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国立特別支援教育総合研究所メールマガジン 第166号

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      国立特別支援教育総合研究所(NISE)メールマガジン
         第166号(令和3年1月号)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NISE(ナイセ)━━━
■目次
【新年のご挨拶】
【お知らせ】
・令和3年度研究課題に係る研究協力機関の公募について
・令和3年度地域支援事業募集のお知らせについて
・令和2年度こころの病気のある子供への教育支援(Co-MaMe:こまめ)セミナ
ー開催のご案内
・研究所創立50周年記念令和2年度国立特別支援教育総合研究所セミナーの
ご案内について
・令和2年度インクルーシブ教育システム普及セミナーの開催(終了報告)
・難聴児の切れ目ない支援体制構築と更なる支援の推進に向けた全国研修会
の開催(終了報告)
・盲ろう教育実践セミナーの開催(終了報告)と公開講座のご案内
【NISEダイアリー】  
【研修員だより】
【高齢・障害・求職者雇用支援機構からのお知らせ】
【アンケートのお願い】
【編集後記】

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【1】新年のご挨拶
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 令和の時代になり、早、3年目を迎えます。
 特総研は、令和3年度から第5期中期目標期間を迎えます。独立行政法人
(中期目標管理法人)であることから、所管する文部科学大臣から中期目標が
示されます。これを受けて、法人は5年間の中期計画を作成し、それに従っ
て、運営していくことになります。
 また、特総研は、昭和46年に国立特殊教育総合研究所として、文部省直轄
の我が国唯一の特殊教育に係る研究、研修等を担う研究所として設置されま
した。今年は、創立50周年を迎えることになります。10月には、記念のセレ
モニーを行う予定にしています。最初は、直轄の研究所として産声を上げま
したが、平成13年には当時の行政改革の流れを受けて、独立行政法人という
組織に移行しました。その後、平成19年には、特殊教育から特別支援教育に
移行するという国の施策を受けて、独立行政法人国立特別支援教育総合研究
所となりました。
 こうした紆余曲折を経て、今年は、第5期中期目標期間の始まりであり、
また、創立50周年でもあるという、区切りの年に当たります。
 中期計画の作成に当たっては、全職員の力を合わせて、これまでの集大成
とこれからの道筋を創造してきました。研究所の使命でもある、特別支援教
育の更なる充実・発展のために、職員一同、気持ちを新たにして歩んでいき
たいと思います。
 皆様の更なるご理解とご支援をお願いして、新年の挨拶といたします。
 どうぞよろしくお願いいたします。

               独立行政法人国立特別支援教育総合研究所
                      理事長 宍戸 和成

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【2】お知らせ
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●令和3年度研究課題に係る研究協力機関の公募について
 本研究所において令和3年度に実施する研究課題について、研究協力機関
を公募することとしました。
 つきましては、下記の資料をご確認いただき、研究協力について御検討、
御応募くださいますようお願いいたします。
 希望する場合は、申請書等につきまして、令和3年1月29日(金)までに、
本研究所宛にお送りくださいますようよろしくお願いいたします。

○令和3年度研究課題に係る研究協力機関の公募に関する資料はこちら→
 https://www.nise.go.jp/nc/study/others/offering

●令和3年度地域支援事業募集のお知らせについて
 本研究所では、平成28年度から令和2年度までの5年間に実施した地域実
践研究等の成果を発展させ、令和3年度からインクルーシブ教育システム構
築を目指す地域を支援する「地域支援事業」を行うこととし、事業に参画す
る都道府県及び市区町村教育委員会を公募することとしました。
 つきましては、下記にあります資料を御検討いただき、本事業に御応募く
ださいますようお願いします。

○令和3年度地域支援事業に関する資料はこちら→
 http://www.nise.go.jp/nc/about_nise/inclusive_center/region

