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      国立特別支援教育総合研究所(NISE)メールマガジン
         第160号(令和2年7月号)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NISE(ナイセ)━━━
■目次
【お知らせ】
・研究職員の公募について
・NISE市販書籍情報
・学校における新型コロナウイルス感染症予防の取組の掲載について
・7月開催を予定していた協議会の延期等について
【NISEトピックス】
・NISE各部・センターの活動紹介(3)情報・支援部の活動について 
【研究紹介】
・本年度より実施する研究課題の紹介
【特総研ジャーナルの紹介】
・諸外国における障害のある子供の教育及びNISEトピックスについて
【NISEダイアリー】
【研修員だより】
【久里浜特別支援学校の取組のご紹介】
【高齢・障害・求職者雇用支援機構からのお知らせ】
【アンケートのお願い】
【編集後記】

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【1】お知らせ
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●研究職員の公募について
 本研究所では、令和3年4月1日採用予定の研究職員を公募しております。
公募の内容は以下のとおりです。

◇採用予定職種 任期付研究職員(総括研究員、主任研究員又は研究員
        いずれか。採用職種は、経歴等を勘案して決定する。)
◇任  期 任期付(任期は3年以内、再任あり)。ただし、経歴等を
      勘案し、任期なしとなることもある。
◇募集人員 若干名
◇担当職務  主として、下記の職務に従事する。
 (1)主として下記のいずれかについての特別支援教育に関する研究
   ① 視覚障害教育分野
   ② 聴覚障害教育分野
   ③ 病弱・身体虚弱教育分野
   ④ 盲ろう等重複障害教育分野
   ⑤ 自閉症教育分野
   ⑥ 幼児教育分野(乳児期の支援に関する研究、小・中学校等に
     おける特別支援教育との連続性に関する研究等を含む)
 (2)本研究所が実施する研修等における講義・演習及び本研究所が
    実施する諸事業の担当
 (3)所属部署における業務
◇応募資格
 (1)修士以上の学位(採用予定日までに取得見込みを含む)又は
    それと同等の研究業績を有すること。
 (2)担当職務(1)①~⑥のいずれかの教育分野に関する
    研究業績(実践に関する研究発表等を含む)があること。
 (3)上記(2)の研究業績と同じ教育分野における障害のある子供の
    教育経験(教育行政を含む)があることが望ましい。
◇採用予定日 令和3年4月1日
◇応募期限  令和2年7月27日(月)正午(必着)

提出書類や問い合わせ先などの詳細は、本研究所Webサイトをご覧ください。

○本研究所採用案内はこちら→
 https://www.nise.go.jp/nc/about_nise/others/recruit

●NISE市販書籍情報
 本研究所の著作による『特別支援教育の基礎・基本2020』が出版されまし
た。
 この本は、平成27年に発行した前著「特別支援教育の基礎・基本 新訂版」
について、学習指導要領の改訂に対応した見直しを行ったものです。第Ⅰ部
では、今回の改訂で示された「育成を目指す資質・能力」の明確化、「カリ
キュラム・マネジメント」の推進、「社会に開かれた教育課程」の実現、
「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善の推進等の改訂のポ
イントの他、特別支援教育に関する基礎理論について解説しています。第Ⅱ
部では、各障害に応じた教育の基本知識をわかりやすくまとめています。  
 子供の教育に携わる方、教員を志す方、特別支援教育に関心のある方は、
是非お読みください。
 A4判/348ページ
 ISBN: 978-4-86371-548-6
 発行日: 令和2年6月17日
 出版社: ジアース教育新社
 定価: 2,970円(本体2,700円+税)

