国立特別支援教育総合研究所メールマガジン 第219号
メールマガジン
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
国立特別支援教育総合研究所(特総研)メールマガジン
第219号(令和7年6月号)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NISE(ナイセ)━━━
■目次
【お知らせ】
・「令和7年度発達障害教育基礎セミナー」開催日程のご案内
・第6回広島大学ダイバーシティ&インクルージョン推進機構(HU D&I)
特総研(NISE)ジョイントセミナー開催日程のご案内
・研究職員の公募について
【文部科学省からのお知らせ】
・公募情報
【NISEの活動紹介】
・令和7年度の研修事業部の活動について
【特総研ジャーナルの紹介】
・研究活動報告、事業報告、NISEトピックスについて
【NISEエッセイ】
・~特別研究員だより~
【高齢・障害・求職者雇用支援機構からのお知らせ】
・「働く広場」6月号のご案内
【アンケートのお願い】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【1】お知らせ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●「令和7年度発達障害教育基礎セミナー」開催日程のご案内
特総研 発達障害教育推進センターでは、「発達障害教育の情報提供等に
かかる検討会議」を設置し、通常の学級における発達障害教育の現状と課題
を把握するとともに、Webを活用した情報提供等に向けた取組を行っています。
その一環としてオンデマンド配信によるセミナーを開催し、検討会議の委
員である笹森洋樹氏より、通常の学級に在籍する発達障害のある児童生徒に
対する指導・支援について知見を提供いただきます。
教育関係者のみなさまのご参加をお待ちしています。
テーマ:通常の学級における発達障害のある子どもへの支援と環境づくり
配信期間:令和7年7月18日(金)から令和8年1月12日(月・祝)まで
実施方法:オンデマンド配信
内容:Ⅰ部 講演「個に応じた指導・支援について」
常葉大学教育学部 特任教授 笹森 洋樹 氏
対談
常葉大学教育学部 特任教授 笹森 洋樹 氏
発達障害教育推進センター センター長 長江 清和
Ⅱ部 講演「校内支援体制について」
常葉大学教育学部 特任教授 笹森 洋樹 氏
対談
常葉大学教育学部 特任教授 笹森 洋樹 氏
発達障害教育推進センター センター長 長江 清和
申込期間:令和7年6月2日(月)から11月28日(金)まで
〇申込はこちら→
https://cpedd.nise.go.jp/r7kseminar
●第6回広島大学ダイバーシティ&インクルージョン推進機構(HU D&I)
特総研(NISE)ジョイントセミナー開催日程のご案内
第6回広島大学ダイバーシティ&インクルージョン推進機構(HU D&I)
特総研(NISE)ジョイントセミナーを次の通り開催します。ご興味のある方
は、ぜひご参加ください。
テーマ:「共に創るウェルビーイング社会 テクノロジーインクルーシブ」
日時:令和7年7月26日(土)9時~16時
会場:広島大学フェニックス国際センター MIRAI CREA(ミライクリエ)
1階、2階
参加費:無料
出展ブース(一例):
分身ロボットOriHime(広島大学特別支援教育領域)、ゆめ水族園(セイ
コーエプソン株式会社)、スヌーズレン(スヌーズレンを楽しむ会)、身体
を整える空間チェア&スヌーズレンテント(株式会社ピーエーエス)など夏
休み中の子供も楽しめる、展示・体験イベントです。ぜひ、ご参加ください。
〇申込はこちら→
https://forms.office.com/r/YMwbTjMubk
〇詳細はこちら→
https://www.nise.go.jp/nc/news/2025/0430
●研究職員の公募について
令和8年4月1日採用予定の研究職員(聴覚障害教育領域)を公募してお
ります。
【採用予定職種】
任期付研究職員(若干名)
【応募期限】
令和7年7月18日(金)正午必着
応募方法や提出書類などの詳細は、下記の採用案内をご覧ください。
○採用案内はこちら→
https://www.nise.go.jp/nc/about_nise/others/recruit
なお、特総研における研究活動や組織体制、各部署における業務の内容に
ついては、研究所要覧をご参照ください。
○国立特別支援教育総合研究所要覧はこちら→
https://www.nise.go.jp/nc/report_material/research_results_publications/seminar_materials
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【2】文部科学省からのお知らせ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●公募情報
①幼稚園等における発達障害支援に関する事業を公募します!