●令和2年度こころの病気のある子供への教育支援(Co-MaMe:こまめ)セミナ
ー開催のご案内
 精神疾患・心身症、適応面や行動面の困難、発達障害の二次的障害等、こ
ころの病気のある子供への多相的多階層支援(Co-MaMe)についての理解を
深め、実際の支援に役立てることを目的として、こころの病気のある子供へ
の教育支援(Co-MaMe:こまめ)セミナーを以下のとおり、開催いたします。
◇日時
第1回:令和3年1月16日(土)14:00~15:30
第2回:令和3年1月30日(土)14:00~15:30
(第1回目と第2回目の内容は同じです。)
◇開催方法:オンライン配信(Zoomを使用)
◇参加費:無料(各回定員80名。事前申込制、先着順)
◇内容
1.本セミナーの企画主旨
2.講義「こころの病気のある子供への多相的多階層支援(Co-MaMe)につ
  いて」
3.演習「こころの病気のある子供への多相的多階層支援(Co-MaMe)の実
  際」
4.まとめ
 詳細については、以下の研究所Webサイトの募集案内から内容をご覧くだ
さい。

○令和2年度「こころの病気のある子供への教育支援(Co-MaMe:こまめ)セ
ミナー」の開催のご案内はこちら→
 https://www.nise.go.jp/nc/each_obstacle/sickness
※なお、研究活動の一環として参加された方にCo-MaMeの活用等についての
アンケート調査を行う予定ですので、御協力をよろしくお願いいたします。

●研究所創立50周年記念令和2年度国立特別支援教育総合研究所セミナーの
ご案内について
 本研究所では毎年、研究活動等の成果普及、特別支援教育に関する理解啓
発及び、教育関係者や関係機関との情報共有を図るために、本セミナーを開
催しています。
 今年度は「インクルーシブ教育システムの推進-共生社会を目指した新し
い時代の特別支援教育を考える-」をテーマに、令和3年2月27日(土)に、
インターネットによるライブ配信にて実施します。
 午前は、文部科学省初等中等教育局特別支援教育課長の八田和嗣氏に行政
説明をしていただきます。引き続き創立50周年記念講演として「創立50周年
を迎えた国立特別支援教育総合研究所のこれから~新しい時代の特別支援教
育を担うみなさんへ~」と題し、国立特別支援教育総合研究所の宍戸和成理
事長が講演いたします。午後は創立50周年記念パネルディスカッション「こ
れからの特別支援教育の展望~子どもとともに~」を行います。特別支援教
育に係るそれぞれの分野の有識者をパネラーに迎え、今後の特別支援教育の
展望について語っていただくと共に、本研究所への期待についても語ってい
ただきます。引き続き、研究所の研究概要の紹介、基幹研究(横断的研究)
及び地域実践研究の成果報告を行います。
 また、障害種別研究班による基幹研究の発表、ポスター発表、教材紹介を
本研究所Webサイトの特設ページにおいて動画配信により行います。
 セミナーの視聴には事前登録が必要です。下記の研究所Webサイトよりお
申し込みください。
 なお、本セミナーはオンラインで行いますが、接続の方法等については開
催1週間前を目安にお申し込み時にご登録いただいたメールアドレス宛にメ
ールにてご連絡します。皆さまのご参加をお待ちしています。

◇日時:令和3年2月27日(土) 9:00~16:25
※オンデマンド配信は、令和3年2月27日(土)から3月26日(金)まで
◇開催方法:ライブ配信・・・Zoomウェビナー及びYouTubeLiveによる配信
      動画配信・・・研究所Webサイトの特設ページから配信
◇定員:500名(先着順)
◇申込期間:令和3年1月12日(火)~令和3年2月5日(金)

○国立特別支援教育総合研究所セミナーの詳細及び申込みフォームはこち
ら→
 https://www.nise.go.jp/nc/training_seminar/special_seminar/1234
※申込みフォームは令和3年1月12日(火)に開設します。1月12日(火)
より前に申し込むことはできませんのでご注意ください。

