重複障害児のアセスメント研究-視覚を通した環境の把握とコミュニケーションに関する初期的な力を評価するツールの改良-
研究代表者
齊藤由美子
所内研究分担者
中澤惠江
所内研究協力者
大内進,大崎博史
研究班
重複班(研究班長 笹本 健)
研究期間
平成20年度(1年間)
研究の概要
本研究は、平成18年度~19年度に実施した「重複障害児のアセスメント研究」で提案したアセスメントについて、普及と改良を行うことを目的とした単年度の研究です。前年度までの研究では、「光覚レベル」と言われる子どもの視覚について、光や色視標を用いた見え方のアセスメント、重複障害のある子どもの初期的なコミュニケーションについては、受信方法と発信方法のアセスメント及び人とのやりとりの力のアセスメントを提案しました。今年度の研究では、研究協力校や研修会等においてアセスメントの普及を行いつつ、そこで得られたデータを基にしてアセスメントツールの改良を行います。研究成果物として、現在のアセスメントツールを、より現場の教員自身が実施・活用しやすく、より子どもの教育的ニーズを反映することができるものに改良し、提案します。
登録日: 2011年6月22日 /
更新日: 2012年9月21日