○NISE市販書籍一覧はこちら→
 http://www.nise.go.jp/nc/wysiwyg/file/download/7/4166

●学校における新型コロナウイルス感染症予防の取組の掲載について
 インクルDBのページに、学校再開後の新型コロナウイルス感染症予防対
策について、具体的な行動マニュアルなど全国の特別支援学校の取組の一部
を掲載しました。特別支援学校をはじめ、小・中学校等でも参考にしていた
だけるような情報も掲載してありますので、どうぞ閲覧ください。なお、当
研究所において把握した取組から紹介していることをご承知おきください。

○取組の詳細はこちら→
 http://inclusive.nise.go.jp/?page_id=117

●特別支援学校寄宿舎指導実践協議会の延期等について

◆特別支援学校寄宿舎指導実践協議会
 7月17日に開催を予定していましたが、新型コロナウイルス感染症の収束
状況や学校の夏季休業期間短縮等を考慮して、12月25日に開催を延期しまし
た。

◆特別支援教育におけるICT活用に関わる指導者研究協議会
 7月21日・22日に開催を予定していましたが、新型コロナウイルス感染症
による拡散拡大を防止するため、来所型からオンライン型に実施方法を変更
して、9月下旬以降に開催を延期することといたしました。具体的な開催内
容については準備が整い次第、後日、受講者へお知らせいたします。

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【2】NISEトピックス
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●NISE各部・センターの活動紹介(3)令和2年度の情報・支援部の活動につ
いて

             横倉 久(情報・支援部長/上席総括研究員)

 情報・支援部は、「情報戦略」と「学校教育支援・連携」の二つの役割を
担っています。本稿では、情報・支援部の業務と新しい取組について紹介を
します。
 「情報戦略」の業務においては、特別支援教育に関する情報の収集・蓄積
・提供や理解啓発、「特別支援教育教材ポータルサイト」を中心に、特別支
援教育に関する教材及び教材支援機器に関する情報・資料の収集・提供や評
価・活用及び関係者の支援などの業務を行っています。昨年度の主要な活動
は、利用者サイドの視点から、コンテンツの中身の精査や見やすさの改善を
図り、特別支援教育に関する最新情報や研修情報の発信を強化したことです。
また、ホームページの有用性向上に関する聞き取り調査で意見があったバナ
ーの表示方法の改定やスマートフォンへの対応等の改善を行うとともに、研
究成果・刊行物別に提供していたコンテンツを特別支援教育全体と各専門領
域(各障害種)別に整理して、新たに、ホームページで情報発信できるよう
にしました。
 「学校教育支援・連携」の業務においては、特別支援教育の理解啓発、教
育委員会、校長会、関係団体等との連携協力及び連絡調整、都道府県教育セ
ンター・特別支援教育センター等との連携協力、日本人学校等支援などの業
務を行っています。全国特別支援学校長会と連携した研修として、特別支援
学校寄宿舎指導実践協議会及び「体育・スポーツ」実践指導者協議会を実施
し、寄宿舎指導員の資質向上や障害者スポーツの理解啓発に取り組んでいる
ところです。また、国際分野では、ナショナルセンターとして、日本人学校
の支援と、海外に赴任される時に帯同される障害のある子供さんへの教育相
談も実施しています。令和元年度より文部科学省総合教育政策局教育改革・
国際課より在外教育施設の高度グローバル人材育成拠点事業AG5 (日本人学
校における特別支援教育に関する遠隔指導)」の事業委託を受け、海外子女
教育振興財団と連携し、研究に取り組んでいます。
 研究所は、年度当初、新しい取組として、ホームページの「お知らせ 
NEWS」に新型コロナウイルス感染症関連のページを作成しました。感染症拡
大防止のために子供たちの多くが学校の休校等により家庭で過ごすことが長
くなっていることを踏まえて、平常とは異なる環境下で過ごしている障害児
・者の学習や日常生活を支援する際に役立つ情報を文部科学省、関連団体、
大学、地方自治体、学校等、全国から収集し、「子供の学習や生活に関わる
参考情報」、「障害のある子供への指導の参考資料」、「子供への学習や生
活に関わる情報」など公開されている情報を集約し、紹介をする取組を続け
ています。
 研究所における研究成果や収集した情報に基づくコンテンツ等を幅広く発
信することが情報・支援部の役割です。「研究所を知る」ことは、「特別支
援教育を知る」、「役立つ情報を研究所から得る」ことを意味します。教育
委員会や校長会等での情報提供や研究所セミナー等を通じて、研究所の研究
成果物を知っていただき、多くの教員が研究所のホームページにアクセスし
て利用することが、特別な教育的ニーズのある子供たちの支援につながるよ
う、情報・支援部はチャレンジを続けてまいります。