○研究所公式LINEアカウントからも随時情報を発信しますので、是非友だち
登録をお願いします→
 https://lin.ee/jhnGAG7

●令和2年度インクルーシブ教育システム普及セミナーの開催(終了報告)
 「国内外の取組から今後を展望する」をテーマとして、令和2年11月28日
(土)に、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、オンライン配信に
て実施しました。
 本セミナーは、1.インクルーシブ教育システムの更なる充実に向けた地
域や学校の取組(青森県教育委員会の島津裕子氏、釜石市教育委員会の和田
智恵氏、埼玉県教育委員会の若月雅子氏、静岡県教育委員会の和久田欣慈氏、
田原市教育委員会の鈴木美保氏)、2.国際動向(埼玉大学准教授の山中冴
子氏、本研究所特任研究員の李熙馥氏)、3.講演「インクルーシブ教育シ
ステム構築の現状と今後への期待」(筑波大学名誉教授の安藤隆男氏)で構
成し、海外からの参加を含め、400名近くの方にご視聴いただきました。
 本普及セミナーの実施に当たり多くの方に御尽力いただきましたことに感
謝申し上げます。なお、セミナーの様子については、本研究所Webサイトで
も公開しておりますので、ご覧いただければ幸いです。

○令和2年度 インクルーシブ教育システム普及セミナー開催報告はこちら→
 https://www.nise.go.jp/nc/about_nise/inclusive_center/info/201130

●難聴児の切れ目ない支援体制構築と更なる支援の推進に向けた全国研修会
の開催(終了報告)
 11月13日(金)から12月11日(金)、研究所主催、文部科学省共催の「難
聴児の切れ目ない支援体制構築と更なる支援の推進に向けた全国研修会」を
開催しました。研修会は、研究所Webサイト特設ページでの講義等の動画視
聴とWeb会議システム(Zoom)を使用した講義視聴・交流会での実践報告等
を行いました。
 初の全国規模の難聴児の早期支援に関わる研修会で、保健・医療・福祉・
教育関係者1,335名の皆様にご参加いただきました。全ての特別支援学校
(聴覚障害)から管理職や乳幼児教育相談担当教員等にご参加いただきまし
た。中には校内研修の一環として全校で受講いただいた学校も何校もありま
した。また、保健・医療・福祉機関においても業務の合間に視聴いただき、
白衣姿で視聴する様子を写真でお送りいただいた機関もありました。
 開催に当たり、多くの関係者の方々にご協力いただきましたことに感謝い
たします。この全国研修会を契機として、地域での保健・医療・福祉・教育
との連携が一層深まることを期待します。

●盲ろう教育実践セミナーの開催(終了報告)と公開講座のご案内
 盲ろう教育実践セミナーを11月21日(土)、12月5日(土)、12月12日
(土)の3回に渡って、オンラインにて開催いたしました。本セミナーは、
視覚と聴覚の両方に障害のある盲ろう幼児児童生徒の教育について、障害の
状態についての把握、障害がもたらす困難性、教育活動の中で大切にしたこ
と、コミュニケーションを育てるための関わり、実践事例の紹介等の内容で
実施しました。参加者は、教育関係者だけではなく、行政・福祉・医療関係
者、学生、保護者等、さまざまな職種、お立場の方、のべ340名程に参加い
ただきました。
 1月には、以下の盲ろう教育公開講座をオンラインにて開催を予定してお
ります。
第1回 令和3年1月16日(土)
 先天性および若年性の視覚聴覚二重障害に対する医療支援
  国立病院機構東京医療センター 
  臨床研究センター 聴覚・平衡覚研究部部長 松永達雄 氏
第2回 令和3年1月23日(土)
 ICT機器の活用可能性と就労 ―盲ろう当事者の立場から―
  筑波技術大学事務補佐員・当研究所 研究支援員 森敦史 氏

