障害のある子ども一人一人の教育的ニーズに対応した教育の実現に貢献します。

第30回アジア・太平洋特別支援教育国際セミナー

概要

 当研究所では12月6日~12月9日の4日間にわたって、第30回アジア・太平洋特別支援教育国際セミナーを実施しました。

 同セミナーは、当研究所が昭和56年から開催しているもので、今年は「障害者の自立と社会参加に向けて-障害者の進路指導・職業教育の観点から-」をテ-マに、オ-ストラリア・バングラデシュ・中国・インド・インドネシア・日本・韓国・マレ-シア・ネパール・ニュ-ジ-ランド・パキスタン・フィリピン・スリランカ・タイの14カ国の研究者や教育行政官等が参加されました。第1日はプレカンファレンスとして、今年度の開催テーマにそった教育機関として東京都立中央ろう学校と東京都立青鳥特別支援学校の視察を行い、その後、研究所の施設見学等を行いました。第2日の開会式では、小田理事長の歓迎の挨拶に引き続き、千原由幸文科省特別支援教育課長より挨拶をいただきました。続いて文科省特別支援教育課課長補佐 美濃 亮氏により基調講演が行われました。第2日から第4日の午前にかけては、各国代表者による国別の報告が行われ、会議の締めくくりとして総括協議が行われ、各国の現状や課題、今後の方向性等について活発な討論が行われました。4日間にわたるセミナーには海外からの参加者や研究所職員、文科省、特別支援学校の教職員、大学の職員、研究者、保護者等延べ約260名の参加がありました。

セミナーの日程と内容
12月6日(月)
プレカンファレンス
  • 午前 テーマ関連機関 「東京都立中央ろう学校」及び「東京都立青鳥特別支援学校」見学
  • 午後 レジストレーション
        研究所見学及びオリエンテーション
12月7日(火)
  • 午後 
    • 開会式
    • 基調講演 「日本における特別支援教育の概要と、障害のある子どもたちの社会参加・自立 に向けた進路指導・職業教育、キャリア教育について」
      (文部科学省初等中等教育局特別支援教育課課長補佐 美濃 亮)
    • 各国基礎情報に関するプレゼンテーション
      (研究所企画部 研究員 柳澤亜希子)
    • 各国からの報告
      (オーストラリア、バングラディシュ、中国、インド)
12月8日(水)
  • 終日 各国からの報告(インドネシア、日本、韓国、マレーシア、ネパール、ニュージーランド、パキスタン、フィリピン)
12月9日(木)
  • 午前 
    • 各国からの報告(スリランカ、タイ)
    • 総括協議
    • 閉会式
各国からの代表者と来賓、研究所役職員
各国からの代表者と来賓、研究所職員

セミナーの様子(日本の代表者の発表)
セミナーの様子(日本代表者の発表)

セミナーの様子(議場全体)
セミナーの様子
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