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我が国におけるインクルーシブ教育システムの構築に関する総合的研究―地域と学校での主体的取組を支援する「インクルCOMPASS」の提案―

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研究代表者
星 祐子
研究分担者
柳澤亜希子(研究副代表)、金子健、生駒良雄、廣島慎一、土井幸輝、西村崇宏
研究班
インクルーシブ教育システムチーム
期間
令和2年度

概要

 障害者の権利に関する条約の批准や障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律が施行される中で、インクルーシブ教育システムの構築は、我が国の重要な政策課題になっています。そのため、当研究所では、平成28年度から令和2年度にかけて、「我が国におけるインクルーシブ教育システムの構築に関する総合的研究」に取り組んでいます。

 具体的には、各地域で展開されているインクルーシブ教育システムの構築の成果や課題を可視化して、次の取組を見出すための手掛かりを得ることを目指した「インクルCOMPASS」の作成を目的としています。園・学校現場が自校(園)の取組状況を把握し、インクルーシブ教育システムの構築に向けた課題や今後の方向性を共通理解することによって、校内でのインクルーシブ教育システム構築に対する理解の深化と意識の高揚につながることが期待されるものであり、ひいては、我が国におけるインクルーシブ教育システムの構築の進展に寄与すると考えられます。

 最終年度である令和2年度は、研究協力機関をはじめとした教育委員会の協力を得て、教育委員会用「インクルCOMPASS(試案)」の改善を行い、その活用方法を検討することを目指しています。また、5か年の研究を総括し、園・学校、地域がインクルーシブ教育システム構築のための主体的取組を見出すための要件について考察を行います。加えて、令和元年度に研究協力機関である園・学校で収集した「インクルCOMPASS」の活用事例に基づき、インクルーシブ教育システムの推進に向けた主体的取組をまとめた事例集を作成します。