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NISE「特別支援教育リーフ」

特別支援教育リーフ

  独立行政法人国立特別支援教育総合研究所では、小・中学校等で初めて特別支援学級や通級による指導を担当する先生、特別支援教育について学ぶ機会がなかなか得られなかった先生に向けて、障害のある児童生徒がそれぞれの学びの場でより良く学び充実した学校生活を送れるようになるためには、どのように取組んでいくと良いか考えていくためのきっかけとなる内容をまとめ、取組のヒントとなる情報を記載した「特別支援教育リーフ」を作成しました。

 特別支援教育リーフは、それぞれの号のねらいや主な内容によって、3つのシリーズ構成で順次刊行しています。この3つのシリーズについて、それぞれのコンセプトが分かりやすいシリーズ名に変更しました。

1.シリーズ名の新旧対応について

・まずはここから → Basic(基礎編)
・こんな子いませんか → Case Studies(事例編)
・こんな取組、してみませんか → Advance(発展編)

2.コンセプトについて

・Basic(基礎編) : 基礎的・基本的内容の紹介
・Case Studies(事例編) : 事例から学ぶ
・Advance(発展編) : 発展的な取り組みの紹介

3.リーフの構成

 特別支援教育リーフは、A3サイズで見開き4ページの構成です。各ページの構成は、次のようになっています。

1ページ・・・表紙

2ページ上部・・・この号の要旨とポイント

2ページ下部から3ページ・・・この号で取り扱うテーマについて、まず知ってほしいことや気づいてほしいことの説明

4ページ・・・2~3ページの内容に関連した内容やより深く理解するために役立つ情報

2~3ページは、約10~15分程度で読み通すことができるようにしていますので、このページだけでも是非お読み下さい。

 

 Vol1.~Vol.16までの二次元コードを一覧にまとめています。

Basic(基礎編)シリーズ

Basic(基礎編)シリーズ

対象
主に特別支援学級の担任(号によっては通常の学級の担任や通級による指導の担当)

ねらい
特別支援教育の経験の浅い教員が、特別支援教育を構成する基本的な事柄を理解する契機とする。

対 象:
 初めて特別支援学級の担任になった先生
ねらい:
 特別支援学級の担任を務めることになって不安に感じている先生に、まず読んでほしい内容をまとめています。

対 象:
 通常の学級を担当するすべての先生
ねらい:
 困りごとを抱える子供への合理的配慮の提供のプロセスや留意点等、先生方に考えてほしい内容をまとめています。 

対 象:
 特別支援学級、通級指導教室担当の先生
ねらい:
 個別の教育支援計画や個別の指導計画を作成する上で必要な視点や大切なことをまとめています。

対 象:
 通常の学級の担任、特別支援学級の担任
ねらい:
 「交流及び共同学習」を実践する上で欠かせない重要な視点についてまとめています。

対 象:
 特別支援学級の担任の先生
ねらい:
 障害のある子供へのキャリア教育について、基本的な考え方を説明しています。

対 象:
 通常の学級の担任、通級による指導の担当、特別支援学級の担任
ねらい:
 子供一人一人の自己実現につなげていくために、日々の教育活動に「自立活動」の考え方をどのように取り入れていくとよいか、具体例を挙げてまとめています。

対 象:
 特別支援学級の担任
ねらい:
 知的障害のある児童生徒の一人一人の学習状況等に合わせた内容が選択できるようにするため、教科の目標や内容が「段階」で示されていることや、「☆(ほし)本」を活用することについて紹介しています。

対 象:
 特別支援学級の担任
ねらい:
 知的障害のある児童生徒のための各教科の観点別学習状況の評価について、基本的な流れや大切にしたいポイント、留意する点等を具体的に説明しています。

Case Studies(事例編)シリーズ

Case Studies(事例編)シリーズ

対象
主に通常の学級の担任

ねらい
通常の学級に在籍する児童生徒に見られる、障害に起因することが気付かれにくい(教師が気付きにくい)状態について理解し、その改善のための具体的な支援を考えていく一助とする。

Advance(発展編)シリーズ

Advance(発展編)シリーズ

対象
通常の学級の担任や特別支援学級の担任(号によって異なる)

ねらい
学習上・生活上の困難さがある児童生徒が、より充実した学校生活を送ることができるよう、実際の授業や指導・支援で活用できる取組や知っておくと良い情報を紹介、提案する。

対 象:
 体育を担当する先生
ねらい:
 障害のある子供も楽しく参加できる体育の授業づくりを提案しています。

対 象:
 特別支援学級の担任の先生
ねらい:
 学習上・生活上の困難さがある児童生徒がICTを活用する際の考え方について提案しています。

対 象:
 小・中・高等学校のすべての先生
ねらい:
 子供たちが「障害」を理解することを目的とした教育の意義や、どのように進めていくのかについて、説明しています。

対 象:
 小・中・高等学校等のすべての先生
ねらい:
 具体例の紹介を通して、特別支援学校のセンター的機能を活用する意義を説明しています。

対 象:
 特別支援学級の担任の先生
ねらい:
 キャリア・パスポートを作成・活用する意義と、障害のある子供への活用方法について提案しています。

 令和6年度発行分

 令和5年度発行分

 令和4年度発行分


※なお、「特別支援教育リーフ」は、国立教育政策研究所 生徒指導・進路指導研究センターの「生徒指導リーフ」(https://www.nier.go.jp/shido/leaf/)をモデルとして作成しました。

「生徒指導リーフ」では、国立教育政策研究所 生徒指導・進路指導研究センターと特総研とが共同して作成した、特別支援教育の視点を一層強化した「生徒指導リーフS」も発行していますので、是非ご覧下さい。(“S”は、"Special Needs Education"の“S”です。)

生徒指導リーフS  https://www.nier.go.jp/shido/leaf/index.html#leafs-series