◯盲ろう教育公開講座の詳細な内容、申込み方法等についてはこちら→
 https://www.nise.go.jp/nc/news/2020/1218_2

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【3】NISEダイアリー
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            「ホワイトアウト」
           宍戸 和成(国立特別支援教育総合研究所理事長)

 季節が冬になり、雪が吹き付ける北国などでは、風が強い時などに、ホワ
イトアウトという現象が起こる。この言葉は、吹雪になった幹線道路で、周
囲が真っ白になり、視界が効かなくなって、トラックなどが立ち往生したり
するような状況を想像させる。
 ホワイトアウトは、山でも起こり得る。雪山で、濃いガス(白い霧)に覆
われ、周囲が白一色になり、視界が効かなくなる。見えるのは、足元だけ。
進もうとする道や歩いてきた道が全く分からなくなったりする状況が浮かぶ。
 実は、学生時代に山登りをしていた。山の会というサークルで、夏も冬も、
時間があれば、秋も春も、山に出掛けていた。学生時代は、お金はないが、
時間は融通が利く。バイトでお金を貯めては、仲間と山行を重ねていた。い
つのことか記憶が定かではないが、多分、春山でのことだったと思う。尾根
から下ってきて、白馬大池(夏は、お花畑で有名だが…。)に差し掛かった
所で、標記のホワイトアウトを経験した。
 周りはガスが掛かり、真っ白で何も見えない。足元の雪は見えるが、歩い
てきた足跡も、誰かが歩いたトレースも見えない。仲間とどうしようかと悩
むことに。大事なことは、焦って歩き回らないことである。その場に立ち止
まって、ガスが薄くなったり切れたりして、何か、今いる位置を推測できる
手掛かりを見付けられる幸運を待つしかない。いざとなったら、その場にテ
ントを張ってビバークし、天気の回復を待つことも。
 随分と時間が経ったと思うが、運よく、ガスの晴れ間から稜線が見え、位
置を確認し、目的地へ下山することができた。
 こんな経験から、「待つこと」を覚えた。運を天に任せて、じっとしてい
ることの大切さも。あやふやな予想で動くことの危うさも感じた。動けない
時は、先ずは足元をしっかり見ることの大切さも。そして、仲間と各自の意
見を出し合い、率直な議論を行って、最後はリーダーの指示に従うことの大
切さも。遠い昔の話だが、何故こんなことを書く気になったのだろう。
 特別支援教育を取り巻く状況の変化は著しい。併せて、第5期を迎える特
総研を取り巻く状況も様々だ。独立行政法人として、課せられた使命を果た
せなければ、将来が見えないとも言える。今後、研究所がホワイトアウトの
ような状況に遭遇することもないとは言えない。そんな時、どうすればよい
か。それは、研究所の足元(現状)をしっかり見つめ、職員がこれからの特
別支援教育の在り方や研究所の有り様を議論し、最終的には、職員の力を総
結集して、進むべき道を見付け、邁進しなければいけないのだろうと思う。
 今年、第5期中期目標期間や創立50周年を迎えるに当たり、特総研の使命
は何か、どのようにそれに立ち向かえばよいか、これらは、ホワイトアウト
の状況になくても、常に考えたいことである。
 特総研が、百周年に向けて歩みを進めることは、山登りと同じだと私は思
う。特別支援教育に携わる人たちには、昔を振り返るとともに、今を大切に
し、未来を創造していって欲しい。焦らず、一歩ずつ着実に前に進もう。

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【4】研修員だより
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 今号は、令和元年度第二期特別支援教育専門研修を修了された名取藍香先
生からお寄せいただきました。

              「学ぶこと」
                     名取 藍香(山梨県立盲学校)

