅広く対応している学術 会議で、近年ではウィーン大学とリンツ大学を会場に2年おきに開催されて います。本会議は単なる福祉工学や情報工学分野の内容にとどまるものでな く、学際的な議論を重視し、ユーザー自身による生活改善やユーザーの立場 に立ったデザインを目指している点に特徴があります。今回の参加者数は公 表されていませんが、前回は国外から400人以上の参加があったとのことで す。さまざまな障害種・年齢・領域に及ぶ査読を経た35の演題が、特定テー マによるセッションや一般セッションにおいて発表されました。障害種別で は、視覚障害・聴覚障害・発達障害・運動障害関連のセッションが多くあり ました。筆者らは、産業技術総合研究所・大学入試センター・本研究所のチ ームで取り組んできた科学研究費による研究の一環として、「視覚障害者の ための触れる3次元模型ならびに触覚による立体認識」というセッションを 持ちました。本研究所からは「3次元造型システムを活用した視覚障害教育 用触覚教材の開発及び指導」及び「視覚障害者における多様な投影法による 幾何図形の描画」に関する研究成果を発表しました。 最終日の夜には、懇親会が19世紀中頃に建てられたたルネッサンススタイ ルのウィーンを代表する建築物の一つであるクアサロンで催され、さまざま な国々からのさまざまな立場の参加者が互いに親交を深めるよい機会となり ました。 ◇韓国視覚障害教育・再活学会(第26回視覚障害学術大会)に参加して 田中 良広(教育相談部・総括研究員) 澤田 真弓(教育支援部・総括研究員) 平成22年 8月 9日、10日に韓国太田市にて開催された第26回視覚障害学術 大会に参加するとともに、日本における視覚障害教育の現状と課題について 発表する機会を得ました。 各発表内容や懇親会等での話題から、韓国においても日本と同様の課題が あることが分かりました。例えば理療科教育(あん摩・はり・きゅうの職業 教育)を含め、視覚障害教育における指導の専門性をどのように担保するの か、また様々な場で学んでいる視覚障害のある児童生徒に対して、いかに個 に応じた適切な指導・支援を行うことができるかという課題であり、これら のことについて情報交換ができたことは大変有意義でした。 今回の大会への参加を契機として、一層韓国との協力を深めていきたいと 思います。 ●各地で開催されるNISE職員の参加する研究会等の紹介 ◇NHK教育テレビ番組出演 本研究所の中澤惠江上席総括研究員が、以下の番組にゲストとして出演し ます。 NHK教育 福祉ネットワーク シリーズ盲ろう教育 (1)「ぼくは 学び続けたい」、(2)「アメリカ 自立への挑戦」 放送日:平成22年11月 1日(月)、2日(火) NHK教育テレビ 20:00 ~ 20:30(両日とも) 再放送日:平成22年11月 8日(月)、9日(火) NHK教育テレビ 12:00 ~ 12:30(両日とも) ・11月 1日番組概要 「ぼくは 学び続けたい」 見えない、聞こえない「盲ろう」者への教育は、日本ではまだ十分に確立 されていないのが現実。大学進学を目指す19歳の盲ろうの青年の姿から盲ろ う教育の課題を見つめる。 ・11月 2日番組概要 「アメリカ 自立への挑戦」 ヘレン・ケラーの死の翌年に制定された支援法に基づいて、先進的な盲ろ う教育を行うアメリカ。国の機関が、教育と自立支援を担うアメリカの取り 組みとその課題を伝える。 ◇サイトワールド2010開催 第5回視覚障害者向けイベント「サイトワールド」が下記の通り開催され、 本研究所の大内進教育支援部長・上席総括研究員を中心に出展を行い、視覚 障害教育に関連する成果を紹介します。 最先端の技術・機器、日常用品、およびユニバーサルデザイン(UD)製 品等の展示があり、講演、学術報告、フォーラム、体験会等も催される視覚 障害者のための総合イベントです。 日時:平成22年11月 1日(月)~ 3日(水) 午前10時~午後5時(11月 3日は午後4時まで) 会場:すみだ産業会館サンライズホール(丸井錦糸町店8・9階) 東京都墨田区江東橋3-9-10 (JR・地下鉄半蔵門線 錦糸町駅前) 入場無料 ○詳細はWebサイトをご覧ください。こちら→ http://www.sight-world.com/ ◇「職業リハビリテーション研究発表会」開催 独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構主催により標記の会が開催され、 本研究所の原田公人総括研究員がワークショップのコーディネーターとして 参加します。 この研究発表会は、多くの企業の方々、研究者の方々、障害者の雇用、福 祉、医療・保健、教育等に携わる方々が参加し、日ごろの実践成果や研究成 果を発表いただき成果の普及を図るものです。今年は、障害者雇用に積極的 に取り組んでいるスポーツ用品開発販売の株式会社アルペンの特別講演やワ ークショップ「学校教育から就労への円滑な移行を考える」、各障害の職業 問題の基礎講座などが予定されています。 開催日及び場所 平成22年11月29日(月) 幕張メッセ 国際会議場2Fコンベンションホール 11月30日(火) 障害者職業総合センター ○詳細はWebサイトをご覧ください。こちら→ http://www.nivr.jeed.or.jp/news/vrhappyou18-history.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【3】研究紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●専門研究B 知的障害教育におけるキャリア教育の在り方に関する研究 -「キャリア発達段階・内容表(試案)」に基づく実践モデルの構築を目指 して-(平成20~21年度) 研究代表者 菊地 一文(教育支援部・主任研究員) [本研究の目的] 本研究では、前研究「課題別研究 知的障害者の確かな就労を実現するた めの指導内容・方法に関する研究(平成18~19年度)」において提案した 「キャリア発達段階・内容表(試案)」について、ライフキャリアの視点か ら実践に基づく検証と改善を図ること、本試案に基づく実践モデルを提案す ることを目的としました。 [主な研究内容及び成果] 1)知的障害のある児童生徒の「キャリアプランニング・マトリックス(試 案)」及び観点解説を作成し、提案しました。なお、これは知的障害のある 児童生徒の「キャリア発達段階・内容表(試案)」の改訂版です。 2)本試案に基づく教育課程の分析及び改善のためのツール「単元における 観点位置付けシート」を提案し、活用事例をまとめました。 3)本試案に基づく授業の分析及び改善のためのツール「授業における観点 位置付け・授業改善シート」を提案し、活用事例をまとめました。 4)本試案に基づく個別の教育支援計画における「本人の願い」の把握と支 援の充実のためのツール「本人の願いを支えるシート」を提案し、活用事例 をまとめました。 5)上記2)~4)について、特別支援学校等における試行を基に評価アン ケートを実施し、学校現場での活用に当たっての知見を得ました。 6)上記1)~4)等の知見に加え、研究協力機関における実践や研究協力 者からの寄稿を基に、ガイドブック(ジアース教育新社から刊行予定)を作 成しました。 [今後の課題] 課題として、キャリア教育の理解促進、いわゆる障害の重い児童生徒のキ ャリア教育に関する実践イメージ、学校全体による組織的取組へつなげるこ と等が挙げられました。今後、本試案や諸ツールの活用を通して、これらの 課題に関する知見の集積や取組の充実が求められます。 ○本研究の詳細はこちら→ http://www.nise.go.jp/blog/2009/05/post_224.html ○研究成果報告書はこちら→ http://www.nise.go.jp/kenshuka/josa/kankobutsu/pub_b/b-253.pdf ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【4】研修員だより ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 今号は、平成19年度第二期特別支援教育専門研修修了の神田真史先生から お寄せいただきました。 「一人より、チームで」 神田 真史(奈良県立奈良養護学校) 私は、平成19年度第二期特別支援教育専門研修(知的障害教育コース)に 参加しました。この研修に参加した目的は「自分の指導力の向上につながる ような、最新の知識や実践に触れ、持ち帰ること」でした。要するに「自分 自身が向上すればいい」という考えでした。 研修の中では、研究協議をはじめ、「複数で話し合って、協力し合って、 物事を進めていく」という内容の研修も多く、正直「まどろっこしさ」を感 じました。しかし、ある講座で「自分一人が向上しようとする者は必ず頭打 ちする」という話を聞き、「自分のことだ」と愕然としました。そのとき、 やっと研究所の先生方がこの研修で私に何を伝えようとされているのかが分 かったような気がしました。 その後の研修では「一人より、チームで考えた方が、より素晴らしいこと ができる」という体験ができ、今の私にとってはかけがえのない体験となり ました。 「一人より、チームで」ということに気づかせていただいた、研究所の先 生方や同期の先生方には本当に感謝しています。 現場では「一人より、チームで」ということが、簡単ではない場面に直面 することも多々あります。しかし、私は今後もこの考えを大切に、自分にで きることをコツコツとやっていこうと思っています。 ○奈良県立奈良養護学校のWebサイトはこちら→ http://www4.kcn.ne.jp/~narayogo/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【5】アンケートのお願い ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 今号の記事について、以下のアンケートにご回答いただきたく、ご協力の ほどよろしくお願いいたします。 ○アンケートはこちら→ http://www.nise.go.jp/enquete/fm/haisin/maga44 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【6】編集後記 11月 3日は文化の日です。この日は、皇居で文化勲章の授与式が行われた り、全国各地で様々な文化や芸術に関するイベントが開催されたりします。 国際化が進み、諸外国の文化情報が大量に入ってくる現代だからこそ、文化 の日は、今まで日本が培ってきた良き伝統や文化をあらためて考える日にし たいと思います。 さて、今月号は、たくさんの海外情報の紹介を掲載させていただきました。 読者の皆様には、海外の最新の情報を得ると同時に、あらためて日本の特別 支援教育の今を考えてもらう良い機会としていただきたい、今月号は、そん な気持ちで配信させていただきます。今後ともメルマガに対して忌憚なきご 意見をどうぞよろしくお願いいたします。 (第44号編集主幹 大崎 博史) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「メールマガジン」へのご意見・ご感想はこちら 国立特別支援教育総合研究所メールマガジン 第44号(平成22年11月号) 発行元 独立行政法人国立特別支援教育総合研究所内 国立特別支援教育総合研究所メールマガジン編集部 E-mail a-koho[アットマーク]nise.go.jp ([アットマーク]を@にして送信してください。) 研究所メールマガジンの利用(登録、解除、バックナンバーを含む)につ いてはこちら→ http://www.nise.go.jp/magazine/policy.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━