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地域社会と連携した発達障害等への理解と支援の在り方に関する調査

予備的研究

研究紹介

研究代表者
笹森 洋樹
研究分担者
伊藤 由美、海津 亜希子、玉木 宗久、榎本 容子、横山 貢一、竹村 洋子、若林 上総、渥美 義賢
研究班
発達・情緒班
期間
平成30年度

概要

 発達障害のある子どもの多くは、適切な理解や支援により、障害特性を持ちながらも適応的に過ごしています。しかしながら、中には適切な理解や支援が受けられず、二次的な障害を生じている子どもたちもいます。

 本研究では、①学校や地域社会において、これまで十分かつ適切な理解や支援が受けられず、厳しい状況におかれている児童生徒の適応状況の実態とそのリスク要因について把握すること、②通常の学級での指導・支援の在り方、通級による指導等特別な指導の場の活用の在り方、医療機関や福祉機関等との連携の在り方等、学校教育に求められる、理解と適切な支援、さらに障害特性に応じた教科指導の重要性について検討するための資料を得ることを目的としています。

 研究に当たっては、二次的な障害を生じた子どもを支援する教育、医療、福祉、司法等の機関から情報を得て進めています。