 研修が始まって1週間。3センチくらいの厚さのファイル一冊に閉じきれ
ないほどの資料を目の前にし、その情報量の多さに驚愕したことを今でも鮮
明に覚えています。そして、その一つ一つの資料は、今も参考書として自分
の日々の指導に役立てています。2か月間の研修は、自分が知らなかったこ
とや気付かなかった視点からの考えに触れる良い機会であり、「もっと知り
たい。」、「得た知識を実践してみたい。」という学ぶ意欲を高め、学ぶこ
との楽しさを実感できる貴重な時間でした。
 現在は、様々な経験を通してたくさんの知識を蓄えていく幼児期の子供た
ちの指導に当たっています。その子供たちと過ごす中で、「なんで?」、
「自分でやってみたい」という声をよく耳にします。その声を聞くたびに、
研修を受けていた時の私と同じように、分からないから「もっと知りたい。」、
教わったことを「自分でも試してみたい。」という気持ちになっているのだ
と感じます。そして、その気持ちこそが、学ぶためにはとても大切なことだ
と思います。子供たちのその気持ちに応えられるように、私自身も現状に満
足することなく、常に学ぶ姿勢をもって、私にできる精いっぱいの努力をし
ていきたいと思います。

○山梨県立盲学校のWebサイトはこちら→
 http://www.ysvi.kai.ed.jp/colortop/

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【5】高齢・障害・求職者雇用支援機構からのお知らせ
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●高齢・障害・求職者雇用支援機構より「働く広場」1月号のご案内
 「働く広場」は、障害者雇用に取り組む企業事例を中心に、身近な障害者
雇用問題を取り上げた障害者雇用の月刊誌です。成人期の働き方の情報とし
て、また障害者雇用を取り巻く先進的な取組のヒントとして、ご覧ください。
○1月号(12月25日発行)の掲載内容
 職業教育の質を高めるため、企業等からの外部講師を配置して授業改善及
び進路指導の充実に取り組む特別支援学校等への取材記事 ほか

○最新号の詳しい内容はこちら→
 https://www.jeed.go.jp/disability/data/works/index.html
*高齢・障害・求職者雇用支援機構ホームページのドメインが「jeed.or.jp」
から「jeed.go.jp」に変更となりましたので、ご注意ください。
*このご案内は教育現場と就労をつなぐために掲載しております。

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【6】アンケートのお願い
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 今号の記事について、以下のアンケートにご回答いただきたく、ご協力の
ほどよろしくお願いいたします。
 
○アンケートはこちら→
 https://www.nise.go.jp/limesurvey/index.php?sid=56998&lang=ja

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【7】編集後記
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 旧年中は、本研究所の研究活動ならびに事業について格別のご厚情とご指
導を賜り、心よりお礼申し上げます。
 令和2年は、新型コロナウイルス感染症の影響によって、これまでの生活
や働き方のスタイルが大きく変化した1年でした。本研究所の研究活動や各
種イベントにつきましても、インターネットを使ったオンライン会議で意見
交換をしたり、消毒液やフェイスシールドなどで対策を講じたりと、様々な
アイデアを出し合いながら検討しており、置かれた環境の中で前向きに物事
に取り組んでいくことの大切さを実感します。
 学校では、感染症対策の徹底や子供たちの心のケアなどに非常にご配慮さ
れていると伺っています。そのような状況にもかかわらず、今号では、山梨
県立盲学校の名取藍香先生に「研修員だより」のご執筆にご快諾いただきま
した。名取先生、大変ご多用の中、誠にありがとうございました。
 新型コロナウイルスだけではなく、インフルエンザも流行する季節です。
読者の皆様も体調など崩されませんよう、ご自愛専一にお過ごしください。
本年も、読者の皆様にとって有益な情報を発信できるよう一層の努力をして
まいります。今後ともご愛読の程をよろしくお願い申し上げます。
                   (第166号編集主幹 西村 崇宏)

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次号も是非ご覧ください。
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国立特別支援教育総合研究所メールマガジン 第166号(令和3年1月号)
       発行元 独立行政法人国立特別支援教育総合研究所内
           国立特別支援教育総合研究所メールマガジン編集部
           E-mail a-koho[アットマーク]nise.go.jp
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