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【3】研究紹介
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●本年度より実施する研究課題の紹介
                     研究企画部総合研究推進担当

 日頃より本研究所の研究に御理解・御協力をいただき、誠にありがとうご
ざいます。本年度は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、当初予定して
いた計画を見直して、学校現場等に御負担をおかけしないよう配慮して実施
させていただく予定です。どうぞよろしくお願いいたします。
 ここでは、令和2年度に研究所が実施する新規研究課題のご紹介をさせて
いただきます。

1)基幹研究「我が国におけるインクルーシブ教育システム構築に関する総
合的研究」-地域と学校での主体的取組を支援する「インクルCOMPASS」
の提案-
(令和2年度)
                                               研究代表者:星 祐子

 本研究は、各地域で展開されているインクルーシブ教育システムの構築の
成果や課題を可視化して、次の取組を見出すための手掛かりを得ることを目
指した「インクルCOMPASS」の作成を目的として、5年間(平成28年度~
令和2年度)の研究に取り組んでいます。
 最終年度である令和2年度は、研究協力機関を始めとした教育委員会の協
力を得て、教育委員会用「インクルCOMPASS(試案)」の改善を行い、その
活用方法を検討します。また、園・学校、地域がインクルーシブ教育システ
ム構築のための主体的取組を見出すための要件について考察します。併せて、
令和元年度に研究協力機関である園・学校で収集した「インクルCOMPASS」
の活用事例に基づき、インクルーシブ教育システムの推進に向けた主体的取
組をまとめた事例集を作成する予定です。 
 「園・学校用インクルCOMPASS」等は、以下からご覧いただけます。

○「園・学校用インクルCOMPASS」はこちら→
 https://www.nise.go.jp/nc/study/intro_res/backbone_crossing/inclusi
ve

2)地域実践研究「インクルーシブ教育システムの理解啓発の推進に関する
研究」
(令和2年度)
                      研究代表者:久保山 茂樹

 本研究は、平成30年度から令和元年度に実施した「インクルーシブ教育シ
ステムの理解啓発に関する研究」を引き継ぎ、さらなる推進を図る研究であ
ります。指定研究協力地域(10県市)と連携し、次の4点に取り組みます。
 ①特別支援教育の目的や意義について十分理解している教師とはどのよう
な姿なのか、②障害のある子供に対して組織的な対応ができる学校とはどの
ような姿なのか、③教育委員会の研修等が通常の学級の教師に届くには、ど
のような内容や方法が良いのか、④子供、保護者や地域に対して、インクル
ーシブ教育システムの理念をどのように伝えることができるのかであります。
このうち、①②及び③については、各指定研究協力地域の課題に即して取り
組むことで、さらなる内容の深化と拡充を行い、より具体的な提言を行うこ
とを目的とします。④については、これまでの研究で十分検討できなかった
子供に対する理解啓発の在り方について明らかにすることを目的とします。
これらの研究成果をもとに、全体として、教育行政や教育現場におけるイン
クルーシブ教育システムの理解啓発の推進に寄与できる提言を行うことを目
指します。