文部科学省では今年度、幼稚園等における発達障害のある幼児等への支援
の充実、小学校への円滑な引継ぎ、幼稚園教員の特別支援教育の専門性向上
等について実践研究を行う委託事業を新たに実施します。
〇事業概要はこちら→
https://www.mext.go.jp/content/20250514-mext-tokubetu01-000042498_00.pdf.pdf
対象は都道府県・指定都市・市区町村教育委員会で、6月下旬頃公募実施
予定です。
事業期間は令和7年度から令和9年度までの3か年事業(予定)で、1団
体当たりの予算上限は190万円です。
②ICTを活用した学習障害への支援に関する事業を公募します!
文部科学省では今年度、1人1台端末などを活用した学習上の困難の早期
発見や、アクセシビリティ機能などを活用した学習上の困難への効果的な支
援等について実践研究を行う委託事業を新たに実施します。
〇事業概要はこちら→
https://www.mext.go.jp/content/20250514-mext-tokubetu01-000042498_00.pdf.pdf
対象は都道府県・指定都市・市区町村教育委員会で、6月下旬頃公募実施
予定です。
事業期間は令和7年度から令和9年度までの3か年事業(予定)で、1団
体当たりの予算上限は370万円です。
積極的なご応募をお待ちしています。ご興味がありましたら、ぜひ以下窓
口へご連絡ください。
<文部科学省窓口>
初等中等教育局 特別支援教育課 支援総括係
電話:03-5253-4111(内線:3254)
E-mail:hattatsu@mext.go.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【3】NISEの活動紹介
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
令和7年度の研修事業部の活動について
吉川 知夫(研修事業部長 上席総括研究員)
特総研は、特別支援教育に関するナショナルセンターとして、特総研の実
践的な研究成果を踏まえ、各都道府県等における特別支援教育政策や教育実
践等の推進に寄与する指導者の養成や資質向上に関わる支援を行っています。
指導者の養成を目的とした研修では、障害種別にコース・プログラムを設
け、その専門性と指導力の向上を図る特別支援教育専門研修と、特別支援教
育政策上や教育現場等の喫緊の課題に対応する指導者研究協議会・セミナー
等を実施しています。特別支援教育専門研修は、来所宿泊とオンラインを組
み合わせた約2か月間の研修です。今年度は、来所宿泊4週間、オンライン
5週間での研修を計画しています。指導者研究協議会としては、「特別支援
教育におけるICT活用」、「高等学校における通級による指導」、「交流及
び共同学習」に関わる協議会、セミナーとしては、「発達障害教育実践セミ
ナー」、また、全国特別支援学校長会との連携研修として、「特別支援学校
寄宿舎指導実践協議会」を開催します。これらは、講義等のオンデマンド配
信(一定の期間内)と同時双方向型のオンライン配信(1日)の組み合わせ、
または、講義等のオンデマンド配信(一定の期間内)と来所宿泊(1泊2日)
を組み合わせて開催する予定です。
資質向上に関わる支援では、各都道府県等における障害のある児童生徒等
の教育に携わる教員をはじめ、幅広い教員等の資質向上を支援します。具体
的には、インターネットによる講義配信「NISE学びラボ〜特別支援教育eラ
ーニング〜」です(パソコンやタブレット、スマートフォンから視聴可能)。
令和7年4月現在、174の講義を「特別支援教育全般」、「障害種別の専門
性」、「通常の学級における学びの困難さに応じた指導」に分類し、配信し
ています。また、それぞれのニーズに合わせて研修できるように、「特別支
援教育コーディネーターになったら」のような研修プログラムも用意してい
ます。さらに、各学校や教育センター等での研修に活用できる便利な機能も
備えています。このほか、免許法認定通信教育として、視覚障害者教育及び
聴覚障害者教育領域の第2欄の講義、「教育課程及び指導法」、「心理、生
理及び病理」を配信し、特別支援教育の免許状保有率の向上に寄与していま
す。今年度は、前期に「教育課程及び指導法」、後期に「心理、生理及び病
理」を開設します。是非、ご活用ください。
〇研修事業計画はこちら→
https://www.nise.go.jp/nc/training_seminar/training_main/training_project_plan
○免許法認定通信教育についてはこちら→
https://forum.nise.go.jp/tsushin/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【4】特総研ジャーナルの紹介
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●研究活動報告、事業報告、NISEトピックスについて
特総研では、研究をはじめとする様々な活動内容を紹介する「国立特別支
援教育総合研究所ジャーナル(通称:特総研ジャーナル)」を毎年作成し、
Webサイトに掲載しています。今年の4月に刊行した特総研ジャーナル最新
号の内容を3回に分けて紹介します。
-研究活動報告-
特総研が実施している重点課題研究や障害種別特定研究の研究課題のほか
にも、基礎的研究活動として実施しているテーマ別研究や障害種別専門分野
の課題に対応する研究について、令和6年度の実施報告や今後の計画等を紹
介しています。
-事業報告-
令和6年度の各部・センターで行った事業について、紹介しております。
部・センターにより、実施内容を網羅的に紹介する内容であったり、主な事
業に着目して紹介する内容であったりと、部・センターの活動の特色をお伝
えしております。
-NISEトピックス-
