NISE「特別支援教育リーフ」
特別支援教育リーフ
独立行政法人国立特別支援教育総合研究所では、小・中学校等で初めて特別支援学級や通級による指導を担当する先生、特別支援教育について学ぶ機会がなかなか得られなかった先生に向けて、障害のある児童生徒がそれぞれの学びの場でより良く学び充実した学校生活を送れるようになるためには、どのように取組んでいくと良いか考えていくためのきっかけとなる内容をまとめ、取組のヒントとなる情報を記載した「特別支援教育リーフ」を作成しました。
特別支援教育リーフは、それぞれの号のねらいや主な内容によって、次のようなシリーズ構成で順次刊行します。
①「まずはここから」シリーズ
②「こんな子いませんか?」シリーズ
③「こんな取組、してみませんか?」シリーズ
特別支援教育リーフは、A3サイズで見開き4ページの構成です。各ページの構成は、次のようになっています。
1ページ・・・表紙
2ページ上部・・・この号の要旨とポイント
2ページ下部から3ページ・・・この号で取り扱うテーマについて、まず知ってほしいことや気づいてほしいことの説明
4ページ・・・2~3ページの内容に関連した内容やより深く理解するために役立つ情報
2~3ページは、約10~15分程度で読み通すことができるようにしていますので、このページだけでも是非お読み下さい。
① 「まずはここから」シリーズ
対象 ねらい |
対 象:初めて特別支援学級の担任になった先生
ねらい:特別支援学級の担任を務めることになって不安に感じている先生に、まず読んでほしい内容をまとめています。
対 象:通常の学級を担当するすべての先生
ねらい:困りごとを抱える子供への合理的配慮の提供のプロセスや留意点等、先生方に考えてほしい内容をまとめています。
② 「こんな子いませんか?」シリーズ
対象 ねらい |
③ 「こんな取組、してみませんか?」シリーズ
対象 ねらい |
対 象:体育を担当する先生
ねらい:障害のある子供も楽しく参加できる体育の授業づくりを提案しています。
対 象:特別支援学級の担任の先生
ねらい:学習上・生活上の困難さがある児童生徒がICTを活用する際の考え方について提案しています。
対 象:小・中・高等学校のすべての先生
ねらい:子供たちが「障害」を理解することを目的とした教育の意義や、どのように進めていくのかについて、説明しています。
対 象:小・中・高等学校等のすべての先生
ねらい:具体例の紹介を通して、特別支援学校のセンター的機能を活用する意義を説明しています。
令和5年度発行分
令和4年度発行分
※なお、「特別支援教育リーフ」は、国立教育政策研究所 生徒指導・進路指導研究センターの「生徒指導リーフ」(https://www.nier.go.jp/shido/leaf/)をモデルとして作成しました。
「生徒指導リーフ」では、国立教育政策研究所 生徒指導・進路指導研究センターと特総研とが共同して作成した、特別支援教育の視点を一層強化した「生徒指導リーフS」も発行していますので、是非ご覧下さい。(“S”は、"Special Needs Education"の“S”です。)
生徒指導リーフS https://www.nier.go.jp/shido/leaf/index.html#leafs-series