3)地域実践研究「交流及び共同学習の充実に関する研究」
(令和2年度)
                             研究代表者:牧野 泰美

 本研究がテーマに掲げる「交流及び共同学習」は、障害のある子供と障害
のない子供が共に学ぶ機会であり、インクルーシブ教育システム構築に向け
た基礎的環境整備に位置づけられるなど重要な教育活動です。平成28~29年
度には「交流及び共同学習の推進に関する研究」を実施し、全国の特別支援
学校への質問紙調査や特色ある取組を展開している学校への実地調査を通じ
て、交流及び共同学習の実態を明らかにし、インクルーシブ教育システム構
築に向けた交流及び共同学習の在り方や意義、さらには、実践の具体的なポ
イントについて提言しました。
 令和2年度に実施する本研究においては、居住地校交流の推進方策、副次
的な学籍の活用や学校間連携の在り方、交流及び共同学習の取組の教育課程
上の位置付け及び評価の在り方等の検討や、中学校における通常の学級と特
別支援学級の交流及び共同学習の推進方策の検討を進めるとともに、交流及
び共同学習に参画する障害のある子供の保護者の意識やニーズ等も検討する
予定です。そして、これらの検討を踏まえ、交流及び共同学習の取組を一層
充実させていくための知見を整理し、学校現場や教育委員会等に提供する予
定です。

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【4】特総研ジャーナルの紹介
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●諸外国における障害のある子供の教育及びNISEトピックスについて
 本研究所では、本研究所の研究をはじめとする様々な活動内容を紹介する
「国立特別支援教育総合研究所ジャーナル(通称:特総研ジャーナル)」を
毎年作成し、Webサイトに掲載しています。前号に引き続き、この3月に発
行した特総研ジャーナルの内容を紹介します。
 今月は諸外国におけるインクルーシブ教育システムに関する動向及びNISE
トピックスに関してご紹介します。
-諸外国におけるインクルーシブ教育システムに関する動向-
 アメリカ、イギリス、韓国、オーストラリア、スウェーデン、フィンラン
ドを対象に、各国の学校教育システムや障害のある子供に関わる教育施策や
取組等について報告しています。
-NISEトピックス-
 本研究所が令和元年度に情報普及・理解啓発活動として実施した各種イベ
ントや研究協議会等の様子を紹介しています。

○諸外国における障害のある子供の教育及びNISEトピックスに関する記事は
こちら→
 http://www.nise.go.jp/nc/wysiwyg/file/download/1/3764

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【5】NISEダイアリー
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             「学校の再開」
           宍戸 和成(国立特別支援教育総合研究所理事長)