特総研が令和6年度に行った、イベントやセミナー、指導者研究協議会等
の様子を紹介しています。
○特総研ジャーナルはこちら→
https://www.nise.go.jp/nc/report_material/research_results_publications/kiyou_jarnal_bulletin/#!#jor
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【5】NISEエッセイ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
~特別研究員だより~
「特総研での1年、私のスタートライン」
特別研究員 西谷 勇哉(和歌山県立和歌山さくら学校)
私はこの1年間、重点課題研究の教育課程チームの一員として、チームの
研究や、自身の所属する地域の課題に関する研究に取り組みます。新しい環
境での生活や研究に不安もありましたが、特総研の皆様の温かい言葉や丁寧
な説明に支えられ、自然豊かな久里浜の環境に心地よさを感じています。
和歌山県の特別支援教育の発展に資する研究に向けては、授業づくりと授
業評価、学びの連続性・履歴・積み上げに係る個別の指導計画と県内統一様
式である「つなぎ愛シート(個別の教育支援計画)」のさらなる効果的な活
用を目指した調査・研究を進めてまいります。
また、所属校では、生活、理科、社会、職業・家庭の星本が刊行されたこ
とを受け、これらの教科を軸にした授業研究の取り組みをしています。教科
書を活用して、児童生徒が「何を学ぶか」「どのように学ぶか」を実現する
ための、私たち教師が「どう教えるか」に注力できる環境づくりに向けて、
情報収集やツールの開発等にも取り組んでいきます。
1年間という限られた期間ですが、人とのつながりを大切にしながら、和
歌山県の特別支援教育の発展に貢献できるよう、研究に励んでまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。
〇「令和7年度特別研究員(地域連携型)の皆様が来所されました」のお知
らせはこちら→
https://www.nise.go.jp/nc/news/2025/0415
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【6】高齢・障害・求職者雇用支援機構からのお知らせ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●「働く広場」6月号のご案内
「働く広場」は、障害者雇用に取り組む企業事例を中心に、身近な障害者
雇用の情報を取り上げた月刊誌です。成人期を迎えた障害者の働き方や、障
害者雇用を進める先進的な取組のヒントとして、ご覧ください。
○6月号(5月25日発行)の掲載内容
特別支援学校からの実習生の受け入れを機に障害者雇用をはじめ、現在も
従業員たちが特性を活かして活躍する食品加工会社の企業事例 ほか
○最新号についてはこちら→
https://www.jeed.go.jp/disability/data/works/index.html
*このご案内は教育現場と就労をつなぐために掲載しております。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【7】アンケートのお願い
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今号の記事について、以下のアンケートにご回答いただきたく、ご協力の
ほどよろしくお願いいたします。
○アンケートはこちら→
https://forms.office.com/r/vYwhNVNB3P
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
次号も是非ご覧ください。
「メールマガジン」へのご意見・ご感想はこちら
国立特別支援教育総合研究所メールマガジン 第219号(令和7年6月号)
発行元 独立行政法人国立特別支援教育総合研究所内
国立特別支援教育総合研究所メールマガジン編集部
E-mail a-koho[アットマーク]nise.go.jp
([アットマーク]を@にして送信してください。)
○研究所メールマガジンの利用(登録、解除、バックナンバーを含む)につ
いてはこちら→
https://www.nise.go.jp/nc/about_nise/mail_mag
-*-*-*-*-*-*- リンク集 -*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
> 特総研Webサイト
https://www.nise.go.jp/nc/
> 特総研LINE公式アカウント
https://page.line.me/126vsvuc
> 特総研X公式アカウント
https://x.com/nise_japan
> 発達障害の情報を知りたいとき
【発達障害教育推進センターWebサイト】
https://cpedd.nise.go.jp/
【発達障害ナビポータル】
https://hattatsu.go.jp/
>「合理的配慮」や「基礎的環境整備」の実践事例が知りたいとき
【インクルDB】
https://inclusive.nise.go.jp/
> インターネットで講義を聴講したいとき
https://www.nise.go.jp/nc/training_seminar/online
> 免許法認定通信教育について
https://forum.nise.go.jp/tsushin/
> 教育支援機器、教材について知りたいとき
https://kyozai.nise.go.jp/
> NISE基金について
https://www.nise.go.jp/nc/fund
-*-*-*-*-*-*--*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-