障害のある子どもの教育制度の国際比較に関する基礎的研究−我が国の現状と今後の方向性を踏まえて−
研究代表者
笹本 健
所内研究分担者
中澤惠江,棟方哲弥,横尾俊,伊藤由美,齊藤由美子
所内研究協力者
大内進,藤本裕人
研究班
在り方班(研究班長 藤本裕人)
研究期間
平成20年度(1年間)
研究の概要
日本の障害のある子どもの教育では,義務教育段階においてどんなに障害が重くとも,全員が就学の機会を持つことを前提としています。また,特別支援学校,通級,認定就学の制度,および交流及び共同教育等により障害のある子どもを取り巻く小・中学校を包含した学校制度の弾力的な運用も開始されています。よりいっそう特別支援教育を推進していくためには,通常の学校に在籍する特別なニーズを有する幼児児童生徒の教育の質をさらに向上させていくことが課題となっています。そこで,当事者への支援はもとより教員や保護者,在籍児童生徒への理解啓発,環境の整備等に関して,これまでの研究の成果を踏まえて,先進国(欧米諸国)におけるそれらについて制度及び最新の教育の状況を調査し,今後の我が国の障害のある子どもの教育の方向性の検討に資する課題点を整理します。
登録日: 2011年2月3日 /
更新日: 2012年9月21日