 6月になり、ようやく、学校が再開し始めた。中旬になり、久里浜でも、
朝、登校する子供たちの声が聞かれるようになった。どの子もマスク姿であ
る。白色だけに限らず、異なる色であったり、模様が付いていたりするなど、
多彩だ。中には、お母さんの手作りのものもあることだろう。
 さて、新型コロナウイルスの感染拡大を予防するため、学校においても、
様々な取組が行われた。オンライン授業がその一つだ。最近は、リモート授
業などという言葉も用いられる。会議にしても、然り。テレビ会議から始ま
り、Web会議、そしてオンライン会議も。恐らく、リモート会議も出てくる
だろう。このような多様な表現が用いられると、例えば、聾学校の子供は戸
惑うだろうと考えたりする。以前、秋葉原(あきはばら)が、秋葉原(あきば
はら)と呼ばれ、「どちらかに、はっきり決めて欲しい」と思ったことがあ
る。学校と家庭、職場と家庭など、いつもと異なる遠隔の状況下で、勉強を
行ったり、仕事や会議を行ったりすることが、これから様々な形で試みられ
るだろう。名称は、使用される頻度によって定着していくことだと思う。
 こんなことを考えている時に、「Society 5.0」という言葉が思い浮かん
だ。今回の学習指導要領等の改訂においても取り上げられた。これからの我
が国の社会の未来図でもある。内閣府が、科学技術政策として掲げ、具体的
な模式図や動画なども紹介している。
 それを眺めると、未来の社会生活では、ドローンが山間部の家庭に荷物を
宅配したり、AIの入った家電やスピーカーが、人の声を聞いて答えたり、買
い物の注文をしてくれたりする。高齢者が自宅で、遠隔診療を受けたりする
ことなども紹介している。AI(人工知能)やIoT(モノ(物)がインターネットの
ようにつながること)を活用した未来の社会の姿だという。
 「狩猟社会」から「農耕社会」へ、そして「工業社会」、「情報社会」を
経て、第5の新たな社会をデジタル革新やイノベーションを活用して実現す
るということから、「Society 5.0」と呼ばれている。
 今回のコロナ禍は、結果として、Society 5.0への流れを加速する働きも
あるのではないかと思う。
 そうすると、障害のある子供への教育は、今後、どうなっていくのだろう
と、あれこれ想像する。
 オンライン授業やリモート授業、テレビ会議やWeb会議などの言葉の表現
やその意味だけでなく、AIなどが、子供たちの指導にどのように活用できる
のか、具体的な内容を考えてみる必要がありそうだ。
 それは、これまで、子供の実態に応じて工夫してきたことの延長である。
コロナ禍の中で、各学校では、連絡方法や教材、問い掛け方などを様々に工
夫して、インターネットによる指導を実践した。若い先生方であれば、きっ
と発想が柔軟で豊かである。これから、それを更に生かしてほしい。
 子供が登校するようになり、また、新たな日常が始まった。元に戻すので
はなく、見えにくいが、是非、先を見詰めたいものである。

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【6】研修員だより
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 今号は、平成30年度第一期特別支援教育専門研修を修了された渡部こずえ
先生からお寄せいただきました。

「「ほっとできて、よし、がんばろうと思うことばの教室」をめざして」
                 渡部 こずえ(小国町立小国小学校)

 「ことばの教室」担当を告げられ、これまで通常の学級担任だった私は、
大げさですが「第二の教員人生が始まる。」と緊張して研究所に向かいまし
た。
 あっという間の2か月間。あれほど充実した日々は、もう一生ないでしょ
う!言語班が学んだ第6研修室は、私にとってまさしく「ことばの教室」で
した。知識も技術もなく、やっていけるだろうかという不安ばかり。でも、
そこに行けば先生方やみんなに会える、と思うと勇気がわいてきました。
「ほっと安心できて、よし、がんばろうと思うことばの教室」が私の目標に
なりました。勿論、全体研修の、全国の方々との出会いと学びも大切な支え
です。
 あれから2年が経とうとし、今年からことばの教室の担当になりました。
構音指導だけでなく悩みを抱えた子が多く通級し、反省の日々。でも、「あ
たたかいまなざしで、ただそばにいるだけでいい。それでいいよ、大丈夫。」
先生方の優しい声と仲間の姿を思い浮かべると、前向きな気持ちになります。
 研究所での2か月間は、私の特別支援教育の原点であり、心の支えです。
今でも悩んだ時に相談すると、すぐに連絡をくださる先生方、励ましてくれ
る仲間達。心から感謝します。そして、これからもよろしくお願いします。

○小国町立小国小学校のWebサイトはこちら→
 http://www.ygt-oguni-j.ed.jp/oguni-es/top.html 

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【7】久里浜特別支援学校の取組のご紹介
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●久里浜特別支援学校が臨時休業期間中に行った取組のご紹介
 本研究所では隣接する筑波大学附属久里浜特別支援学校(以下、久里浜特
別支援学校)との連携を推進しております。
 久里浜特別支援学校では、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、臨
時休業していた期間でも子供に向けて動画を配信したり、Web会議システム
を利用して各家庭との面談を行ったり、様々な工夫が行われました。今回、
久里浜特別支援学校のご協力を頂いて、その取組の一部をご紹介させていた
だきます。
 久里浜特別支援学校の取組内容は、以下のURLよりご確認ください。

