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通常の学級における多様な教育的ニーズのある児童生徒の教科指導上の配慮に関する研究

重点課題研究

研究紹介

研究代表者
井上秀和
研究分担者
笹森洋樹、山本晃、 大崎博史、土屋忠之、西村崇宏、埴淵かおり、鈩悠介
研究班
教科指導チーム
期間
令和3~4年度

研究概要

 本研究では、小学校、中学校及び高等学校等の通常の学級における教科指導において、多様な教育的ニーズに応じた個別最適な学びの実現をめざした教育の保障という観点から、学習者の視点に基づく学習の困難さを踏まえた授業づくりや個に応じた対応、デジタル教科書やデジタル教材を含む教材教具の活用の仕方など教科指導上の配慮について検討することを目的としています。
 指導上の配慮事項を検討する際は、困難さへの対応だけでなく、障害の特性を生かす視点も大切にしながら、学習上の困難さやつまずきに関する多様な教育的ニーズに焦点を当て、研究に取り組むこととしています。教科指導上の配慮については、障害の特性に応じた指導上の困難さの共通事項に焦点を当ててまとめられているものが多いですが、本研究では各教科における学習の特徴なども視野に入れ、学習者の視点に基づく学習の困難さやつまずきに対する配慮や対応の適切さの評価という視点からも、個別最適な学びの実現をめざした配慮事項を検討していきます。研究成果は、研究成果報告書に加え、学校現場で活用できる資料としてまとめ、普及を図る予定です。

研究者紹介

  • 研究者一覧

 井上 秀和 (研究代表)
 笹森 洋樹 (研究副代表)
 山本 晃  (研究副代表)
 大崎 博史
 土屋 忠之
 西村 崇宏