○取組内容の詳細はこちら→
 https://www.nise.go.jp/nc/Introduction_kurihama_tsukuba

○久里浜特別支援学校Webサイトはこちら→
 http://www.kurihama.tsukuba.ac.jp/

○久里浜特別支援学校「のびのびチャンネル」はこちら→
 https://nobinobich2020.wixsite.com/general

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【8】高齢・障害・求職者雇用支援機構からのお知らせ
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●高齢・障害・求職者雇用支援機構より「働く広場」7月号のご案内
 「働く広場」は、障害者雇用に取り組む企業事例を中心に、身近な障害者
雇用問題を取り上げた障害者雇用の月刊誌です。成人期の働き方の情報とし
て、また障害者雇用を取り巻く先進的な取組のヒントとして、ご覧ください。
○7月号(6月25日発行)の掲載内容
 障害者雇用を進めていくうえで必要な「職務の選定・創出方法」等につい
てのQ&A、企業への取材記事 ほか

○最新号の詳しい内容はこちら→
 http://www.jeed.or.jp/disability/data/works/index.html
*このご案内は教育現場と就労をつなぐために掲載しております。

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【9】アンケートのお願い
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 今号の記事について、以下のアンケートにご回答いただきたく、ご協力の
ほどよろしくお願いいたします。
 
○アンケートはこちら→
 https://www.nise.go.jp/limesurvey/index.php?sid=42643&lang=ja

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【10】編集後記
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 5月末に緊急事態宣言が解除され、段階的に教育活動が再開されて1か月
が過ぎました。子供たちが登校する姿や校内で活動している様子を見ると少
しずつ日常生活が戻ってきていることを感じます。しかし、感染症対策のた
めに手洗いや咳エチケット、座席等の距離の確保、検温や健康状態の把握、
長期休業期間の短縮や学校行事の見直し等、学校生活の中で新しい生活様式
に向けた取組が始まっています。
 また、各地でオンラインによる授業も行われています。ある特別支援学校
の先生が、苺ミルクの作り方の動画をアップしました。テレビの中で苺ミル
クを作る先生の姿を見た子供がとても嬉しそうにしていたそうです。喜んで
いる子供の姿を見て、涙が出たと保護者さんから電話をいただいたそうです。
 担任の先生は、自宅にいる子供たちの好きなこと、家庭でできることを想
像しながら動画を作成したのだろうと思いました。子供たちと会えない時間
はありましたが、オンライン授業を通して子供たちとつながり合うことがで
きるというとても大切な一面に気づかせてもらったお話でした。これからも
子供たちのことを思い浮かべ、つながり合うことの喜びを実感しながら、柔
らかい発想で新しい生活様式を想像していきたいと思います。
                   (第160号編集主幹 滑川 典宏)

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次号も是非ご覧ください。
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国立特別支援教育総合研究所メールマガジン 第160号(令和2年7月号)
       発行元 独立行政法人国立特別支援教育総合研究所内
           国立特別支援教育総合研究所メールマガジン編集部
           E-mail a-koho[アットマーク]nise.go.jp
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> NISEweb(研究所webサイト)
  https://www.nise.go.jp/nc/

> 発達障害の情報を知りたいとき
 【発達障害教育推進センターwebサイト】
  http://icedd_new.nise.go.jp/

>「合理的配慮」や「基礎的環境整備」の実践事例が知りたいとき
 【インクルDB】
  https://inclusive.nise.go.jp/

> インターネットで講義を聴講したいとき
  https://www.nise.go.jp/nc/training_seminar/online

> 免許法認定通信教育について
  http://forum.nise.go.jp/tsushin/

> 教育支援機器、教材について知りたいとき
  http://forum.nise.go.jp/ilibrary/

> 障害のある子供のためのインターネットギャラリー
  https://www.nise.go.jp/kenshuka/jokan/gallery/ichiran.html
 
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